海が俺を呼んでいる

前回の航海日誌からちょいとばかり間があいちまったな・・・。
ま、俺はいつでも出航準備万端なんだが、いかんせん中身が忙しいらしい。
ということで、今回の航海日誌は1週間ほど前の航海のものだってことを先に言っとく。
予めご了承くださいってやつだな。

さて、先週といえばアレだ。
毎年いつのまにか恒例になったアレ、コイ釣り大会。
陸（おか）の情報には疎い俺でも、さすがに王国主催となればラムで酔いの回った耳にもはいってくるってもんだ。

出航準備はいつでも整ってる。
俺も海に出たくて仕方なかったが、船も同じ気持ちだったんだろう、久々の航海に海賊船ブラック・エルは錨を揚げるや飛ぶように突っ走る。

正直な話、トクノの海は好きじゃない。
狭い、暗礁は多い、オーク海賊どももうじゃうじゃいる、おまけに変な太鼓の音までする。
だが、久しぶりの航海は、そんなつまらん思いを吹っ飛ばすにあまりあるってもんだ。

うーむ実に爽快。

これで獲物1隻でもいれば言うことないが・・・
現在時刻午前3時を回ってる（地球時間）。
こんな時間に船を出すような酔狂な船乗りは俺くらいなものだろうが、過去にもこんな時間に海戦になったこともある。
つまり、まったく油断はできないってことだ。

とか言いながらラムを呷ってると放置船発見。


ほう、船倉に荷を積んでるな。
重さからして魚じゃなさそうだが・・・。

まあ乗り込んでみりゃわかる話だ・・・砲撃開始。



砲撃途中で、甲板が見えたが魚が散らばってる・・・
まだ船員がゲートアウトして間もないようだが、やっぱり漁船なのか？



砲撃を続けていたらまさかの船員登場。
なんと間の悪い・・・俺にとっては大歓迎だけど。



ゲートインして船に戻ってみりゃ、船はボロボロ。
おまけに海賊船に横付けされてるとくりゃ誰だって驚くよな。
今までの経験上、この状況だとゲートに入りなおそうとする奴と船で逃げようとする奴、半々てところだ。
この船乗りは後者だった。



北に向かって逃走の航路をとる敵船だが、残念ながらこの時点で8発ぶち込んである。
つまり、速度半減してるってこと。追い詰めながら船員を攻撃。



暗礁に乗り上げた敵船に乗り込んで、お宝を頂戴。
ほう、なかなかのオーブ発見。
俺のと同じタイプだから予備に貰っとこう。



久しぶりに殺人報告くれたので他のお宝は残しとく。
おまけに蘇生のオマケつき。



しばし話してるとなんとこの航海日誌を読んでくれてるらしい。



最後にいつもの捨て台詞。
「今日という日を忘れるな！この大海原で本物の海賊に出会った日だ！」



「では諸君ごきげんよう！ヨーホー！」





おいおい・・・
『またです〜＾＾』って・・・
またこんな目に遭いたいのか・・・
つぎは返り討ちにしてくれるってことか・・・

帰りの航路でちょっと考えちまったぜ（笑

縁があればまた会おう。
ヨーホー！