かもりーな劇場

All the world's a stage, And all the men and women merely players.

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昨日、東京→仙台、と新幹線でチョイと移動をしただけなのに、どうしたことか、着いたときには信じられないくらいグッタリ。到着して最初にかけられた言葉が、「お帰り」でなく、「ちょっと・・・大丈夫??」・・・。
そこで、翌日の今日は近場で大人しく、午後から映画を観に行きました。
さてさて観にいった映画は、"赤い風船"と"白い馬"。 2本立て。@仙台フォーラム。

チラシ"赤い風船"
1956年 フランス
監督:アルベール・ラモリス
出演:パスカル・ラモリス、サビーヌ・ラモリス


"白い馬"  
1953年 フランス
監督/アルベール・ラモリス
出演/アラン・エムリー、ローラン・ロッシュ



心底、素敵素敵素敵素敵素敵素敵、心底
かもりーな史殿堂入り作品に仲間入り。
「映画」という形式を借りて書かれた詩、とでもいったらいいのかな。
どちらも30分と少しの短い作品。
フランス人のこの監督のセンス一本に支えられている、そのセンスの、凄まじく温かくてさりげなくて鋭くていいことったら。うわぁん脱帽。ほんとうに、この映像の世界は誰にもマネできません。


"白い馬"
どちらもよかったけれど、私が好きだったのは断然こちら。
馬って、本当に綺麗で賢くて美しくて力強くて。
馬と人と。
ラストもはっとさせられながら美しい終わり方で、うううぅぅぅん脱帽。


"赤い風船"
こちらは、いわさきちひろが魅了されて、絵本にもしたという作品。なんとなく、ちひろの水彩だと、メルヘンチックな要素が強まってそうな・・・。映画では、どこかに小粒な残酷さも潜んでいる気がして、風船の赤色も、どことなく毒毒しいトーンの赤に映りました。ラストは、夢いっぱい?でも見方によってはかなりコワい。わたしはコワいほうの解釈が好き。だってそのほうが、どこかでぞくっとして、ずっとロマンチック。


私は全く知らなかったのだけれど、どちらも有名な作品だったのね。
ゴダールもフェリーニも疎い母( しかし、どういうわけかヴィスコンティはよく知っている。基準がようわからん) が、「有名だよ〜」と知っていたくらいですから。
カンヌ映画祭でも、それぞれグランプリとパルムドールを受賞。
そんな「名作」、何かの権利がどうのこうのという問題で(小難しい話は脳に残らない)、今まで上映できなかったのですって。
観られてよかった(*´∀`*)


仙台フォーラムは8月8日まで。

公式サイト http://ballon.cinemacafe.net/

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