>>Nikon その他
2011年01月11日
カメラ修理 ニコンF フォトミックTファインダー
こんにちは。
さて今日は、Nikon F Photomic Tファインダー です。
Nikon F Photomic Tは、1962(昭和37)年発売のNikon F Photomic をTTL測光化し改良したもので、1965(昭和40)年に発売されました。
とにかくメカニカルな構造で、整備性も悪くないのですが、さすがに45年以上経過しますとリング状の摺動抵抗が劣化したりし、針がスムーズに振れない物も多いようです。
お客様ご依頼品の症状も、まさにその通りでした。

奥はCdsのユニット基板。


抵抗部の清掃では接触不良は解消せず、他機からの移植を受けて無事完治しました。
針の動きがスムーズな個体は、今では貴重なようですね。
次回機種は未定です。
お楽しみにお待ちください。
*********************************************
当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
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ブログをご覧の皆様へ
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、カメラ修理の様子を中心にご紹介しています。
これは、皆様に代わって内部の構造などをご紹介するという趣旨でありまして、カメラの分解をお勧めしているわけではございません。
また、当ブログの記事を参考に分解等された場合の不具合等につきましては、一切責任を負いかねますのであらかじめご了承お願いいたします。
カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
さて今日は、Nikon F Photomic Tファインダー です。
Nikon F Photomic Tは、1962(昭和37)年発売のNikon F Photomic をTTL測光化し改良したもので、1965(昭和40)年に発売されました。
とにかくメカニカルな構造で、整備性も悪くないのですが、さすがに45年以上経過しますとリング状の摺動抵抗が劣化したりし、針がスムーズに振れない物も多いようです。
お客様ご依頼品の症状も、まさにその通りでした。

奥はCdsのユニット基板。


抵抗部の清掃では接触不良は解消せず、他機からの移植を受けて無事完治しました。
針の動きがスムーズな個体は、今では貴重なようですね。
次回機種は未定です。
お楽しみにお待ちください。
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工房主
camera_repair_minoha at 14:56|Permalink│Comments(0)│
2010年11月05日
カメラ修理 ニコンF3T HPファインダー
こんにちは。
今日は、Nikon F3T HPファインダー です。
Nikon F3Tは、1982(昭和57)年の発売。
ブラック塗装F3シリーズの中で、唯一のシルバーモデルでした。
別名「白チタン」。チタンモデルは2年後に「チタニウムブラック」が発売され、「白」の生産は6年間と、F3としては短命だったそうです。
HPとはハイアイポイントのことで、眼鏡をかけたままでも全視野を見ることが可能なため、使いやすいファインダーです。

お客様からのご依頼は、プリズムのカビ等クリーニングでした。
カメラ本体はメーカーでオーバーホールしてもらえたそうですが、ファインダーについては消耗部品の在庫払底で修理不可だったそうです。

プリズム清掃のためカバー類を外します。

お客様にお断りして、防塵・防滴用のラバーシールはそのまま再利用します。
このシールは、標準のアイレベルファインダーには装備されていませんね。


これがアイピースシャッター。
カビはプリズム底面、接眼レンズとも目立っていましたが、ほとんど痕も残すことなくクリーニングすることが出来ました。
次回機種は未定です。
お楽しみに。
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当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
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カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
店主
今日は、Nikon F3T HPファインダー です。
Nikon F3Tは、1982(昭和57)年の発売。
ブラック塗装F3シリーズの中で、唯一のシルバーモデルでした。
別名「白チタン」。チタンモデルは2年後に「チタニウムブラック」が発売され、「白」の生産は6年間と、F3としては短命だったそうです。
HPとはハイアイポイントのことで、眼鏡をかけたままでも全視野を見ることが可能なため、使いやすいファインダーです。

お客様からのご依頼は、プリズムのカビ等クリーニングでした。
カメラ本体はメーカーでオーバーホールしてもらえたそうですが、ファインダーについては消耗部品の在庫払底で修理不可だったそうです。

プリズム清掃のためカバー類を外します。

お客様にお断りして、防塵・防滴用のラバーシールはそのまま再利用します。
このシールは、標準のアイレベルファインダーには装備されていませんね。


これがアイピースシャッター。
カビはプリズム底面、接眼レンズとも目立っていましたが、ほとんど痕も残すことなくクリーニングすることが出来ました。
次回機種は未定です。
お楽しみに。
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当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
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いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、カメラ修理の様子を中心にご紹介しています。
これは、皆様に代わって内部の構造などをご紹介するという趣旨でありまして、カメラの分解をお勧めしているわけではございません。
また、当ブログの記事を参考に分解等された場合の不具合等につきましては、一切責任を負いかねますのであらかじめご了承お願いいたします。
カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
店主
camera_repair_minoha at 10:43|Permalink│Comments(0)│