2012年04月
2012年04月27日
カメラ修理 ASAHI PENTAX KM(アサヒペンタックスKM)
こんにちは。
きょうは、ASAHI PENTAX KM です。
先週同じシリーズのK2をご紹介していますので、そちらもどうぞご覧ください。
旭光学が、1975(昭和50)年にスクリューマウントからバヨネットKマウントへの移行と同時に展開したKシリーズの中で、CdSによる定点合致式のTTLマニュアル普及機です。
ファインダー情報や操作など、Sシリーズから違和感無く移行できるよう配慮された、いわゆるSPFのKマウント版といえます。
露出計不動はじめ、総合整備一式を行ないました。
トップカバーを外すと、部品配置はSPFとあまり変わりません。
メーター不動は、電池室に接続するコードの腐食断線でした。
仮につないで通電すると、メーター指針が振れました。
コードは中の芯まで腐食していることが多いため、新しいものに交換します。
プリズムを降ろしたところ。このスポンジの劣化具合もSシリーズ同様です。
3つの丸い部品がCdS素子です。
プリズムは視野中央水平にうっすら腐食の黒い帯がありましたが、軽度なので進行しないよう処置し交換はしませんでした。
プリズム/コンデンサレンズ/フレネルレンズ(スクリーン)という構成も同じですね。
’72年発売のオリンパスOM-1(M-1)では、プリズム下面をレンズ状に球面としてコンデンサを省略し、カメラの全高を抑えることに成功しました。
各部清掃/グリスアップ、シャッタースピード/露出計調整、外装クリーニングを行ないます。
付属のレンズも大きなカビが繁殖しておりましたのできれいに分解クリーニングいたしました。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
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ブログをご覧の皆様へ
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、お客様からご依頼のあったカメラ修理の様子をご紹介しています。
カメラ修理は、ご自分で分解などなさらず是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
どうかご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
2012年04月26日
こいのぼり

こいのぼり
「♪屋根より高い~・・・」
ウチの場合は、2階の屋根より低いのですが・・・
4年ぶりくらいに、揚げました。
面倒だったからですが、子供も大きくなってきて、今年で揚げ納めにしようと。
しかし、気持ちよさそうです(^^)
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2012年04月24日
カメラ修理 Nikon FM(ニコンFM)
きょうは、Nikon FM です。
ニコン中級機シリーズのトップバッターになります。
FM/FEシリーズはそれまでのニコマートシリーズより小型で、レンズのAi化と同時にスタートしました。
FM系のシンプルな機能とオーソドックスな外観は、今でも高い人気をほこっていますね。
発売は1977(昭和52)年。
今回はシャッターロック(巻上げ不能)修理、及び総合整備一式を行ないました。

トップカバーを外したところ。
目に入る測光回路基板は巻き戻しノブ側のみでシンプルに収まってます。
測光素子はGPD(ガリウム砒素リンダイオード)でファインダー左右にあります。

プリズムを降ろすため接眼レンズなどを外していきます。
この機種のファインダー内露出表示は、3個のLEDで表される方式です。これもシンプル。
指針式の方が感覚的に分かりやすいとおっしゃる方もいらっしゃいますね。
直読式で絞り値も表示されます。

付属のレンズは標準マクロでした。
クリーニングとともに、ヘリコイドがスカスカでしたのでグリスアップも行ないました。
花や虫の接写が楽しめますね。

なかなか精悍なブラックのFMでした(装着はテストレンズ)。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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どうかご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
2012年04月16日
カメラ修理 ASAHI PENTAX K2(アサヒペンタックスK2)
きょうは、 ASAHI PENTAX K2 です。
旭光学が、1975(昭和50)年にスクリューマウントからバヨネットKマウントへの移行と同時に展開したKシリーズの中で、唯一金属幕縦走行シャッター(セイコーMF)を搭載した、マニュアル/絞り優先AEの最上位機種です。
同時にKM(いわゆるSPFのKマウント版)、KX(マニュアル専用中級機)がラインナップされました。
プリズム腐食、シャッタースピードコントロールの不具合、総合整備一式を行ないました。

トップカバーを外すと、プリズム上に束ねた配線が通っています。
この頃、フレキシブル基板はまだ使われていなかったんですね。


ファインダー視野の下辺左右に、白いモヤ状の腐食らしきものが。
修復はできませんので良品と部品交換しました。

シャッタースピードコントロールの不具合は基板の故障と考えられ、これも部品交換です。

部品交換と総合整備によりよみがえったK2。
AE精度、シャッタースピード精度もしっかり出すことが出来ました。
まだまだ活躍できそうですね。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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ありがとうございました(^_^)
工房主
2012年04月13日
カメラ修理 M-ROKKOR 28mm/F2.8(Mロッコール28mmF2.8)
今日は、M-ROKKOR 28mm/F2.8 です。
これは、MINOLTA CLE用に開発された、ライカMマウントレンズです。
発売はCLEと同じく1981(昭和56)年。
このレンズには、前玉裏面に水泡状の汚れが発生する持病があります。
当時はメーカーで対策品と交換してくれたとも聞きますが、当然現在では不可能。

ご依頼は、この水泡状の汚れクリーニングでした。
つぶつぶが一面に見えているのがそれで、裏面のコーティングが劣化して発生するそうです。
このクリーニングには、いわゆる「外科的」手術が伴いますので、お客様には多少のリスクがあることをご了解いただいた上で施術させていただきました。

このように、クリーニングしてもコーティングの剥れた痕(斑点状)は残ってしまいますが、そのままで撮影されるよりは格段に良いと思いますし、何より気持ちがいいです。

遠目ではほとんど分からないくらい綺麗になり、お客様にもたいへん喜んでいただけました。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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ありがとうございました(^_^)
工房主