2020年04月
2020年04月14日
カメラ修理 minolta AUTOCORD(ミノルタ オートコード)の総合整備
こんにちは。
きょうは、Minolta AUTOCORD です。
AUTOCORDは、生産期間が長く、様々なモデルが存在するようです。
1955(昭和30)年の発売。1970年代初頭まで生産され続けました。

整備前の状態です。表皮が失われたり、剥れているのが分かります。
修理ご依頼品は初期型に相当し、ピントフードにCHIYOKO(千代田光学)の逆三角マークがあり、
ネームプレートのミノルタの「M」が大文字なのが特徴です。
シャッターはCITIZEN-MXV、1/400・1/200・1/100・1/50・1/25・1/10・1/5・1/2・1・B、セルフタイマー。
テイクレンズは CHIYOKO・ROKKOR 75mm/F3.5。
レンズボードの繰り出し/入れはヘリコイド構造になっています。造りが全体に大変しっかりしており、さすがミノルタといった印象です。
総合整備一式を行いました。一部作業をご紹介します。



シャッターユニット、シチズンMXV。分解・整備を行いました。
セルフタイマー部に一部不具合があり、ユニット交換を行いました。
シャッターが正確に切れるよう、秒時の調整をします。

レンズはカビやクモリが認められ、出来る限りのクリーニングと、一部研磨をいたしました。

表皮は剥れや破れ、劣化がありましたので、型紙により切り出して、新規製作いたしました。

ビューミラー、ピントグラス、フレネルレンズも分解・クリーニングし、視界は見違えるようにスッキリ!!

各部も磨き上げられ、生き返ったAUTOCORD。
次回機種は未定です。お楽しみに!
*********************************************
当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
*********************************************
ブログをご覧の皆様へ
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、お客様からご依頼のあったカメラ修理の様子を中心にご紹介しています。
カメラ修理は、ご自分で分解などなさらず是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、お願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
きょうは、Minolta AUTOCORD です。
AUTOCORDは、生産期間が長く、様々なモデルが存在するようです。
1955(昭和30)年の発売。1970年代初頭まで生産され続けました。

整備前の状態です。表皮が失われたり、剥れているのが分かります。
修理ご依頼品は初期型に相当し、ピントフードにCHIYOKO(千代田光学)の逆三角マークがあり、
ネームプレートのミノルタの「M」が大文字なのが特徴です。
シャッターはCITIZEN-MXV、1/400・1/200・1/100・1/50・1/25・1/10・1/5・1/2・1・B、セルフタイマー。
テイクレンズは CHIYOKO・ROKKOR 75mm/F3.5。
レンズボードの繰り出し/入れはヘリコイド構造になっています。造りが全体に大変しっかりしており、さすがミノルタといった印象です。
総合整備一式を行いました。一部作業をご紹介します。



シャッターユニット、シチズンMXV。分解・整備を行いました。
セルフタイマー部に一部不具合があり、ユニット交換を行いました。
シャッターが正確に切れるよう、秒時の調整をします。

レンズはカビやクモリが認められ、出来る限りのクリーニングと、一部研磨をいたしました。

表皮は剥れや破れ、劣化がありましたので、型紙により切り出して、新規製作いたしました。

ビューミラー、ピントグラス、フレネルレンズも分解・クリーニングし、視界は見違えるようにスッキリ!!

各部も磨き上げられ、生き返ったAUTOCORD。
次回機種は未定です。お楽しみに!
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そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
2020年04月10日
カメラ修理 RICOH AUTOHALF(リコー オートハーフ)
こんにちは。
今日は、RICOH AUTOHALF(初期型) です。
AUTOHALFは1962(昭和37)年の発売。
25mm/F2.8のパンフォーカスレンズを搭載。
露出計はセレン電池の針押さえ式。
ゼンマイスプリング(スプリングモーター)によるオート巻上げの出来るハーフサイズカメラです。
スプリングさえ巻き上げれば、レリーズボタンを押すだけで露出、露光、フィルム巻上げがオートで行われます。
何気に36枚撮りを入れてしまうと、70枚以上撮れてしまいます!
その後は、CdS式露出計に進化し、SE、SLなど多くの機種が開発されました。
総合整備一式を行いました。

ファインダー、レンズボード、シャッターユニット...
丁寧に部品を取外して行き、分解・クリーニング。
巻上げ機構のガバナ部分に部品の損傷があったため、部品の交換も行いました。
必要な部分には注油などグリスアップを行いながら、組み立てて行きます。
取外し式の裏蓋にはモルトがたくさん使われていますので、型紙に沿って切り出したものを貼りなおします。
セレン電池さえ生きていれば、オシャレなスナップカメラとして重宝しそう。

次回機種は未定です。お楽しみに!
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
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カメラ修理は、ご自分で分解などなさらず是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、お願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
今日は、RICOH AUTOHALF(初期型) です。
AUTOHALFは1962(昭和37)年の発売。
25mm/F2.8のパンフォーカスレンズを搭載。
露出計はセレン電池の針押さえ式。
ゼンマイスプリング(スプリングモーター)によるオート巻上げの出来るハーフサイズカメラです。
スプリングさえ巻き上げれば、レリーズボタンを押すだけで露出、露光、フィルム巻上げがオートで行われます。
何気に36枚撮りを入れてしまうと、70枚以上撮れてしまいます!
その後は、CdS式露出計に進化し、SE、SLなど多くの機種が開発されました。
総合整備一式を行いました。

ファインダー、レンズボード、シャッターユニット...
丁寧に部品を取外して行き、分解・クリーニング。
巻上げ機構のガバナ部分に部品の損傷があったため、部品の交換も行いました。
必要な部分には注油などグリスアップを行いながら、組み立てて行きます。
取外し式の裏蓋にはモルトがたくさん使われていますので、型紙に沿って切り出したものを貼りなおします。
セレン電池さえ生きていれば、オシャレなスナップカメラとして重宝しそう。

次回機種は未定です。お楽しみに!
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そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
2020年04月08日
カメラ修理 PENTAX superA(ペンタックス スーパーA)の整備
こんにちは。
今日は、PENTAX superA です。
superAは、1983(昭和58)年の発売。
従来のKマウントから、6個の電子接点が新しく設けられ、KA マウントに進化しました。
MEスーパーに比べ、プログラムAE、シャッター速度優先AEが追加され、当時流行のマルチモード・プログラムAE機の仲間入りを果たしました。
シャッターはセイコー縦走りメタルフォーカルプレーン。1/2000~15秒。
ファインダー周りのクリーニングと、劣化モルト類の交換を含めた整備一式を行いました。

トップカバーを外すと、複数の重なったフレキシブル基板が現れます。
全体の構成はMEスーパーに良く似ています。
新しく設けられたレンズマウントの6個の接点も見えますね。

機能が増えると基板の引き回しも複雑になります。
ファインダー内や外部表示を含め、この機種では、それまでのLEDではなくLCD(液晶)が採用されて、省電力化されています。

小型、軽量で手になじみ、使いやすいカメラです。
次回機種は未定です。お楽しみに!
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また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
今日は、PENTAX superA です。
superAは、1983(昭和58)年の発売。
従来のKマウントから、6個の電子接点が新しく設けられ、KA マウントに進化しました。
MEスーパーに比べ、プログラムAE、シャッター速度優先AEが追加され、当時流行のマルチモード・プログラムAE機の仲間入りを果たしました。
シャッターはセイコー縦走りメタルフォーカルプレーン。1/2000~15秒。
ファインダー周りのクリーニングと、劣化モルト類の交換を含めた整備一式を行いました。

トップカバーを外すと、複数の重なったフレキシブル基板が現れます。
全体の構成はMEスーパーに良く似ています。
新しく設けられたレンズマウントの6個の接点も見えますね。

機能が増えると基板の引き回しも複雑になります。
ファインダー内や外部表示を含め、この機種では、それまでのLEDではなくLCD(液晶)が採用されて、省電力化されています。

小型、軽量で手になじみ、使いやすいカメラです。
次回機種は未定です。お楽しみに!
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カメラ修理は、ご自分で分解などなさらず是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、お願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
2020年04月03日
カメラ修理 OLYMPUS XA (オリンパスXA)の分解・整備
こんにちは。
今日は、OLYMPUS XA です。
XAは、1979(昭和54)年の発売。
レンズキャップやケースが不要の、スライド式レンズバリア を採用した、絞り優先AEレンジファインダーカメラです。
大変ヒットして、発売当初はなかなか手に入らなかったそうですね。
このカプセル型カメラ、当工房では、オリンパスの中でもOM-1に次いで修理依頼の多いカメラです。
露出不安定症状修理を含めた、総合整備を行いました。
作業の一部をご紹介します。

露出が不安定な原因は、絞りレバーに連動して動く、光量調整リングの劣化でした。
光量を調整する小さな穴が開いたフィルムが貼られているのですが、劣化して剥れたりしておりました。


カバー(外殻)を外し、ファインダー、前群レンズ、絞りユニット、シャッター羽根など順序良く外して行きます。
巻上げ部分以外は、ほぼこの一つのユニットに集約されています。
写真に見えているのは、フィルム室側の後群レンズですね。
ここまでしないとレンズを外して内面のクリーニングが出来ません。


今見てもクールでカッコイイ!
いい道具を所有するような、喜びを感じさせてくれるカメラです。
次回機種は未定です。お楽しみに!
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また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
今日は、OLYMPUS XA です。
XAは、1979(昭和54)年の発売。
レンズキャップやケースが不要の、スライド式レンズバリア を採用した、絞り優先AEレンジファインダーカメラです。
大変ヒットして、発売当初はなかなか手に入らなかったそうですね。
このカプセル型カメラ、当工房では、オリンパスの中でもOM-1に次いで修理依頼の多いカメラです。
露出不安定症状修理を含めた、総合整備を行いました。
作業の一部をご紹介します。

露出が不安定な原因は、絞りレバーに連動して動く、光量調整リングの劣化でした。
光量を調整する小さな穴が開いたフィルムが貼られているのですが、劣化して剥れたりしておりました。


カバー(外殻)を外し、ファインダー、前群レンズ、絞りユニット、シャッター羽根など順序良く外して行きます。
巻上げ部分以外は、ほぼこの一つのユニットに集約されています。
写真に見えているのは、フィルム室側の後群レンズですね。
ここまでしないとレンズを外して内面のクリーニングが出来ません。


今見てもクールでカッコイイ!
いい道具を所有するような、喜びを感じさせてくれるカメラです。
次回機種は未定です。お楽しみに!
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ありがとうございました(^_^)
2020年04月01日
カメラ修理 Canon AE-1(キヤノンAE-1)の分解・整備
ご無沙汰しております。3年ぶりの更新となります。
2020年も、早くも4月に入りました。こちらのソメイヨシノはほぼ満開となりました。

いろいろと困難や変化の大きい年となっていますが、せめて趣味や嗜好の楽しみは奪われたくありませんね。
今日から不定期ですが、カメラ修理ブログを再開したいと思います。
よろしくお願いいたします。
再開第一弾は、 Canon AE-1 です。
AE-1は1976(昭和51)年の発売。シャッター速度優先式AE一眼レフです。LSIを内蔵し、デジタル信号により露出から各部の制御までを行っています。
マイコン搭載のカメラ。「連写一眼」のコピーが懐かしいですね。
傷ついたフォーカシングスクリーンの交換、バルサム切れを起こした接眼レンズの交換、AE精度調整、メーター指針精度調整、シャッター速度精度調整等を含めた整備一式を承りました。
作業の一部をご紹介します。


トップカバーを外します。ネジやCリングなど手間は多い方ですが、A-1に比べるとかなり楽です。
フレキシブル基板が露出しますので、プリズムを降ろすために、要所の配線を外します。

LSIって、これかな?半固定抵抗などあって、アナログ感ありますね。

スクリーン、コンデンサレンズ、メーター、プリズムはユニットになっていて、フレキを傷つけないよう注意しながら取り出します。
あれ、何だか兜飾りに見えてきました、笑。
この後はユニットを分解してクリーニング。スクリーンは中古良品と交換しました。
この機体ではシャッター鳴き症状はありませんでしたが、予防のための処置を行い、絞り連動レバー機構部の整備も行いました。

外装各部も磨き上げられ、ブラックボディーがカッコイイAE-1です。
次回機種は未定です。
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そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
2020年も、早くも4月に入りました。こちらのソメイヨシノはほぼ満開となりました。

いろいろと困難や変化の大きい年となっていますが、せめて趣味や嗜好の楽しみは奪われたくありませんね。
今日から不定期ですが、カメラ修理ブログを再開したいと思います。
よろしくお願いいたします。
再開第一弾は、 Canon AE-1 です。
AE-1は1976(昭和51)年の発売。シャッター速度優先式AE一眼レフです。LSIを内蔵し、デジタル信号により露出から各部の制御までを行っています。
マイコン搭載のカメラ。「連写一眼」のコピーが懐かしいですね。
傷ついたフォーカシングスクリーンの交換、バルサム切れを起こした接眼レンズの交換、AE精度調整、メーター指針精度調整、シャッター速度精度調整等を含めた整備一式を承りました。
作業の一部をご紹介します。


トップカバーを外します。ネジやCリングなど手間は多い方ですが、A-1に比べるとかなり楽です。
フレキシブル基板が露出しますので、プリズムを降ろすために、要所の配線を外します。

LSIって、これかな?半固定抵抗などあって、アナログ感ありますね。

スクリーン、コンデンサレンズ、メーター、プリズムはユニットになっていて、フレキを傷つけないよう注意しながら取り出します。
あれ、何だか兜飾りに見えてきました、笑。
この後はユニットを分解してクリーニング。スクリーンは中古良品と交換しました。
この機体ではシャッター鳴き症状はありませんでしたが、予防のための処置を行い、絞り連動レバー機構部の整備も行いました。

外装各部も磨き上げられ、ブラックボディーがカッコイイAE-1です。
次回機種は未定です。
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
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ありがとうございました(^_^)