半夜空想飯店

大胆かつ大雑把な料理実験室。どうぞ、ごゆるりと。

そば粉

年越し手打ちそば

大晦日といえば年越しそば。そば打ちを趣味とする父が活躍する日でもあります。今日は、そば打ちの様子を写真に収めた、今年最後の半夜空想飯店です。

SDIM4162

細く長く健康に、という縁起を担ぐようになったのは、そば文化が定着した江戸時代から、と言うのが一般的な説ですが、切れやすいそばにちなんで、一年の厄災を断ち切る、という意味や、家族が揃う大晦日に「長くそばにいたい」という思いから、など、各地で様々な言伝えがあるようです。また、薬味のネギは「ねぎらい」や神職の「禰宜」説などがあります。

soba1

そばはスピードが命。20分程で出来上がる打ち立てのそばは、驚くほど香りが良く、近所でも評判です。そば粉は士幌町にある大西製粉所から取り寄せています。

soba2

父が打つのは、そば粉8割小麦粉2割を使う、ニ八そば。良く混ぜ合わせて篩った粉に、数回に分けて水を加え、一塊にまとめていきます。

soba3

滑らかになるまで良く練ったら、外から中に練り込む菊練りという工程へ。綺麗な円錐型になりました。

soba4

打ち粉をした台に移り、手のひらで生地を広げていきます。ここから延しの作業です。

soba5

丸く伸ばした後、棒に巻きつけては広げ、を繰り返すうちに、どういうわけか四角くなりました。

soba6

厚さ1ミリ程度まで、薄く大きく延ばした後は、たっぷりと打ち粉をして生地を折りたたみます。

soba7

いよいよ切る作業です。大きな包丁を使って細く切っていきます。最も集中力を要するクライマックス。

SDIM4163

綺麗に揃えて切ったそばは、しっかりと打ち粉を落として完成。上出来じゃないでしょうか。

SDIM4167

今、冷蔵庫にある物を使った大雑把な料理実験というテーマで、今年の春から始めたこのブログ。たくさんのコメントやツイートに励まされながら続けてきました。ありがとうございました。皆さんの日々の料理のヒントとなったり、お腹が減った時に見るブログとなれればと思います。それでは皆さん、良いお年を。


新そば間近、そば粉のガレット

そばで有名な北海道の幌加内では、真っ白な蕎麦の花が見頃を迎えている時期でしょうか。秋には香り豊かな新蕎麦が出回るのを今から楽しみにしています。僅かに残った昨年の蕎麦粉を使ってガレットを作りました。

SDIM3868

 ガレットはフランスのブルターニュ地方に伝わる伝統料理です。
1カップのそば粉にひとつまみの塩、全卵と水を足して400mlの卵液を滑らかになるまで混ぜ合わせ、一晩寝かせて生地を用意します。
バターを広げたフライパンに生地を流し、薄く焼き目が付く程度に両面を焼いたら、卵とベーコン、チーズをのせ、生地の端を折りたたみます。今日は焼きたてのガレットにアイスプラントを添えました。
気軽な前菜やメインディッシュとして親しまれてきたガレット。生地を用意しておけば、少しだけ余ってしまったサラダやおかずを利用でき、朝食にも便利なメニューです。
ナッツやハーブなどでアレンジすると様々なバリエーションも楽しめそうです。
料理人

canacol

Amazonライブリンク
楽天市場
  • ライブドアブログ