ヤシカフレックスC

2010年07月16日

カメラ修理 ヤシカ フレックスC(最終回)

こんにちは。

Yashicaflex C  の続きです。



DSCN0370

型紙を基に切り出したレザーを、丁寧に貼り込んで行きます。

目に見えて完成していくこの瞬間も、カメラ修理の醍醐味のひとつだと思います。

先にも書いたとおり、今回は純正に近いレザーが手に入らなかったのでハッセルブラッド風の皮を使いました。

なかなか上品なイメージの仕上がりになるのですが、シボが浅い分下地の影響を受けやすいので、パネルの繋ぎ目などを拾いがちです。




DSCN0369


完成したYashicaflex Cです。

当初は、前オーナーが自作されたと思われるアクセサリーシューが、ボンドで接着されていたのですが、他機から移植し取付けました。

また、セルフタイマーノブも欠損していましたので、アルミパイプを使って補修してあります。


お客様の元で、バリバリ現役で使っていただきたいカメラです。



次回からの紹介機種は未定です。
お楽しみに。






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当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。

              国産MFカメラ修理専門
              カメラ修理工房 ミノハ

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ブログをご覧の皆様へ

いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

当ブログでは、カメラ修理の様子を中心にご紹介しています。

これは、皆様に代わって内部の構造などをご紹介するという趣旨でありまして、カメラの分解をお勧めしているわけではございません。

また、当ブログの記事を参考に分解等された場合の不具合等につきましては、一切責任を負いかねますのであらかじめご了承お願いいたします。

カメラの修理は、是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。

ありがとうございました(^_^)


店主


camera_repair_minoha at 11:02|Permalink│Comments(0)│

2010年07月14日

カメラ修理 ヤシカ フレックスC(其の五)

こんにちは。

Yashicaflex C  の続きです。


DSCN0356

繰出し機構のセット・調整のためレンズボードを取り付けます。

レンズやシャッターは既に整備を終えています。




DSCN0357

側板と距離ダイヤルを仮組みし、ファインダーレンズ/撮影レンズそれぞれピント調整をします。

絞りやシャッタースピードのセットノブがスムーズに動くかどうかなど、この時点でしっかり確認・調整しておきます。

張り皮を貼ってからでは、また剥がさなくてはいけなくなるからです。




DSCN0354

いよいよ張り皮の貼り込み準備です。

あいにく二眼用の汎用レザーがメーカー欠品とのことで、今回は代替としてハッセルブラッド風のレザーをあてがうことにしました。

シボが浅くて細かく、マットな感じが上品な雰囲気のレザーです。

上の、黄色い台紙のものが型紙で、以前「ROOKIE」用に製作したものを利用しながら、形状が異なる部分は新規に製作です。

型紙はコピーを利用して、細部は現物合わせです。



続きは次回と致します。






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ありがとうございました(^_^)


店主


camera_repair_minoha at 09:21|Permalink│Comments(0)│

2010年07月12日

カメラ修理 ヤシカ フレックスC(其の四)

こんにちは。

Yashicaflex C  の続きです。


DSCN0329

レンズボード上のベゼルをバラすだけでも、結構な部品点数です。

特に、リング類の数が多いですね。

全てクリーニングしてグリスアップしておきます。




DSCN0330

シャッターユニットの点検です。

クリーニングとグリスアップで、不動のスローも復活です。

シャッター羽根、絞り羽根もクリーニングします。




DSCN0355

レンズボード繰出し部分も全て分解・クリーニング。

新しいグリスを入れながら組み立てていきます。

グリスは、場所に応じ二眼専用の粘りの強いものを使います。


本機ではレンズボードにガタがありましたが、主原因は、繰出しカムと摺動する黒い樹脂部品が外れていたためでした。




続きは次回と致します。






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ありがとうございました(^_^)


店主


camera_repair_minoha at 10:19|Permalink│Comments(0)│

2010年07月10日

カメラ修理 ヤシカ フレックスC(其の三)

こんにちは。

Yashicaflex C  の続きです。



DSCN0317

側面の張り皮を剥がして、側板を外します。

シャッターユニットからのシンクロハーネスがつながったままです。

中央に見える金色のカム部品が、レンズボードの繰出し/入れをします。





DSCN0318

反対側です。

距離ダイヤルを外すと、カムやフィルムカウンターのギアなど見えます。

右上のダイヤルストッパーは変形してしまっていますね。




DSCN0319

こちらの側板を外します。

カウンターやリセット機構が上部を占めます。

繰出しのスライド部など、グリスが真っ黒になって固まっているのがお分かりいただけますでしょうか。




続きは次回と致します。






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ありがとうございました(^_^)


店主


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2010年07月08日

カメラ修理 ヤシカ フレックスC(其の二)

こんにちは。

Yashicaflex C  の続きです。


二眼レフを修理する時は、必ずその前に机上の整理をします。

なぜなら、一眼レフを修理するスペースでは足りなくなるからです(笑)。

モノが大きいですからね。部品も大柄なものばかりですし。

でも、周りの整頓が出来るからうれしいです。


DSCN0314

まず張り皮を剥がします。

これが、当時の張り皮ですと材質の関係からか、まずきれいに剥がれてくれません。

接着は頑丈なのに皮はもろいので剥離に一汗かきます。

ひっかき傷もなるべく付けない様慎重に行ないます。



DSCN0315

レンズボードが見えてきました。



DSCN0316

スピードと絞りの操作ノブやバヨネット式アタッチメントが付いたベゼル部分を外します。

撮影レンズ鏡筒から、下に突き出ているのは、セルフタイマーのレバーです。



続きは次回と致します。






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ありがとうございました(^_^)


店主


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