June 2014
June 16, 2014
深夜の海賊-ジェローム沖海戦-
昨夜はひさびさに航海に出た。
久しぶりの海は最高に気分がいい。
航路はジェローム沖→スカラブレ→シーマーケットに向かい、帰路はニューマジンシアヘイブン回廊を抜け、南下してジェローム沖のルートだった。
ジェローム沖は相変わらずオーク海賊どもがウジャウジャいて、攻撃せず船倉だけざっと確認し、さっさとスカラブレ沖に向かう。
スカラブレ沖は前回の航海では獲物がいたが、今回は1隻も無し。
ここでさらに北上するか、海上市場へ向かうでかいつも悩む。
今回は海上市場へ船首を向けると、放置船が1隻投錨していた。
見たところ、船の状態が2/6だったので、船員が戻ってくるかもしれないと、淡い期待を込めてしばし待ってみる。
結局、戻ってくる様子はないので、砲撃し撃沈。
積荷は魚の配送のための箱のみ。
これだと船倉から出せないのでまったく利益にならない。
襲われた側は修理資材の無駄だし、俺は弾薬の無駄だ。
お互いまったくちっとも楽しくないので、魚運送は完了させて船はドライドックして欲しい。
まあ、エビとカニの運送だと投げ出したくなる気持ちはわかるけど。
さて、ここからの航路は、
『南下してさっきのオーク海賊の中の比較的船倉が充実してそうなのを1隻沈めてアジトに帰港する航路』
となる。
そろそろオーク海賊と遭遇するはずってところで、トクノ級ガリオンの船影がレーダーに映る。
どうせNPC船だろうと思って近づくと、なんと人が乗っていた。
乗り込んでる奴は聞いたことのある名前。
たしかルナで店を構えてる奴だったと古い記憶を引っ張り出す。
だとすれば、結構な金持ちだが、対人も慣れてる奴だったはずだ・・・。
いきなり襲うってのは、昔から海賊やってる連中ならまずしない。
海賊にも仁義てものがある。(例外あり)
とりあえず、話しかけてみると意外にも返答あり。
ちょっとばかり言葉を交わしたところで、海賊として本来なすべきことを思い出す。
攻撃開始と同時に敵船は西に向かって回避を始める。
追跡しながらの攻撃で、クルーは死亡したものの、船は止まることなく西へ向かって行く。
幽霊船となった敵船は、あっちこっちに針路をとりつつ西へ向かい続けていた。
このままの航路なら、ジェロームで蘇生し逃亡するつもりかもしれんが、それならそれで残った死体と船倉からお宝頂戴すればいいってことだ。
追いついてみると、予想通りジェロームの桟橋で停泊している。
甲板には死体だけが残り、幽霊はいなかった。(俺は霊話を心得ているから幽霊が見えるし話もできる)
乗り込むためには撃沈しなきゃならんから砲撃再開、3発ほど砲弾を撃ち込んだところで、敵船甲板にゲートが開いた。
ゲートアウトと同時にこちらに魔法が飛んでくる!
どうやらヤル気らしい。
回避しつつ魔法を撃ち込んでくる敵船長。
追跡と砲撃しつつ、魔法攻撃を撃ち込んでいく俺。
久々の海戦は、海賊船ブラック・エル号の放った砲弾11発目が命中し、敵船が沈没した時点で海の女神がこちらに微笑んだ。
もはや動けない敵船に容赦なく攻撃を加え船長を倒す。
ようやく乗り込んで船倉を開いてみれば入ってるのは釣りざおばかりだった・・・
だが、今回はすぐそこに死体が転がっている。
そこから装備品やら持物を一切合財頂戴できるわけだ。
ところがだ。
倒れた船長の第一声。
「すきにして」
こういうシーンでは、無言か罵詈雑言ってのが相場だが・・・・
その覚悟、なかなか悪くない。
蘇生してやり、しばし話し込む。
卑屈でもなく、偉そうでもない。
この状況で自然体の彼女が気に入った。
結局、装備は一切頂戴せず、船の修理に必要な資材を提供してやっちまう俺・・・。
おまけに、『ありがとう!』って言われる始末だ・・・。
女海賊アリエルが知ったら、「まったく・・・女に甘すぎるっ!どこまでお人良しなんだかこの馬鹿は!」とか言われるパターンだ。
ま、イルカと話すものそろそろ飽きてきた今日この頃だ。
久々に人間と(エルフだったかも)会話できた駄賃てことで構わんさ。
最後に、海賊らしく捨て台詞吐いて帰港とする。
『また、どこかの海で会うことがあるかも知れんが・・・』
『今日という日を忘れるな!』
『この広い大海原で、本物の海賊に出会った日だ!』
『あばよ!』
捨て台詞吐いて遠ざかる船から聞こえてきた声。
「ありがと〜」
・・・・・甘いってのは自覚してるよ、エル。
久しぶりの海は最高に気分がいい。
航路はジェローム沖→スカラブレ→シーマーケットに向かい、帰路はニューマジンシアヘイブン回廊を抜け、南下してジェローム沖のルートだった。
ジェローム沖は相変わらずオーク海賊どもがウジャウジャいて、攻撃せず船倉だけざっと確認し、さっさとスカラブレ沖に向かう。
スカラブレ沖は前回の航海では獲物がいたが、今回は1隻も無し。
ここでさらに北上するか、海上市場へ向かうでかいつも悩む。
今回は海上市場へ船首を向けると、放置船が1隻投錨していた。
見たところ、船の状態が2/6だったので、船員が戻ってくるかもしれないと、淡い期待を込めてしばし待ってみる。
結局、戻ってくる様子はないので、砲撃し撃沈。
積荷は魚の配送のための箱のみ。
これだと船倉から出せないのでまったく利益にならない。
襲われた側は修理資材の無駄だし、俺は弾薬の無駄だ。
お互いまったくちっとも楽しくないので、魚運送は完了させて船はドライドックして欲しい。
まあ、エビとカニの運送だと投げ出したくなる気持ちはわかるけど。
さて、ここからの航路は、
『南下してさっきのオーク海賊の中の比較的船倉が充実してそうなのを1隻沈めてアジトに帰港する航路』
となる。
そろそろオーク海賊と遭遇するはずってところで、トクノ級ガリオンの船影がレーダーに映る。
どうせNPC船だろうと思って近づくと、なんと人が乗っていた。
乗り込んでる奴は聞いたことのある名前。
たしかルナで店を構えてる奴だったと古い記憶を引っ張り出す。
だとすれば、結構な金持ちだが、対人も慣れてる奴だったはずだ・・・。
いきなり襲うってのは、昔から海賊やってる連中ならまずしない。
海賊にも仁義てものがある。(例外あり)
とりあえず、話しかけてみると意外にも返答あり。
ちょっとばかり言葉を交わしたところで、海賊として本来なすべきことを思い出す。
攻撃開始と同時に敵船は西に向かって回避を始める。
追跡しながらの攻撃で、クルーは死亡したものの、船は止まることなく西へ向かって行く。
幽霊船となった敵船は、あっちこっちに針路をとりつつ西へ向かい続けていた。
このままの航路なら、ジェロームで蘇生し逃亡するつもりかもしれんが、それならそれで残った死体と船倉からお宝頂戴すればいいってことだ。
追いついてみると、予想通りジェロームの桟橋で停泊している。
甲板には死体だけが残り、幽霊はいなかった。(俺は霊話を心得ているから幽霊が見えるし話もできる)
乗り込むためには撃沈しなきゃならんから砲撃再開、3発ほど砲弾を撃ち込んだところで、敵船甲板にゲートが開いた。
ゲートアウトと同時にこちらに魔法が飛んでくる!
どうやらヤル気らしい。
回避しつつ魔法を撃ち込んでくる敵船長。
追跡と砲撃しつつ、魔法攻撃を撃ち込んでいく俺。
久々の海戦は、海賊船ブラック・エル号の放った砲弾11発目が命中し、敵船が沈没した時点で海の女神がこちらに微笑んだ。
もはや動けない敵船に容赦なく攻撃を加え船長を倒す。
ようやく乗り込んで船倉を開いてみれば入ってるのは釣りざおばかりだった・・・
だが、今回はすぐそこに死体が転がっている。
そこから装備品やら持物を一切合財頂戴できるわけだ。
ところがだ。
倒れた船長の第一声。
「すきにして」
こういうシーンでは、無言か罵詈雑言ってのが相場だが・・・・
その覚悟、なかなか悪くない。
蘇生してやり、しばし話し込む。
卑屈でもなく、偉そうでもない。
この状況で自然体の彼女が気に入った。
結局、装備は一切頂戴せず、船の修理に必要な資材を提供してやっちまう俺・・・。
おまけに、『ありがとう!』って言われる始末だ・・・。
女海賊アリエルが知ったら、「まったく・・・女に甘すぎるっ!どこまでお人良しなんだかこの馬鹿は!」とか言われるパターンだ。
ま、イルカと話すものそろそろ飽きてきた今日この頃だ。
久々に人間と(エルフだったかも)会話できた駄賃てことで構わんさ。
最後に、海賊らしく捨て台詞吐いて帰港とする。
『また、どこかの海で会うことがあるかも知れんが・・・』
『今日という日を忘れるな!』
『この広い大海原で、本物の海賊に出会った日だ!』
『あばよ!』
捨て台詞吐いて遠ざかる船から聞こえてきた声。
「ありがと〜」
・・・・・甘いってのは自覚してるよ、エル。