2016年09月
2016年09月12日
カメラ修理 TOKO SAWYER'S MARKⅣ ソーヤーズ マークⅣ
こんにちは。久しぶりの更新となります。
楽しみにして下さっている方々には大変申し訳ありませんでした。
修理工房が無くなった訳ではありませんのでご安心ください(笑)
これからも、とつとつとですが更新していきますので、お付き合いお願いいたします(礼)
きょうは、SAWYER'S MARK Ⅳ です。
TOKO(東京光学・現在のトプコン)の4×4判二眼レフ、PRIMO-JRのOEM機です。
主にアメリカ向けに作られたそうで、製造は1958年頃。
手元のPRIMO-JRと比較してみましても、銘板以外はほとんど同じ仕様のようでした。
シャッター羽根オイル付着等の不具合修理を含めた、総合整備一式を行いました。

レンズボードのビューレンズ、シャッターユニット及びテイクレンズを取り外します。
レンズは個々に分解し、専用溶剤でクリーニングしました。

シャッターユニットは精工舎MXL、分解して整備するとともにシャッター羽根を分解洗浄。付着したオイルや汚れを落とします。
万一部品の変形や欠損があっても、このユニットは多く使用されているため部品の融通がきき、結構修理が可能です。


テイクレンズの後群にクモリがありましたが、クリーニングでかなり綺麗にできました。

ファインダーも分解、クリーニングします。
上側のピントグラスはガラス製、下側のフレネルレンズは樹脂製で、レンズがF2.8ということもあり、ファインダーを覗いた感じは、かなり明るい印象でした。(写真は裏返した状態です)

ヘリコイドの操作時に引っ掛かるような手応えがあったので、側面板を取外し確認します。
写真は巻上げギアと周辺のリンク部分。フィルムカウンターの一部も見えてますね。
これらの機構周りも点検、清掃、グリスアップします。

前写真のギア機構周りを取り外しますと、やっとヘリコイドのカム部分が見えてきます。
引っ掛かりの原因は、このカムの回転を抑制する円筒形の部品が傾いて、カムそのものに接触して発生していました。分解・調整とグリスアップを行いました。

フィルムが入手困難で、中には35mmフィルムが使えるように改造する猛者もいらっしゃるようですね。
なかなか希少な機種かと思います。どうか末永くご愛用ください。
次回機種は未定です。お楽しみに。
*********************************************
当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
*********************************************
ブログをご覧の皆様へ
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、お客様からご依頼のあったカメラ修理の様子を中心にご紹介しています。
カメラ修理は、ご自分で分解などなさらず是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、お願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
楽しみにして下さっている方々には大変申し訳ありませんでした。
修理工房が無くなった訳ではありませんのでご安心ください(笑)
これからも、とつとつとですが更新していきますので、お付き合いお願いいたします(礼)
きょうは、SAWYER'S MARK Ⅳ です。
TOKO(東京光学・現在のトプコン)の4×4判二眼レフ、PRIMO-JRのOEM機です。
主にアメリカ向けに作られたそうで、製造は1958年頃。
手元のPRIMO-JRと比較してみましても、銘板以外はほとんど同じ仕様のようでした。
シャッター羽根オイル付着等の不具合修理を含めた、総合整備一式を行いました。

レンズボードのビューレンズ、シャッターユニット及びテイクレンズを取り外します。
レンズは個々に分解し、専用溶剤でクリーニングしました。

シャッターユニットは精工舎MXL、分解して整備するとともにシャッター羽根を分解洗浄。付着したオイルや汚れを落とします。
万一部品の変形や欠損があっても、このユニットは多く使用されているため部品の融通がきき、結構修理が可能です。


テイクレンズの後群にクモリがありましたが、クリーニングでかなり綺麗にできました。

ファインダーも分解、クリーニングします。
上側のピントグラスはガラス製、下側のフレネルレンズは樹脂製で、レンズがF2.8ということもあり、ファインダーを覗いた感じは、かなり明るい印象でした。(写真は裏返した状態です)

ヘリコイドの操作時に引っ掛かるような手応えがあったので、側面板を取外し確認します。
写真は巻上げギアと周辺のリンク部分。フィルムカウンターの一部も見えてますね。
これらの機構周りも点検、清掃、グリスアップします。

前写真のギア機構周りを取り外しますと、やっとヘリコイドのカム部分が見えてきます。
引っ掛かりの原因は、このカムの回転を抑制する円筒形の部品が傾いて、カムそのものに接触して発生していました。分解・調整とグリスアップを行いました。

フィルムが入手困難で、中には35mmフィルムが使えるように改造する猛者もいらっしゃるようですね。
なかなか希少な機種かと思います。どうか末永くご愛用ください。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
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当ブログでは、お客様からご依頼のあったカメラ修理の様子を中心にご紹介しています。
カメラ修理は、ご自分で分解などなさらず是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、お願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主