2004年07月

2004年07月28日

泥酔でもSweet Day

学生らしく有り余る時間を美術館で優雅に過ごした
昼間。

「イタリア 印象派への道」

絵心のない不器用な自分は、印象派がなんだか、
ロココがなんだかさっぱり分からないけれど、
ただ絵を見て、感じたこと、印象に残った言葉
写実主義
この意味が俺にはまだよく理解できない。
辞書いわく、事実をありのままに忠実に再現すること。
今まで見た絵の中には、自然そのままに輪郭の線を
限りなく消した絵、筆のタッチは残していながらも
細部まで丁寧に描かれた絵、ポスターのように筆で
書かれたとは思えないような絵、二歩離れてみると、
実際の風景のように見えるけれど近寄って目を凝らすと
実はずいぶん大雑把に描かれた絵などなど。
どれが写実的なのか、理解の度合いを超えているけれど、
自分がどの視点で絵を見るか、どの視点で絵を描くかで、
描かれ方が違うんだな。
細部を無視して全体のニュアンスを大事にするのか、
細部にまで注意を払い、どこを見ても完璧に描くのか、
俺は前者の方に感慨を受けた。

学生らしく有り余る時間を居酒屋で泥酔して過ごした夜。

「花の舞」
久々に泥酔した・・・。
初めに頼んだウーロン茶にはまったく手をつけず、
結局2時間ビールを飲み続けた。
グラスが空けば左から優しいスリランカ人が
もっと飲もうとグラスを満たす。
またグラスを空ければ、右から小さな女の子が
注ぎましょうかと笑顔を向ける。
泥酔しながら、原付を引く気だるさ、重苦しさ。
顔を紅潮させて一人電車に揺られる恥ずかしさ。
パイナップルジュースを飲んだのが間違いだった。
アルコールはしっかり体内に吸収され、猛烈に酔いが廻る。
そんな今、俺は引き続き泥酔中。

目が覚めてきた。色々思考し始める。
「写実主義」・・・腫れたまぶた、乾いた唇、
赤らんだままの顔、うつろな瞳。
今の俺はなるべく細部はぼかしたい。


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2004年07月26日

川昇り、現れたる滑湯

化粧すれば相当美人なのに・・・

Abe river
安倍川をさかのぼること1時間半、
狭い山道をアップアップしながら
たどり着いたのはそんな梅ヶ島・金山温泉。

秘湯?寂湯。美湯。

日曜のちょっと曇った昼下がり、
ゴルフの打ちっぱなしで汗を流す。
100円10球の自販機は
特別サービス14球放出。
ちょいと先に転がった数球をかき集めたら、
総額200円でしめて40球なり。
破格。っていうより破自販機。

男湯も女湯もずいぶん開放的に窓全開。
覗き魔もびっくりの解放感。
もちろん防覗き対策はばっちり。
窓を閉めればいい。
覗き魔もびっくりの閑散さ。
男湯は俺のみ。
女湯もヒトミと随分若いオナゴ数粒。

汚れた桶10個あまりと同じくイス10脚。
俺に経営任せてくれよっていうぐらいの放任主義。

でも温泉は絶品。
体にまとわりつくようなヌルヌル感。
体を潤いが包んでくれる感じ。すべすべ感。

まさしく片田舎の別嬪温泉。
来ればきっと別嬪肌になれる。

でも1500円は高いよな・・・。
高さ2,30メートルの吊り橋



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2004年07月22日

「69」

1969年・・・
俺にはこの年に何かすごいエナジーを感じる。
俺が大好きなBryan Adams「Summer of 69」
Jimi Hendrixがウッドストックで
ギターを弾き鳴らしていた頃。
ベトナム反戦に沸いた頃。
タイガーマスクに夢を見ていた頃。
そして安田講堂で徹底抗戦して敗れた頃。

エネルギッシュで、夢があって、
日本がいきいきしてた頃。
そんなイメージ。

村上龍の映画「69」もそんなエネルギッシュな
雰囲気が詰まった楽しい映画だった。
好景気に沸く社会風潮とGI文化の入り混じった街
佐世保。ジャンキーでファンキーな街。

一旗あげようと立ち上がった少年たちが
全共闘の激しい闘争をこんなに楽しいことはない
といわんばかりに駆け回った2時間。

村上龍の作品にはどれにも、69年佐世保の街の
雰囲気が満ち溢れている。身近な黒人文化、
強大な力に立ち向かう勇気、セックス。

社会が停滞ムードの今、この映画は何でもやれば
出来るんだってエネルギーがビンビン伝わってくる。
社会の圧力なんて笑い飛ばせ。
It's now or never.
社会がどうだろうと、テンションが低かろうと、
何かをやり遂げなければいけない。
社会のどこかで眩しい光を放たなければいけない。
それが生きるってこと。
それがかっこよく生きるってこと。

canadian0701 at 15:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

送別会 for limit 1month

友達は永遠の宝物。そんな日だった。
映画館通りを西へ。
右手に見える小さなお店「アミーチ」
洞窟のように狭い通路を通り、右にカーブした
階段を登ると、目に飛び込んできたのは
見慣れた顔、顔、顔。
女、女、女と男たち。
右手から中央やや左手まで女性陣が占め、
追われるように隅に座った男たち。

Surprize Party

随分前から、送別会をしてくれるってことは、
色んな口から、色んな所で聞こえてきていたけれど、
目の前の状況、こんな自分のために集まって
くれたという事実に、Surprize。

主役になることには不慣れなShy Boyにとって、
嬉し恥ずかしの2時間。

そして宴のフィナーレには本邦初公開、
今年に入って2度目の寄せ書き。。。
寄せ書き・・・なんて素晴らしい習慣なんだろう。
出会えたことに感謝し、過ごした時間に思いを馳せ、
行く末の幸せを心から祈る。それが寄せ書き。

来てくれた人すべてに感謝の気持ちを伝える方法はないかと、
この2週間缶詰になって考え、書き通した感謝のメッセージたち。
少しでも感謝が伝わっただろうか。

寄せ書きへの返事は、俺が健康に過ごし、日々精進し、
一回りも二回りも大きくなって帰ってくること。
その経過を手紙で伝えること。&カナダみやげ。。。

これだけの声に支えられれば、
頑張れないはずがない。
頑張らないわけにはいかない。

残すところ後1ヶ月強。愛すべき静岡をもうしばし堪能しておこう。

canadian0701 at 14:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2004年07月06日

親と子、以心伝心!?

子供の気持ちを把握しきれない親が増えているといった社会の風潮もあるが、
それでも親というものはつくづく子供のことをよく考えているなと感心する。
大学を卒業し、留学するまでの5ヶ月間。
徹底的にダラけ、流され、自分のしなければいけないことの半分も出来なかった。
おまけに、留学する目的すら見失っている今。
実は今、自分は相当の苦境に立たされていたのかもしれない。まだ、そこに立っているかもしれない。
そして、遠く離れて暮らし、特に連絡をしなくとも
子供のそうした状況に感づく親の偉大さ。。。
正直、モチベーションが下がっているのは留学に対してだけではないかもしれない。
自分のしなければいけない生き方を相当疎かにして、だらだら暮らしてきた。
それが分かっていても、なかなか変えられない生活リズム。
今、目指すべき目標が見えない。
自分の立場をしっかり見定めて、
もうすこし自覚をもたなければ。。。
俺はプータローじゃない!
俺は寄生虫じゃない!
俺は留学生なんだ。
もっともっと苦しまなきゃ。。。
もっともっと焦ってもがかなきゃ。
のんびり大相撲見てる場合じゃない。
昼寝してる暇なんてないんだ。。。
でも、その前に留学する意味を早く見つけなきゃ。




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2004年07月02日

Canada Day

7月1日カナダ建国記念日。
1867年に英連邦の植民地から脱退し、
正式に国家として出発したことを祝う日。
実は7月1日が建国記念日に定められたのは
1982年新憲法が採択されたとき。
記録上は俺よりひとつ年下の学年。

7月1日はカナダの独立を祝う日。
カナダのあちこちでパレードやお祭りが行われたのだろう。
時差が17〜19時間くらいあるから、今はまだその真っ最中かもしれない。
カナダデイを祝うという名目に便乗して、一暴れした総勢13名あまり。
盛り上がりようを伝えたい気持ちもあるけど、
そこはグッと我慢して、一言。

日本人にとって建国記念日とか独立っていう感覚は正直持ちづらい。
日本が独立?したのは紀元前くらいの話。
2月11日は建国記念日ですと言われても、実感がわかない。
日の丸を掲げようなんて気は起こりづらい。
領土を侵犯されず、自分の領地を自分で治めること
を当たり前のように生きてきた日本人にとって、
「自治権」の価値を正確に理解することすら難しい。

ただでさえ、カナダは印象の薄いマイナーな国。
カナダの独立をみんなで祝いましょうと日本人に訴えても、ピンと来ない。

でも、カナダデイパーティに参加した一人として、
自分たち自身で、自分たちの進む道筋を自由に決められるという素晴らしい環境(自治権)
にいるってこと、その自由を奪われていた国、時代があった
ってことを考えるきっかけにしてもらえればいいなと思う。
もちろん今の自由な環境の中でも色々な障害はある。
夜中に住宅地内の公園で打ち上げ花火をしてはいけないとかね。
自由の中に道徳心や常識からの自制は必要だね。
あれはただの常識知らずのバカ学生だったよ。。。

カナダのいいところをもっと伝えたかったけど、
下手にカナダのうんちくを語るより、カナダ狂が
カナダの国旗描いて、カナダジャージ飾って、
アパートでパーティ開いてたなくらいの思い出の方が、
現実感を持って記憶に残るんじゃないかな。
工夫すればもっとカナダ色を織り交ぜられたはずだけど・・・。続きを読む

canadian0701 at 14:24|PermalinkComments(1)TrackBack(0)