アグネスチャン殺害予告

2016年03月21日

「15歳少年がアグネス・チャンに殺害予告」 について その1




2015年の児ポ法関連回顧 ②

15歳少年がアグネス・チャンに殺害予告

                その1






アグネス・チャンさんに殺害予告 「アグネス御殿は血まみれに」
 脅迫容疑で捜査・警視庁 - 産経ニュース

      (web 魚拓)

同署によると、公式ツイッターに19日、
「9月21日ナイフでメッタ刺しにして殺しますよ」
などとアグネスさんの殺害を予告する書き込みがされた。
その上で 「児童ポルノ認めないと君のアグネス御殿は
血まみれになりますよ。今すぐ認めてくださいね」
などとも書き込まれていたという。


アグネス・チャンさん殺害予告書いた疑い、少年の家を家宅捜索

タレントで歌手のアグネス・チャンさんの公式ツイッターに
殺害予告を書いた疑いで、警視庁が、
東京都内に住む中学3年の少年の家を
家宅捜索していたことがわかった。

この事件は、アグネス・チャンさんの公式ツイッターに
「9月21日、ナイフで滅多刺しにして殺しますよ」
などと書き込みがあったもので、警視庁は、9月21日、
東京・昭島市に住む中学3年の少年(15)の家を、
脅迫の疑いで家宅捜索したという。
調べに対し、少年は 「慈善活動をしているのに、
豊かな生活をしているのが許せなかった」
と容疑を認めている。






この一件は、ネットにはびこるアグネス・ヘイターの醜悪さと没論理性を
改めて浮き彫りにさせた。

(以下、アグネスや日本ユニセフに対して誹謗中傷を
    行う連中をヘイターと呼称する)

犯行に及んだ15歳少年の事を言っているのではない。
確かに彼の言動は法的にも論理的にも道義的にも間違っているが、
ヘイターが巻き散らかしたデマに踊らされた
未熟な青少年であり、被害者であるという見方もできる。
 (そもそも、批判できるほどの分量の発言が公開されてない)

私が文句を言いたいのは、この機に乗じて
相も変らぬアグネス叩きに精を出したり、
アホな理屈で少年を擁護するヘイター達に対してである。



なぜアグネスはこれほどまでに叩かれるようになったのか?
理由はただひとつ、 彼女が児童ポルノ規制強化を強硬に主張したから
である。
それ以外の理由は無い、もしくはあっても普通なら
ほとんど注目されないレベルの些末な瑕疵でしかない。

そもそも、アグネスバッシングはいつから始まったのか?
私が児ポ法議論に参加したのは2007年10月ごろからだが、
当時はまだアグネスに対する批判はほとんどなかったと記憶している。

2ch ニュース議論板の老舗の表現規制反対スレッドである
大谷スレの過去ログを漁ってみたところによると、
日本ユニセフは以前からエクパット東京や矯風会と並ぶ
規制推進団体として、またアグネスはその広告塔として、
規制反対派の一部のコアな連中には既に認知されていた。

誹謗中傷の火の手が一気に燃え上がったのは、
2008年3月11日のこの一件からである。


アニメ・漫画・ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン
   MSとヤフーが賛同 - ITmedia ニュース

      (web 魚拓)

【表現規制】表現の自由は誰のモノ【大谷昭宏86】
      (レス番 345 あたりから)


興味のある方は、大谷スレの前後の過去ログから、
もしくは google の期間指定検索で
現在の 「アグネスチャン」 の検索結果
2008年3月10日以前の結果 を見比べてみれば
その温度差が確認できるだろう。

私が知る限り、1988年のアグネス論争を除けば、
彼女に対するバッシングは大半がこのキャンペーン後に発生している。
霊感商法やアグネス大学など、
児童ポルノ法や日本ユニセフと関係が無い事柄に関しても、である。
 (もしあったらご教示いただきたい)

すなわち、準児童ポルノキャンペーンに逆上した規制反対派が、
日本ユニセフまとめてあることないこと騒ぎ立て、それが
「裕福なくせに慈善活動で善人面するのが気に食わない」
という低劣なルサンチマンを広く吸着し、
コアな規制反対派では無い層をも取り込んでヘイト勢力を
拡大させたというのが、アグネスバッシングの実相であったと考える。


さて、日本ユニセフに対する様々な疑惑に関しては、
アグネスとは逆にずっと以前からすでにネット上で噂になっていたが、
キャンペーン後の激烈なバッシングが起こると、
ほどなくしてあちこちから理知的な反論が寄せられており、
ヘイターの主張が大きく間違っていたことは
すでに明らかになっている。


今月の喝! 募金の経費が理解できない人たち。

Web測候 : アグネスと日本ユニセフの真実!の前に。
      (web 魚拓)

日本ユニセフ協会 ユニセフ 違い
      (web 魚拓)

日本ユニセフ協会は悪いのか?
      (web 魚拓)

ひろゆきの日本ユニセフ&アグネス叩きについてそろそろ一言いっとくか
      (web 魚拓)

日本ユニセフ協会に関するデマがますますひどくなっていく
      (web 魚拓)

  (他にもあるけど、エントリ趣旨とずれるので割愛。
    興味ある方は調べて読んでほしい。正直どれもめっちゃ面白い)


しかし、アグネスに対する擁護をあまり見かける事が無い。
これは彼女の行動原理が、アグネス論争の頃から
一貫して 「肥大した母性」 にあり、決して
「論理に生きる人」 ではない、という事情が大きく関わっているだろう。

私自身も彼女の言動に対し、これはちょっと、と思う事も無いわけでは無い。
仮に擁護したくても、彼女が母性で行動する人だから、
論理的に擁護できないのである。

しかし、だからと言ってヘイターの言い分が正しいかどうかは
全く別問題である。というか、ヘイターの行動原理も
やはり論理ではなく感情論でしかないから、
その主張はしばしば論理の破たんをきたしている。

単なる感情論でアグネスをたたくならそれはもう
個人の好き嫌いの問題だからしょうがないが、
そこになんらかの客観的根拠や論の裏付けがあるかのように
偽装しておのれの感情論を一般化、正当化しようとする
偽善、欺瞞に対しては、その部分を刈り取り、叩き潰して
感情論の枠にきっちりとはめ込んでやらねばならない。

という事でやっと本題に入るが、今回の件に関する
ヘイターの書き込みの中で気になった点に対して
いくつか私見を述べておくことにする。


児ポ規制を訴えていたら、児童から脅迫されたでござる …
アグネス・チャンのツイッターに脅迫文が投稿された事件、
東京都昭島市の中3年男子生徒(15)の自宅を家宅捜索 : にわか日報

      (web 魚拓)

アグネス・チャンに殺害予告した少年の気持ちに
  共感する人が多数居るという事実:ハムスター速報

      (web 魚拓)

アグネスさん殺害予告容疑の15歳少年自宅を家宅捜索
   - Togetterまとめ


【アグネス事件】「殺害予告はいけないことだが、少年の言いたいことは
  めっちゃ分かる」 - Togetterまとめ




「慈善活動をしているのに、
  豊かな生活をしているのが許せなかった」



これは逮捕された少年の供述だが、少なからぬヘイターが
「やってる事は間違いだが言ってる事は正しい」
などと擁護している。

私がもっとも 「何言ってんの?アホか」 と思うのは
これである。すでに反論もいくつか寄せられている。


小田嶋隆さんtako_ashiの「慈善活動にかかわる人間が
 豊かな生活をしていることが許せないというのは、
  いったいどういう感覚なんだろうか。」 - Togetterまとめ


脅迫事件からみる慈善事業者のイメージ - Togetterまとめ

私の言いたいことはほぼ言い尽くされてる。

言い古されたことだが、資産に余裕のある金持ちや
影響力のある成功者が恵まれない人々を救おうとするのは
美徳であり、たしなみであり、富の望ましい配分であり、
むしろ社会的義務でもある。

そこに、援助を施そうとする者は資産をすべて投げ打って
一般庶民並みに生活レベルを落とさなければならないなどという
法的、道義的強制を押し付けられたら、それでもやるという
少数の奇特な人以外は慈善事業から一斉に手を引いてしまうだろう。

それは、援助を必要としている人たちにとって、良い事なのか?
援助のあるなしは、彼らの命に係わる事すらあるのだが?

援助が途絶えたとして、金持ちは相変わらず金持ちであり、
恵まれない人はより一層恵まれない境地に立たされる。
援助を必要とする人たちは、それで満足できるのだろうか?

出来る筈が無い。

偽善でも税金対策でも豪邸に住んでても
必要なら募金を中抜きしても、なんでもいいから援助があるに
越したことは無い、と考えるのが普通であって、
どこの誰が自分の命より卑小な嫉妬心を優先させるというのか?

こんなのは慈善活動をする動機も経済力も社会的地位も
持ち合わせておらず、かといって切実な援助を必要とすることなど
想像することもできない程度に恵まれた生活を享受している、
アタマのてっぺんまでぬるま湯につかった
 世間知らずのガキ、
  もしくはガキと同レベルのアホのたわ言に過ぎない。





   長くなるので その2 に続く。。。。。。。。。。。。。。







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「15歳少年がアグネス・チャンに殺害予告」 について その2




2015年の児ポ法関連回顧 ②

15歳少年がアグネス・チャンに殺害予告

                その2









   その1 からの続き。


守るべき児童に憎まれるアグネスw

アグネスよどんな気分だ?



ヘイター達は今回の件でアグネスが、
「全てのこどもは純粋無垢で天使のような存在の筈なのに、
  裏切られた、ムキーッ」
 とかヒスってるとでも
想像して恍惚としてるのだろうが、残念ながら
そのような浅ましい希望的観測は完全に裏切られている。


アグネス・チャン 教育学博士、そして母として語る
  ~子どもは自信を持てば、どんどん伸びていきます。 - 学びの場.com

      (web 魚拓)

息子3人を難関大学へ!アグネス・チャンの教育方針が凄い!
     | mamanoko(ままのこ)



この辺りを読めば、アグネスの教育観が垣間見れるが、
彼女はスタンフォード大で教育博士号取ってるし、
慈善活動通じて色んな子どもと接してるし、
自分の3人の息子を全員大学に入るまで育て上げている。
マンガやゲームを高校生まで禁止してたらしいから、
反抗期の息子たちとの衝突もいやってほど経験してるだろう。

8時間も正座させて説教したって話は
現実的に考えて盛っている可能性が高いが、何にしても、
彼女の子育てに対する相当強固な信念の存在に疑問の余地はない。
アグネス論争っていう修羅場も潜り抜けてるしな。

そうやってこどものいい面も悪い面もすべて知り尽くした上で、
慈善活動でこどもたちに愛情を注ぎこむことに一切の躊躇を見せていない。

その手法や考え方に賛否があるのは承知しているが、
少なくともヘイターが期待するような、子供に対する
浅薄な幻想など微塵も抱いてないだろう。


ちなみにアグネスは、逮捕された犯人が15歳少年だったことを知り、

「とてもショックです、胸が痛みました。
  ただ、親の気持ちを考えるととてもつらいだろうなと思います」


とコメントを残している。

速報!アグネス・チャンのツイッターに殺害予告 「児童ポルノ認めろ」 で
  少年宅を捜索! - NAVER まとめ

      (web 魚拓)

アグネスがどんな気分でいるか、と問われれば、

「子供達には、正しい情報か、間違った情報かを見極める力を
 養うような教育や、ネットを利用するさいのルールを
  教えていくことが大切だと、痛感しました。」


とブログで書いてるから、規制強化への思いは一層強くなってても、
自分の言動が犯罪者を生んだとは、これっぽっちも感じてないだろう。

ブログを再開します|アグネス・チャンオフィシャルブログ
      (web 魚拓)


そして、規制強化の対象には、教育や子育てに対し
全く無知なままバカ丸出しのコメントを残すようなガキ、
 もしくはガキと同レベルのアホ達も
  しっかり含まれている事だろう。



それにしても、逮捕を知って即座に犯人少年の親に感情移入できるとは、
やっぱりアグネスはどこまでいっても 「母性の人」 なんだな。
まあ、自分のこどもが 「児童ポルノを認めろ」
「慈善活動をしているのに、豊かな生活をしているのが許せなかった」
なんて理由で脅迫事件を起こしたら、絞め殺して
自分も死にたくなるだろうけどね。





少年が児ポを見たって何の犯罪性もないだろ
 健全な性欲だよ
  口リコンじゃないんだし
 自分と違わない歳の女の子に性欲を感じるのは自然
この理屈だとアグネス詰むな


そんな理屈、ホントに自然なのか?
この15歳少年が、ネットにこれでもかと出回っている
大人の女性の裸では飽き足らず、入手困難な児童ポルノに
執拗な興味を抱いてたとしたら、
これはもう立派な変態としか思えないんだが。

個人的な話をすると、私が中学生くらいの時は、
性の興味対象は出るとこ出ている大人の女性が圧倒的だったぞ?
同級生でもよっぽど発育がいいか、恋愛対象の子ならともかく、
発育途上の知らないガキの裸に欲情するなんざ、
老女の裸に欲情するくらいありえなくて気持ち悪い事だった。







慈善事業やりたいんだったら、はるかに人権が
 軽く見られてる祖国の中国でやれよ
  どうして外国人が日本で日本の事に
 口出ししてきてるんだ



これまでに散々、稼いだ私費で
 チベットやウイグルの子供達を
  助けてやってから物を言えや…



日本以外の世界中の不幸な子供を助けると宣う
  アグネスと日本ユ偽フ が 本当にすべき活動は
    中国共産党に迫害 ジェノサイドされている
  チベットやウイグルの子供達を
 救済してやる事じゃないか?


今回の件と関係ないけど、一応ツッコミ。

アグネスは、祖籍 (先祖代々の本籍のようなもの) こそ中国広東省だが、
香港生まれのイギリス国籍で、日本人と結婚し、生活・活動拠点も日本だ。

そんな出自をもつアグネスに対して、日本の事をやるのはダメだが、
中国ならいいっていう理屈が良くわからない。


アイデンティティの問題はともかくとして、彼女が慈善活動を行う上で、
自分のスキル・力量や影響力、生活拠点などを考慮して、
身の丈に合った活動のみに専念するってのは、
全く持って彼女の自由であり、合理的でもある。
ムリしてなんでもかんでも手を出したって、個人の出来ることなど
高がしれている。少なくとも、他人が強制できるような事じゃない。

アグネスは日本でもっとも影響力を発揮できるからこそ、
日本で慈善活動をしているのだ。
そして、それが良きこととして認められているから、
長年日本ユニセフの大使を務める事ができているのである。



ちなみに、アグネスは過去にこんな発言をしている。

「チベット」平和解決を切望=聖火リレー妨害は
   「政治持ち込まないで」

      (web 魚拓)

英国植民地時代の香港で生まれ
現在は中国が祖国であるアグネスは、
3月から各地で混乱が伝えられるチベット情勢に関連して、
その独立の是非については一部の独立勢力の存在や
中国の外に“政府”もあることから、

 「私には口をはさめない。歌だけで解決できないかもしれない」

と無力感を口にした。 

しかし、

 「中国の漢民族もチベットの人々も、みんな(混乱が)平和な形で
  解決できることをすごい望んでいる」


と指摘。
これまで長年にわたって恵まれない子どもたちの役に立つことを
第一に願ってボランティア活動に参加してきただけに、

 「まず子どもたちが生きていけること。だれも死なないこと。
   それを望みたい」


と最も大事なのは現地で生活している
子どもたち、そしてその家族たちの生命であることを強調した。 



特に問題になるようなことを言ってるわけじゃないと思うけどねえ。
と言うか、彼女の身の丈に見合った極めて妥当な発言。
この問題に手を出したって大したこと出来ないってわかってるし、
その一方で子どもの人権にもちゃんと言及してる。

チベット・ウィグル問題は、彼女の普段の活動に比べて
極めて国際政治色が強いから、日本ユニセフの親善大使と言う
立場上、発言を控え目にしてるのかもしれないけど。





   さらに長くなるので  その3  につづく。。。。。。。。。。。。。。。





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「15歳少年がアグネス・チャンに殺害予告」 について その3




2015年の児ポ法関連回顧 ②

15歳少年がアグネス・チャンに殺害予告

                その3






   その2 からのつづき。




決死の覚悟でソマリア行くって吹聴して
  ソマリランドで遊んでたばばぁか

 とりあえず 「本当のソマリア」 に行ってきたらどうだと


これも今回の件とは直接関係が無いが、それにしても
ほんまにショ---------もない事でイチャモンつけれるもんだな、
と呆れてしまったのでこれもツッコんでおくことにする。



アグネスの件で日本ユニセフが週刊新潮を脅し!? 記者がア然
   - エキサイトニュース

      (web 魚拓)

タレントのアグネス・チャン (本名 陳美齡) さんは2010年2月、
日本ユニセフ協会大使として治安が悪化し
危険度最大レベルといわれているソマリアに行き、
戦乱と貧困に苦しむ子どもたちを視察した。
……と、日本ユニセフ協会は発表した。

しかし、実際はソマリアに行ったのではなく、比較的安全な
ソマリランド共和国に行っていたのが判明。
ソマリランドは国として認められていないため、
ソマリアの一部となっているものの、
事実上の独立国家として認識されている。

アグネスは安全な地域に行って何をしてきたんだ!? と、
インターネット上で大きく非難され、「単なる旅行か」
とまで言われている。

                (続きはソースで確認推奨)


つらつらかきつらねる: 偽善者アグネス。ソマリランドの真実。
      (web 魚拓)

正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現
   アグネスがネットで壮絶バトル!

      (web 魚拓)


要するに、アグネスの人道支援視察は偽善だって指摘だが、
いくつもの事実誤認が含まれている。

まず、アグネスや日本ユニセフは目的地がソマリランドの
ハルゲイサである事を当初から告知している。
週刊新潮の記事により、初めて発覚したわけでは無い。

ソマリアに着いたよ!|アグネス・チャンオフィシャルブログ
      (web 魚拓)

日本ユニセフ協会・お知らせ
      (web 魚拓)

ソマリランド共和国は国際的に認められていないが、
それは独立を認めてしまうとアフリカの他地域の独立紛争を
煽るという悪しき前例になってしまうからで、
国連補助機関であるユニセフ本部の承認を受けている
国内委員会大使と言う立場のアグネスが、その意向を尊重して
「ソマリランドはソマリアだ」 と主張するのは決して間違いでは無い。

また、ソマリランドは安全な地域であるとして、
やくみつる夫妻と歩りえこというバックパッカーの事例が
よく引き合いに出されるが、単なる一般観光客と
国際機関職員や人道支援関係者とでは
危険度に大きく差がある。


日本ユニセフ協会  アグネスチャン
  - 日本ユニセフ協会 ユニセフ 違い

      (web 魚拓)

実際に護衛つきで町の市場にも行ってみると、
それほど危険を感じる場面はありませんでした。
地元の人たちにとっては比較安定した地域であるのではないかと
推察できました。ですので、護衛つきでの移動は
やりすぎではとの意見もあるかもしれません。

ただ国連職員や外国人の誘拐、あるいはテロへの警戒は
必要だとのことです。
最近でも爆発物やカラシニコフなどを
携帯した不審人物も拘束されてもいるとのことで、
町の雰囲気や見た目だけではわからないというのが
実際のところです。

https://aspara.asahi.com/blog/ngoblog/entry/jxAnK3udNV
        (リンク切れ)



ソマリアに限らないが、国連でも危険地域における国連要員
および人道援助者の安全に関する懸念を表明しており、
これは2013年のプレスリリースだが、「この10年の間に、国連職員を
直接狙った攻撃はますます過激化、高度化している」
との声明を発表。

事務総長、国連要員および人道援助者の
  安全に関する懸念を表明 | 国連広報センター

      (web 魚拓)

国連は危険地域での人道支援活動や視察に
厳重なセキュリティ・ルールを課しており、
アグネスのソマリア視察もそれを遵守している。


日本ユニセフ協会・視察地の概要と視察内容
  |世界から“忘れられた緊急事態”
    〜アグネス大使ソマリア視察報告〜

      (web 魚拓)

(ハルゲイサは) ソマリア南部などで見られる銃撃戦のような
状況こそありませんが、国連や外国人を狙ったテロの発生が
強く懸念される中、現在、ハルゲイサや周辺部でも、
ユニセフを含めた国連は、その活動に従事する職員などの
安全確保のため、細心の注意を払うとともに、以下に
例示するような安全に関する非常に厳密なルールに従うことを
求めています。

・ ハルゲイサに入る前に、国連の安全管理に関する
   訓練を受けること。
・ 国連の事務所、職員等の宿泊先は、24時間体制の
  武装警備等、国連の定めた安全基準を満たした
   施設であること。
・ 日没から日の出まで、宿泊先から外出してはならない。
・ たとえ数百メートル程度の短距離であっても、
  移動には必ず国連の車両を使う(徒歩移動は厳禁)。

アグネス大使はじめ、視察に同行された報道機関の方々にも、
こうしたルールに従っていただきました。また、国連機関の
親善大使であるアグネス大使は、
同ルールに従い遺書も作成されました。
さらに、国連側の指示により、アグネス大使の移動は
ユニセフの防弾車を使用。日頃から国連の施設等の
警備にあたっている現地当局から派遣された
10数名の武装警官が、視察団の護衛にあたりました。



ヘイターは 「本当のソマリアに行け」 などと気軽に言うが、
仮に行きたくても行動範囲は厳しく制限されていたというのが
実情のようだ。

また、視察前にアグネスが遺書を書いたという話は、
偽善者による独りよがりのパフォーマンス、みたいな
言われ方をしているが、単にセキュリティルールに
則ったものであった事は、週刊新潮の記事を
よく読むと、わかるようになっている。

ただ、上記の日本ユニセフHPの記事だが、記事の日付が無く、
2010年8月9日以前のキャッシュも見当たらず
これだけだと口の悪いヘイターがまたぞろ

 「批判されたから後付けでウソ書いたんだ!」

とか言い出しかねないので、信頼性を補完できそうな
外部サイトの記事を見つけてきた。


ソマリア (ソマリランド共和国) 視察報告1 ‐ソマリランドは遠く‐
  |世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)

      (web 魚拓)

まず、ハルゲイサのUNICEFオフィスでセキュリティに関する
状況説明が行われました。
2008年のランドクルーザー襲撃事件以来
目立った戦闘行為やテロ行為はなく、
概ね平和が保たれていますが  (中略)

ハルゲイサの平和は軍と警察の強化、それに市外から
ハルゲイサに入るの道路にチェックポイントを設けて、
全ての往来を監視することによって守られています。

UNICEFの敷地にも2重のセキュリティゲートを通過して
初めて入ることができます。外国人が宿泊できるよう
治安が守られているホテルは市内にわずか2か所。

私たちJCVスタッフが宿泊したホテルもゲートを
出入りするたびに全ての荷物チェックと身体検査を受けます。
もちろんチェックが行われるゲートには銃を持った軍人、
警察やセキュリティ会社のスタッフが構えています。

「平和」 の感覚が日本でのものとは、
 大きな隔たりがあることが伺えます。


日本ユニセフが後付けで書いたかどうかはともかく、
ウソを言ってない事はこれでわかるだろう。

やくみつる夫妻ら一般観光客の安全は、
警察や軍が全ての往来を監視することで
保たれていた、というわけだ。

また、ソマリランドまでは信頼できる民間機が運航しておらず、
国連機での移動だったらしいが、おそらくアグネスもそうだろう。


ちなみに、外務省海外安全ホームページでは、

ソマリアに対する渡航情報(危険情報)の発出

ソマリア全土に退避勧告がでていて、
アグネスのソマリア視察1か月前の2010/1/23 現在、
有効だと書いてある。


以上みてきたように、アグネスや日本ユニセフによるソマリランドの
危機意識の表明は、国連やユニセフ本部、外務省のそれに
準拠したもので、意図的な誇張などは見当たらない。

それどころか、アグネスの当時のブログでは、
それこそ観光気分でやってるのか?といわれそうな
能天気なエントリがアップされている。


ソマリアへ出発です!!!|アグネス・チャンオフィシャルブログ
      (web 魚拓)

さー出発です。
期待がいっぱいで、ドキドキします。
楽しみです。
がんばってきます。
本当にがんばります。

スタッフの一部は現地に無事に着いて、電話も入りました。
大丈夫です。
ソマリアはこの20何年間、代理戦争や、内戦で、
子供たちは平和を知らない。
どんな生活をしているのか、
見てきます。
報告期待してくださいね。

それでは、
行ってきま~~~す。

アグネス



流石に現地入り後は、悲壮な雰囲気で現状を伝える
記述が大半を占めてくる。


ソマリアの避難民の戦争の話|アグネス・チャンオフィシャルブログ
      (web 魚拓)

午後はIDPキャンプには一番戦闘が激しいモガディシュから逃げてきた方が集まって、話をしてくれました。
残酷の戦いの生々しい話をたくさん聞けました。
言葉に表せないほど・・・


今日は子供たちといっぱい遊びました。
キャンプの中で、ユニセフが支援しているNGOが作った学校では、歌を教えましたよ。
男の子たちと道端でビー玉で遊びましたね。
女の子たちに誘われて、縄跳びをしました。
さらに、女の子たちに踊りが踊りを教えてくれて、私が踊りだすと、みんなが大笑いするのです。
つかの間の楽しい時間。子供たちは帰る私を放そうとしませんでした。
胸がいっぱいです。
かわいい子供たちの笑顔に感動。



とまあ基本的にこんな感じで、困ってる人たちの力になりたい、
こどもたちの笑顔を見たいって思いは伝わってくるが、
なんでこれが叩かれる要因になるのかさっぱりわからない。


結果として、この件に関するアグネスの言動に問題はなにも見当たらない。

最初からハルゲイサに行くとブログに書いてるし、
上から許可された範囲で出来る事をやっただけ。
治安の悪さをことさら強調したわけでもない。
今回の視察が国連やユニセフ本部から
問題視されたなどと言う話は一切聞かない。
 (= 妥当として認められているという事)

「私って凄いでしょ」 アピールが鼻につく人は
いるかもしれないが、アグネスの論理的・道義的瑕疵ではなく、
それはあくまでヘイター自身の狭量な人間性の問題だ。

となると、ヘイターの非難は 「善人面したいだけ」 といった
彼女の動機面に集中することになるだろうが、
そのような 「動機責任論」 はヘイター自身にも
ブーメランとなって帰ってくる 「偽善の連鎖」 であり、
極めて退廃した思想であるわけだが、
そのことは次の 「児童ポルノ所持で初の摘発事例」 の記事で
もうちょっと詳しく論じる事にする。



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