2006年08月24日

水色の竿

ハゼ釣り行ってきましたー!
先輩の車に乗せてもらい、男4人で江戸川へ。エサを買った店で、韓国ドラマがやっていた。やっぱ一昔前の日本のドラマに見えるなぁ。

干潮の時間帯を狙って行ったので、潮はずいぶん引いている。あちこちに小さな穴が空いていて、そこには大量のカニが出入りしていた。

漂う潮の香り。
感じる生命の営み。
そしてぬかるみにはまる足。

ええい、裸足だ裸足!
膝くらいまで海に浸かり、仕掛けを投げ入れる。


ヒュッ・・・シュルシュルシュル・・・ポチャン


仕掛けは綺麗な放物線を描いて飛んでいった。
この瞬間も釣りの好きなとこだわー。

しばらくアタリを待っていると・・・

ピクピクッ!波とは明らかに違う手ごたえがっ!

引き上げてみると、それは7センチくらいのハゼだった。
けっこう小さいな〜と思いつつも、今年初めてのハゼに顔がニヤニヤ。げへへ、釣れた釣れた。



ここで他のメンバーを見てみよう。

タカハギ(同年代、合コン好き)・・・コンスタントに釣り上げている。けど2回糸が切れた後にやる気をなくし、携帯のマージャンをやっていた。この日は靴+長ズボンで来ていた事が、後に大変な事態を招く。

ウォーリーさん(ひとつ上、運転手)・・・糸が絡まったり糸が絡まったり糸が絡まったりしていた。なんか苦労してるサラリーマンみたい。けど最初の一匹はちゃんと釣れた。カニが大量に釣れる。「またお前かよ〜」と吠えていた。

ズンさん(二つ上、日焼け黒人)・・・釣れない。最初の一匹が。・・・お!遂に釣れた!やったやった!あ、逃げられた。頭の後ろで針をはずすから・・・。けど合コンでの振舞いはうまいらしいよ(タカハギ談)。後半で怒涛の追い上げを見せる。




潮がどんどん満ちてきた。時間は4時半ごろ。
スコアは全体で20匹くらい。あんま釣れないな〜。
だけどそろそろ潮が止まってきたので引き上げ時だ。
帰りましょうか。

が、ここでタカハギ。
「ちょっと待って。俺帰れないんだけど」

はい?帰れない?あたし今日は帰りたくない気分?

そういうワケではなかった。

ふと見渡すと、さっきまで陸地だったところが水に浸っている。
いや、俺達のいるところ以外、全て水に浸っているのだ。
俺達は水に浸かっていたため気にしていなかったが、タカハギは靴に長ズボン。そうもいかない。

そう、たまにニュースでやっているように、タカハギは中州に取り残されてしまったのだ!

「えーどうしよう、俺マジ帰れないんだけど」

さぁ、どうする?
/綽爾呂るぶしが浸かる程度。気にせず歩け。
▲織ハギは合コンで鍛えた強靭な脚力を持つ(と仮定する)。4mほど跳んで陸地にたどり着く。
B臂翩廖⊆,亡劃が来れば帰れる。夜の11時だけど。

・・・かな。だって5時になったら門が閉じられて、車が出れなくなっちゃうんだもんん。


しかしここでウォーリーさんが、どこからともなく柱を持ってきた。
タカハギの待つ中洲に橋を渡し救出する作戦だ。

「うわー、マジこぇえ、マジこぇえ!」

俺も近くで観戦。面白れぇなー、コレ。

橋はタカハギの重みでじわりじわりと沈んでいく。靴は底のゴムの所まで水に浸かってしまった。

・・・ここで転んでずぶ濡れになったら・・・完全にネタになるな。

ひそかに転ぶことを期待しつつ、俺は隣で見守っていた。
するとタカハギが転びそうに!

「うわわわわっ!」

あっ、と思った。
そして俺は反射的に支えてしまった!
ああ、俺の馬鹿!空気読め!

結局タカハギは濡れることなく江戸川を脱出した。つまらん。




夕方には大学のある西千葉に帰り、地元の店でハゼをから揚げにしてもらった。
うーん、うまし。白身魚の上品な味がする。店では売ってないので、釣った人しか楽しめない、それがハゼの味。

だけど一日やって20匹とは・・・。
その店の店長が、今度はアサリでやってみろと言っていたので挑戦してみよう。
目指すは3ケタ!

2006年07月26日

庄治選手

テストも作品も、後半になるにしたがってどんどん調子が出て来た。
このまま突っ切るぜうらー!

今日は時間がちょっと浮いたので、久々に服を見に行こうと千葉へ来た。

そしてその帰り。電車に乗ろうと階段を上っていくと、妙な声が聞こえてきた。

「泥棒です!すみません泥棒です!」

声のしたほうを向くと、スーツ姿のサラリーマンが走っていた。若くて背が高く、なかなかのイケメンである。
その後ろからは、声の主であろうおばちゃんが走ってきていた。

・・・つまり、アレか?

このイケメン兄さんが泥棒なのかっ!?




・・・・・・・・・・。
本当だろうか。


颯爽と走っていくその姿。それはおばちゃんに追いかけられているというより、予定に追われて走っていく、敏腕営業マンといった感じ。片手のペットボトルはしっかりと握り締めている。




あ、通りすがりのおじさんがタックルかました!

あーっと!だがうまくかわされたっ!

その姿はまさに、上司の小言をひらりひらりとかわす敏腕サラリーマンのごとく!

早い、早いぞ庄治選手!中学時代はサッカー部、高校時代はラグビー部!このまま専攻逃げ切りかーっ!

しかしそっちは改札じゃない!10番線の成田線だ!電車の中で戦うのか?!しかしそっちは、完全アウェイ!地獄の8両編成だぞ!

あーっと、ここで庄治選手、転んでしまったーっ!これは痛い!

(解説)これは痛そうですね。

さぁ庄治選手立ち上がれるか?!

(解説)審判が駆け寄ってきますよ。

いえあれは駅員です。

さぁこれで向こうの守りは2枚!圧倒的不利な状況の中、ここをどう突破するのか?!

(解説)楽しみですね。

あーっと、なんと庄治選手!駅員に捕まってしまったーっ!まさかまさかの一発退場だ!もはや蛇ににらまれたカエル!まな板の上の鯛!駅員のなすがままに連れられていってしまうぞ!

(解説)まさに弱肉強食ですね。

あーっと、ここで西千葉行きの電車発車のベルが鳴ってしまったー!試合終了です!


さてこの試合、庄治選手にとっては残念な結果になってしまいましたね。

(解説)ええ。ですが彼はまだ若いので、まだまだいけますよ。私は期待してますよ。

ありがとうございました。それでは興奮冷めやらぬ会場から、さようなら!





95%ぐらいは本当。世の中って面白いね。

2006年07月08日

フェイクギャラリー

あれは偽物だった

偽物だったけど

それは確かな力だった

それが分かったのは

成長なんだろうけど

失うくらいなら

気づかないほうが良かったんだろうか



欲しい。

新しい力が。

本物の答えが。



せめて上から話してくれる人が。

2006年07月02日

PFFシリーズ 〜その差は世界を救う〜

作品を創るパワーがいまいち湧き出てこないので、久しぶりにPFFアワードを借りてきた。刺激を受ける作品だといいなぁ。

■五月ノ庭(40分)
 ストーリーは・・・だめだ、うまく説明できない。ちょっと病んでるかも。カップルがドライブに行ってしょっぱな人はねて知らない人のせて妖精みたいなんが出てきた。
 こういう説明するとひどい作品みたいに聞こえるけど、とんでもない。まずカメラワークが秀逸だった。ホントにこれアマチュア?1カット1カットがめちゃめちゃ美しく撮られていて、映像のみで全てを語っている感じ。セリフなんかA4用紙2,3枚で足りるんじゃないだろうか。感覚的、映画的な作品はいまいち理解できないけど、コレはすっかり引き込まれてしまった。
 ああ〜、びゅーちほー。

■新しい予感(50分)
 なんかこう恋愛と青春についての作品。えー。あー。なんかなー。アレです。
 素人臭さ全開。一言で言うと80年代青春ドラマ。
 五月ノ庭がプロっぽかっただけに、安っぽさがすげぇ目立つ。大学の番発で見たことあるぞ、こういう作品・・・。手ブレはひどいわ引きサイズのカットばっかりだわ登場人物は無駄にたくさん出てくるわ、これはなかなか・・・。
 ストーリー、というか伝えたいことも分かるんだけど、その中身は少々時代遅れな感じが否めない。この素人っぽさがいいのか?よく分からない・・・。




PFF2006の募集要項もたぜー!
(http://www.pia.co.jp/pff/award/entry2006/index.html)
今年の東京の上映会は、7月中旬にやる。うあ〜、行きたいけど行けないぢゃん名古屋とか9月だから、そっちに行ってみようかな・・・。
なお、締め切りは11月一杯。まだまだ余裕かな?


そういやVictor主催の東京ビデオフェスティバルも要項出てるんだよね。
(http://www.victor.co.jp/tvf/29th/tvf2007/guide.html)
こっちも大きな映画祭で、ぴあに比べて海外の作品も結構あるのが特徴。一昨年位にどっかの高校の放送部がグランプリを撮ったこともあるから、可能性は無くはないぜー。
こっちの締め切りは9月一杯。サテライトの作品を作り直してこっちに出品するってのもアリ。



さて、何を撮ろうかな。
実はすでに作品のモチーフは決まっていたりする。
一回下見に行って、夏休み中に撮影したいな〜。
とりあえず自分が良いと思えるものをぶつけてみて、大会の傾向とかはその後考えよう。うん。

とりあえず来週の撮影のために、今は課題を・・・。

2006年06月29日

結婚騒動

昨日の夜、姉貴が結婚したいと言い出した。

相手はギニア出身の男性。

ああ、やっぱりな。と家族の誰もがそう思った。
ウチの姉貴はICUに通っていて、毎年色んな国を遊び歩いている。たまに知り合った外国の人を家に連れてくる事もあった。だから外国人と結婚したいと言い出しても、別にそれほど驚きはしなかった。それどころか相手の人の両手を握り締めてありがとうと言いたいぐらいだ。

が、俺も含めて家族の皆が猛反対。

なぜなら・・・




相手が難民だというのだ。




ギニアは独裁政治の国で、ある政党が丸々追放されたことがあるらしい。その一人が彼。だからビザもないし、そのせいで仕事も無い。日本人女性と結婚すればビザは取れるって言うんだけど・・・


しばらく大変なことになりそうだわ。

2006年06月15日

連ドラ編集中

現在連ドラ(週ごとに違う監督がリレー形式でドラマを作っていく)の編集中。
うーむ、アクションって難しい。

間に合うかな。
間に合うよね。

眠い。

2006年06月12日

万能薬 〜効き目はその娘が見てる時限定〜

「ぐふぅ!!」

座席から立とうとしたら、足にひどい痛みが走った。
前日サッカーをしたのだけど、大したストレッチもせず寝てしまったからだろう。
足のきんにくん達がボイコットを起こしている。

そして今は電車の中。

いきなり変な声を上げた俺を、周りの人がちらちら見ている。

くすくす笑っている奴らまでいる。

うわ・・・めっちゃ恥ずかしいんですけど・・・

だけど立ち去ろうにも足が痛くて動けない。




しかし辛そうな顔をしてたら、隣に座っていた女の子が

「大丈夫ですか?」

と声をかけてくれた。

眼鏡の奥から見える目は、心配そうにこっちを見ている。




ビーッ、ビーッ、緊急指令、緊急指令!

おい筋肉共!ボイコットしてんじゃねぇ!ワールドカップ見てる場合か!起きろ!




「ああ、大丈夫大丈夫。ありがとう」

お礼を言いながら、さっと姿勢を直した。

やべぇ、急ぎすぎた!つる!つる!足がつる!

それでも痛みで顔が歪まないよう配慮しつつ、かつ変な歩き方をしないように電車お降りた。

降りた後は振り返り、笑いながら軽く会釈。

今度はその女の子も、笑って会釈を返してくれた。



これぞ万能薬、だな。



電車が去った後、しばらくベンチでくたばっている馬鹿がいたのだった。

2006年06月09日

本日も怒涛なり

なんだか久々の更新。
ここのところ怒涛の日々でブログをいじってる暇が無かった。
暇になったわけじゃないけどさー。

今日は学科の課題を提出する日だった。

〜ザ兇粒垢房分が拠点を構えるとしたら、どういうものを作るかという提案。11時提出。
∈匈音のシュミレターを実行し、観察、考察をプレゼンテーション。3限。

時間が無いので朝から大学に行って作業をしようと思い、9時ごろの電車に乗った。→9時半に大学到着
→10時半までに,琉刷を終わらせる(デザインは出来ている)。みんながギリギリで出すところを余裕を持って出す。
→12時前までに△完成。早めに食堂に行ってのんびり飯を食う。
→プレゼンの原稿を適当に書く。そして3限へ。

という完璧な予定が俺の頭の中にはあった。
飯の時間帯まで計算してるなんて、非の打ち所が無い。レッツエレガント。

・・・電車が10分ほど走ったところで、アナウンスが入った。

『お客様に申し上げます。本日横須賀線において人身事故が発生しましたため、電車を遅らせて運行しております。お急ぎのところ、大変ご迷惑を・・・』

人身?

むぅ、なんとも迷惑な。これでは予定に狂いが出てしまう。
まぁでも余裕を持ってやってるから、多少の遅れは問題ない。焦らない焦らない。レッツエレガント。

『お客様に申し上げます。この電車は終点の千葉より前、都賀駅で停車した後運行を停止いたします。モノレールでの乗り継ぎをお願いいたします。お急ぎのところ、大変ご迷惑を・・・』

はぃ?停車?マジすか?

周りの乗客も、とたんにざわざわし始める。

この時点で9:30。すでにだいぶ遅れている。

・・・いやいや、焦らない焦らない。大丈夫。遅れた分は作業スピードを上げれば問題ない。



都賀駅に着くと、大量の人がモノレールに向かって歩き出していた。
俺も同様に歩き出す。ちょっと早歩きになる。焦ってないよ?急いでるだけだよ?



・・・が、

改札が通れねぇ!!!!



人が多すぎて改札口がいっぱいなのだ。
しかもモノレールは小さいため、一度に大量の人は乗れない。
仕方ない、待つしかない。

・・・。

・・・・・・9:45分。

・・・・・・・・・・・・ぐぅ。

あともう少しという所に来て、駅員がなにやら叫んでいることに気づいた。

『千葉への乗り継ぎを行うお客様ー!都賀駅の改札で乗り継ぎ券をお配りしているのでそちらをもってご乗車くださーい!』


・・・乗り継ぎ券?なにそれ?

どうやらその券で、タダで千葉まで乗っけて行ってくれるらしい。

が、ここで問題が一つ。

並んで並んで、ようやく次のモノレールで乗れるというところまで来た。後ろを見ると、まだまだ人が並んでいる。
券を取りに戻ったら、当然もう一度並びなおしである。
現在9:50。
千葉駅までは片道370円。学食の昼飯一回分。うまい棒37本分。安いところならDVテープが一本買える。


・・・。

・・・・・・昔の人は言いました。

「時は金なり」と!!


必死に叫ぶ駅員を無視してそのままモノレールに乗り込んだ。




現在10時ちょうど。
モノレールは千葉駅に行く前に大学の近くを通るので、最寄の駅から走っていったほうがおそらく早い。

そう思って、穴川駅というところでモノレールを降りた。

よし、改札をくぐってダッシュだ!

改札をくぐって・・・

・・・くぐ・・・って?

・・・・・・・

切符がねぇ!!


考えてみたら「乗り継ぎ券」が無いんだから当然のことか。
うむ、しごく簡単なことだ。

焦らない焦らない。
というか焦る必要もない。

なぜならここは無人駅だからな!

・・・タタタタタ・・・


走って走って何とか11時に提出することが出来た。
△硫歛蠅盂始10分前に完成。

本日得たもの:
・なんだかんだで追い詰められればどうにかなる、という教訓。
・若干の後ろめたさ。



みんなは迷惑のかからない死に方にしようね。

2006年05月16日

すとれーとすとーりー

線路をひたすら歩いていく・・・。

ウチの地元はまだましだけど、さらに成田のほうへ行くととたんに田舎になる。
線路の上を歩いていても、周りに見えるのは、木と、川と、田んぼ。
周りではうるさいくらいにカエルが鳴いているのに、これが逆に静かに思えるから不思議。
この日がいい天気で本当に良かった。
歩いててすごく気持ちいい。
一晩中線路を歩き続けてどこまでいけるか、とかそういう企画できないかな。



しばらく歩くとトンネルに差し掛かった。

暗い、というより、闇。向こうに見える出口の明かり以外何も見えない。目の前に手をかざしても全く見えない。まさに漆黒。
おまけに狭い。電車一両分の幅しかない。ここでもし電車がきたらなかなか大変なことになりそうだ。

こういうとこって、目が見えない分想像力が働くんだよね。



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すとれーとすとーりー

目が覚めたら、見慣れない駅にいた。

この日俺はオリテで遅くなり、終電に乗って家に向かっていた。
が、酒を飲んでいたせいと前日の疲れが残っていたせいで、不覚にも電車の中で寝てしまったのだ。
降りた駅は、いつも降りる佐倉駅からひとつ先に行った酒々井駅というところ。

時刻は午前0時半。
戻る電車はない。
親ももう寝ている。
タクシーを使うほどの金もない。

うーむ、どうしたもんか。

ここで俺の頭の中に、ひとつの映画が浮かんだ。

ストレイト・ストーリーという映画だ。
73歳の老人が、10年間仲たがいをしていた兄に会うために時速8キロのトラクターで旅に出る、という話だ。実話が元になっていて、なかなか面白かった。

まあつまり、アレですな。


線路の上を歩いていこうじゃないか!!


一度やってみたかったんだ、コレ。
さすがにもう電車は来ないし、たった一区間だからそんなに時間もかからないだろう。

かくして線路の上を歩き出す俺だった・・・。
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