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どーも。

年末年始にちょっと話題になりました、pittiさんの『ネットの音楽オタクが選んだ2013年の日本のアルバム ベスト50→1(pitti blog)』。みなさんご覧になりましたか?恐れ多くも僕のブログも選考に入れていただいて、感謝感謝です。ちなみにその時の記事はこちら。(※2013年ベストその③ 1位〜5位

それで今回は、pittiさんが2010〜2012の3年分つくります!ということで、今更ながらぼくも選んでみようかなというところで、ちょっとタイムリーではないんですが、なるべく当時の思いを掘り返しながらセレクションしてみようと思います。

選考の基準としては、昨年のベストを決めるときにも言ったんですが、あくまでも僕が好き好んで聴いていた10枚ということで、シーンを代表するような1枚ではないというあたりをご理解頂ければとおもったりしちゃったりしています。

それではいっちゃいましょう。1枚ごとにレビューを書いて行くのも手間なので、ざっと順位と寸評だけ。



2010年

1位:kikUUiki / サカナクション
2位:Everlasting Truth / re:plus
3位:Nicheシンドローム / ONE OK ROCK
4位:Dance & Scream / Fear, and Loathing in Las Vegas
5位:pavillion / mudy on the 昨晩
6位:Revolutionary / 9mm Parabellum Bullet
7位:マジックディスク / ASIAN KUNG-FU GENERATION
8位:amp-reflection  / school food punishment
9位:We Love Telephones / the telephones
10位 :cinema / カフカ

【次点】
THE GUIDE / SPECIAL OTHERS
WEEKEND WARRIOR / 80kidz
EARTH / 世界の終わり

個人的にはサカナクションの圧倒的な一人勝ちで『眼が紅く藍色』は本当にいい曲。サカナで一番好きかもしれません。あとONE OK ROCKの「Nicheシンドローム」は、今でも彼らの最高傑作はこれだと思っています。そう思うと今第一線で活躍しているバンドのきっかけとなるアルバムが数多くあるなと。ラスベガスしかり、世界の終わりしかり。



2011年

1位:千年幸福論 / amazarashi
2位:A World Of Pandemonium / the HIATUS
3位:cinema staff / cinema staff
4位:Love Is Like A Rock'n'roll / a flood of circle
5位:DocumentaLy / サカナクション
6位:STRAIGHTENER / ストレイテナー
7位:JPN / Perfume
8位:SPECIAL OTHERS / SPECIAL OTHERS
9位:ex Negoto / ねごと
10位:
V.A / 劇場版 マクロスF サヨナラノツバサ netabare album the end of "triangle"


【次点】
sheeptown ALASCA / tacica
The Enemy Inside / coldrain
遊覧船の中で見る夜明けはいつも以上に美しい / 荒川ケンタウロス
絶対絶命 / RADWIMPS
NEW AGE OF BEATS / re:plus × Robert de Boron × Hidetake Takayama

もうこの年は震災の前後でその音楽のもつ意味合いが全く変わって来てしまって、一概に「評価」っていうのが難しい年だったなと思います。その点でいうと、メッセージ性の強いものが上位にきてる印象。amazarashiに出会ったこの年、まじまじと歌詞を見ながら音楽を聴く意味を、改めて思い知らされた気がします。afocの「Love Is Like A Rock'n'roll」も同様で、『感光』という曲の「生きていて」っていうフレーズに、佐々木亮介の命削って歌ってる感がすごく伝わってきます。その時のレビューはこちら(※
Love Is Like A Rock'n'roll / afoc
そういう感じの年でしたね。結構どのアーティストも震災を意識した曲にシフトし始めたきがする。あとはすごく個人的な話ですけど、マクロスFにどはまりしていたので劇場版のサントラを10位にねじ込みました。笑



2012年

1位:Asterism / Hidetake Takayama
2位:into the green / cinema staff
3位:ONE / UVERworld
4位:Traveller / ★STAR GUiTAR
5位:ONOMIMONO / パスピエ
6位:All That We Have Now / Fear, and Loathing in Las Vegas
7位:死ぬまで一生愛されてるとおもってたよ / クリープハイプ
8位:ぱみゅぱみゅれぼりゅーしょん / きゃりーぱみゅぱみゅ
9位:replay / Half-Life
10位:変身 , チャットモンチー BEST ~2005-2011~ / チャットモンチー

【次点】

カレイドスコープ / joy
Simulated reality / HaKU
PORTAL / Galileo Galilei 
[(an imitation) blood orange] / Mr.Children 

Hidetake Takayamaという方をどれだけの人かご存知かはしりませんが、この年聞いた1枚の中ではとても心に残る、一生大事にしたいと思えるような1枚だったと思います。それは2010年に選んだre:plusの1枚もそうなんですけど、こういうHIP-HOPからJAZZ、CLASSIC、ELECTRONICAまで、とても綺麗な音が鳴ってます。度肝抜かれました。普段こういうところ聞かないもんだから尚更。4位の★STAR GUiTARも同様です。この年彼らのライブをロッキンで見たんですけど、ホルモン捨てていった甲斐があったなぁと思います。当時の記事はこちら。(※Rock In Japan 2012
あとはUVERworldの「ONE」が抜きん出てました。本当にね、只々かっこいいんです。UVERworldって勘違いしてる方いっぱいいると思うんですけど、すごく熱くて、泥臭くて、一本気なロックを鳴らすバンドなんです。僕自身もそれに気付くのがちょっと遅かったですね。未だ間に合いますよ。



という感じですかね。ざっと選んでみましたけど、おそらく自分が気付いていない選考漏れがあるかと思います。いやぁこういうことがあるからブログはマメに更新しないとダメなんですよね!笑

2010~2012まで振り返って見たところで、僕が選んでる音楽たちってどこまでいってもロキノンばかりで本当に申し訳ないんですけど、これもまぁ結局は個人の趣味主張なわけで。J-POPしかきいてねぇぞバカ野郎って人も入ればアイドルこそ正義だクソ野郎って人もいるだろうし、僕が挙げた10枚を1枚も選ばずにベストを構成した人だってきっといると思うですよ。でもそれが一緒くたになって集計されるのがこの企画の面白いところで、もちろんメジャーアーティストの方が聴いている人の母集団が限りなく多くなるので自然とランキングも上になるんだろうということは、前回の2013年ランキングでPerfumeが1位を獲得したことを見ても明らかです。おそらく今回も似たような結果になると思います。だけど重要なのは先にあげたような色んな人が色んなベストを作っていますよってところで、ベクトルの違いこそあれど選んだ人の思いの丈というところをみれば、もし仮にそういったメジャーアーティストの1枚が1位になったとしても、それはオリコンに代表されるようなマネーゲームの成れの果て的ランキングとは同じ1位でも全く非なるものなんです。


今って多分こういう「思い」で作られる音楽ランキングってのは日本に存在してなくて、あくまでも数や消費でモノを競う世界だけの話になっている。極論を言ってしまえば音楽なんて娯楽の一つで、CDを売るという行為そのものは、ただの手段でしかない。それでいいのか?いや、いいわけがないんです。本来であれば、CDを聴いて『この1枚すっげぇいいなぁ』と思ったものは、単純に他の人にも知ってほしいなと思うし、これについて一緒に話したいなとも思うし、同じようにいいじゃんと思ってくれるひとが少しでも増えたらいいなと思うはずです。はずですというか、そうであって欲しい。CDの価値や音楽の価値は、売れた枚数や金額で推し量れるものではなく、聞き手の感情いっぱいのリアルストーリーを共感して初めて伝わる、伝えられる。握手会のため、特典のため、誰のため、何を目的にするかは個人の自由でいいです大いに結構。ただ、やっぱり僕は、この12cmの円盤1枚に刻まれた演者と聞き手双方の思いを大事にしたいんです。そういった思いこそが、本来音楽の伝播性を物語る上での本質だと思っていますし、そうあるべきなんです。だから今回のpittiさんの企画は、「音楽オタクが選んだ」とは言うものの、現在のリスナー意識を如実に反映できる本当に素晴らしいものだと思いますし、僕も音楽に人生を狂わされた1人として、やはりこの企画にはできうる限り協力したいのです。というところがあって、今回改めて2010~2012年のランキングを作成することとなりました。
 

これ集計するって本当に大変そうだな...すごい。母数どのくらいあるんだろう。

pittiさん、宜しくお願いします!!