屈曲1

上図は、セダン車(A)と軽自動車(B)が狭い通路のコーナーに差し掛かっている状態です。お互いの車の存在を認識し、両車一端停止しました。突然ですが、ここで先に動くべき車はどちらでしょう。

これは、つい先日私が体験した状況です。私はAの車に乗っていました。スーパーの立体駐車場を出たところの道で狭く、ミラーから、駐車場に入ろうとする車の存在に気付き、早めに一時停止しました。一方Bの車は、図の位置まで来てから停まりました。ミラーを見ていれば私の存在には気付いた筈です。にもかかわらず、かなり右側に膨らんでいるところを見ると、ミラーは確認せずにコーナーを曲がろうとして右に膨らみ、それから、私の車に気付いて停止したことが見て取れます。Bの運転手は40歳くらいの女性でした。

数秒この状態で膠着した後、Bの運転手の女性は、私に身振りで「先に行け」と言ってきました。私は、「冗談だろ!」と思いました。私は、ミラーを見てBの車を認識し、Bの車が通れるように停車しました。Bが先に行ってくれるだろうと思っていました。一方、Bの車は、縦5メートル弱、幅2メートル弱あるセダン車が通るには厳しい位置に自分が停車していることを、認識していないようでした。

私は、Bが先に行かないなら、よっぽどBの車を後ろに下がらせようかと思いましたが、私の運転でギリギリ通れなくもないので、Bを下がらせずにそのまま私がBの横を通ることにしました。その際も、Bの運転手の女性は、下がろうとはせず、ただひたすら、私が擦るのではないかということを気にしていたようで、運転席から乗り出すようにして右前を心配そうに見ていました。

さて、多くの人は狭い道で鉢合わせになった時、どのように考えるでしょうか。恐らく、殆どの人は、「自分が安心して行けるなら行く、そうでないなら、相手がいなくなるのを待つ」という考え方でしょう。

これは、自責事故を起こさないようにするという意味では、安全な判断基準ではありますが、時として、相手のために自分がバックするといった判断もして欲しいところです。

また、Bは余程心配性だったのか、Bが明らかに先に安全に通れたであろうところを、先に通過する判断をしてくれませんでした。もう少し、学習して欲しいところです。

では、私の判断は正しかったでしょうか。結果的に事故は起こりませんでしたが、後から考えると、Bの車にバックするように促すか、あるいはBの車が先に行くよう促すべきだったかとも思います。自分の運転技術を過信しても事故を起こしかねないので、今後注意しようと思います。