オリンパスPEN-F
2012年03月23日
カメラ修理 OLYMPUS PEN-F(オリンパス ペンF)
こんにちは。
今日は、OLYMPUS PEN-F です。
PEN-Fは何度か紹介してきましたが、ハーフサイズのレンズ交換式一眼レフという稀な存在で有名です。
ロータリー・フォーカルプレーンシャッターなど数々の独創的な設計は、故・米谷(まいたに)氏を中心とした当時の設計陣の情熱が感じられる部分ですね。
発売は、1963(昭和38)年です。
レンズを装着するとミラーアップしたままになってしまう症状を中心とした、総合整備一式を行ないました。
ミラーリターン機構など整備するため、レンズボードを外しました。
清掃・注油を行ない、ミラーリターン機構のテンションを調整し、組みなおします。
シャッターユニット、スローガバナも点検し、必要に応じて注油など行ないます。
ミラーがしっかりと戻るようになりました。
しばらくお休みしていた修理ブログですが、本日より再開することにしました。
今までは、「皆様に代わって内部の構造などをご紹介する」という趣旨に沿って比較的詳しく修理の様子をご紹介してきましたが、一通り目的も達せられた感があり、機種も重複してきましたので今後は、シンプルなご紹介にとどめたいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
工房主
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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
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ブログをご覧の皆様へ
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、お客様からご依頼のあったカメラ修理の様子をご紹介しています。
カメラ修理は、ご自分で分解などなさらず是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。
また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。
どうかご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
2011年05月11日
カメラ修理 オリンパス PEN-F
さて、今日は OLYMPUS PEN-F です。
唯一のハーフサイズ一眼レフカメラです。

FTが人気のようですが、私はむしろ露出計の無い「F」の方が愛着を感じます。
巻上げ2回もリズミカルで、なかなか快感ですよ。
お客様からのご依頼は、総合点検・整備一式でしたが、プリズムと接眼枠の取替えもお勧めしました。

レンズボード/ミラーボックスを本体から分離。


クイックリターンミラー駆動ユニット。
各部清掃、注油。動きを確認します。

プリズム蒸着面に腐食があり交換。

フォーカシングスクリーンもはずしてクリーニング。FTと違い、マイクロプリズムはありません。

交換したプリズムと接眼枠。
ファインダー内もすっきりクッキリし、お客様にも満足していただけました。

次回機種は未定です。お楽しみに。
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国産MFカメラ修理専門
カメラ修理工房 ミノハ
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ブログをご覧の皆様へ
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
当ブログでは、カメラ修理の様子を中心にご紹介しています。
これは、皆様に代わって内部の構造などをご紹介するという趣旨でありまして、カメラの分解をお勧めしているわけではございません。
また、当ブログの記事を参考に分解等された場合の不具合等につきましては、一切責任を負いかねますのであらかじめご了承お願いいたします。
カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました(^_^)
工房主
2009年12月12日
カメラ修理 オリンパス PEN-F 其の四(最終回)
OLYMPUS PEN-F の続きです。
写真は、ファインダーレンズ部分と、フォーカシングスクリーン、その固定枠です。
三日月状の板は、普段レンズマウント内左端に見える部分で、スクリーンの固定枠に接着されるものです。
この辺の最後の仕上げも見映え上重要な部分で、当店では依頼された状態よりも美しく仕上げるよう心掛けております。
スクリーンの透過率をFとFTで比べたわけではありませんが、ファインダーを覗いた印象は、Fの方が明るくて、色味も素直な感じがします。
片やFTの方はちょっと青み掛かった色調に見えます。
露出計の搭載でハーフミラーを使っている為と思われます。
スクリーンを外した状態。
普段見慣れない光景です。
FはFTに隠れてあまり目立たない存在ですが、露出計が無くとも写真は撮れます。
実際露出が不正確、又は不動のFTも多く、Cdsに互換性が無いので基板不良は完治が難しい状況です。
Fの魅力がもっと見直されてもいいのになぁと思います。
さて、次回からの機種は未定です。
お楽しみに。
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カメラ修理工房 ミノハ
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2009年12月10日
カメラ修理 オリンパス PEN-F 其の三
OLYMPUS PEN-F の続きです。
ミラー駆動ユニットを、中古良品から外します。
部品を取られるカメラは、PEN-Fクラスになりますと何だか勿体無い気もするのですが、これでお客様のカメラが甦るわけですから、ありがたく頂戴します。
ユニット交換したら、ファインダーのピントが出るよう調整します。
ちなみにファインダー、ポロプリズム、スクリーンまでの全部品です。
FTとほとんど変わりませんが、FTは露出計及び受光Cdsが組込まれているのと、ハーフミラーなのが違うところです。
ファインダーのレンズ(丸型)が2枚構成の、贅沢な設計です。
続きは次回と致します。
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カメラ修理工房 ミノハ
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2009年12月09日
カメラ修理 オリンパス PEN-F 其の二
引き続き OLYMPUS PEN-F です。
シャッターを切ってもミラーが上がった(閉じた)ままになる症状、PEN-F系に一番多い修理依頼です。
その多くは、ミラー駆動系の調整不良です。
今回も同じ原因と思っていたのですが・・・
まず前板を外します。
ファインダー・ポロプリズム・スクリーンなど一体で外れます。
裏返すと・・・・・
このユニットでミラーを駆動しています。
フィルムを巻上げると、巻上げレバーに連動してこのユニットの部品にテンションが掛かり、それでミラーを一往復させる仕組みです。
なんと、テンションを伝える部分のカシメが外れて、フリー状態でした。
これではミラーは動きません。
カシメ直しても耐久性に問題が残りますので、良品中古の部品と交換です。
続きは次回と致します。
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カメラ修理工房 ミノハ
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