3月13日(金)箱崎小学校にて「いのちのホームルーム」を実施しました。
対象は5年生と6年生。
来年度からは5年生に行っていく予定です。

9:30~ 6年生 3クラス
10:30~ 5年生 2クラス
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小学校の授業は45分なのですが
その45分の中で最後に担任の先生に
「がんについてのエピソード」や「授業の感想」をお話して頂く時間を設けています。
この時間がとっても大切なんです。
生徒と先生の距離が一段と近くなる瞬間なんです。

1人の先生が最後にお話して下さいました。
「先生の大事なおじいちゃんも昨年の夏に亡くなりました。がんではなかったけどずっと入院をしていていました。
先生が小さい頃から本当いろいろ面倒見てくれたおじいちゃんで、よく病院へお見舞いに行っていました。
でもいつも病院へ行けば逢えるとしか思っておらず、ある日おじいちゃんは亡くなりました。
「ありがとう」って言葉を言えず、先生は後悔をしています。
みんなも今言いたい事ややりたい事、後悔のないように生きてって下さい」
そう言って涙を流しながら子ども達に訴えてくれました。(/_;)

また別の先生は
「先生の周りにはがんの人が一人もいません。
もし先生の周りの大切な人ががんになったら・・・と想像しました。
考えられませんでした。先生も他人事だと思っていました。
でも今日の話でそうではないんだなって思いました。
みんなも1日1日を大切に思いやりのある大人になってって下さい」
そう言ってこの先生も涙を流し子ども達に真剣に話をしてくれました。

2人とも男の先生だったのですが、本当に熱い素敵なティーチャーでした。
私達がなぜ「いのちのホームルーム」をしたいのか。
正しいがんの知識を伝えたい想いももちろんありますが、一番に伝えたい所は「ここ」なんです。
「生きていく!」って事なんです。
私達だけでなく担任の先生のこの最後の言葉の時間は本当必要な事なんだと改めて感じました。

今年度5月から始まって小学校12校、中学校3校、高校3校が無事終了。
来年度は実施する学校が確実に増えています。
一緒にこの活動に協力していただける方をお待ちしています\(^o^)/
詳細はHPへ!
http://cansupo.jimdo.com/