iPadとiPhoneで教師の仕事をつくる

小学校教師canpycanpyがiPadとiPhoneを教室に持ち込んで,授業や校務で実践したことを報告します。

録音・音楽

外付けのマイクで録音する

入学式は昨年度同様、在校生の参加も校歌の斉唱もしないことになりました。
その代わりに、校歌をBGMにして学校生活の紹介をする動画を作って上映することにしました。

iPadで動画を撮影すると、ケースの形状や撮影時の手の位置でマイクが隠れて、音声がきれいに撮れてないことが多々ありました。
今回はそれを解決するために、外付けのマイクを使用してみました。
マイクはピンからキリまであるので、手頃な値段のものをネットで調べて購入しました。
 


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電源コネクタに挿して使います。

CapCutで動画の編集を一通り終えてから、「オーディオ」→「アフレコ」で、同僚に吹き込んでもらいました。
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     CapCut


「アフレコ」では、ボタンを長押ししている間録音ができます。撮り直しも簡単。


@canpycanpy6

アフレコ録音

♬ TouchB_hokotoさんビート - えまぽち

iPhoneをCDプレイヤーにBluetooth接続する

勤務校の予算で購入したCDプレイヤーはBluethoothに対応していました。
ぼくのiPhoneと接続してみました。
ちなみに機種はSONYのZS−RS70BTです。
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電源を入れたら、iPhone>設定>Bluethoothをオンにします。
近くにあるBluethooth対応機器が表示されますので、接続します。
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CDプレーヤー側がiPhoneを認識すると、画面に名前が表示されます。

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ワイヤレスで音楽を流すことができます。
画面下の部分に接続している機器名が表示されます。
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以前はミニプラグでつないだり、AirMacExpressにつないだりして音楽を流していました。

iPhoneをCDプレーヤーにつなぐ
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AirMacExpressで音をCDプレーヤーに飛ばす
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Bluethooth対応のCDプレイヤーも1万円くらいで買えるようになったので、学校でも広がると思います。


曲のキーを下げてCDに焼く

同僚から、音楽発表会の練習に使うので、CDに入っている合唱曲のキーを下げて焼き直してほしいという依頼がありました。
手元にウィンドウズパソコンがあったので、フリーソフトを使って作って差し上げました。

ふと、iPhoneでも同じようなことが可能か調べてみました。
いくつかのアプリを試してみたのですが、「ハヤえもん」がいちばん使いやすかったので紹介します。
ハヤえもん App
価格:無料
ジャンル:ミュージック


左上のメニューをタップします。
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「開く」を初めにタップして、曲を取り込みます。
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取り込む方法は3つです。
・iTunesのミュージックライブラリに入っている曲
・パソコンからDropBox経由で入れたい曲
・カメラロールに入っている動画
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ミュージックライブラリに入っている曲を追加してみます。

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曲を読み込むと、再生リストに表示されます。
下にある「コントロール」をタップして、速度やキーを変えます。
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速度と音程を切り替えられます。
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ボーカルを除去したいときは、右下の「エフェクト」から「ボーカルキャンセル」をタップすると、ボーカル部分をある程度カットしたカラオケのような音源になります。
ただし、ピアノ伴奏だけの曲などはあまりカットされません。

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気に入ったキーや速度の音ができたら、「保存」することができます。

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アプリにそのまま保存することもできますが、DropBoxに保存すると、パソコンからも使うことができるので、そのままCDに焼くことも可能です。
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Dropboxと連携しているアプリは、パソコンに移して処理したりすることができるので、CDを作ったりするのに便利ですね。 

iPhoneで音楽を編集する

ある曲の前半と別の曲の後半をつなげてほしいという依頼がありました。

これをiPhoneのiMovieでやってみました。

 

 iMovieは本来ビデオを編集するアプリです。
以下の手順で行いました。

1.適当な画像をつなげて映像を作る
2.映像にBGMを挿入する
3.挿入したBGMを編集する
4.完成したビデオファイルを音楽ファイル(m4a)に変換する



1.適当な画像をつなげて映像を作る

iMovieを開いて、写真を選びます。
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いずれ音声だけになるので、画像はなんでも構いません。
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時間が短いときは、写真をタップして黄色い部分を横に伸ばすと調整できます。
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2.映像にBGMを挿入する

使用する曲がiTunesに入っていることが前提です。

+ボタンをタップします。
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オーディオを選びます。
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曲を選んで、iTunesの中から選びます。
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PPAPを入れてみました。
水色のバーは「前面」を表しています。
前面にしておくと、位置の移動ができるようになります。
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3.挿入したBGMを編集する

PPAPは前半で移動させないので「背面」にしておきます。
背面にすると、水色から緑色に変わります。
後ろの黄色い部分を右に寄せて、後半部分をカットします。
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後半に使う曲を挿入します。星野源の曲を入れてみました。
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この曲の前半をカットします。
左側の黄色い部分を右に寄せて縮めます。
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2曲目を前面にして、1曲目と重ねます。
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フェードをつけると、前の曲の音が次第に小さくなり、後の曲が聞こえてきます。
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あまった画像を削除して動画の編集は完了です。
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編集が終わったら共有ボタンをタップします。
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ビデオを保存します。
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音しか使わないので、画質は低くても構いません。
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編集された音楽の入ったビデオができあがりました。
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4.完成したビデオファイルを音楽ファイル(m4a)に変換する

 


動画ファイルを音楽ファイルに変換するアプリです。
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動画ファイルを選択すると変換が始まります。
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変換が終わったら曲名を入力します。
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必要があればメールに添付して送ります。
パソコンに送ればCDに焼くこともできます。
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iPad Proで音楽を流す

1年生の学級担任が休んだので、補充に入りました。
帰りの会で歌を歌うことになりました。
6年生を送る会で歌う全体合唱の曲です。
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普通の教室でiPad Proの音量はどのくらい聞こえるのかを試すいい機会だったので、流してみました。
教室の広さはおよそ8m四方で、児童の数は20数名でした。


試してみたところ、教室で静かに聞く分にはいいのですが、曲に合わせて合唱するには物足りない感じがしました。
iPad Proで音楽を流すときは、必要に応じてテレビやCDプレーヤー、外付けのスピーカーなどに接続する必要があると思いました。


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雷の音を鳴らす

授業で「雷の音」を使いたいという相談を受けました。

ぼくはiMovieの中にあるサウンドエフェクトにないか探してみました。

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iMovieには、挿入できる効果音(サウンドエフェクト)が多数入っています。
編集画面から、メディアボタン>オーディオ>サウンドエフェクト で選択できます。

FAX、Ping、SF、アニメ、アルペジオ、牛の鳴き声、エレクトリックなど、60種類近くの効果音が収められています。


ありました。一番最後に。
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夜景の写真を撮影して、雷の音を入れてみました。
パソコンでご覧の方は音量をオンにして聞いてみてください。


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iPhoneやiPadに音楽を入れる(2)

前回の記事からの続きです。
iPhoneやiPadに音楽を入れる(1)
CDに入っている音楽をiPhone/iPadに入れる方法を紹介します。

(2)CD→パソコン→iPhone/iPad
 
Windowsパソコンを持っている人は、iTunesというプレイヤーアプリを入れます。
iTunesのダウンロードサイトはこちらです。
Macには標準で入っているのでダウンロードする必要はありません。

iTunesをダウンロードして起動させたら、音楽CDをアプリの中に取り込んでください。
iTunesの使い方はこちらです。

パソコンに音楽CDを取り込んだら、iPhone/iPadをケーブルでパソコンにつなぎます。
つないだら、取り込みたいアルバムやアーティストなどを選択して同期します。
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ぼくのiPhone/iPadには370曲入っていますが、容量は2.5GBくらいです。

パソコンを使わずにWiFiで直接取り込める機器も出ています。
iOS&Android両対応、音楽CD取り込みドライブ CDレコWiFi


授業や学校行事で音楽を使うことはよくあるので、iPhoneやiPadにはよく助けられています。

iPhoneやiPadに音楽を入れる(1)

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


冬休み、知り合いの先生から、iPhoneやiPadに音楽を入れる方法を聞かれました。

ぼくが音楽を入れる方法は次の2つです。

・iTunes Storeから音楽を購入する
・CD→パソコン→iPhone/iPad


以下に紹介します。


(1)iTunes Storeから音楽を購入する

iTunes Storeとは、アップルが音楽や映画、アプリなどの販売を行うネット上のコンテンツ配信サービスで、iPhone/iPadにも上記のアイコンのアプリが標準でインストールされています。

itunes-storeをタップするとiTunes Storeにつながります。
ネットに接続していなければ、購入はできません。
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曲を検索します。
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検索でヒットした曲が表示されます。
ジャケット画像(アートワーク)をタップすると、曲の一部分を試聴することができます。
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金額の部分をタップすると、曲を購入するかどうかの最終確認があります。
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「曲を購入」をタップすると、ダウンロードが始まります。
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ダウンロードが終わったら、ミュージックアプリ418f7934で聞くことができます。
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曲の購入には、アップルのアカウントが必要です。
支払い方法は、アカウントにクレジットカードの情報を登録して決済するか、コンビニなどでiTunesカードを購入してアカウントに課金し、そこから支払います。
iTunesCardでアプリを買う 


CDに入っている曲をiPhone/iPadに読み込ませる方法については次回の記事にまとめます。

ラジオ体操に方言を入れる

運動会の開会式と閉会式でラジオ体操をすることになりました。
ラジオ体操は「ご当地版」がいろいろ出ています。
全国各地の方言や外国語で、体操の説明やかけ声が入ったものです。


ご当地版をそのまま使うよりも、子供たちの声を入れた方が聞きやすいと思いました。

iPhoneのGrageBandで編集してみました。

音源で「Audio Recorder」を選びます。
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トラックを表示します。
右上の+をタップして、曲の長さを決めます。
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ラジオ体操第1なら、120のテンポで100小節くらいです。
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iTunesからラジオ体操の音楽を取り込みます。
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曲はあらかじめiTunesStoreから購入するか、パソコンから同期しておきます。
曲を選んで長押しすると、トラックに取り込む事ができます。
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ぼくはiTunes Storeから「ラジオ体操第一 いつものテンポ」という曲を買いました。IMG_2322


タップしてメトロノームの音を消します。
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左下の+をタップして、方言吹き込み用のトラックを追加します。
イヤホンがなかったので、ラジオ体操の部分のボリュームを下げました。
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赤い録音ボタンを押すと、カウントダウンが始まって録音が開始されます。
iPhoneの下部のマイクに向かってしゃべります。
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トラックに声が入りました。
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無駄な部分は分割して削除することもできます。
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実際のトラックです。
これをCDにして担当に渡し、流してもらいました。

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6送会でカラオケを流す

6年生を送る会が行われました。
ある学年の先生から、クラスの子たちが歌うのでカラオケを流してほしいという依頼がありました。
ぼくはiPhoneを体育館のアンプにつないで、カラオケアプリで曲を流しました。

 

カラオケJOYSOUND App
価格:無料
ジャンル:ミュージック

アプリ自体は無料ですが、月額の課金が発生します。
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子供たちが歌っている様子を、ぼくらは目を真っ赤にしながら聞いていました。

別れの切ない季節が今年もやってきました。

学習発表会で曲の後半だけを使う

学習発表会の劇で使いたい曲があるのだが、長過ぎるので1番をカットして編集してほしいという依頼を同僚から受けました。

ぼくはその曲をMacに読み込んで、Garagebandというアプリで編集してCDに焼いてお渡ししました。

ふと、iPadやiPhoneでもこれくらいのことはできるんじゃないかと思って試してみました。


GarageBand App
価格:無料
ジャンル:ミュージック

アプリを起動すると、音源の種類を選ぶ画面になります。
本来は楽器ごとに音楽を作り、それを重ねて1つの曲を作るためのアプリです。
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楽器は何でもいいので、取りあえず1つ選びます。
左上のトラックを表示するボタンをタップします。
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初期設定では8小節分、つまり16秒しか編集できません。
右上の+をタップして長くします。
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120のテンポだと1小節は2秒なので、3分の長さが必要なら180(秒)÷2=90にします。IMG_0616


長くなりました。
次は右上のねじれた丸をタップします。
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ミュージックアプリに入っている曲が表示されます。
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曲を選んで長押しすると、トラックに曲が入ります。IMG_0619

 
トラックに音楽が追加されました。
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2番が始まるところまでトリミングして・・・
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切り残した部分を前に持ってきます。
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再び右上の+をタップして必要な長さにします。
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後半の余白が消えました。
次はメトロノームの音を消します。
右上の歯車をタップします。
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メトロノームとカウントインをオフにします。
これで完成です。
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編集した曲を選択して共有ボタンを押すと、おなじみの画面がでてきます。
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m4aファイルにして共有することができます。
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ボイスメモで授業反省会を録音する

同僚が研究授業を行いました。
その日の放課後、授業の反省会を職員で行いました。
ぼくは授業者の弁や参観者からの意見を記録する係でした。

会議と同時進行でメモを取ったり、会議にパソコンを持ち込んで打ち込んだりできる人もいるのですが、ぼくはそんなに器用ではありません。
発言を忠実に文字にして記録に残すために、iPhoneのボイスメモで録音をして、後でそれを聞きながら文字を起こすことにしました。 

操作はいたってシンプルです。赤い丸をタップするだけです。

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録音が始まるとタイムラインが動き、音量に合わせて幅が増減します。
赤い丸をもう一度押すと一時停止です。
録音を再開する場合は赤い丸を、完了する場合は「完了」をタップします。
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ボイスメモに命名します。
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トリミングをする場合は、右下の青いのをタップします。
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赤いラインを動かして残す部分を決めます。
トリミング後のファイルだけ残すか、オリジナルとは別に残すかを選択します。

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オリジナルと編集後の両方を残しました。

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ここまではiOS6とiPhone4sでもできました。
次はiOS7+iPhone5の新機能、AirDropも紹介しておきましょう。

ボイスメモはAirDrop機能を使えば、近くにいるiPhone/iPadユーザーに送ることができます。

左下をタップすると、共有画面が出てきます。
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ここでAirDropをタップすると、近くで共有できるiPhone/iPadユーザーが表示されます。

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共有したい相手をタップすると、相手の端末に共有の確認画面が出ます。

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受け入れる側がiPadなら、iPadにはボイスメモアプリがないので、どのアプリにダウンロードするかを聞いてきます。

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AirDropは近くにいる人に写真やビデオ、連絡先などを送受信するための機能です。
iOS7を搭載したiPhone5以降、iPad4以降、iPad mini及びiPod touch(第5世代)が対応しています。
これまでは隣にいる人にもメールやクラウドなど、インターネットを経由して送っていました。

共有ボタンがついているアプリの多くがAirDropに対応しているみたいです。
授業や校務で使う機会があれば、このブログで報告します。 

iPhone4sから音が出ないときのトラブルシューティング

iPhone4Sから音が出なくなったことがありました。
症状は次の5つでした。
・音楽やアプリの音が鳴らない
・ロックしたりロックを解除したりするときの音も鳴らない
・電話の着信音は鳴る
・アラームも鳴る
・カメラのシャッター音も鳴る

いろいろ試して、どうにか直すことができました。
その時に調べたことなどをまとめておきます。

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iPhone4Sにコネクタやイヤホンをつけずに音量ボタン(+ー)を押してみます。
すると画面中央にスピーカーの絵が表示されます。

下に白い音量バーが表示されている場合
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音量バーの増減は正常にできるのに音が出ない場合は、スピーカーだけが故障している可能性が高いです。
スピーカーはiPhone4Sの内部にあるので分解が必要です。
修理に出してスピーカーを交換することをおすすめします。


音量(ヘッドフォン)と表示されている場合
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ヘッドフォンやイヤフォンを差していないのに(ヘッドフォン)と表示される場合は、イヤホンの穴(ヘッドセットコネクタ)がこわれているか汚れている可能性が高いです。
穴の中を細くて柔らかいもので掃除すると直るかもしれません。
・iPhone4Sの上面
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下に白い音量バーが表示されない場合
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スピーカーマークの下に白い正方形の音量バーが1つも表示されない場合、充電の時に差すドックコネクタがこわれているか汚れている可能性が高いです。
・iPhone4Sの底面
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この場合も細くて柔らかいものでコネクタを掃除すると直ることがあります。
ぼくの場合は糸ようじの柄のとがった部分や爪楊枝の先で軽くゴシゴシやって直しました。
掃除をした後、電源を一度オフにしてから入れ直すと音が出ました。

2013.8.6追記
次の方法で直ったという報告がありました。
・コネクタにドライヤーの冷風を当てて乾かす
・コネクタを乾いた歯ブラシでみがく


ドックコネクタの故障は、こじらせると充電ができなくなることがあります。
ほこりや水が入らないように普段から気をつけてください。

Dockコネクタに息を吹きかけてはいけない

2013.8.4追記:iPhone4Sから音が出なくなったときのトラブルシューティング

iPhoneの音がまた出なくなってしまいました。
音が出なくなったiPhoneを直す

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Dockコネクタに爪楊枝をいれて軽く掃除をすると、1ミリ程の毛玉が2個出てきました。
すると、元通り音が出るようになりました。

Dockコネクタに汚れやほこりが溜ったままにしておくと、ぼくのようにDockコネクタが誤認識を起こして音が出なくなるばかりでなく、コネクタがショートして充電ができなくなり、修理が必要になることもあります。実際、ぼくの同僚で修理に出した人がいました。

Dockコネクタの中が汚れていないか、定期的にチェックした方がいいです。


以前のエントリーで、Dockコネクタに息を吹きかけて直したことを書きましたが、任天堂はこの行為に対して次のようにアナウンスしています。

「ファミリーコンピュータが発売されていた当時、カセットの金属端子部に息を吹きかけ、ほこりを飛ばす行為が全国的に広がりました。しかし現在ではこの行為は、サビによる故障の原因となることが分かっております。」
「ファミコンカセットに息フーフー」は故障の原因 スーパーマリオ25周年で任天堂

iPhoneも同様だと思いますので「息フーフー」はおすすめしません。

答辞を録音する

全校朝会で、送辞と答辞の練習を行いました。
ぼくは6年生の担任なので、クラスの子たちの答辞をiPhoneのボイスメモで録音しました。
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教室に戻って、iPhoneをCDプレーヤーにつないで聞かせました。
「卒業式、みなさんの家族にはこんな感じで聞こえています。」


初めての練習でしたが、なかなかよくできていました。

音が出なくなったiPhoneを直す

2013.8.4追記:iPhone4Sから音が出なくなったときのトラブルシューティング

iPhoneから音が出なくなりました。
音楽が鳴りません。
アプリの音も出ません。
でも、イヤホンをつけるとイヤホンから音は聞こえます。
また、カメラで写真を撮ると、シャッター音はスピーカーから鳴ります。

音量ボタンを押すと、通常はスピーカーの絵と音量レベルが表示されます。
ところが今回は、スピーカの絵はでますが、音量レベルが表示されなかったのです。
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ホームボタンをダブルクリックして下の部分をスライドさせると、音量バーが表示されます。
こちらも、バーの部分だけが消えていました。
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いろいろ調べた結果、こうした症状の原因は大きく2つあることがわかりました。
一つは、ヘッドセットコネクタが汚れている場合で、もう一つは、Dockコネクタが汚れている場合です。

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いずれの場合も、水が入ったり汚れがたまったりするとiPhoneが外部機器に接続しているものと誤って認識するので、内蔵スピーカーから音が出なくなります。

iPhoneのミュージックアプリを起動してAirPlayをタップすると、正常で何も接続していない場合、「iPhone」にチェックが入っています。
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ぼくの場合、「Dockコネクタ」にチェックが入っていました。

よく見ると、コネクタの部分が少し汚れていました。
昔のファミコンのカセットのように、Dockコネクタに息を吹きかけたりコネクタの抜き差しを繰り返してみたりすると、音が元通り出るようになりました。
(2013年3月4日追記:息を吹きかけると金属部分が錆びる恐れがあるのでやめた方がいいと思います。)
Dockコネクタに息を吹きかけてはいけない

こうした故障が多かったから、iPhone5はコネクタが小さくなったのでしょうか。
いずれにしても、デリケートな部分なので再発しないように気をつけたいと思います。 

6年生を送る会でヒップホップのリズムを刻む

6年生を送る会を開いてもらいました。
ぼくは児童会の担当なのですが、6年担任ということで会の運営にノータッチでクラスの子と同じ気持ちで参加させていただきました。

クラスの子たちが6年生からの出し物として、「ラップまじりのコント」をしたいと言いました。
そこで、ヒップホップのBGMを準備できないかと頼まれました。

編曲できるiPhoneアプリをいろいろ試したのですがイメージ通りの曲ができず、結局iPadのガレージバンドというアプリで作成しました。
 

GarageBand App
価格:450円
ジャンル:ミュージック

ガレージバンドの「Smart Drums」を選択します。
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「Hip Hop Drum Machine」を選択します。
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イメージに合わせて楽器を配置します。
上に置くほど音量が大きくなり、右に置くほどリズムが複雑になります。
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ドラムのリズムだけでは物足りないので、キーボードの音色もいれます。
キーボードだけで48種類もあります。
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テンポも調整します。

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 テンポを選ぶと下のような画面に。
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 体育館での本番ではワイヤレスマイクをiPadのスピーカーに近づけすぎたので、想定していた音より大きくなりすぎてしまいした。
結果、子どもの歌声が聞きにくくなってしまいました。
ラップの場合、BGMは聞こえるか聞こえないかぐらいの音量で十分なようです。

送る会の後、ある子にスマートドラムを配置させてみました。
試行錯誤しながら楽しんでリズム作りをしていました。
最初から子どもに任せておけばよかったと思いました。

卒業式の合唱練習を録音する

音楽の時間、音楽室でクラスの子たちが卒業式の歌の練習をしていました。
「流れ行く雲を見つめて」という、ぼくの好きな曲です。

授業の最後にフルコーラスで歌うことになったので、iPhoneのボイスメモで録音をしました。
録画よりも録音の方が、歌声に注意を向けて聞くと思ったからです。
ちなみにiPhone4Sのマイクは、ホームボタンから向かって左下のメッシュの穴です。
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授業が終わって、iPhoneのボリュームを最大にして録音した歌声を再生しながら教室に戻りました。
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1ヶ月後の卒業式、ぼくはどんな思いで彼らの歌声を聞くのでしょうか。
そんなことを思いながら、教室に戻りました。

ダンス練習のために音楽をスロー再生&リピートする

学習発表会でダンスをするので、その練習をしています。
練習の時、音楽はiPadかiPhoneをスピーカーにつないで流しています。

ダンスの振り付けは動きが速い部分や複雑な部分もあります。
難しいポイントを絞って練習するために、耳コピプレーヤーというアプリを使っています。


耳コピプレーヤー Slow Player App
価格:450円
ジャンル:ミュージック

「曲を選択」をタップします。
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iTunesの曲から選択する画面になります。
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赤い部分でリピート再生する部分を選択します。
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リピートする回数を指定します。
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再生スピードは50%〜200%まで指定できます。
ある程度踊れるようになったら、スピードを上げて踊ってみるのもいいかもしれません。 
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再生ボタンを押せば、指定したスピードでの再生&リピートができます。
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保存をタップすれば、設定を保存できます。
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エクスポートをタップすれば、指定したスピード&リピート回数の練習曲ができあがります。
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無料版もあります。
こちらは再生スピードの設定が75%までしかできません。

耳コピプレーヤー Slow Player Lite App
価格:無料
ジャンル:ミュージック

以前はパソコンで編集して練習曲を作っていた頃もありました。
授業の準備が格段に楽になりました。

音楽室の機器にiPhoneの音を送る

体育でダンスの練習を行いました。
児童は数名ですので、体育館ではなく音楽室で授業しました。

音楽室の機器に、AirMac Expressを接続しました。
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AirMac Expressは、Apple純正のWi-Fiルーターです。
他のルーターと違うのは次の点です。
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背面のイヤホンジャックをスピーカーなどの機器に接続することで、iTunesに入っている音楽をAirPlayで流すことができます。

関連:AirMac Expressで音をCDプレーヤーに飛ばす

観光バスにiPhoneを接続する

修学旅行に行ってきました。
同行したバスガイドさんはiPodを操作しながら音楽をバス内のスピーカーから流していました。

ぼくはレク用にアンプを接続するためジャックを持ってきていたので、バスのアナウンスマイクのところにこれを差し込んでiPhoneとつないでみました。
関連記事:iPhoneをワイヤレスアンプにつなぐ
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バスガイドさんのiPodと同様にぼくのiPhoneの音楽もバス内に流すことができました。

もう一つ、iPhoneをマイク代わりに使えるアプリも車内で試させてもらいました。

ブルーノ・マイクロフォン App
価格:85円
ジャンル:ユーティリティ

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iPhoneをマイクとして使い、バスのスピーカーから声を伝えることができるアプリです。
少し音がこもり気味ですので、非常用として使うといいかもしれません。

AirMac Expressで音をCDプレーヤーに飛ばす

音楽を使って体育館で授業をするときは、指導する場所と音響機器を行ったり来たりして操作をしないといけません。
CDプレーヤーならリモコンがついているので手元でも操作可能ですが、何曲もの音楽の中から1曲を選んだり、巻き戻しや早送りをするのは難しいです。

音響機器にAirMac Expressという機器を取り付ければ、体育館のどこからでもiPhoneのiTunesに入っている音楽を操作することができます。

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AirMac Express Apple公式

AirMac Expressは、パソコンやiPhoneをインターネットや音響機器、プリンタなどとワイヤレスでつなぐ機器です。
パソコンで事前に初期設定をする必要があります。
設定はMacでなら自宅のインターネットケーブルにつなぐとほぼ自動的に行ってくれます。

設定のすんだAirMac Expressをミニステレオジャックで音響機器とつなぎます。

iPhoneのiTunesを起動すると、右下にAirPlayマークが出てきます。
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ここをタップすると、AirMac Expressに音を飛ばすか聞いてきます。
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AirMac Expressをタップして、AirPlayボタンが青くなれば接続完了です。
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運動会や学芸会など、広い場所で指導をするときに重宝します。

iPhoneの録音ファイルをWeb上に保存する

iPhoneで録音した音源ファイルをWeb上に保存しておくと、パソコンや他のスマートフォンでも活用することができます。
Web上でさまざまなファイルの保存ができるサービスの代表格がDropboxです。

 
Dropbox App 
価格:無料
ジャンル:仕事効率化

Dropboxをインストールした後、アカウントを作成すれば他の機器からWeb上の自分のフォルダを操作することができます。

しかし、iPhoneのボイスメモからはDropboxに送信することができません。
そこで、Dropboxに対応したVoiceRecorderHDという録音アプリを利用します。

Voice Recorder HD App
価格:85円
ジャンル:ビジネス

操作はボイスメモ同様、シンプルです。
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「ボイスメモ」を選んで送信ボタンをタップし、Dropboxをタップします。
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これでDropboxのサーバーに保存されました。
パソコンなどでサーバーにログインして音声ファイルを聞いたり加工したりすることができます。
VoiceRecorderHD

iPhoneをワイヤレスアンプにつなぐ

学校の屋外で授業や行事を行うときに、ワイヤレスアンプを使うことがあります。
ワイヤレスマイクとCDプレーヤーとアンプが一体になっている機器です。 
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勤務校のワイヤレスアンプ(TOA WA-1812CD)とiPhoneをつないでみました。

ミニプラグを準備する
iPhoneのイヤホンジャックに入るミニプラグを準備します。
前回のエントリーで紹介したのと同じものです。
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関連エントリー:iPhoneをCDプレーヤーにつなぐ

変換プラグを準備する
ミニプラグを標準の大きいプラグに変換するプラグを準備します。
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ミニプラグと接続します。
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iPhoneをワイヤレスアンプにつなぐ
ワイヤレスアンプの「有線マイク」という端子につなぎます。
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ぼくはこれを遠足の屋外レクや運動場での集会などで使いました。

iPhoneをCDプレーヤーにつなぐ

iPhoneのスピーカーは教室で聞くには音量が小さいです。
でも、iPhoneの音をCDプレーヤーから出すようにつなぐことができます。 
ボイスメモで録音したものやiTunesに入っている音楽も、これで教室で使うことができます。

CDプレーヤーに「音声入力」があるか確認する

勤務校のCDプレーヤー(SONY ZS-R110CP)には、「音声入力」という端子があります。
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メーカーや機種によって、「AUX IN」「外部入力」など名称は違いますが、そういった端子があればiPhoneと接続できると思います。

iPhoneとプレーヤーをつなぐケーブルを用意する。
iPhoneのイヤホンジャックに入るサイズのミニプラグケーブルを用意します。
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iPhoneとプレーヤーをつなぐ
ミニプラグケーブルをiPhoneとCDプレーヤーの音声入力端子に差し込んでつなぎます。
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音声入力を押せばiPhoneの音がそのままCDプレーヤーのスピーカーから流れます。
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音楽の時間だけでなくいろいろな場面で活用することができます。

iPhoneのボイスメモで録音する方法

2013.10.24追記:iOS7でのボイスメモの使い方はこちらをご覧下さい。
ボイスメモで授業反省会を録音する



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iPhoneは、ICレコーダーのように録音をすることができます。

ぼくはこの機能を使って、合唱、伴奏、音読、授業記録、会議などを録音してきました。


録音には、iPhoneにはじめから入っている「ボイスメモ」というアプリを使います。

シンプルで使いやすいのが特徴です。


録音をする

左下の赤丸ボタンをタップすると録音を開始し、同じボタンを録音中に押すと一時停止します。


録音を終えるときは、右下の■ボタンを押します。


再生をする

録音をしていない時に右下のボタンを押すと、録音された音声ファイルが表示されます。


再生をするときは、左の再生ボタンを押します。


スピーカーを切り替える

「スピーカー」を押してオンにすると、本体右下のスピーカーから音声が出ます。

「スピーカー」を押してオフにすると、iPhoneを耳に当てて電話のように聞くことができます。


iPhoneの下にある二つの穴のうち、左側がマイクで、右側がスピーカーです。
 
ですから、左側からは音は出ません。

録音をする時は左側の穴をふさがないようにしましょう。


トリミングする

ボイスメモは前後の不要な部分を切り落とす「トリミング」ができます。


必要な部分を残して、「ボイスメモをトリミング」を押します。


ファイル名をつける

ボイスメモのファイルには、ラベル→カスタムで、好きなファイル名をつけることができます。


わかりやすいファイル名をつけましょう。


こいのぼりの曲に合わせて歌う

学校でこいのぼりを掲げるための集会を行いました。
こいのぼりの歌を歌いながら、児童会の子達がこいのぼりをあげていきます。

学校にあるCDはどれもボーカルが入っていました。
これだと、子供たちの歌声が聞こえにくくなります。

そこで、カラオケアプリのJOY SOUNDでこいのぼりのカラオケ曲を流しました。

宿舎のインターネット設置の工事の日程が決まりました。
もう少ししたら、以前のようにブログの更新ができるようになると思います。

AirMacを体育館のスピーカーにつなぐ

学芸会の練習期間中、体育館の放送室にリンゴマークのついた見慣れない機器がありました。
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AirMac Expressです。
同僚が体育館のアンプに接続して、フロアからiPhoneで無線接続して音楽をストリーミングしながら劇の指導をしたそうです。 

他のWi-Fiルーターと違うのは、音楽のストリーミングができることです。
ただし、送信してから再生が始まるまでに少し時間がかかると言っていました。 

AirMac Expressについては下記をご覧ください。
アップルーAirMac Express

劇の効果音をガレージバンドで作る

学芸会の劇で効果音が必要になりました。
「喜びの音」と「ショックの音」です。
以前なら効果音集のCDを使ったりフリーの音楽素材を探したりしたのですが、今回はiPhoneのガレージバンドを使って自分で作ってみました。

GarageBand App
価格:450円
ジャンル:ミュージック

はじめに音源を選びます。
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楽器を選びます。鍵盤楽器には音色の違う6種類があります。
IMG_0557

電子ピアノにしてみました。
IMG_0558

設定をタップしてセクションの長さを設定します。
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短い効果音なので2小節で十分です。
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試行錯誤しながら作曲します。
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曲ができたら録音ボタンを押して録音します。
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録音完了。曲名をつけて保存します。
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iTunesかメールでPCに送ってCDやMDに録音します。
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こんな感じになりました。


車の中で人を待っている数分の間にできるのがiPhoneのいいところです。

iPadで録音してCDに焼く方法

iPhoneにはボイスメモという録音アプリがついています。
このアプリを使って録音し、iTunesに同期するとCDの作成も行うことができます。
関連エントリ:ボイスメモに録音した合唱や合奏をCDに焼く

iPadには録音アプリがついていませんが、アプリを入れれば録音することができます。
また、録音した音をCDに焼くこともできます。

必要なアプリはこの二つです。

VoiceRecorderHD

VoiceRecorder HD

録音するアプリです。

dropbox

DropBox

クラウドにファイルを置くアプリです。

まず、VoiceRecorderHDで録音をします。
データはWAVEという形式のファイルでiPadのアプリ内に保存されます。

次に、CDにしたいメモを選択して、左下のDropboxボタンをタップし、Uploadをタップします。
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するとDropboxのサーバーにアップロードが始まります。
IMG_0966

アップロードが終わったデータはパソコン側のDropboxフォルダから見ることができます。
iTunesのライブラリにファイルを追加してプレイリストを作り、CDに焼きます。
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管理人 canpy
小学校教師です。
初代iPadとiPhone4から使い始めて
今はiPhone11ProとiPad Proを使っています。
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