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またもや、好きなもを好きなだけ。


使い回しがバレバレ。笑

色々と振り返るに当たって長文の気配。この1年例年通り沢山の音楽を聞いて、大好きな曲は本当にいっぱいあったけど、アルバムとしてこれは!みたいなのは難しかったなぁ...。好きが過ぎたというか。まぁ色々あった1年なので、それをカバーしてくれるような、後押ししてくれるような、瞬発力と爆発力を持った音楽、そして優しく包み込んでくれる音楽に大変救われました。詳細その他何故この選曲?ってところまで含め、下までお読みいただける方はぜひお付き合い下さい。結果だけでいいよ〜!!って方はお先にご挨拶を。2018年も大変お世話になりました!!また2019年も宜しくどうぞ〜◎


【2018年・楽曲編】
1.My Hair is Bad「惜春」
2.LUCKY TAPES「Joy」
3.SUPER BEAVER「予感」
4.österreich<楽園の君」
5.乃木坂46「帰り道は遠回りしたくなる」
6.NakamuraEmi「相棒」
7.UNISON SQUARE GARDEN「Catch up, latency」
8.あいみょん「満月の夜なら」
9.米津玄師「Lemon」
10.sumika「フィクション」

【2018年・アルバム編】
1.LUCKY TAPES「dressing」
2.ROTH BART BARON「HEX」
3.SUPER BEAVER「歓声前夜」
4.mabanua「Blurred」
5.THE 1975「ネット上の人間関係についていの簡単な調査」
6.[.que]「Endless Jurney」









毎年毎年これらの音楽を選ぶ時になってみて、あれもいいこれもいい、あんなことがあったこんなことがあった、など、1年を振り返るのが恒例行事になってきた。すでにどこそこでお伝えしている通り、今までにないくらい色んなものを変更する1年だったし、文字通り全てをリセットして挑む次の1年になる。とにかく、決断と、選択と、迷いの多い1年だった。(※どんな話だったかは、【こちら】をどうぞ)

とはいえ人間面白いもので、こうと決めてしまえば案外その波にのるのは簡単なもの。今思えば何をそう悩んでいたのかと思う部分もある。けど、やっぱり難儀なものだったなぁ。


実は、ちょうど1年前にはもう結論は出ていたんです。結論は出ていたというか、「帰る」、という話を真剣にしだしたタイミングで、嫌々、渋々、完全に納得できないまま(※今でも、だけど)、それで生きていこうとを決めた。そして、自分の中で整理するのに半年かかって、あのブログエントリーになっているわけだ。

この話をツイッターでした時、フォロワーさんがこんなことを言ってくれた。

『どっちもきっとすこし後悔するしどっちも絶対に楽しいと思うから、決めたことは間違ってないって信じるべきと思います。』

その通りだと思う。隣の芝は青く見える、ではないけれど、こっちに残ったら残ったで、きっと僕は何らかの形で後悔したと思うし、一方で向こうに帰るにあたっても、捨てられない思いはどうしたってある。けれど、どっちの道を選んだって、自分は、自分で自分を、そして家族を楽しませる責任があるし、その一方で、絶対にその責任を果たせる
自信もある。だから今回のこの決断を、誰よりも信じたいし、そうじゃなきゃ、この決断をした自分に申し訳がたたないのだ。

少し音楽の話を。

この1年は、先の話にもあるように、自分の背中を後押ししてくれる、そんな音楽をたくさん聞いたような気がする。と言っても、結局聞いているのはいつものメンツなわけではあるが、裏を返せば僕はこの人たちに本当に支えられているなと、改めて実感した次第。

österreichもとい高橋國光が真剣に明るく音楽やってくれたのは本当に嬉しかったし、ユニゾンはアルバムや他のシングル曲と合わせてこの1年本当に沢山聞いた。LUCKY TAPESの「Joy」を聞いては、何度も奮い立たされたものです。(※アルバム「dressing」は本当に本当に本当に最高!!!)そして珍しく乃木坂46をはじめ、あいみょん、NakamuraEmiなどなど女性曲をたくさん聞いた年でもあり、例に漏れずアンナチュラルをみて「あぁぁあ...!!!」となりながら米津玄師の「Lemon」で枕を濡らした日もあった。(※いや無かった)

ライブはあんまり行けなかったんですけど、sumikaの武道館が、すごくよかったんです。彼らの曲、というか、「Lovers」を聞くたびにまた戻ってこれて本当によかったねって思うんですけど、今回はそれがいよいよ大団円を迎えたというか、もう1つの新曲「ファンファーレ」とも合間って、すごく濃密な時間を過ごさせてもらったことを覚えている。その中にあって、この「フィクション」という曲は、仕事やそれ以外の面倒なことが続いていた2018年灰色の日々を、歌い出しの【さぁ今日も始めましょうか】の合図と共に聞く度にすごく色彩豊かなものに変えてくれた、この1年何度も何度も助けてもらった曲の1つだ。

あと、先日
CDJに行ってきた。もう何年もここで過ごす年越しに慣れてきたから、もうこれがなくなるかと思うとやっぱり寂しいものがある。これからは東京に住んでるわけじゃ無くなるし、簡単にくることもできないなと思って、総決算的な感じで大好きでお世話になったバンドを洗いざらいみていた。amazarashi、ACIDMAN、BIGMAMA、クリープハイプ、ART-SCHOOL、アジカン。案の定、エモが垂れ流し!どの曲も1度や2度のことでは無い。この10年毎回毎回どこかで聞いてきた、僕の血肉となり感情思考の礎としてこれまでとこれからを決定づけてきた曲のオンパレードに、感情が全く追いつかなかった。



SUPER BEAVERの「予感」
という曲の一節に、こんな歌詞が出てくる。

楽しい予感のする方へ 心が夢中になる方へ
正解なんてあって無いようなものさ 人生は自由
今 予感のする方へ 会いたい自分がいる方へ
他人の目なんてあって無いようなものさ 感性は自由
名もなき感動に 感情に 想うがままの名前をつけていこう
名もなき感動に 感情に 気づいた意味をちゃんと愛せるように

あとはMy Hair is Badの「惜春」。

追い風を追い抜いてゆくように
思い通り遠い方に行こう
あの雲切り裂く大胆なイメージで
思い出しても辛くないように
荷物で重たくないように
僕らはいつも わざと置いていて
忘れてしまうんだ

時としてこの根拠のない『予感』は、どんな理屈よりも正しく、最も信頼できる、最強の武器だったりする。結局はこういうものが大事なんだろうなぁ。そして信じたからには、自分にはそれを全うする責任もある。ただ、キリよく納めるものは納めて、応援の声をちゃんと形にできるよう、期待の声はぶち抜いて、遠い遠いところまで。それこそ、あの雲切り裂く大胆なイメージで。東京に未練はないと言ったら、そんなもの大嘘。忘れることは、できないかもしれないけど、こっちはこっちで、楽しくやれると思う。そしていつでもきっと、何かしらの音楽がきっとそばにあってくれるだろうし、そんな音楽を引っ張り込めるだけの徳は積んできたはずだ。またきっと今年の年末も、同じような人たちの新しい音楽を聞いて、「何度もいうけどやっぱこいつら最高だなー!!!」みたいなことを言っているんだと思う。良くも悪くも、私はきっと変わらない。

毎年言っているけれど、2018年も本当にいい1年でした。浅草寺のおみくじはここ3年ずっと凶で、今年こそは!と思って引いた初詣のおみくじも、例に漏れず凶...。4年連続って、あの寺のおみくじは絶対凶しか入っていない。もう景気付けにいっそ大吉にしてくれたってよかったのに...。と、そこまで思うのは野暮なので、楽しく生活させていただいたこの街にも、沢山感謝してきました。2019年は、変化をとにかく面白く、楽しんで生きる、これに尽きますね。とりあえず引っ越し準備をサクッと終わらせなければ。全くやってない。けどこないだTVで引っ越し準備は前日から徹夜でやるもんだと言ってたらかまぁ何とかなるだろうきっと。

改めてになりますが、旧年はみなさま大変お世話になりました。また今年も、良い1年をお送り下さい!