2007年02月16日

馬鹿は馬鹿なりに

最近考えたことの整理。
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探偵小説が好きだった、というルーツを発見。
小学生のころは図書館に入り浸って、毎日シャーロックホームズとアルセーヌルパンと江戸川乱歩を読んでいたのですね。それぞれに個性があって、どれも大好きでした。
江戸川乱歩の薄暗い気味悪い描写も好きだったけど、ルパンの一人4役みたいな現実的にあり得なさも好きでした。最近では、いろんな人に会うたびに、または電車の中でその人のバックグラウンドを推理するというホームズごっこがマイブームです。ホームズが初めて会ったワトスンが昔軍医(だったけ?)をしていたことを当てたというのは有名な話。
名探偵コナンでは駄目なのは、やっぱ漫画でなく文章でなければいけないのです。探偵小説は。自分の描いていた人物イメージが、残り50ページで実はルパンと同一人物だったとわかって混乱するのが楽しいのです(笑)。
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「自分の行動に責任をもった時 人は大人になり
 自らリスクを背負った時 人は社会人になる」
「金銭の奴隷になるのはやめた。
 これからは金銭を奴隷のように使ってやろう」
かのロックフェラー財団の設立者ロックフェラーの言葉なそうな。当たり前のことだけど、大人と社会人って同義ではないのですね。
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いのちの食べかた

森達也氏の書かれた「いのちの教科書」。僕らが食べている「お肉」がどこから来るのか、知っていますか。どうしてこんな身近なことなのに知らないのか、不思議でに思いませんか。僕は不思議に思うし知りたい。…という感じで、小中学生にもわかるような形で「生きるリスク」を示したまさに生きることの教科書。まだ立ち読み程度なので後でまた読む。
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現代に生まれたということは非常に幸運なことで、先人達の築いた歴史を辿ることで私達は「現代人になる」ことができる。

生まれたときは食べ物をとるためにケンカをします。兄弟や周りの人を蹴落とし、優位に立とうとします。
語学を身に着けると、物事を勉強し始めます。原始的な哲学や数学を勉強して、考えることができるようになります。
ルネサンスが起こります。文化や科学など一見生きてく上で価値のないようなものに没頭します。宗教を知ります。
大航海時代、外の世界へと出て行きます。外にも大陸があって、自分のような人間が生活していることを知ります。
産業革命が起こり、資本主義の下で、働いて、稼ぐようになります。
稼げるようになると、どうしてももっと稼ぎたくなり、戦争が起こります。その後、冷戦を経て、共存への道を探りつつあります。

非常にざっくりとだが、人間の一生と人類の歴史は相似関係にある気がします。成長することが歴史をなぞることだとしたら、絶対にどのステップもスキップできない。どこかにとどまることも実は不自然なことなのかもしれない。全て通過した上で、現代に追いつくというのが、現代人になるただ一つの術なのではなかろうか。
などという大そうな屁理屈はともかく、とりあえず社会に出て、働いて自分で稼ぐこと。競争にさらされること。を通過した上で現代に追いつきたいなと、ふと思ったのでした。
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「Number」誌で、イチロー選手が「アメリカ人に心はない。だから、世界一になるよりも、日本の野球でアメリカを倒したかった」と答えている。アメリカの野球チームに色々な意味で揉まれたからこそ出た言葉だろう。WBCでの活躍もすごかったけれど、一人米大リーグでアメリカに立ち向かい続けている事実自体が偉大です。この人がいる限り日本は野球先進国だと思う。でも、一方で多くの日本人選手がやはりアメリカや他国の野球にもまれる必要があるわけで。これは矛盾でもなんでもなくて、克服しなければいけないコンプレックスみたいなもんですよね。
翻って今すごい東京コンプレックスがある私は、やっぱり東京で仕事したいと強く思う。あの街を庭にできたら、どこにでもいける気がします。

candydropss at 02:40│Comments(0)TrackBack(0)essay 

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