昨今の新型ウイルスが蔓延する中、こんなことに多額のお金を使っていて本当にいのだろうかと思えるプロジェクトです。病院の建設や衛生面などもっとやることはあるのではないかな。。

■徳普(外)濱江・新華港民生碼碼頭

デベロッパー:徳普置地集団有限公司 2013年から開発開始。川沿いをマリーナと文化的エリアに改造した都市開発の一環です。不要になった古い倉庫を改修して事務所などに再利用しています。ただ完全にリニューアルしているわけではなく一部は廃墟をそのままにしてありますのでガラスなども割れたままでオブジェのようにしています。このままでは何にも使えないので今後どのように使用する計画なのか楽しみではあります。

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デベロッパーの開発計画のサイトから拝借します。まともには3棟が整備されたようです。確かに周辺には高い建物がないので360度のパノラマを楽しむことができますし、旧市街のようにごみごみした建物ではないので風通しもいいいい環境だとは思いますが、ビジネスとしては少し不便な気がします。

スクリーンショット (280)この周辺は古くは企業の埠頭として、また石油会社の備蓄倉庫などとして使用されていた場所です。ここから少し東ですがひときわ目立つスタンダードオイル社これはロックフェラーの石油会社です。今も続く国際金融資本、中国との関りもこの頃からの延長だということがこの地図1枚からも読み取ることができる気がします。


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三井物産の記載がありますが戦後没収されたので今は関係が無いと思います。亜細亜石油の名前も見えます。これが日本の亜細亜石油(現在のジャパンエナジー)かどうかは調べてみる必要がありますね。

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遊歩道として整備されていますがそもそも多くの人が住んでいたわけではないので歩く人はほとんどいません。対岸はビジネスタウンとして再開発が進んでいます。BUND開発全般に言えることですが、かなり無茶な開発でお金をどんどんつぎ込んで開発している感じが伝わってきます。こういったお金の使い方が将来中国の財政を苦しめることは確実です。上海の中心部にはきらびやかな超高層ビルが建ち並びましたが足元でまだまだバラックや廃墟となった工場があちらこちらにあります。鄧小平の南講は「先に豊かになるものは豊かになれ」と国民を鼓舞しましたが、豊かになったのは国民ではなく共産党員でした(共産党員も中国国民ですが特権階級ですので少し意味合いが違う)その結果が病院を建てずガラガラで使えない超高層ビルとこういった無駄な開発だったと言えるでしょう。この開発は歴史を残すことを意識した開発と言えなくはありませんが、もう片一方では廃墟となった国営工場を取り潰すとその後がどうしようもないので、ツケ刃的にこうなった結果です。

このサイトでもお届けしているようにBUND開発には多くのアート施設もできていますがどれもうまくいっていません。箱は作っても中身がないのですし中国人の多くがアートに、それも現代アートにどの程度の興味があるのかはなはだ疑問です。いつも電車やバスに乗る時に見かける並ばず我先に乗ってしまうことと同じ、我先に儲けようとした結果であったのかとこの開発を見ていて感じてしまいます。

病気が蔓延してから共産党の力を見せつけるかのように病院を建てる計画を発表しました。なぜ今まで作らなかったか疑問でなりません。

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八万トンサイロはすぐ横にあります。隣接した総合開発です。




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