コニカFTA

2010年03月25日

カメラ修理 コニカ FTA 其の四(最終回)

こんにちは。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

KONICA FTA の続きです。



DSC04498

プリズムを降ろしたFTA。

張り皮もクリーニングのため剥がしています。

シャッターはコパル製で、ニコンにも使われており、スピードの精度はかなり良い状態が保持されていました。




DSC04500

写真では分かりにくいのですが、針より下の部分が、露出計の針の位置を読み取って、レンズの絞りに変換する仕組みの部分です。

コンパクトEEカメラでおなじみの機構ですが、それを一眼に持ってきたところがコニカのスゴイところでしょうか。

レリーズボタンのストロークが長くなるのが特徴で、それが不評だったとも聞いています。




DSC04517

晴れて、整備完了したFTAです。




続きは次回と致します。
次回からは、Canon AE-1をご紹介する予定です。




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当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。

              カメラ修理工房 ミノハ

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2010年03月24日

カメラ修理 コニカ FTA 其の三

こんにちは。

KONICA FTA の続きです。

本機では、シャッタースピードなどの情報伝達に連動糸が使われています。

ファインダー接眼レンズ下を通っているのがお分かりになりますか?


DSC04490

写真のように一部にスプリングが入っていたりして、さながら昔の真空管ラジオのようでした。

左の方にも半固定抵抗が見えてますね。



DSC04491

DSC04493

プリズム枠にはシャッタースピードを表示する小窓があり、シャッタースピードダイヤルから連動してギアが回転、糸により白抜き数字のフィルムをベルトコンベア状にスライドさせて表示させています。



DSC04495

スクリーンは、黒枠を挟んでコンデンサと一体です。これは側面をテープにより接着されているので、剥がして分解、清掃することが出来ます。

右に見えるのはファインダー内の絞り値表示部です。



DSC04497

絞り値表示部がオーバーラップするため、スクリーンは中心のマイクロプリズム部が大きくオフセットされています。



続きは次回と致します。




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              カメラ修理工房 ミノハ

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2010年03月22日

カメラ修理 コニカ FTA 其の二

こんにちは。

KONICA FTA の続きです。

お客様からは本体を2台提供されまして、いいところ取りで1台を完成させたい旨ご要望がありました。

そのとき、どちらをベースにするか(どちらの本体フレームを使うか)が問題で、出来れば思い入れのある方のカメラをベースにして差し上げたかったのですが、各部を点検してみますと、後から購入された方がかなり程度が良いことが分かり、お客様の承諾を得てこちらを整備することになりました。

DSC04486

トップカバーを外した景色です。

茶色の電気基板が時代を物語ります。



DSC04487

写真中央がシャッタースピードダイヤル部分。

下奥の方に大きなギヤが見えます。

コパルスクエアーは、Nikomat FTなどと同じですね。



DSC04489

ファインダー接眼レンズ周り。

2個のCdsが、プリズム中心側に向けてナナメに装着されています。

上にはCds回路基板がのり、感度調整用半固定抵抗が付いています。



DSC04488

巻戻しノブ側。

ここにシャッターダイヤルやレンズ絞りからの情報が連動糸などによって集められ、露出計メーターに伝えられます。

かなりメカニカルな構造で、摺動抵抗などは見当たりません。



続きは次回と致します。




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2010年03月20日

カメラ修理 コニカ FTA 其の一

こんにちは。

今回から、KONICA FTA をご紹介します。

もしかしたら、コニカの一眼レフってあまりご存じない方も多いかもしれませんね。

私の場合Acom-1は触ったことがあったのですが、FTAは知識でしか知りませんでした。



DSC04515

なかなか堂々としたイデタチのカメラです。大きいです。



DSC04516

KONICAのロゴって、太くて力強くて、このカメラに合って見えます。

カタカナでコニカって書くと、どうしても「ジャーニー コニカ(C35)」のイメージが強いです。井上順の・・・・・



DSC04517

それに引きかえ、FTAのロゴは細くて控えめ。

ちなみにアクセサリーシューは別体式で、アイピースで装着するタイプ。



いつものように、諸元を簡単に・・・

発  売 :   1968(昭和43)年

シャッター:  コパルスクエアーS
         B・1~1/1000秒

AE 方式:  TTL シャッタースピード優先式

ファインダー: シャッタースピード目盛り表示

サ イ ズ:  148×95×48.5mm

重  量 :  745g(本体)

価  格 :  ¥34,500-(当時)





今回の修理は、思い出のある1台を何とか甦らせたいと、部品取り機も購入された上でのご依頼でした。


続きは次回と致します。




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