PEN-FV
2010年02月08日
カメラ修理 オリンパス PEN-FV 其の七(最終回)
こんにちは。
OLYMPUS PEN-FV の続きです。
スローシャッターの不具合は結局部品交換により解決できました。
最後は、付属の標準レンズの清掃・整備です。
Zuiko 38mm F1.8です。
レンズにそれほどひどいカビもなく、絞り羽根の粘りも認められませんでした。
レンズは経年による黄変がわずかにありました。
分解して清掃。

美しく甦ったFVです。
これからも長く愛していただきたいカメラです。
次回からの機種は未定です。
お楽しみに。
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当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
カメラ修理工房 ミノハ
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2010年02月06日
カメラ修理 オリンパス PEN-FV 其の六
こんにちは。
OLYMPUS PEN-FV の続きです。
仮組みしてテストしましたがスローシャッターが作動しません。
スローガバナは清掃・注油したのですが、症状は予想以上に悪かったようです。
もう一度分解し、シャッターユニットからガバナ部分を取り外します。

ガバナが組み込まれている駆動ユニット。
写真の右側部分がそうです。

外したガバナ。
シャッターの開きを時間調節する部分です。
これを洗浄して注油・調整しましたが、組み込むとどうしてもうまく動きません。
何度か組み直しても症状を治すことができず、ガバナの部品交換となりました。
続きは次回と致します。
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当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
カメラ修理工房 ミノハ
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OLYMPUS PEN-FV の続きです。
仮組みしてテストしましたがスローシャッターが作動しません。
スローガバナは清掃・注油したのですが、症状は予想以上に悪かったようです。
もう一度分解し、シャッターユニットからガバナ部分を取り外します。
ガバナが組み込まれている駆動ユニット。
写真の右側部分がそうです。
外したガバナ。
シャッターの開きを時間調節する部分です。
これを洗浄して注油・調整しましたが、組み込むとどうしてもうまく動きません。
何度か組み直しても症状を治すことができず、ガバナの部品交換となりました。
続きは次回と致します。
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カメラ修理工房 ミノハ
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2010年02月05日
カメラ修理 オリンパス PEN-FV 其の五
こんにちは。
OLYMPUS PEN-FV の続きです。
前板(ミラーボックス)を外したボディーには、フィルムカウンターを含んだ巻上げユニットと、シャッターユニットが残ります。
症状の一つ、1回で巻上げきれない巻上げの不具合は通常、ミラーユニットを組み直せば治る場合がほとんどです。
今回は、スローシャッターが切れない不具合がありましたので、シャッターユニットも降ろしました。
各部点検と清掃、要所の注油を行ないます。
写真は、シャッターユニットの表と裏です。
一眼レフカメラで唯一、ユニークなロータリー式フォーカルプレーンシャッターを搭載。
シャッター音の硬さとその手応えが独特で、多くのファンが存在します。
メカニズム的にも興味をそそりますよね。
半円形のシャッター幕は厚さ0.035ミリのチタン製、表面はつや消しでドットパターンの凹凸がつけられています。
チタンは当時、他社でも横走りのシャッター幕などに採用され始めた頃ですが、航空宇宙産業以外での使用は珍しかったのではないでしょうか。
さてここでいったん組み直してシャッターテストしたのですが、やはりスローが正確に出ていません。
続きは次回と致します。
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当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
カメラ修理工房 ミノハ
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2010年02月03日
カメラ修理 オリンパス PEN-FV 其の四
こんにちは。
OLYMPUS PEN-FV の続きです。

ミラーボックス部分です。
レンズマウントは付いたまま外れます。
マウントに不具合がない限りは外しません。
この固定ネジは固く締められており、金属が柔らかいこともありネジ溝を壊しやすい部分です。
目立つ部分でもありますしね。
またFVでは、初代F同様、別付けの専用露出計が取り付けられるよう、シャッターダイヤル周囲の形状に突起がついたタイプとなっています。

ミラーの取り付けてあった部分から下を覗くと、フォーカシングスクリーンが見えます。
スクリーンを外してクリーニングする為には、ポロプリズムを外したり、スクリーン枠や三日月板、ミラーフレーム周辺の接着を剥がしたりする必要があり、再組み立ての難易度が高い部分です。

下に見えている部分が、ミラーのリターン機構です。
一般の上下可動式一眼レフと異なり、ミラーを強制的に左右に動かす仕組みですから、この駆動テンションの掛け方を間違えると、カメラはうまく動いてくれません。
シャッター不動でミラーが閉じたまま、や、レンズを装着するとシャッターが切れない・・・・症状などはここをまず疑います。
また、ミラーを通したファインダーのピントを調整する大事な部分でもあります。

この機種では、内部のいたるところの遮光や防塵にモルトプレーンが使われており、ファインダーやスクリーンの黒い粒状の汚れを引き起こします。
丁寧に全て取り除き、新しいモルトに交換します。
続きは次回と致します。
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カメラ修理工房 ミノハ
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OLYMPUS PEN-FV の続きです。
ミラーボックス部分です。
レンズマウントは付いたまま外れます。
マウントに不具合がない限りは外しません。
この固定ネジは固く締められており、金属が柔らかいこともありネジ溝を壊しやすい部分です。
目立つ部分でもありますしね。
またFVでは、初代F同様、別付けの専用露出計が取り付けられるよう、シャッターダイヤル周囲の形状に突起がついたタイプとなっています。
ミラーの取り付けてあった部分から下を覗くと、フォーカシングスクリーンが見えます。
スクリーンを外してクリーニングする為には、ポロプリズムを外したり、スクリーン枠や三日月板、ミラーフレーム周辺の接着を剥がしたりする必要があり、再組み立ての難易度が高い部分です。
下に見えている部分が、ミラーのリターン機構です。
一般の上下可動式一眼レフと異なり、ミラーを強制的に左右に動かす仕組みですから、この駆動テンションの掛け方を間違えると、カメラはうまく動いてくれません。
シャッター不動でミラーが閉じたまま、や、レンズを装着するとシャッターが切れない・・・・症状などはここをまず疑います。
また、ミラーを通したファインダーのピントを調整する大事な部分でもあります。
この機種では、内部のいたるところの遮光や防塵にモルトプレーンが使われており、ファインダーやスクリーンの黒い粒状の汚れを引き起こします。
丁寧に全て取り除き、新しいモルトに交換します。
続きは次回と致します。
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カメラ修理工房 ミノハ
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2010年02月02日
カメラ修理 オリンパス PEN-FV 其の三
こんにちは。
OLYMPUS PEN-FV の続きです。
前板(ミラーボックス)を外します。
ミラーボックスのミラーとは、クイックリターンミラーのことを差します。
プリズム上のミラーを外してみました。
下の写真のように、カビがしっかり根付いています(白く見えるところ)。
ミラー表面は、銀蒸着されている面なので(一般の鏡はガラス裏側に蒸着されています)、非常に傷つきやすいためクリーニングは慎重に行ないます。
結局、中央2ヶ所の大きなカビは除去できませんでした。
これはファインダーから覗いた時に結構目立ちますので、お気に召さない場合は交換となります。
こちらはファインダーから外したレンズです。
2群3枚構成の贅沢設計ですが、レンズ接合面にバル切れ(バルサム(=接着剤)剥れ)が発生しています。
2枚のレンズ接合面の縁が黄色く濁っているのがわかります。
白く濁ることも多く、一見カビと見分けにくい物です。
これはレンズの内側で発生しているためクリーニングでは除去できません。
レンズ修理の専門店であれば対応してくれるところもあります。
続きは次回と致します。
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当店では、良いものを長く、愛着を持って大切にされるお客様の気持ちになり、真心をこめて修理致します。
カメラ修理工房 ミノハ
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