4月7日(日)
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毎年参加している、ちんぺいさんの
国立劇場のコンサート。
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今年は桜に間に合いました。
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国立劇場でコンサートを許されている
唯一のJ- POPシンガーのちんぺいさん
和服姿が一番少ない日みたいです。

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【ここからネタバレあり】


国立劇場独特の花道から

白いジャケット姿でちんぺいさん

登場。


オープニングは


♪サクラサク


1階席にペンライトの波が起きる。

3階席のはじっこの私も

急いで、ペンライトを用意して

リズムに合わせて振る。

最初からとばしてるな(笑)


平成最後のライブはCORAZON


自分探しの旅歌コーナー


♪夏草


懐かしい!と

思わず声が出てしまう。


アリスが20年ぶりに再始動した

2001

その後、2002

ちんぺいさんが50歳代になって初めて出した

アルバム「半空」(なかぞら)に収録されている。

アリスで受けた刺激が色濃く出ている好きなアルバムだ。


♪つらつらと


この曲も

「半空」に収録されている。

まだ訪れたことのない尾道の風景が

浮かぶ。

このアルバムが出た頃

ファンの知り合いが

尾道に行ったとはなしていたことを思い出す。

あの頃はまだ自由な時間がなかった私は羨ましく聞いていたな。


♪三都物語


会場が少しざわつく。

コンサートって正直だ。

知らない曲が始まった時と

知ってる曲が始まった時のかすかな

ざわめきの違い。


コンサートで演奏される曲

全曲を知っているファンは

会場にどれくらいいるんだろうな。


いつも、コンサートに行く度に

思う。


♪風の暦


この曲のイントロを聴くと

東大寺の境内で、地面からの冷たさを思い出す。

野外のコンサート。しんしんと冷えていく中で、この曲を聞いていた。

JR西日本のCMで今も流れているのがうれしい曲。


♪北陸ロマン


北陸新幹線開通の記念に

仲間由紀恵さんとデュエットした曲

会場に再びペンライトの波が揺れる。


♪幸福


平成最後のコンサートで

今までステージで歌ったことのない曲を歌うと話したちんぺいさん。

この曲が大好きな私としては

とてもうれしい。

1986年当時の生命保険のCMソングになっていた。


しあわせ

それは感じること

愛する人のぬくもり


2年前に私が産まれ、小学校入学前まで過ごした街を歩いた。


小学生だった兄の後ろを追いかけながら、ついていけずに泣きべそをかいていた小道。

母が長い間、入院していた病院がマンションに変わっていた。


その街を歩きながら

この曲がずっと

頭の中に流れていた。


夏草、つらつらと、幸福


毎年のコンサートの

セットリストの中で久しぶりに聞いたり初めて聴いたりする曲があるのはうれしい。


ファンにとってはうれしいこと

アーティストにとっては

自分の曲でありながら

チャレンジでもあると思う。

古希を迎えたちんぺいさんが

チャレンジしている姿は

私に元気をくれる。


一部のラストはみんなで歌いましょう。


♪いい日旅立ち


母が大好きで、

唯一カラオケで歌っていた曲だ。

母を見送る日、大好きな歌だけを

流し続けた。

その時も

この曲が母を見送ってくれた。

人生を終えて、新しい旅立ちをする母に送った曲。


歌っている人たちの顔を見ると

とてもうれしそうだ。

ステージからみているちんぺいさん

うれしいだろうな。


一部が終了。

ちょっと短かったかな?

その分二部が長いのかなぁ?


会場が暑かったので、外の空気が

気持ちよかった。


グッズ売場の近くにちんぺいさんを発見!

誰もいなかったので記念撮影。


気分も変わったし、二部が楽しみ!


ベルがなり、会場が暗くなる。

ステージに出てきた

ギターの勇ちゃんが

音出しをしている。

ん?マンドリン?ってことは

あの曲?


ステージ上には青山劇場で使われていた深紅のベルベットのカーテン。


カーテンの中央から

黒いジャケットに着替えた

ちんぺいさんが登場。


マンドリンのイントロ

やっぱりこの曲だった!


♪エデンの夏


大好きなアルバム「人間交差点」に収録されている曲だ。

ちんぺいさんの曲の中で、乾いた感じのする曲。

21歳の私が必死にもがいていたことが微笑ましく思える。

ちんぺいさんが言う“大人”になれたのだろうか。


♪最後のI LOVE YOU


サビの部分から始まった。


アルバム 君を忘れないに収録されている。今も大活躍している秋本康さんの作詞三木たかしさん作曲のこの曲。


微笑みを微笑みで見送ろう


この部分が大好き。

別れは仕方ないけど、お互いのしあわせを祈る気持ちがこの歌詞で

伝わってくる。


さすが、秋元康って思った曲。

ステージで聞くと涙が思わず出てくる。こんな大人の気持ちになれるのだろうか。


♪今のままでいい


ちんぺいさんの曲は大抵、歌いだしてこの曲だってすぐにわかるのに

ん?

出だしの歌詞が詰まってしまったことに何人が気づいただろう?(笑)


♪忘れていいの


この曲を聴き始めた“この歳なら”

と、今の“この歳なら”は違う。

あの頃の“この歳”は必死でがんばっていただろう。

今の私になり、ようやく、この曲の本当の意味がわかったと、気づいた


For a way


イントロのコーラスだけでコンサートで心が解きほぐされいる今の私の涙腺が崩壊。


人生の最後に私に逢いたいと願ってくれた人が星になって14年の時が流れた。


この曲を並んで聞いた改装前の

大阪フェスティバルホール。


文字通り、星になって私を守ってくれている人。

ステージよりも天井が近いこの席で

聞いていることが

あの人の想いに答えることだと

信じている。


拍手が沸き起こる。


映画音楽をはさんでのラブソングメドレー

上質な短編映画のような時間

いつもこのコーナーが終わると

ブラボーと叫んでしまう。


18年間続いた青山劇場のリサイタル

娘が産まれた年だけ欠席して

あとは全部参加していた。

青山でしか、聞けなかった曲が聞けるってすごくうれしい。


CORAZON


ラテン語で心を意味する曲


この曲を毎年聞いていた頃の私

子育てや家庭のことが

私の全ての世界。


でも、この曲を聴いているときだけは、妻でも母でもなく、一人の女性としてこの曲の世界に自分の姿と好きだった人たちを重ねて

異世界に漂うことが出来た。


一人の女性としての意識を捨てずにいられたのは、こういう時間を18年間持ち続けていられたからかもしれない。


青山劇場に向かう青山の街が

クリスマスの雰囲気に満ち

青山学院のクリスマスツリーに灯がともる時期に似合いすぎる曲。


今、この曲を聴けることが出来る幸せ。


一度くらいは自分の人生のレールを引きたい。

不幸せになる自由が欲しかった。


目の前の出来事でいっぱいいっぱいだった、あの頃の私の気持ちを代弁してくれていた。


18年の歳月の中、必死に生きていた自分の姿を俯瞰している私が今、此処にいる。


自分のことだけを考えていい時間が欲しかったあの頃。


曲が終わった後に鳴り続ける拍手。

涙でぐちゃぐちゃになりながら

拍手を送る。


ありがとう。ちんぺいさん。

この曲が聴けたこと、忘れない。


この曲に出てきた登場人物3人の誰に共感しますか?

ちんぺいさんの問いに答えはすぐに出ないけれど、私だけの登場人物がいる。

きっと会場にいる人それぞれに登場人物がいるんだろうな。


♪群青


印象的なピアノイントロ

慶彦のピアノが思い出の扉を開けてくれる。

この曲には私の中の父を呼んでくれる力がある。

私は父がこんなにも好きだったと気づいたのは、父が亡くなった夜に

添い寝をしていた時だった。


父の存在に感謝することも意識せずに好き放題に言っていた。

困ったことがあればすぐに駆けつけてくれて、母とぶつかった時も

ずっと私に寄り添っていてくれた父。


息子と父の関係と娘と父の関係の違いはあるけれど、この曲にいる父の気持ちが私への想いだと思える。


荘厳な西洋音楽の調べ


♪英雄


ロンドン交響楽団とのコラボ出作られたアルバムの中の曲。

勇壮なイントロ。


私が唯一参加できなかった青山劇場でのコンサートのタイトル曲。

ちんぺいさんの姿は変わったけど

力強さは変わらない。


変わらぬ歌声を聞かせてくれるというのは、すごいこと。


日々の努力と想いの強さ。

アーティストとしてのプライドを

貫く凛とした姿勢。


私が人生の師と仰ぐ理由が

此処にある。


今日のこの曲で年齢や衰えを理由にしないことを教えられた。


♪流星


大切な人や愛する人との永遠の別れを何度か体験した。


自分が死んだ後の顔を見てくれるなと言って旅立った人


また来週!と、

笑顔で別れた後、その来週が来なかった年下の彼女の笑顔


前日まで私のために野菜を運んでくれた父との突然の別れ。


楽しく友達と語らった後に最高の笑顔で旅立った母


涙が止まらない。


もう会えなくなった人たちが

この曲とともに笑顔でみんな

会いに来てくれる。


父が亡くなった夜の星空が

きれいだったな


勇ちゃんのギターソロが

涙を包むように響きわたる。


サンズバンドのメンバー

今ではファミリーのように

感じられる。

成長する演奏を聴けてよかった。


♪昴


私にとっての昴は、人生の節目に流れてくる曲だ。


10代から50代になった今まで

様々な節目で聞こえてくる不思議な縁がある。


どうしようもなく不安な気持ちの時

テレビから流れてきたり

悲しみのどん底にいる時、ラジオから流れてきたり

私の気持ちを知っているかのように寄り添ってくれている。


そんな大切な歌に出会えたからこそ

たくさんのことを学び、

今日、また新しいことも学べた。


昭和に少女時代を過ごし

平成に妻として母として

一人の社会人として過ごした。

そして、来る令和の時代。

もう少し頑張って私の力を必要とする人たちのために過ごしてみよう。

きっとこれからの節目にも昴があれば、歩いていける。


鳴りやまない拍手

一度ステージからはけた

ちんぺいさんが登場


思わず席を立つ


アンコール曲


♪櫻守


ペンライトの波が揺れる。

2階、3階席の人は立っている人は

少ないけど、でもいいや。

幸い、後ろの席に誰もいないし。

私のスタイルで楽しみたい。


桜の季節に聞くこの曲。


夜桜の凄絶なまでの白さと

潔く散りゆく桜の花に

自分の想いをなぞらえ曲。

アンコールにこの曲を歌うのは

体力的に大変かもしれない。


コンサートのオープニングが桜

アンコールも桜


ちんぺいさんのコンサートは

ストーリー性が重視されている。

コンサートが終わると

小説を一冊読み終えた位の充実感がある。


櫻守はロックバージョンでした

アリスへの準備も万全です。


ステージの声に血が騒ぐ。


ソロとアリスのちんぺいさんは

全然違う。

その違いがアリスで育った私には

うれしい。

両方が好きだから。


アンコールラストは


♪サライ


陣痛を感じながら作成現場を見て

息子を出産して眠った後に

聞いたこの曲。


息子と同い年のサライは

夏の終わりに聞く曲でありながら

桜吹雪のこの季節にも

ぴったり。


また来年桜の下で逢おうな!


力強い言葉


ありがとう

ありがとう


ちんぺいさんと客席との

ありがとうのコール&レスポンス


よかったぁ。

涙と汗でぐちゃぐちゃだけど

爽やかな気持ちだった。


終演後に前列の方に楽しそうでしたねって声をかけられた。

うるさくしてすみませんと謝ると

元気をいただきましたとの言葉。


ずっと追いかけるものがあるって

幸せなこと。

ずっとその背中を見ながら

歩いてこられたことに感謝しながら

名残の桜を眺めた帰り道。



平成最後の国立劇場のコンサートを

残しておきたくて書いてみました。


さ、次はアリスだ!