ダイエットしてるとストレスが溜まるから、1週間に1回、週末の土日とかに1日好きなものを好きなだけ食べまくる。

糖質オフで即やせレシピ (主婦の友実用No.1シリーズ)
主婦の友社 (2016-09-05)
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チョコレートやドーナツ、アイスクリーム、ケーキ、スイーツなどの甘いものやポテトチップス、せんべいなどのしょっぱいお菓子の爆食い。

そして菓子パン。

甘いパンに惣菜パンなどの爆食い。

これらは糖分やカロリーたっぷり。

でも1週間に1度、土日などの休日だけなら好きなもの、好物をガンガン食べてもいいじゃないか。

どか食いで10000キロカロリーを超えてもいいじゃないか。

週一なんだから。

また次の日から元の食事に戻せばいい。

週一でどか食いしたほうが、停滞した体重も落ちやすいと聞くし。

これってどうなのでしょうか。

私個人的には、長い目で考えると意図的にどか食いをしようとしないほうがいいと思っています。


どか食い・過食する癖が付いてしまう可能性が高い

なぜか。

どか食い、過食の癖が付きやすいからです。

私自身も過去、そういう経験があります。

今は糖質制限を続けることで、「糖質中毒」から脱出できて、どか食いの癖もすっかり治っています。

でも、一度付いてしまったどか食いの癖を治すのにはかなり時間がかかりました。

どか食いするってことは、大抵の場合、多くの人にとっての好物は「糖分の多い食べ物」ですよね。

糖分の多い食べ物って「癖」になりやすいんですよね。

以前の私のように糖質中毒になりやすい。

糖分の多い食べ物をどか食いしてガツガツ食べていると、「体内に糖分が溢れている状態」に快感を覚えやすく、それゆえまたそれを欲するようになる。

「もっともっと糖分がたっぷり欲しい!」と。

そういう経験がある人も多いかと思います。

どか食いしたそのときは「もう食べられない」となっても、翌日になってみるとまた甘いものや糖分の多い食べ物が無性に食べたくなってしまう。

その衝動を抑えにくくなって、それを我慢しようとするとめちゃくちゃイライラするし、糖分のとりすぎによるツケみたいなもので血糖値が下がりすぎてしまって体に脱力感が出たり、やる気が無くなったり眠気が出てきたりする。

そういう不定愁訴を治すためにまた糖分の多い食べ物を欲するわけですが、そこでまたどか食いしてしまうと、また同じような負の連鎖が続いてしまう。

ここにハマると、ほんとにそこから抜け出すのが難しくなります。

糖分(特に砂糖や小麦粉、果糖ぶどう糖液糖などの精製糖質)のとりすぎは単に太るだけではなく、体に様々な害を引き起こしますし、それらが悪化するとこれまた様々な生活習慣病になる可能性もどんどん高くなります。

糖分って、とりすぎにはめちゃくちゃ気をつけないといけない反面、ほんと癖になりやすいんですよね。

だから、糖分のとり方にはものすごく気をつけないといけない。

「週一で好きなものをどか食い」って、ダイエット的にはかなりのご褒美な感じがしますが、長い目で見ると、後々になってどか食いが癖になってしまって、心身も少しずつしんどくなってくる、良くない癖がついてしまう行為ではないかと思うんですよね。

長い間どか食いを繰り返してきた私自身、それをめちゃくちゃ実感しています。

もちろん、意図的ではなくて、それでも何かのはずみでたまたまどか食いしてしまったのなら、それはそれでしょうがないですし、それでどか食いしてしまったことに罪悪感を持つ必要はないです。

その後は、そのどか食いを繰り返してしまわないためにどうすればいいかをしっかりと考える必要もありますけどね。

大好物がお肉や卵、魚介類などの糖分がほとんど含まれていない食べ物だけなら、それが原因で太ることもほとんどないんですけどね。。

体重は気にしないほうがいい

ダイエットで目指している目標はどんなものでしょうか。

「体重を落としたい」という人がやはり多いでしょうか。

週一のどか食いも、停滞している体重を落とすためにやる的な方法としても言われていたりもしますよね。

でも、多くの人がそうだと思うのですが、やはり体重を落とすだけではなくて、「見た目的にもキレイに痩せたい」と考えていますよね。

であれば、私としては体重はあまり気にしないほうがいいと思っています。

「体重が落ちる」と「見た目にキレイに痩せる」は必ずしも比例しませんから。

体重が落ちても不健康に痩せてしまえば、見た目的にはやつれて見えたり、栄養状態が悪くなって肌荒れがひどくなってしまったりすることもあります。

そのような失敗をしている人もかなり多いですよね。

それもこれも、「体重を落とす」ばかりに意識が行き過ぎてしまっているから。

体重を落とすことを優先しすぎるために、単純に「食べる量を減らす」「カロリーを減らす」といった無茶なダイエットをしてしまう。

「栄養」をあまり考えずにダイエットをしてしまうから、それで体重が落ちたとしても決して魅力的には痩せられないでしょう。

最近は特に「体重と見た目は関係ない」といった情報も増えてきていますよね。

私もその考え方に大賛成。

例えば、「体重55kgからダイエットを始めたとして、理論的に正しいダイエットを2ヶ月して体重は殆ど変わらなかったけど、でも見た目的には以前よりも魅力的にスリムになったし周りからもキレイになったと言われるようになった。」

こういうことは往々にしてありますし、これって体重は落ちてなくてもダイエットは大成功でしょう。

特に体重やカロリーは気にせずに、体に必要な栄養をちゃんと取ることを考えた食事をしたり、適度な筋トレや運動をした。

それによって、体重は変わっていなくても体内の体脂肪と筋肉の比率が変わって、また体に必要な栄養素が十分に満たされていくことで肌ツヤや髪の毛の健康状態も確実に変わってきますから、見た目も鮮やかに魅力的に変化してきます。

ここで体重にこだわりすぎてしまうと、体重を無理矢理にでも落とすために食べる量を極端に減らしたりと無茶なダイエットに走ってしまう。

そうすると、体の栄養状態を疎かにしがちですから、やはり不健康に痩せて魅力がなくなってしまう。

と考えると、週一など時々のどか食いを入れて体重を無理に落とそうとすることにほとんど意味はないのではないかなと。

私はそう思っています。

その人にとって適性よりも多い体重で一時的に停滞していたとしても、「栄養面をちゃんと考えて体脂肪をきちんと落とすダイエット」を日々コツコツと続けていれば、焦らなくてもいずれその人にとっての適正体重に自然に近づいていくと思います。

私は体重を落とすことを目標にしないほうが、結果的に見た目的にキレイに痩せると考えています。

キレイに痩せた結果として、そのときの体重があなたにとっての適正体重。

キレイに痩せた結果として得られた体重に「ああ、自分の体重はこれぐらいなんだ」ぐらいのゆるい感じで考えてればいいのではないかなと。

私自身、体重はもう全く気にしてないです。

体調と見た目を重視して、それらの理想の状態を維持できるように、日々食生活には特に気を使っています。

それによって、10年以上、ゆるくながら糖質制限を続けていますが、体調もいいですし、スリムな体型も無理なく保ち続けています。

体重の変動に一喜一憂せずにエンターテイメントとして余裕をもって楽しめるなら全然いいと思いますが、体重のちょっとした変動にも精神を揺さぶられてしまうのであれば、体重を気にすることはいっその事やめてしまったほうが健康的かなと思いますね。


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