ヤシカマット124G

2012年07月28日

カメラ修理 YASHICA Mat-124G(ヤシカマット124G)

こんにちは。

きょうは、YASHICA Mat-124G です。

124Gは1971(昭和46)年の発売。「G」はヤシカおなじみの命名法で、基板の「金メッキ」使用をあらわしています。

シャッター/チャージ不能修理と、整備一式を行ないました。

RIMG0410

まずはチャージ機構のチェックです。

側板を外し細かに点検・観察しますが、不具合が発見できません。

しかしチャージレバーがどこかで引っ掛かって回りません。

この後レンズボード周りをチェックし、ヘリコイドの移動に伴いチャージリンク類が干渉して不具合が起こることがわかりました。

原因がわかり分解・調整。

その後、各部の点検・清掃・グリスアップなどの整備を行ないました。



RIMG0538

露出計は、若干アンダー気味でしたので調整後、清掃をします。



RIMG0542

テイクレンズ/ビューレンズも外してクリーニングします。

またファインダー周りは二眼レフの構造上、汚れやすい部分です。ここも分解してクリーニングします。

本機では、シャッターに特に故障はありませんでしたが、制御盤を外して整備しました。



RIMG0545

元々外観は大変きれいな機体でしたが、念入りに磨き上げました。



次回機種は未定です。お楽しみに。




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当工房では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。

              国産MFカメラ修理専門
              カメラ修理工房 ミノハ


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当ブログでは、お客様からご依頼のあったカメラ修理の様子をご紹介しています。

カメラ修理は、ご自分で分解などなさらず是非プロの修理屋さんにご依頼くださいますよう、よろしくお願いいたします。

また、記事の内容や表現等に、工房主の不勉強、無知識による間違いなども多々あるかと思います。

どうかご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。


ありがとうございました(^_^)


工房主


camera_repair_minoha at 12:24|PermalinkComments(2)

2010年08月17日

カメラ修理 ヤシカ マット124G(最終回)

こんにちは。


皆様、お盆休みはいかが過ごされましたでしょうか。

各地で猛暑、クルマの渋滞などなどありましたが、やはり気分転換といいますか、家族サービスといいますか、必要なようですね。

もちろん、お休み無くお勤めされた方も多いと思います。

どちら様も、お疲れ様でした。



私はといいますと・・・残務整理、部屋整理に明け暮れておりました。
幸い新しくエアコンを導入したので、快適ではありましたが。




さて、YASHICA Mat 124G の最終回です。



繰出しの不具合も解決し、レンズやシャッター周りのクリーニング、整備も順調に進みます。

DSCN0405

あらかじめクリーニングしておいたミラー(上)、ピントグラス(左)、フレネルレンズ(右)を用意。

ピントグラスの赤いラインは清掃時に落としてしまわないよう要注意です。


DSCN0394

裏蓋開閉ノブの回転が異常に重かったので、分解のうえ清掃、グリスアップし、軽く回せるようになりました。


DSCN0395


露出調整、ピント調整を済ませます。

組み立て終了し、晴れて整備完了です。




次回機種は未定です。
お楽しみに。






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これは、皆様に代わって内部の構造などをご紹介するという趣旨でありまして、カメラの分解をお勧めしているわけではございません

また、当ブログの記事を参考に分解等された場合の不具合等につきましては、一切責任を負いかねますのであらかじめご了承お願いいたします。

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ありがとうございました(^_^)


店主


camera_repair_minoha at 12:04|PermalinkComments(0)

2010年08月12日

カメラ修理 ヤシカ マット124G(其の三)

こんにちは。

YASHICA Mat 124G の続きです。


DSCN0400

フィルムカウンター、フィルム枚数切換え、セルフコッキング機構を取り外すと、やっと繰出し機構が見えてきます。




DSCN0401

反対側はピントノブを外し、繰出し機構に異常が無いか点検します。

こちらにはスイッチがあって、フードを開けると露出計が入るようになっています。

しかし、どちらの面も異常ありません。


そこで普段なら一番初めに外す、前部のレンズボードを外してみると・・・・・

なんと、入り込んだ小さいネジが1本引っ掛かっていて、レンズボードがスライドし切らない(無限遠にならない)状態なのでした。

「こんな小さいネジ1本で・・・・・」

「しかしどこから落ちたのかな?」

「そういえばファインダーフードの取り付けネジが1本違っていたなぁ。」


過去の整備時でしょうか、フード用のネジが落ちて入ったままになっていたのが、何かの弾みで引っ掛かったのですね。




DSCN0403

気を取り直して、レンズとシャッターの清掃・整備を行ないます。




続きは次回と致します。





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ありがとうございました(^_^)


店主


camera_repair_minoha at 14:19|PermalinkComments(0)

2010年08月10日

カメラ修理 ヤシカ マット124G(其の二)

こんにちは。

少し間があいてしまいましたが・・・・

YASHICA Mat 124G の続きです。




とりあえずファインダーフードを取り外し、ピントグラス、フレネルレンズを取り出します。

ミラーを外して、追針式の露出計メーター部分を覗きます。


DSCN0396

見えているのはファインダー用のレンズ後玉です。カビや曇りはありませんでした。

カメラの前面で絞りやシャッタースピードを操作しますと、左右に見えるロッドが動き、露出機構に情報を伝える仕組みです。





DSCN0398

本機は、レンズの繰り出し機構に不具合があったので、側面パネルを外す必要がありました。





DSCN0399

写真が横になってしまってますが・・・・

大きなフィルムカウンター盤が見えます。

フィルムの切り替え(12/24)表示は、窓のアクリルが外れて挟まり、動かない状態でした。

複雑に見えますが、動きが目で追える、シンプルな機構ばかりです。




続きは次回と致します。






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ありがとうございました(^_^)


店主



camera_repair_minoha at 11:22|PermalinkComments(0)

2010年08月04日

カメラ修理 ヤシカ マット124G(其の一)

こんにちは。

ここのところヤシカ続きですが・・・・・

今日から、YASHICA Mat 124G をご紹介します。


このカメラは、ヤシカ二眼レフの最終機種で、1971(昭和46)年発売、京セラとの合併後も製造販売されたそうです。

樹脂部品を使用し軽量化をはかると共に、電気基板に金メッキを施し耐久性を向上させたモデルだそうです。


DSCN0393

Cdsによる露出計付き。

セルフコッキング式巻上げ機構。

絞りやシャッタースピードは、上から覗いて見やすいよう、上側の鏡筒上部の窓に表示されます。

ファインダーはフレネルレンズ付きで、明るく見易くなっています。



DSCN0395


お客様からのご依頼は、レンズ繰出し部の操作不具合、レンズカビ(レンズ交換)などでした。




続きは次回と致します。






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ありがとうございました(^_^)


店主



camera_repair_minoha at 09:23|PermalinkComments(2)