October 2019
October 25, 2019
海賊 IN 飛鳥(後篇)
今回の飛鳥訪問にはある目的があった。
俺は以前からある1冊の本を探している。
先日、「飛鳥には豊富な蔵書を有する冒険者運営の図書館があるらしい」
そんな噂を耳にした。
どうせ暇・・・ぁ、いや、たまには違う破片世界の海を航海するのも悪くない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ほれ、酒だ!」
その男はそういうと俺に酒瓶を放ってよこした。
うむ、ラムではないが悪くないな。
その男、海賊帽に骨鎧姿はキャプテンジョーダンと名乗った。
『おいあんた、ちょいと聞きたいことがある』
見ず知らずの俺に気前よく酒を奢るくらいだ、情報収集の相手としては最適だろう。
『この飛鳥に図書館があるって聞いたんだが、場所知らんか?』
「図書館だと?ああ、図書館ならあるぜ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

案内されてついて行った先は、森に囲まれた大きな一軒家だった。
目的の本こそ無かったが、置いてある本はどれも面白いものばかりだ。
ここは飛鳥を訪れた際はちょくちょく覗くとしよう。
せっかく飛鳥まで来たのだし、ここで帰るのも何か惜しい。
そこで俺は・・・
『ジョーダンさんよ、どこか良い酒場はないか?』
「あるぜ、アンタ好みの酒場がよ!」
『あるのか!』
「おうよついてきな」
・・・・・キャプテンを名乗っちゃいるが、偉大なるトレジャーハンターだという。
それにしても打てば響く男だなコイツは・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ユーのムーンゲートに程近い大森林の中にその酒場はあった。
石と漆喰の壁に藁を葺いた屋根。
そんな素朴な雰囲気の建物に掛った木製の看板には
―森の黒熊亭―
そう記されていた。

カウンター越しの丸椅子に腰を落ち着かせるとほどなく、灰色のスカルキャップの男がやって来て―
―「俺はここの店主グレンだ」
―『無限の海賊、キャプテンザキだ』
お互いに名乗りをあげる。
ラムを所望したが、
「ねえっつってんだろ!」
「ブランデーかウイスキーか選べ」と言う。
ユーと言えばワインじゃないのか?
と、突っ込みたかったがブランデーなんてこの数年味わってない・・・
まあ、海にでたら波に従えとも言うしな。
特製ブランデーの芳潤な香りを楽しんでいると、わらわらと客(?)がやってくる。
偉大なる(?)トレジャーハンターに紫のユー首長、緑ローブのエルフやくま帽子の娘、トクノのクノイチまでいた。
うーむ、キャラ立ってるというのかこれ。
悪くない。良い意味で驚いた。
個人的に言えば、ネオン色や流行りの奇妙に光る色ってのは正直好きじゃない。
町の住人(NPC)の格好が一番しっくりくる。
なんかこいつら良いな・・・
なんて考えながら飲んでいると、話題はウサギの話になっていた。
どうやらボーパルバニーを見たことが無いらしい。
流石に、偉大なる(?)トレジャーハンターは知っていたが、緑のとげを畑に刺すと現れるあのすばしっこい碧いウサギだ。
実際見てみようと言う事で向かったのは

みんな大好きムーングロウはコットン畑だ。
俺とトレジャーハンターとで緑のとげを刺しまくると・・・
・・・・畑は碧ウサギだらけになっていた。
(久しぶりに見たなカラ―たまご・・・)
ウサギ狩りを堪能しているとあっという間に時間がたっちまった。
ぽつりぽつりと人数が減って来た所で俺も戻ることにした。
美味い酒に愉快な連中、たまにはこんな航海があっても悪くないもんだな。
俺は以前からある1冊の本を探している。
先日、「飛鳥には豊富な蔵書を有する冒険者運営の図書館があるらしい」
そんな噂を耳にした。
どうせ暇・・・ぁ、いや、たまには違う破片世界の海を航海するのも悪くない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ほれ、酒だ!」
その男はそういうと俺に酒瓶を放ってよこした。
うむ、ラムではないが悪くないな。
その男、海賊帽に骨鎧姿はキャプテンジョーダンと名乗った。
『おいあんた、ちょいと聞きたいことがある』
見ず知らずの俺に気前よく酒を奢るくらいだ、情報収集の相手としては最適だろう。
『この飛鳥に図書館があるって聞いたんだが、場所知らんか?』
「図書館だと?ああ、図書館ならあるぜ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

案内されてついて行った先は、森に囲まれた大きな一軒家だった。
目的の本こそ無かったが、置いてある本はどれも面白いものばかりだ。
ここは飛鳥を訪れた際はちょくちょく覗くとしよう。
せっかく飛鳥まで来たのだし、ここで帰るのも何か惜しい。
そこで俺は・・・
『ジョーダンさんよ、どこか良い酒場はないか?』
「あるぜ、アンタ好みの酒場がよ!」
『あるのか!』
「おうよついてきな」
・・・・・キャプテンを名乗っちゃいるが、偉大なるトレジャーハンターだという。
それにしても打てば響く男だなコイツは・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ユーのムーンゲートに程近い大森林の中にその酒場はあった。
石と漆喰の壁に藁を葺いた屋根。
そんな素朴な雰囲気の建物に掛った木製の看板には
―森の黒熊亭―
そう記されていた。

カウンター越しの丸椅子に腰を落ち着かせるとほどなく、灰色のスカルキャップの男がやって来て―
―「俺はここの店主グレンだ」
―『無限の海賊、キャプテンザキだ』
お互いに名乗りをあげる。
ラムを所望したが、
「ねえっつってんだろ!」
「ブランデーかウイスキーか選べ」と言う。
ユーと言えばワインじゃないのか?
と、突っ込みたかったがブランデーなんてこの数年味わってない・・・
まあ、海にでたら波に従えとも言うしな。
特製ブランデーの芳潤な香りを楽しんでいると、わらわらと客(?)がやってくる。
偉大なる(?)トレジャーハンターに紫のユー首長、緑ローブのエルフやくま帽子の娘、トクノのクノイチまでいた。
うーむ、キャラ立ってるというのかこれ。
悪くない。良い意味で驚いた。
個人的に言えば、ネオン色や流行りの奇妙に光る色ってのは正直好きじゃない。
町の住人(NPC)の格好が一番しっくりくる。
なんかこいつら良いな・・・
なんて考えながら飲んでいると、話題はウサギの話になっていた。
どうやらボーパルバニーを見たことが無いらしい。
流石に、偉大なる(?)トレジャーハンターは知っていたが、緑のとげを畑に刺すと現れるあのすばしっこい碧いウサギだ。
実際見てみようと言う事で向かったのは

みんな大好きムーングロウはコットン畑だ。
俺とトレジャーハンターとで緑のとげを刺しまくると・・・
・・・・畑は碧ウサギだらけになっていた。
(久しぶりに見たなカラ―たまご・・・)
ウサギ狩りを堪能しているとあっという間に時間がたっちまった。
ぽつりぽつりと人数が減って来た所で俺も戻ることにした。
美味い酒に愉快な連中、たまにはこんな航海があっても悪くないもんだな。
captainzaki at 22:43|Permalink│Comments(2)
October 24, 2019
海賊 IN 飛鳥(前篇)
昨夜はちょっとした用事がって飛鳥に行った。
なにしろ降り立ったばかりで金も無ければ船も無い。
が、そんなことは海賊である俺にとっちゃ問題にもならない。

まずは船を拝借してトリンシックまで航海だ。
トリンシックには俺の古い友人が住んでる。
こいつのセキュアを漁れば装備くらいあるだろう。

お、このランタン悪くないな。
抵抗値も25・50・51・44・51・・・ま、まあなんとかなるだろ。
ここで装備を整えた俺は船を王都ブリテインに向けて出航した。

途中、カリュブディスの討伐船とすれ違ったが・・・・いつ見てもデカイねブリタニア級は。
俺が王都に来たのはイヤリングを手に入れるためと情報収集のためだ。
ん?何のイヤリングかって?
タダで綺麗な碧いイヤリングが貰えるクエストがあるんだ。
俺は乞食クエストと呼んでる。誕生したばかりでも出来るのでコイツはお勧めだ。

お宝も手に入れて、あとは情報収集。

キャッツレアには誰もいなかったので、銀行前に座っていると・・・
「海賊っぽい人がいる!」
「海賊?」
「海賊流行ってるなあ」
などと言われるが・・・
『海賊っぽいてのは心外だな』
『俺は海賊さ。俺を知らんのか?』
「知らないな」
『そりゃそうだろ、今知り合ったんだから』
「・・・・」
なんて雑談を交わしていたら
「おいこれを恵んでやるぜ」
と、あやしい格好で海賊帽をかぶったやつがGpを放り投げてきた。
『おいちょいと待ちな、なんだこれは?』
俺が今欲しいのは金じゃない。
『酒だラムをよこせ』
「おう酒か待ってな」
その怪しげな奴は「ほれ」と言って最新の酒の瓶を渡してきた。
うむ、ラムでこそないが悪くない。
なんといっても手に持てるってのが気に入った。
この怪しい奴の名はCaptain Jordan
俺と同様、名前に「Captain」の称号を持つ者だった。
つづく
なにしろ降り立ったばかりで金も無ければ船も無い。
が、そんなことは海賊である俺にとっちゃ問題にもならない。

まずは船を拝借してトリンシックまで航海だ。
トリンシックには俺の古い友人が住んでる。
こいつのセキュアを漁れば装備くらいあるだろう。

お、このランタン悪くないな。
抵抗値も25・50・51・44・51・・・ま、まあなんとかなるだろ。
ここで装備を整えた俺は船を王都ブリテインに向けて出航した。

途中、カリュブディスの討伐船とすれ違ったが・・・・いつ見てもデカイねブリタニア級は。
俺が王都に来たのはイヤリングを手に入れるためと情報収集のためだ。
ん?何のイヤリングかって?
タダで綺麗な碧いイヤリングが貰えるクエストがあるんだ。
俺は乞食クエストと呼んでる。誕生したばかりでも出来るのでコイツはお勧めだ。

お宝も手に入れて、あとは情報収集。

キャッツレアには誰もいなかったので、銀行前に座っていると・・・
「海賊っぽい人がいる!」
「海賊?」
「海賊流行ってるなあ」
などと言われるが・・・
『海賊っぽいてのは心外だな』
『俺は海賊さ。俺を知らんのか?』
「知らないな」
『そりゃそうだろ、今知り合ったんだから』
「・・・・」
なんて雑談を交わしていたら
「おいこれを恵んでやるぜ」
と、あやしい格好で海賊帽をかぶったやつがGpを放り投げてきた。
『おいちょいと待ちな、なんだこれは?』
俺が今欲しいのは金じゃない。
『酒だラムをよこせ』
「おう酒か待ってな」
その怪しげな奴は「ほれ」と言って最新の酒の瓶を渡してきた。
うむ、ラムでこそないが悪くない。
なんといっても手に持てるってのが気に入った。
この怪しい奴の名はCaptain Jordan
俺と同様、名前に「Captain」の称号を持つ者だった。
つづく
captainzaki at 21:17|Permalink│Comments(0)
October 12, 2019
海賊とカボチャとハロウィンと
ヨーホー!
ハッピーハロウィン!!
(というには少し早いが)
トレジャーオブザシ―とやらが来たと言うので短い航海ではあるが出航した。
さて、今回の航海は目的地がばっちり決まってる。
行く先はジェローム沖の海賊多発地帯だ。
何でもこのあたりの海域に、カボチャのマスクを被り、カボチャの飾りを付けた海賊船が出没しているそうじゃないか。
そんなふざけた海賊がいてたまるか。
きっと目撃した奴は質の悪いラムでも飲み過ぎておつむがイカれたんだろう。
なんてラムを煽っていると・・・
いた!
こいつは驚いた・・・
確かにカボチャ海賊だ・・・
思わず我が眼を疑っちまった。
ふむ、豚くさいオーク共より笑える分ましかね。
と言う事で戦闘開始。

お前さんところのクルーは全滅した。降伏しろ・・・って、無理だよな。
ま、笑わせて貰った分、海賊として弔ってやるよ。

カボチャ海賊船は沈めたが、肝心の冒険者の船がまったく見当たらない。
海域の狭いトクノの海が人気だというのなら行こうじゃないか。
うーむ、いつ来てもこの海は狭いし、孤島は多いし、岩礁はたくさん突き出てるし・・・
!?!
ほほうさっそく冒険者の船発見だ!

船名無し。
孤島に接岸し休憩中ってとこか。
それならさっさと船倉のお宝頂戴しようじゃないか。
砲撃開始!

積荷は頂戴した。あばよ!

まあ、こんなもんだな。
インゴット数千個、弾薬少々・・・・
久しぶりの航海にしちゃ悪くなかったね。
では近いうちにまた!

ヨーホー!!
ハッピーハロウィン!!
(というには少し早いが)
トレジャーオブザシ―とやらが来たと言うので短い航海ではあるが出航した。
さて、今回の航海は目的地がばっちり決まってる。
行く先はジェローム沖の海賊多発地帯だ。
何でもこのあたりの海域に、カボチャのマスクを被り、カボチャの飾りを付けた海賊船が出没しているそうじゃないか。
そんなふざけた海賊がいてたまるか。
きっと目撃した奴は質の悪いラムでも飲み過ぎておつむがイカれたんだろう。
なんてラムを煽っていると・・・
いた!
こいつは驚いた・・・
確かにカボチャ海賊だ・・・
思わず我が眼を疑っちまった。
ふむ、豚くさいオーク共より笑える分ましかね。
と言う事で戦闘開始。

お前さんところのクルーは全滅した。降伏しろ・・・って、無理だよな。
ま、笑わせて貰った分、海賊として弔ってやるよ。

カボチャ海賊船は沈めたが、肝心の冒険者の船がまったく見当たらない。
海域の狭いトクノの海が人気だというのなら行こうじゃないか。
うーむ、いつ来てもこの海は狭いし、孤島は多いし、岩礁はたくさん突き出てるし・・・
!?!
ほほうさっそく冒険者の船発見だ!

船名無し。
孤島に接岸し休憩中ってとこか。
それならさっさと船倉のお宝頂戴しようじゃないか。
砲撃開始!

積荷は頂戴した。あばよ!

まあ、こんなもんだな。
インゴット数千個、弾薬少々・・・・
久しぶりの航海にしちゃ悪くなかったね。
では近いうちにまた!

ヨーホー!!
captainzaki at 19:20|Permalink│Comments(0)