2015年06月15日
【ザ・ラストヒロイン★17】 悪魔のように細心に!天使のように大胆に!必殺のオヤジ転がしに玉井先生陥落寸前!
2015.6.11.O.A. の Ep.20 に対する、ライトな感想。
実はこういう記事の方が、考察的なエントリより
圧倒的にアクセスが多い。
こういったゆるい感じの文章の方が需要が大きいんだろうか?
まあ、生徒の名前が記事中に一通り入っているので、
検索にひっかかりやすいってのはあるだろうけど。
今回の放送のポイントは2つ。
① 各生徒の役柄がセルフパロディになっている
最終選考の役の割り当てはどうなるんだろう?と思ってたら、
全員が全員自分と同じ名前、同じ年齢の役を演じる模様。
演じるキャラやセリフや歌う歌詞が、
そのまんま自分をカリカチュアライズした内容。
製作陣が各生徒のキャラをどう見てるかって事が
良くわかって面白い。細部までちゃんと見る価値あり。
以下の記事内では、 セリフ部分を赤文字、
歌詞部分を紫文字で表示する。
② このエピソード放映時には、
すでにラストヒロインは決定している
ということは、その結果が編集に影響を与えている可能性がある。
私の見た感じでは、中山来未 はダメで、
矢田玲華 が一番良かった。
言っとくけど私は関係者でも何でもないので、
結果は本当に知らない。
墨塗り部分は私の憶測に過ぎないので各自判断していただきたい。
★ 坂尻あい ★
「私の歌は生きる力、希望なの」
「 ♪ 私は何より歌が好き そう私には歌があるの
歌で生きてくのママと約束必ず羽ばたく未来
故郷を飛び越え・・・・・」
最終選考で使用される曲は2曲あるようで、
一つは主題曲の 「Thank you for the music」
もう一つは各自がソロを取る、題名不明の曲。
坂尻は、ソロ曲は相変わらず最高のパフォーマンス、
でも主題曲みたいなのはどう表現してくれるんだろう?
なんだかいまいちフィットしなさそうな気もするし、
昼ドラの主題曲としてもそぐわなさそうな感じ。
ソロ曲の方で行ってくれるんなら、坂尻がベストなんだけど。
芝居の冒頭部分。なぜか坂尻だけここに出ていない。
何か、特別な役が割り当てられてるのかな?
これはもう最高の笑顔。目いっぱいやりきって欲しいね。
★ 吉原茉依香 ★
「同情ならいらないよ!」
「 ♪ 私は光に会った、ミュージカルという光に会った、
私は夢を持った、歌い踊ってみんなを楽しませるの。
夢をみつけたの もう誰にも負けないわ、きっと」
同情うんぬんってセリフは、吉原が歌った
「家なき子」 のテーマ曲に関係してるんだろうか?
(同情するなら金をくれって言うセリフが話題になった)
ソロ曲に関しては、坂尻と甲乙つけがたい素晴らしさで、
主題曲も彼女なりの解釈でカッコよくやってくれそう。
物凄くドスが利いてて笑った。アクションとかいけるかも?
でも運動神経は鈍そうだけれども。
今回の吉原のパートで最大の問題部分がコチラ ↓
開始時間と終了時間を指定してあるので、
ぜひ再生ボタンをクリックしていただきたい。(全部で14秒ほど)
この星田先生のブリッコ的ワルノリは一体何なんだ?
それに対してまんざらじゃないって感じの吉原も吉原だが。
そういえば過去にこんなのもあったな。
最後の矢田の抜きは仕様であって特に他意は無い。
(ウソ。ほんとはあるw せっかくスタッフが抜いてるのに
知らん顔するのは勿体ないし、矢田のアップまでがネタだから)
しかし、腐女子みたいなこと言って申し訳ないが、
星田先生と吉原のやりとりは、なにか同性愛的なものを感じる。
少なくとも、かなり気に入られてるのは間違いないだろうな。
★ 中山来未 ★
この期に及んでまだ泣かされる中山。
泣き顔は一番美しいと思うけど、メンタルの弱さはどうも・・・
「全部自分の中で扉を閉めてる。
だからダメなときどんどんダメになっていく。
もっとみんなに頼って甘えて、一人で背負わない」
という星田先生の指摘は、最初のボーカルの授業での
「友達多いですか?」
「仲いい人はあんまいないです」
という玉井氏とのやり取りを思い出した。
一週間後、あきらかにやつれが見える中山。
「 ♪ 成功して大きな家を建てるのよいつか」
歌詞によるカリカチュアライズもイマイチだし。
本当にこんな人なのかな?中山来未って?
私は別に中山推しじゃないけど、彼女が不調だと
やっぱり不安になる。彼女がこれまでがんばって
番組を引っ張ってきたって思いがあるからかな。
★ 豊永阿紀 ★
「 ♪ 私の芝居で誰かの人生が変わるの」
今回は他の生徒が面白すぎて、豊永の印象はあまりなし。
ただ、玉井先生とのこのやりとりは面白かった。
玉井先生の茶目っ気に付き合う豊永の表情が ◯
しかし、これを見て何かを感じただろう一人の小悪魔によって、
玉井先生は思いもよらなかった災難に見舞われることになる。
★ 笹井凪紗 ★
「コネ、ききませんよ。」
「 ♪ きっとある筈私だけの不思議な国
そこで遊ぶの歌うのよ」
業界ズレした生意気な子役って感じのセリフはいい。
歌詞はちょっと安直かな?
こんなメルヘンチックなキャラじゃないんだけどなって
怪訝な表情を浮かべる玉井先生。
ひとしきり歌い終わって指導の時間、なぜかここから
小悪魔・凪紗の必殺必中のオヤジ転がしが始まる。
これも動画の開始時間と終了時間を指定してあるので、
ぜひクリックしていただきたい。全部で40秒ほど。
断言してもいいが、笹井はゼッタイに星田先生や
RYONRYON 先生の前でこんな表情はしない。
どういう理由だかわからないが、ここで彼女は明らかに
玉井先生を萌え殺そうという腹黒い意志を持っている。
そしてその 「パフォーマンス」 は、周到に計算された
狡猾さを感じさせる。これをテレビの収録現場でやってのけるかね?
黒澤明の著書のタイトルに倣えば、
悪魔のように細心に ! 天使のように大胆に !
とでも形容したくなるところだろう。
突如遭遇した番組史上最大のハプニングに、
いつものようにクールでダンディな威厳を保ちつつ、
必死で スケベ笑い をこらえてプロとしての職務を
全うしようと抗いつづける玉井先生。
我々視聴者は、いつ玉井先生の理性の壁が
決壊するというカタストロフの瞬間が訪れるのか?
と手に汗握って事の推移を見守ることになる。
おとこ・玉井健二の尊厳と人生すべてが今ここで試される!
これはメチャクチャ刺激的でスリリングな見世物だぜ!
そして、なんとか鉄の意思を貫くというミッションを
やりおおせた玉井先生に、
目撃者たちはわけのわからぬまま
安堵に胸をなでおろすのであった。
★ 矢田玲華 ★
重大発表があった回のエントリで、私は
「これで誰がラストヒロインになるかわからなくなった」
と書いた。
そして、当初から有力だった中山、笹井、豊永の
2トップ1シャドーに加え、坂尻、吉原の名前を挙げた。
ここで皆さんは、私がゆいいつ矢田の名前を挙げていなかったことに
気づかれただろうか?
実は事ここに至っても、私はまだ
「それでも矢田は無いな」 と思っていたのだ。
しかし、その認識を撤回せざるを得ないような
素晴らしいパフォーマンスを、今回矢田は見せてくれた。
「 ♪ 望めば、何でもかなっちゃう。
生きる世界が違うの、みんなと。
私は、お姫様。
蝶よ花よと甘やかされて生きてきた
生きる世界が違うのよ、
今度もうまくいくわ」
なんちゅう悪意に満ちた歌詞やねん!と言いたくなるが、
矢田は堂々と流麗な歌声を聞かせてくれる。
前回最悪だった演技も、自分を演じるという気楽さか
力が抜けてナチュラルでいい感じ。
もっとも印象的だったのはダンスのこの部分。
カメラさん、こういう時こそ矢田のアップを抜いてくれないと!
まあ急だったのでフォーカスを合わせきれなかったんだろうけど、
引きの画で見ても矢田の笑顔は最高だ。
いままで散々 「怒られる → ムッとする」 という
真逆のアップを見てきただけに。
今回からこの写真を使うようになったんだな。
今までのはまるで犯罪者みたいな映りの悪さだったからな。
それにしても、この写真の矢田はメチャカッコいい。
スタイルも抜群だし、マジでラストヒロインありうるで!
コメントは以上。
最近の私のブログ記事は、一つのエピソードで
考察的なエントリとゆるいコメントからなるエントリとの
二本立てで行くパターンになりつつあるが、
たかだか25分足らずの放映時間で、硬軟全く違う印象の記事を
2本書かせてしまうこの番組の密度には驚かされるばかりだ。
次はいよいよ最終選考だが、もうこれで十分、
これ以上は見たくないって気持ちがどっかにあったりする。
しかしここまで来たら見届けないわけにはいかないだろう。
ネタバレを回避するために、木曜深夜以降、
youtube にアップされるまでは
ネット断ちして情報を遮断しようと思う。
そして今週の週末も、パソコンの前でラストヒロインの
記事を書くことになるだろう。
どんな記事を書くことになるのか、自分でも楽しみにしている。
captain_nemo_1982 at 00:22│Comments(0)│
│ザ・ラストヒロイン