>>PENシリーズ
2020年05月12日
カメラ修理 OLYMPUS-PEN S(オリンパス ペンS)の総合整備
こんにちは。
きょうは、OLYMPUS-PEN S です。
PEN-Sは、ハーフサイズのレンズシャッターカメラ。
修理依頼品は、1960(昭和35)年発売のS2.8です。
D.Zuiko 30mm/F2.8レンズを搭載。
PEN-SにはF3.5レンズを搭載したモデルもあり、こちらは1965(昭和40)年の発売です。
総合整備一式を行いましたので、一部をご紹介します。

部品構成はいたってシンプルです。
シャッターユニット裏には、41.6のスタンプ。昭和41年6月を表していると思われますね。

シャッター羽根やその周辺はオイルが付着し粘りが発生していましたので、分解洗浄しました。
シャッターユニット内部も要所のクリーニング/注油等行い、各部スムーズにリンクするように整備します。


ファインダーは、トップカバー側に取り付けられています。デザインよくまとめられていますね。
トップカバーから外し、前面ガラス、対物レンズ2枚は出来るだけ外してクリーニングします。
ファインダーが綺麗になるだけで、気分良く撮影できますよね。

外装も磨き上げられて、美しく甦ったPEN-S2.8です。
次回機種は未定です。お楽しみに!
*********************************************
当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
*********************************************
ブログをご覧の皆様へ
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、お客様からご依頼のあったカメラ修理の様子を中心にご紹介しています。
カメラ修理は、ご自分で分解などなさらず是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、お願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
きょうは、OLYMPUS-PEN S です。
PEN-Sは、ハーフサイズのレンズシャッターカメラ。
修理依頼品は、1960(昭和35)年発売のS2.8です。
D.Zuiko 30mm/F2.8レンズを搭載。
PEN-SにはF3.5レンズを搭載したモデルもあり、こちらは1965(昭和40)年の発売です。
総合整備一式を行いましたので、一部をご紹介します。

部品構成はいたってシンプルです。
シャッターユニット裏には、41.6のスタンプ。昭和41年6月を表していると思われますね。

シャッター羽根やその周辺はオイルが付着し粘りが発生していましたので、分解洗浄しました。
シャッターユニット内部も要所のクリーニング/注油等行い、各部スムーズにリンクするように整備します。


ファインダーは、トップカバー側に取り付けられています。デザインよくまとめられていますね。
トップカバーから外し、前面ガラス、対物レンズ2枚は出来るだけ外してクリーニングします。
ファインダーが綺麗になるだけで、気分良く撮影できますよね。

外装も磨き上げられて、美しく甦ったPEN-S2.8です。
次回機種は未定です。お楽しみに!
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ありがとうございました(^_^)
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2015年12月06日
カメラ修理 OLYMPUS PEN-D オリンパスペンD
こんにちは。
きょうは、OLYMPUS PEN–D です。
PEN-Dは、F1.9の大口径レンズを搭載したハーフ判高級マニュアルコンパクトカメラです。
発売は1962(昭和37)年、なんと工房主と同い歳です(w)
トップカバーにセレン式の光度計を装備、シャッターはコパル製で最高速は1/500秒となっています。
お客様のご依頼で、総合整備一式を行いました。

トップカバーを外しますと、真ん中にデーンと、ファインダー+セレン式光度計ユニットが鎮座しています。
光度計は、約1段オーバー(振れが足りない)でした。

ユニットを降ろすと、巻き上げ&チャージ機構が現れます。至ってシンプル。
巻き上げ時に少々引っ掛かる症状がありました。
チャージ用のスプリングは少々延びぎみです。


鏡筒を外したら、シャッターユニット、絞りユニット、ヘリコイド、そして操作リング類の整備をします。
レンズも分解して、クリーニングを行います。

裏蓋では劣化したモルトを交換します。型紙から切り出した新しいモルトを張り込みます。
モルトを交換すると、裏蓋を取り付ける時のノブの手応えが増して、しっかり遮光&防塵されているという安心感が得られます。


巻き上げ&チャージ機構は、分解して古い油や汚れをクリーニングし、滑らかに作動するようグリスアップしながら組み上げました。

各部がリフレッシュされ、光度計も適正に調整されました。
初代Dは、電池の液漏れの心配が無いのがいいですね。
手軽に撮れる、ハーフサイズの高級コンパクトカメラです。
次回機種は未定です。どうぞお楽しみに。
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
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また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
きょうは、OLYMPUS PEN–D です。
PEN-Dは、F1.9の大口径レンズを搭載したハーフ判高級マニュアルコンパクトカメラです。
発売は1962(昭和37)年、なんと工房主と同い歳です(w)
トップカバーにセレン式の光度計を装備、シャッターはコパル製で最高速は1/500秒となっています。
お客様のご依頼で、総合整備一式を行いました。

トップカバーを外しますと、真ん中にデーンと、ファインダー+セレン式光度計ユニットが鎮座しています。
光度計は、約1段オーバー(振れが足りない)でした。

ユニットを降ろすと、巻き上げ&チャージ機構が現れます。至ってシンプル。
巻き上げ時に少々引っ掛かる症状がありました。
チャージ用のスプリングは少々延びぎみです。


鏡筒を外したら、シャッターユニット、絞りユニット、ヘリコイド、そして操作リング類の整備をします。
レンズも分解して、クリーニングを行います。

裏蓋では劣化したモルトを交換します。型紙から切り出した新しいモルトを張り込みます。
モルトを交換すると、裏蓋を取り付ける時のノブの手応えが増して、しっかり遮光&防塵されているという安心感が得られます。


巻き上げ&チャージ機構は、分解して古い油や汚れをクリーニングし、滑らかに作動するようグリスアップしながら組み上げました。

各部がリフレッシュされ、光度計も適正に調整されました。
初代Dは、電池の液漏れの心配が無いのがいいですね。
手軽に撮れる、ハーフサイズの高級コンパクトカメラです。
次回機種は未定です。どうぞお楽しみに。
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
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カメラ修理は、ご自分で分解などなさらず是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、お願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
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2014年12月25日
カメラ修理 OLYMPUS-PEN(1ST) オリンパスペン(初代)
こんにちは。
オリンパス続きとなりますが・・・きょうは、OLYMPUS-PEN(初代) です。
入社間もない米谷技師が、「6000円で売れるカメラを作れ」といわれ開発されたハーフサイズカメラ、有名なエピソードですね。
最初期型は1959(昭和34)年に発売されたそうです。
ご依頼品は初代の中でも最後期(1962~64年)に製造されたモデルです。
レンズはD.ZUIKO 28mm/F3.5。
シャッターはコパル#000、2枚羽根のバリオタイプで、B・1/25・1/50
1/100・1/200秒(非倍数系列)。シンクロ付き。
整備一式を行いました。

トップカバーと巻き上げノブ、フィルムカウンター円盤等を外したところです。
PEN-S2.8を見慣れた目には、何だか部品が足りないように思えてしまいます。
とってもシンプル、だけどとても良く考えられてます(当たり前か!)

ファインダーブロックは、トップカバー側に付く構成。
S2.8では金属製の縮み塗装仕上げのファインダーカバーでしたが、初代はダークグレーの樹脂製ですね。
程度の良い、交換用の部品がお客様より提供されましたので、部分的に組み替えて整備しました。
対物レンズは、2枚の内側がなぜか良く汚れているものです。
外せるものは出来る限り外して、内側もクリーニングしています。
ファインダーは、後で事件が起こるのですが・・・


シャッターユニットの制御盤を外すと、このように更地?が多く残っています。
シャッター速度が6スピードのS-2.8(下のグリーン背景の方)との大きな違いは、ガバナ部品の大きさですね。
4スピードのこちら(上のホワイト背景の方)は、半分以下の大きさ(右下部分)です。


シャッターユニット裏面には、38.11.の印字。

シャッター羽根は2枚構成のバリオ式で、PEN-EEやXAシリーズも同タイプです。

レンズ構成は3群4枚。何という小ささ。

絞り羽根も然り。4枚構成です。経年による汚れなど、落としました。
鏡筒周り、特にシャッター速度リングの操作が重い症状も、クリーニングとグリスアップで気持ちよく回るようになりました。

完成しご返送、お客様による試写をしていただいたところ、「ファインダー視野と写真が一致しない。」
再度お送りいただき確認すると、ファインダー内のブライトフレーム用ガラスがズレておりまして・・・(汗)
オリジナルの接着が弱っていたようです。チェックが行き届いておりませんで大変ご迷惑をお掛けしました。
すぐに再調整のうえ接着し直し、無事納品となりました。
2014年も残すところ1週間を切りました。
いつもご覧いただき、誠にありがとうございました。
この1年間のご愛顧に感謝いたします。
来年も、変わらずお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
オリンパス続きとなりますが・・・きょうは、OLYMPUS-PEN(初代) です。
入社間もない米谷技師が、「6000円で売れるカメラを作れ」といわれ開発されたハーフサイズカメラ、有名なエピソードですね。
最初期型は1959(昭和34)年に発売されたそうです。
ご依頼品は初代の中でも最後期(1962~64年)に製造されたモデルです。
レンズはD.ZUIKO 28mm/F3.5。
シャッターはコパル#000、2枚羽根のバリオタイプで、B・1/25・1/50
1/100・1/200秒(非倍数系列)。シンクロ付き。
整備一式を行いました。

トップカバーと巻き上げノブ、フィルムカウンター円盤等を外したところです。
PEN-S2.8を見慣れた目には、何だか部品が足りないように思えてしまいます。
とってもシンプル、だけどとても良く考えられてます(当たり前か!)

ファインダーブロックは、トップカバー側に付く構成。
S2.8では金属製の縮み塗装仕上げのファインダーカバーでしたが、初代はダークグレーの樹脂製ですね。
程度の良い、交換用の部品がお客様より提供されましたので、部分的に組み替えて整備しました。
対物レンズは、2枚の内側がなぜか良く汚れているものです。
外せるものは出来る限り外して、内側もクリーニングしています。
ファインダーは、後で事件が起こるのですが・・・


シャッターユニットの制御盤を外すと、このように更地?が多く残っています。
シャッター速度が6スピードのS-2.8(下のグリーン背景の方)との大きな違いは、ガバナ部品の大きさですね。
4スピードのこちら(上のホワイト背景の方)は、半分以下の大きさ(右下部分)です。


シャッターユニット裏面には、38.11.の印字。

シャッター羽根は2枚構成のバリオ式で、PEN-EEやXAシリーズも同タイプです。

レンズ構成は3群4枚。何という小ささ。

絞り羽根も然り。4枚構成です。経年による汚れなど、落としました。
鏡筒周り、特にシャッター速度リングの操作が重い症状も、クリーニングとグリスアップで気持ちよく回るようになりました。

完成しご返送、お客様による試写をしていただいたところ、「ファインダー視野と写真が一致しない。」
再度お送りいただき確認すると、ファインダー内のブライトフレーム用ガラスがズレておりまして・・・(汗)
オリジナルの接着が弱っていたようです。チェックが行き届いておりませんで大変ご迷惑をお掛けしました。
すぐに再調整のうえ接着し直し、無事納品となりました。
2014年も残すところ1週間を切りました。
いつもご覧いただき、誠にありがとうございました。
この1年間のご愛顧に感謝いたします。
来年も、変わらずお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
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いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、お客様からご依頼のあったカメラ修理の様子を中心にご紹介しています。
カメラ修理は、ご自分で分解などなさらず是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、お願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
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2014年04月11日
カメラ修理 OLYMPUS-PEN S3.5(オリンパスペンS3.5)
こんにちは。
きょうは、OLYMPUS-PEN S3.5 です。
PEN S3.5は、1965(昭和40)年の発売。当時の価格は7500円だったそうです。
1960(昭和35)年発売のS2.8と同じシャッター(コパル製)を使い、レンズには初代PENと同様28mm/F3.5が装着されています。
なのでレンズ鏡筒の出っ張りがS2.8(30mm/F2.8)に比べ少なく、ボディサイズは同じながら、コンパクトさが際立っています。
総合整備一式を行ないました。

距離環が外されていますが、鏡筒の薄さがわかりますね。
出っ張りが少ないので、ポケットからの出し入れも容易です。

とても素直に分解していくことが出来ます。

なんと小さい!
4枚の絞り羽根です。

シャッター羽根は5枚、右側がガバナ、左下はシンクロ接点です。大変シンプルな構造です。
分解して、羽根を開閉する摺動部分を中心に整備します。

私はS3.5を所有していませんが、1台欲しくなりました。
次回の紹介機種は未定です。お楽しみに。
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そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
きょうは、OLYMPUS-PEN S3.5 です。
PEN S3.5は、1965(昭和40)年の発売。当時の価格は7500円だったそうです。
1960(昭和35)年発売のS2.8と同じシャッター(コパル製)を使い、レンズには初代PENと同様28mm/F3.5が装着されています。
なのでレンズ鏡筒の出っ張りがS2.8(30mm/F2.8)に比べ少なく、ボディサイズは同じながら、コンパクトさが際立っています。
総合整備一式を行ないました。

距離環が外されていますが、鏡筒の薄さがわかりますね。
出っ張りが少ないので、ポケットからの出し入れも容易です。

とても素直に分解していくことが出来ます。

なんと小さい!
4枚の絞り羽根です。

シャッター羽根は5枚、右側がガバナ、左下はシンクロ接点です。大変シンプルな構造です。
分解して、羽根を開閉する摺動部分を中心に整備します。

私はS3.5を所有していませんが、1台欲しくなりました。
次回の紹介機種は未定です。お楽しみに。
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また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
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2013年04月29日
カメラ修理 OLYMPUS PEN-D (オリンパスPEN-D)
こんにちは。
きょうは、OLYMPUS PEN-D です。
当時、PEN、PEN-EEシリーズと矢継ぎ早にハーフ判カメラを開発していたオリンパスが、新たに男性向けにアピールして開発したのがPEN-Dシリーズです。
PENのプロ仕様・高性能版といえます。
この初代PEN-Dは1962(昭和37)年の発売です。
最高シャッタースピード1/500秒、大きな32mm/F1.9レンズと、セレン電池式の光度計を備えています。
総合整備一式を行ないました。

トップカバーを外すと、中央に居座っているのがファインダー/セレン電池/光度計が一つになったユニットです。
当時のPENシリーズは、部品をユニット化したりシンプルにしたりと、どれも合理的に設計されていたように思います。

レンズボードをはずして、フィルム室側から。
絞り羽根が見えています。

ひと通り分解したところです。
このあとシャッターユニットを分解・整備、シャッター羽根洗浄、絞り羽根洗浄、各部点検・清掃・グリスアップ、光度計の調整などを行いました。

デジカメは手放せないとしても、これにフィルム1本詰めてポケットにしのばせれば、連休中のスナップ撮影に最適かも知れません。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
きょうは、OLYMPUS PEN-D です。
当時、PEN、PEN-EEシリーズと矢継ぎ早にハーフ判カメラを開発していたオリンパスが、新たに男性向けにアピールして開発したのがPEN-Dシリーズです。
PENのプロ仕様・高性能版といえます。
この初代PEN-Dは1962(昭和37)年の発売です。
最高シャッタースピード1/500秒、大きな32mm/F1.9レンズと、セレン電池式の光度計を備えています。
総合整備一式を行ないました。

トップカバーを外すと、中央に居座っているのがファインダー/セレン電池/光度計が一つになったユニットです。
当時のPENシリーズは、部品をユニット化したりシンプルにしたりと、どれも合理的に設計されていたように思います。

レンズボードをはずして、フィルム室側から。
絞り羽根が見えています。

ひと通り分解したところです。
このあとシャッターユニットを分解・整備、シャッター羽根洗浄、絞り羽根洗浄、各部点検・清掃・グリスアップ、光度計の調整などを行いました。

デジカメは手放せないとしても、これにフィルム1本詰めてポケットにしのばせれば、連休中のスナップ撮影に最適かも知れません。
次回機種は未定です。お楽しみに。
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そのようなことがございましたら、どうかご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
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