>>一眼レフ
2011年08月11日
カメラ修理 トプコンuni (後)
きょうは、TOPCON uni の続きです。

プリズムやスクリーン周りは、なかなかおおらかな作りとなっています。
スクリーンは厚手の樹脂製で、絞り値が凸文字で表現されています。
外してきれいにクリーニング。

先日も書いたように、モルトの粉がいたるところに入り込んでおり、クリーニングしてスクリーンをセットしても、いつの間にかどこからか現れてきます。
仕方なく、クリーニングを何回か繰り返すことになります。
じれったいですね(笑)

本体ダイカストブロック側も極力クリーニング。
各部グリスアップも行ないます。

仮組みして合体。
底部のシャッターチャージやリターンミラーの機構部は、強力なスプリングやリンク類で構成されています。
フィルム面及びファインダー像ピント、チャージ、送りなど一通り確認。
ファインダー像のピントずれを調整しました。
露出計の結線をし、テスト電池を装着し適正露出に調整。不安定だった半固定抵抗部品を取り替えました。

付属のレンズは「UV TOPCOR 53mm/F2」
絞り羽根にオイルが付着し、全く動かない状況でした。
写真の下の方、濃い染みの部分がオイルです。
絞り羽根を分解、クリーニングします。

もちろんレンズも分解・クリーニング。
見違えるほどきれいになりました。

大変申し訳ありませんが現在TOPCONカメラの修理・整備は、諸般の事情によりお受けしておりません。
レンズにつきましてはお受けできる場合もございますので、お問い合わせください(^_^)
次回機種は未定です。お楽しみに。
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
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ブログをご覧の皆様へ
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、カメラ修理の様子を中心にご紹介しています。
これは、皆様に代わって内部の構造などをご紹介するという趣旨でありまして、カメラの分解をお勧めしているわけではございません。
また、当ブログの記事を参考に分解等された場合の不具合等につきましては、一切責任を負いかねますのであらかじめご了承お願いいたします。
カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
2011年08月08日
カメラ修理 トプコンuni (前)
こんにちは。
今日は TOPCON uni です。
東京光学(現トプコン)が1964(昭和39)年に発売した、ビハインドレンズシャッター式の一眼レフカメラです。
ミラーに組み込まれたCdS素子によりTTL測光を可能とした、シャッター優先AE・マニュアル露出兼用機です。
シャッターはB、1~1/500秒、セルフタイマー装備。
レリーズボタンが前板に付いているのも特徴です。
お客様からのご依頼は、総合整備一式でした。
なお諸般の事情によりまして、大変申し訳ありませんが現在は東京光学製のカメラ修理はお受けしておりません。よろしくお願いいたします。
トップカバーを外してまず眼に入ってくるのは、散乱したモルトの破片。
ロットにもよりますが、プリズムを保持するために多くのモルトが使用されています。
45年以上経って、このモルトたちがどんな悪さをしでかしているか・・・
幸運なことに、本機のプリズムは蒸着面までの腐食には至っていませんでした。
大きな電気基板、露出をコントロールしている部分です。
ミラー表面にはスリットが入り、ここから下に組み込まれているCdSへ光が届きます。
ユニットを分離したところ。
真鍮色の部品にギザギザがあるのが分かりますか。
その向こうにメーターがあって、レリーズ時に指針が押えられ、適正露出(絞り値)がレンズに伝達される仕組みです。
ポピュラーな針押さえ式AEの構造ですね。
なお現在は、東京光学製のカメラ修理・整備はお受けしておりません。ご了承ください。
続きは次回と致します。
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国産MFカメラ修理専門
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カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
2010年06月08日
カメラ修理 ヤシカ FRⅡ(最終回)
YASHICA FRⅡ の続きです。
スクリーンは、ミラー側から取り出すことも可能です。
スクリーン内側に混入したゴミなどの除去は可能ですが、プリズムのクモリなど本格的に清掃する場合は、やはり分解が必要です。
作業中のワンカット。
パーツが散らかっているように見えますが、私なりに順序正しく置いてあるつもりです・・・・・
整備完了したFRⅡ。フィルムカウンターの耐久性に少々不安はありますが、まだまだ現役で活躍できそうです。
次回は、minolta HI-MATIC SD を予定しています。
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ありがとうございました(^_^)
店主
2010年06月07日
カメラ修理 ヤシカ FRⅡ(其の三)
YASHICA FRⅡ の続きです。
ここが先日取り上げた、カウンターの機構部です。
樹脂のギヤが使われており、経年で亀裂が入ったり、欠損してしまうようです。
独特な機構ですよね。
必要なハーネスを外し、プリズム上のフレキ基板を外す準備をします。
こうして、接眼レンズ/プリズム、のクリーニングが可能です。
続きは次回と致します。
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ありがとうございました(^_^)
店主
2010年06月04日
カメラ修理 ヤシカ FRⅡ(其の二)
YASHICA FRⅡ の続きです。
トップカバーの取り外しに入ります。
巻上げレバー側。
シャッターダイヤル標記がとてもシンプルです。
普段はオートで。
この割りきりが潔いです。
ただ、「B」でも電池がないと作動しません。
ちなみに電池は4LR44×1個です。

巻戻しノブ側。
フィルム感度設定ダイヤルを外すと、基板上を摺動する円盤が見えてきます。
シャッターダイヤル基部の電気基板。
手前の細長いギザギザは、露出計のON/OFFスライドスイッチ。
右側に見えるギア機構はフィルムカウンターで、本機ではここのウォームギアが欠損しておりカウントできない状態でした。
どうもこの機種のウイークポイントのようで、よく聞く症状の1つです。
代替部品がないため、奥の手を使って修理しました。
プリズム横の白い筒は、露出計のメーター。
手前のケミカルコンデンサーは、片脚が腐食していました。
中の液が漏れ出したのでしょうか。
新品と付け替えておきました。
続きは次回と致します。
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ありがとうございました(^_^)
店主