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2015年06月21日

カメラ修理 FUJICA Mini(フジカミニ)

こんにちは。

きょうは、FUJICA Mini です。

FUJICA Miniは、黒とシルバーのちょっと変わった外観が特徴の、

女性へ向けて開発されたハーフサイズEEカメラです。

ハンドバッグへ入れて持ち歩ける、小さなサイズ。宝石をちりばめたデザイン。(本当にちりばめてあります。もちろんイミテーションですけど・・・)

レンズ前面のフィルターは、意識してかパープルに反射するコーティング仕上げ。

巻上げは、ノブに指を掛けてボディを挟み、ボディを前方向にスイングさせるという独特の方法によります。

発売は1964(昭和39)年、シャッターは1/125秒固定、レンズは25mmパンフォーカス(固定焦点)、ASA25~200、スネークチェーンのハンドストラップが付属します。



総合整備一式を行いましたが、残念ながらセレン電池劣化のため光度計が十分振れませんでした。

シャッター速度が固定なので、絞り(F2.8~F22)を合わせれば撮影可能です。

RIMG2961

トップカバーを外します。大きな巻上げノブ(写真左)が目に入ります。

光度計には、あらかじめフィルム感度をセットする指針がカバー側に付いています。

感度のプリセット位置は、埋め込まれている4つの宝石(レッド:ルビー、ブルー:サファイア、イエロー:トパーズ、グリーン:ペリドット)の色で示されています。



RIMG2962

セレン電池部を外したところ。



RIMG2963

RIMG2964

前群レンズと絞りユニットです。なんか、構成がOLYMPUSのPEN-EEに良く似てます。

絞りの形は違いますが。



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部品構成も、さすがにシンプル!



RIMG2976

外したシャッターユニット。モルトにここまで頼らなくても・・・と思いますが。

モルトは劣化してボロボロ崩れますので、もちろん交換します。



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1/125秒固定の2枚羽根シャッターユニット。

スプリング1本の超シンプル設計です。シンプルゆえに壊れるところがない?



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お客様には、絞り値と絞りレバー(フィルター枠のノブ)の大体の位置をお示ししました。



次回機種は未定です。どうぞお楽しみに。



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              カメラ修理工房 ミノハ


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