>>望遠レンズ

2011年04月22日

カメラ修理 スーパーキヤノマチックR135mm/F2.5

こんにちは。


さて、今日は SUPER CANOMATIC R 135mm/F2.5 です。

またまたキヤノン続きですが・・・

DSCN1184

スーパーキャノマチックレンズは、「Rマウント」と呼ばれるスピゴット式マウントで、1959(昭和34)年登場。

かなり古いレンズです。

完全自動絞りが可能でしたが、1964(昭和39)年には絞込みのTTL測光に対応した「FLマウント」に進化しました。



DSCN1176

レンズのカビがひどかったので分解・クリーニング。

古き佳きレンズといいますか、素直にバラすことが出来ます。



DSCN1180

クリーニング後、組み直してカメラに装着すると、自動絞りの戻りがよくありません。

絞りは整備したはずでしたが・・・・・



DSCN1181

DSCN1178

リンク類の調整が良くなかったようで、もう一度分解、再組立てです。

スムーズに作動するようになりました。



DSCN1183




次回機種は未定です。お楽しみに。







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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。

              国産MFカメラ修理専門
              カメラ修理工房 ミノハ


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ブログをご覧の皆様へ

いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

当ブログでは、カメラ修理の様子を中心にご紹介しています。

これは、皆様に代わって内部の構造などをご紹介するという趣旨でありまして、カメラの分解をお勧めしているわけではございません

また、当ブログの記事を参考に分解等された場合の不具合等につきましては、一切責任を負いかねますのであらかじめご了承お願いいたします。

カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。

ありがとうございました(^_^)


工房主



camera_repair_minoha at 11:44|PermalinkComments(0)

2011年04月07日

カメラ修理 SUPER‐TAKUMAR 300mm/ F4

こんにちは。


さて今日は、SUPER‐TAKUMAR 300mm/ F4 です。

DSCN1098

古い製品でもありますが、かなり使い込まれた玉でした。

3枚目裏面のカビ、汚れがひどく、「完全に綺麗にするのは無理かもしれませんが」ということでお受けしました。



DSCN1097

レンズの中には、固定リングの締め付けが固かったり、さび付いていたりするものもあり大変苦労することも多々あります。
修理屋さんそれぞれ、工具を自作・改造したりいろいろな工夫をして外して行きます。

レンズにキズを付けてはいけませんので結構緊張するものですが、レンズが大きいと尚更ですね。

今回は、ひどい汚れのレンズも大変綺麗になりました。



お客様にはお伝え出来なかったのですが、実は中から小虫の死骸が10個くらい出てきて・・・それも全て同じ大きさで、想像するに、中に産み付けられた卵がかえってしまい、出られなくなったのではと・・・・・(怖)


このブログをご覧になられましても、中はきっちりクリーニングしてありますので、ご心配は無用ですから(^_^)



DSCN1099

ご愛用のSPで風景撮影に使われるとのこと。

末永くご愛用くださいませ。




次回機種は未定です。

お楽しみに。







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ありがとうございました(^_^)


工房主


camera_repair_minoha at 13:42|PermalinkComments(0)

2011年01月21日

カメラ修理 UVトプコール100mm/F4


こんにちは。

さて今日は、UV TOPCOR 100mm/F4 です。

トプコンは、当時東京光学という社名でカメラ、レンズを製造してきましたが、1980(昭和55)年、カメラ製造から撤退。

そのむかし、戦時下では海の日光(ニコン)、陸の東光、と謳われた我が国の二大光学メーカーのひとつだったそうですが、現在は医療機器などでその名前を見ることができます。
 


DSCN0795

お客様からのご依頼は、絞り羽根の不動でした。

拝見させていただくと、ヘリコイドに妙な引っ掛かりがあったり、全分解して整備させていただきました。



DSCN0783

開けてみると、きな粉のような汚れが。グリスが固形化したものでしょうか。



DSCN0787

DSCN0798

後側から見た絞り羽根。竹細工の籠編みを連想しますね。

写真では分かりにくいですが、手前の黒いリングにより、羽根との間にフィルター状のガラスが1枚固定されています。



DSCN0799

前側から見ると、オイルが滲んでいるのが良く分かります。

これにより羽根同士が密着してしまい開閉できない状態でした。

無理に動かすと羽根を損傷させてしまいますのでご注意を。



DSCN0802

羽根は、重なり合った状態で外れます。



DSCN0803

1枚1枚丁寧に洗浄。



DSCN0804

綺麗になったら、組み付け。

経験された方は分かると思いますが、ちょっとコツが必要です。



DSCN0797

無限遠が出ておらず、ヘリコイドの引っ掛かりもそれが原因でした。回転位置がかなりズレていたのです。

ピント調整をすると、ヘリコイドもスムーズに回転しました。





次回機種は未定です。お楽しみに。






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ありがとうございました(^_^)


工房主


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2009年11月06日

カメラ修理 ニッコールPオート 180mm/F2.8 其の三(最終回)


NIKKOR-P Auto 180mm/F2.8続きです。

絞りユニットを更に分解。

DSC03867

羽根を一度全てばらします。これは7枚羽根でした。

外れているだけならばすぐ直せるのですが、羽根の2本ある金属ピンの1本が抜けており、その部品もレンズ内からは見つかりませんでした。

仕方ないので他のレンズから部品を頂戴し、取り付けます。

カシメをしっかりしておかないと、また外れてしまいます。

DSC03873
写真は、金属ピンとカシメです。

DSC03875

どうにか復元することが出来ました。

DSC03874

レンズ清掃も終了し、あとは組み上げるだけです。


さて次回機種は未定です。

お楽しみに。




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              カメラ修理工房 ミノハ

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camera_repair_minoha at 10:35|PermalinkComments(0)

2009年11月04日

カメラ修理 ニッコールPオート 180mm/F2.8 其の二


NIKKOR-P Auto 180mm F2.8の続きです。

このレンズの名称にある「P」は、レンズの構成枚数を示しています。
ラテン語やギリシャ語由来の頭文字からとっているそうです。

Pは5枚ということになります。(このレンズの場合4群5枚)

ちなみにその他の標記は・・・
T・・・3枚、Q・・・4枚、H・・・6枚、S・・・7枚、O・・・8枚、N・・・9枚
となるそうです。

いつもの分解清掃と同じように作業を進めます。

DSC03861

前玉ユニットを外した状態。

絞り羽根が1枚あっちの方を向いてます。

羽根は、2軸のうちの1軸をスライドさせて開閉させる仕組みです。

このまま1軸がフリーですと、他の羽根を傷つけてしまう心配もあります。


アルミ色の鏡筒の押さえリングを外し、絞りユニットを取り出します。

DSC03866


DSC03865

こんな状態でした。

続きは次回と致します。



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