2011年11月
2011年11月28日
カメラ修理 Canon FT(キヤノンFT)
さて、きょうは Canon FT です。
FTは1966(昭和41)年の発売。
絞り込みTTL測光方式のカメラですが、F-1と同じようにコンデンサーレンズの中央にハーフミラーを内蔵、フィルムに近い部分で測光することで測光精度を上げています。
お客様からのご依頼は、腐食したプリズムの交換と、総合整備一式でした。


ペンタ頂上の稜線が目立ちますが、左右のうっすらした腐食もあります。
これは、プリズム押さえ板のクッションモルトが、樹脂カバーからはみ出した部分の腐食痕です。

プリズムを降ろして症状を確認。

良品の中古プリズム(右)に交換です。

スローシャッターの不調がありましたので、前板を外し、ガバナにアクセスします。

注油だけでは解決しませんでしたので、取り外して洗浄、注油、調整します。

またなぜか、底蓋を開けると機械グリスがあちこちベタベタに塗りたくられていました。
可能な限りぬぐい取りました。

当初は高速シャッターも開いていませんでしたが、調整をくり返し何とかクリア。
ガバナの取り付け調整をして、前板を戻します。

露出計の調整を済ませ、外装のクリーニングをして終了です。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
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ブログをご覧の皆様へ
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、カメラ修理の様子を中心にご紹介しています。
これは、皆様に代わって内部の構造などをご紹介するという趣旨でありまして、カメラの分解をお勧めしているわけではございません。
また、当ブログの記事を参考に分解等された場合の不具合等につきましては、一切責任を負いかねますのであらかじめご了承お願いいたします。
カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
どうかご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
2011年11月17日
「イカコン」後編公開されました。
こんにちは。
先日お知らせしました、動画番組の「後編」が昨日、Web上で公開されました。
http://www.nagoyatv.com/blogs/ikacon/2011/11/16/
これはWeb上のコンテンツで、「イカコン(イカすコンテンツ天国)」という、地元の面白い情報、ユニークな人など紹介する動画番組です。
「後編」は私が「カメラ修理工房」を立ち上げられた理由など背景がちょっと明らかになります。
さて、お客様の評判につながるのか否か。
前者の場合は喜劇ですが後者の場合は悲劇ですね。
試しに一度覗いてみてください(笑)
(こんなわたくしですが)今後とも、よろしくお願い致します。
工房主
なお、映像をご覧になるためにはWindows Media Playerと
Adobe Flash Playerが必要です。
ソフトウエアがインストールされていない場合は、以下からダウンロードして、お使いのパソコンにインストールしてください。
Windows Media Player
http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windowsmedia/download/default.aspx
Adobe Flash Player
http://get.adobe.com/jp/flashplayer/
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2011年11月15日
カメラ修理 Yashicaflex(ヤシカ フレックス)
きょうは、Yashicaflex です。
発売は1955(昭和30)年。
シャッターはコパル製で、B、1~1/300秒、セルフタイマー付き。
レンズは80mm/F3.5。テイクレンズがYashimar(ヤシマー)、ビューレンズにはTri-Lausar(トリローザ)が付いていました。
ご依頼は、スローシャッターの不良。張り皮交換を含めた総合整備一式をさせていただきました。

まずは、古い皮を剥がします。
完全に硬化して、頑固に固着している状態です。
ドライバーや色々な道具を使って剥がしていきます。

全て剥がすと、結構な量になりました。

次はシャッターの点検と整備。
やはりスローガバナが不調で、洗浄と注油をしました。

もちろんピントグラスやミラーの清掃も行ないます。

点検中、フィルムカウンターの戻りが悪いのを発見。
早速側板を外し、カウンター機構の点検と清掃、グリスアップを行ないました。

最後は新しい皮を、あらかじめ用意しておいた型紙に合わせて切り出します。

実機と型紙はピタリとは合わず、個体により微調整が必要なところも多々あり、調整しながら切り出します。

輝きを取り戻し、完成したヤシカフレックス。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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ブログをご覧の皆様へ
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、カメラ修理の様子を中心にご紹介しています。
これは、皆様に代わって内部の構造などをご紹介するという趣旨でありまして、カメラの分解をお勧めしているわけではございません。
また、当ブログの記事を参考に分解等された場合の不具合等につきましては、一切責任を負いかねますのであらかじめご了承お願いいたします。
カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
どうかご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
2011年11月10日
「イカコン」動画番組公開されました!(前編)
こんにちは。
先日、TV局の取材を受けたお知らせをしましたが、その番組がWeb上で公開されました!
http://www.nagoyatv.com/blogs/ikacon/2011/11/09/
TV番組ではありません。
「イカコン(イカすコンテンツ天国)」というコーナーで、地元の面白い情報、ユニークな人など紹介する動画番組です。
今回は「カメラ修理工房」紹介のはずが、必ずしもそれだけではない内容となっており、お客様の評判につながるのか否か。
前者の場合は喜劇ですが後者の場合は悲劇ですね。
試しに一度覗いてみてください(笑)
なお、来週には「後編」がアップされる予定です(内容詳細は私にも分かっていません・・・)。
(こんなわたくしですが)今後とも、よろしくお願い致します。
工房主
なお、映像をご覧になるためにはWindows Media Playerと
Adobe Flash Playerが必要です。
ソフトウエアがインストールされていない場合は、以下からダウンロードして、お使いのパソコンにインストールしてください。
Windows Media Player
http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windowsmedia/download/default.aspx
Adobe Flash Player
http://get.adobe.com/jp/flashplayer/
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2011年11月07日
カメラ修理 OLYMPUS OM-1(オリンパスOM-1)
きょうは、OLYMPUS OM-1 です。
OM-1も度々ご紹介しているカメラですね。
発売は1972(昭和47)年、それまでの一眼レフの三悪といわれた「大きい・重い・シャッター音(ミラーショック)が大きい」を追放すべく開発されました。
その後OM-1N(改良型)に進化、ダイレクト測光/電子式シャッターを搭載したOM-2や、3、4とOM一桁シリーズは展開されて行きます。
お客様からのご依頼は、総合整備一式でした。
各部診断しますと、シャッターは切れるが露出計の反応が鈍い。
調整で何とかなるのではとトップカバーを外します。

ここでシャッタースピードリングを回してみると・・・
アレ?動くはずのメーターケースが回りません。
レンズを取り付け、絞りリングを回しても同じ。

これはおかしいと、レンズボードを外します。

プーリーに巻き付いているはずの糸(連動糸)が外れています。
奥の方でも引っ掛かっている感じ。

レンズマウント部を開けてみると・・・
案の定、糸が滑車から外れあちこち挟まったり引っ掛かったりしていました。
下手をすれば切れてしまいかねませんでした。
意味も無く絞りリングやシャッタースピードリングをガチャガチャ回すのは、本当は危ないんですね。

バラして正規に通しなおします。
あとは仮組みして正常にメーターが動くか確認。
糸は各種の動滑車やカムリング、遊星ギアなどにより複雑に動きメーターに伝わります。
調整は慎重に行ないます。

その他の整備、調整が済んで完了です。レンズも分解クリーニングし、輝きを取り戻しました。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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どうかご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主