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『新潟という場所で』

とりあえずの2回目。いったそばから三日坊主的なあれで終わらせるにはあまりにも忍びない。まぁ無理をしない程度に頑張ろうと思う。けどこうやって文章を考えて並べるというのは、緩くなった頭の体操にはちょうどいいのかも。

今日は、こないだ街を散歩した時の話。

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最近の休みは、奥さんの就活もあってもっぱら娘とデートすることが多い。

娘2歳と3ヶ月。言葉と感情と体力が爆発的に伸びて、もう地球外生命体のごとく奇怪な行動のオンパレード。魔の2歳児とはよく言ったもので、これを相手にワンオペ育児のお母さんのみなさまには本当頭の下がる思いです。すごすぎ。ありがとう。パパ力をもっとあげたいなぁ。

日々娘と出かける中、僕の新潟での記憶は大学生で止まっているから、若い頃の色んな思いが顔をのぞかせる。新潟高校生のデートコース定番やすらぎ亭(※川沿いの大きな遊歩道です)とか、万代橋渡って古町まで〜とか、水平線の向こうには佐渡までくっきり見える日本海とか、「まさか自分が嫁子供を連れてこの街を歩くとは!!」なんて、あの頃はかくも想像出来なかった。

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意外とね、新潟って立派なんですよ。

このやすらぎ堤をフラフラしながら、そのまま海まで足を伸ばしてみた。この時期の海は割と落ち着いていて、白波を轟々と立てる真冬の日本海はもうそこにはない。太平洋側から日本海側にきたんだもの、天気もいいし娘に日本海でも拝ませてやろうと思って散歩の延長で海まで向かったのだ。勿論海水浴なんてしている人はいないけれど、散歩や、部活のトレーニングに勤しむ学生たちなどなど、季節外れのこの海水浴場でも、割と活気にあふれていた。

市内中心部から車で10分弱。結構この、ちょっと手の届く範囲に色々あるっていうのは、思いの外生活する上では重要なポイントだったりする。車10分の手軽さは、電車1駅徒歩3分なんかとは比べ物にならないほど快適でゆとりがある。

娘は「おっきいお砂場だね〜」なんて言いながらすないじりが楽しそう。私も一緒になってモサモサと砂遊びに付き合う。夏はクソ暑いし、冬はクソ寒い。そんな新潟で、落ち着いて海を眺めながらこんなやって砂遊びできる時間なんて、あまりにも限られているよなとか考えつつ、一緒にお山を作る。春だなぁなんてぼけっとしていると、またあっという間に新潟の夏がきてしまいそうだ。

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