ベトナム

April 21, 2010

少年時代 ~ベトナム・マーチャ / ターフィン~


サパからハノイへ帰る日。
夜行列車に乗る為にサパを出るのは、17:00。

「それまでの時間、どうしようか」

サパは結構な時間を費やしてぶらついたし、バイクタクシーでマーチャ村・ターフィン村に行ってみるか。

半日チャーターでいくらか聞いてみると、
「$10」らしい。

もちろん、そんな料金で承諾する訳もなく、交渉の結果$5で成立。
幸い、ドライバーは安全運転で、今日は天気も良いからいい気分。

サパの北西に位置するマーチャ村。
周辺は棚田が広がっていて、青々とした稲が育っていたら、さぞかしきれいなはず。
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村と言っても家がぽつりぽつりとあるだけ。
屋根の苔がいい具合。
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家畜の鳴き声がたまに響く。
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モン族独特の藍色が美しい。
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何もないけど、なんだか幸せ。
おばあちゃんの顔にそう書いてある。
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そんなマーチャ村で出会ったのが、子供たち。

最初、この子供集団にカメラを向けてみると、皆してそっぽを向いて逃げていく。
これは、ラオチャイ村での出来事と同じなのか・・・。
http://blog.livedoor.jp/caravannight/archives/51478104.html

が。
デジカメの画面には興味津々らしく、それをきっかけにして写真を撮らせてくれるようになる。

子供たちと戯れるのは日程的にこれが最後だったため、残っていたキャンディーを大盤振る舞いし
(全然足りない…)、折り紙も取り放題。
こんなに人気だと、折り紙もさぞかし幸せだろうに。

子供たちはほとんどが鼻たれで、純粋無邪気。
別にこの村に住んでた訳でもなく、自分の地元がこんな景色でもないけれど、なぜか懐かしい。


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真ん中の子がおそらく、一番のやんちゃ坊主。
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なぜだか目蓋にゴマ・・・。
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カメラのレンズを覗き見中。
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約40分の滞在後、次は赤ザオ族の住むターフィン村。
山の麓にぽつりとあり、とにかくのんびりとしている。

ただ、着くや否やセールス攻撃に遭う・・・。

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赤ザオ族の象徴は、頭巾。
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珍しく見つけた男性は、日向ぼっこ中。
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今の日本では失われつつありそうな一景。
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さあ、帰ろう。
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別に「これ」と言ったものがある訳ではないが、でも、心に残る何かがある。
そんなマーチャ・ターフィンのひと時だった。



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April 06, 2010

ぬかるみトレッキング後編 ~ベトナム・ラオチャイ / タヴァン~


ぬかるみトレッキング前編
http://blog.livedoor.jp/caravannight/archives/51474926.html


モン族の方々との偶然な出会いから始まったトレッキング。
ラオチャイ村までは1時間半位かかるらしい。

イーリンホー村を対面に望む場所までは坂も緩く、足場もそんなに悪くなく、
「やっぱトレッキングにして良かった」
と浮かれていたのだが・・・。


その後、坂はだんだんと急になり、道は細く、足場も悪い。
昨日の雨で道はもう液状化。

モン族が俺の手をとり手助けしてくれるのだが、俺は歩くのに必死。
それでも片手からカメラを離さないところがなんとも頑固な俺。


そんな矢先。
ズボッ。

見事、片足がぬかるみにハマる。
ぬっとりとした赤土のおかげで、白いスニーカーは土色。

けれど、一度はまるともうどうでも良くなるもので、それからはズボズボと普通にハマりつつ、歩く俺。


が。
それだけでは終わらない、究極のポイントが現れる。
トレッキング道中で最も急で、かつ木に覆われているため、ぬかるみ度も甚だしく、堅い足場などどこにもない程。

目を血眼にし、足場の良い隙間を探すが・・・、どう探しても、ない。

しょうがない、と、意を決して歩き出す。
モン族の支えにも力が入るくらい、足元はツルンツルンに滑る。



・・・・・・。
ツルツル、スットントン。


派手に転び倒す俺。
靴どころか、ジーンズも土に染まり、片手に持っていたカメラまでもが・・・。

モン族は大笑い。
ここまでくると、俺も笑うしかない。


10分近くはそんな場所が続き、ようやく地獄が終わる。
ふう、終わった。


そうすると、長閑な棚田や川が視界に飛び込んでくる。
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そして、その先にはラオチャイ村。
やっとのことで、11:20到着。
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村の入り口には吊り橋。
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ここで、案内してもらったモン族ともお別れ。
約束通り、US$3を渡す。


ところが。
後から勝手に合流してきた1人が、「私にも」と金を要求してくるではないか。

「US$3の約束だし、3人で分けてね。」
と俺はつっぱね、一方で、残るモン族の2人はUS$3を分けようとはしない。

「ちょっとでいいから、ちょうだいよ!」
としつこく来るが、「俺はもうUS$3払ったからね、あとはそっちで話してね」とその場を去る。

自己都合での参加で金を請求するのも驚きだが、もらった金を分配しようとしないモン族にも驚き。
道中、とても仲良くしゃべっていたのに・・・。


ラオチャイ村は実に穏やかで、あちこちに家畜。
サパとは全然比べ物にならないくらい、緩い。
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子供は竹馬に乗ったりと、なんだか懐かしい風景。
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菓子屋は子供にとって宝石箱。
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唯一、足手まといになるのがこれ。
村には、ザオ族の物売りも多く、観光客を発見するとすかさずとんでくる。
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村を抜ける一本道を、のらりくらり、ふらりと歩くこと約45分。
気づくと、「TAVAN」の看板があちこちにある。
どうやら、知らぬ間にタヴァン村。

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この村では、お祝い事をしているお宅を発見。
家族や友人が集まりみんなでわいわい。

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こういったパーティーで食卓に花を添えるのが、豚。
案の定、お宅の前には頭部だけがない豚。

頭部は既にパーティー会場のよう。

生々しいが、こうやって命の尊さを感じるのは有難いこと。
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さらにタヴァン村を歩いていると、昨日サパで会ったモン族のおばあちゃんに遭遇。
その他モン族の方数名と一緒に歩きながら、サパへ戻る為バイクを探す。

すると、後方からやってきたバイクのおじさんが、
「サパまで40000ドンで乗っていかないか?」
と声をかけてきたので、ディスカウント交渉。(英語がままならない感じでモン族が通訳)

ところが、おじさんではなく、昨日会ったおばあちゃんが、
「30000ドンで」と答えてくる。

え?

「20000ドンでどう?」
と聞き返せば、おばあちゃんは「ダメ」と言うも、おじさんは「OK」の返事。
もう訳が分からない・・・。


ということで、交渉成立。
サパまでは10km程舗装道路を走るが、こちらも結構水浸しだったりでひやひやする。
加えて、風を切って走るのでかなり寒い。

凍える思いでサパへ戻ったのは、13:30頃。

終わってしまえば、なかなか貴重な半日だった。





そうだ。

ラオチャイ村の道端で楽しそうに遊ぶ鼻たれ小僧3人衆。
カメラを向けても120%興味を示さず、むしろ笑顔さえも消えていく。

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これはどうしたものか。

「よし、出番だ」
とばかりに登場させたキャンディー。

最初は無反応。

が、キャンディーを差し出すと、「実は欲しかった」と言わんばかりに受け取り、すこし、ほんのすこしだけ笑顔が。

「食べていいよ」とジェスチャーで伝え、口にするが、しまいには結局笑顔無し。

そうして撮ったのが、この1枚・・・。
観光客慣れしていない、素の表情だ思うと、むしろ嬉しいのかもしれない。
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しかし、最強はこの子。
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このただならぬ哀愁・・・。



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March 30, 2010

ぬかるみトレッキング前編 ~ベトナム・ラオチャイ / タヴァン~


サパの周辺には、少数民族が暮らす村が点々とあり、それらを巡る各種日帰りトレッキングツアーもある。

事前に下調べをしていた中で、ラオチャイ村・タヴァン村は、
「舗装道路を通っても行くことができる」らしい。

少しでも安く済ませるなら、自力で行くしかない。


そんなわけで、サパを9時頃出発。
前日の雨は止んだものの、霧がすごいし、足場も悪い。
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それでも、舗装道路(車やトラックもよく走る)なので、特に問題はない。
眼下に広がるのどかな風景を横目に、ぷらぷら歩く。

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すると、サパから30分くらい歩いたところで女子軍団に遭遇。

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聞いてくる質問が・・・。

例の物売りと同じだ。
どうやら、竹の棒を売りたいらしいのだが、もちろん丁重にお断り。

するとさらに、
「今からどこへ行くの?」ときた。

俺:「ラオチャイとタヴァン」

そしたらなんと、黒モン族の女性たちが登場。

女性:「ラオチャイへ行くの?」
俺:「うん」
女性:「じゃあ、連れていってあげるわ」
俺:「え、いいの?」
女性:「舗装道路で行くか、ハードだけど近道で行くか、どっちがいい?」


悩む・・・。

ハードな道は急坂もあるようで、何より普通にスニーカーで来てしまった。
けれど、モン族がいるなら心強いか・・・。

さらに悩む・・・。


その結果。
俺:「トレッキング道でお願い!」

そうと決まれば早速、黒モン族2人の案内で向かうこととする。
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もちろん、少し歩いたところでふと2人が立ち止まり、お金の話。

女性:「村に着いたら何か買ってくれる?」
俺:「買わないけど、US$1払うよ。」
女性:「それはちょっと。US$5よ!」
俺:「じゃあ、US$2で。」

そんな交渉の末、US$3で落ち着く。

やがて谷間に差し掛かり、向こう側がイーリンホー村だと教えてくれる。
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あれ。
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あれあれ。


そう、途中で黒モン族は3人になったのであった・・・。

別に俺は頼んでもないが、村方向から歩いてきた1人がなぜか合流し、同行。
まあ、いいか。



そしてここから、地獄の道が続く・・・。



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March 20, 2010

カラフルすぎる露店市 ~ベトナム・バックハー~


サパへ行くなら、ここは外せない。

周辺の街々では、それぞれ曜日によって週一度の市が開かれ、その日は周りの村から
たくさんの人が訪れて活気づく。
いわば、「勝負の日」。

その中で最も規模が大きく、観光客にも人気のある街がバックハー。
(日曜日開催)

サパからはバスで約2時間45分(途中休憩含む)。

ひたすら山道を走っていき、走るほどに車窓に見える人の数も減っていくため、「本当にこの先に
そんな街があるのか」などという不安さえも過る。

しかし、バックハーの日曜市は想像以上。

そこは、桃色や水色を中心に、いくつもの色が溢れに溢れ返ってる。
この市を訪れるほとんどが、「花モン族」。
まさに名前の通り。


行ってみれば、分かる。


市が開かれる広場へと続く道。
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バスを降りるだけで商売が始まる。
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これだ、花モン族。
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バックハーの日曜市は、あくまで地元民が一番の客であり、観光客への執拗な販売攻撃は少ない。

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花モン族の衣装に欠かせない毛糸。
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スカートの裾などに使われる生地。
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地元のおやつを買って楽しむのも乙。
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お嬢さんのお買い物。
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満腹なのだろう。
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広場の高台は、動物販売広場。
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これはおそらく番犬用の犬売り。
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広場には食堂エリアもあり、民族と混じって飯をいただける。
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花モン族とは別に、稀に他民族がちらほら。
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サパからは日帰りの日曜市ツアーがあり、それに参加するのが便利。
帰路、ラオカイ駅を経由するため、そのまま駅で降ろしてもらい、夜行列車でハノイへ戻ることも可能。

<最短行程>
金曜夜:夜行列車でハノイ発
土曜早朝:ラオカイ着 その後、バスでサパへ
土曜:サパ散策                     サパ泊
日曜:ツアーでバックハーへ 帰路、ラオカイで離団
日曜夜:夜行列車でラオカイ発
月曜早朝:ハノイ着
※このパターンのツアーをハノイ発着で各旅行会社が用意しており、それが一番安く済む傾向にある。
  但し、各会社により内容など異なるため、選ぶ際は十分慎重に。
  自分のペースで行きたいならば、やはり個人がお薦め。

<今回の行程(個人手配)>
木曜夜:夜行列車でハノイ発
金曜早朝:ラオカイ着 その後、バスでサパへ
金曜:サパ散策                     サパ泊
土曜午前:ラオチャイ・タヴァン散策
土曜午後:サパ散策                  サパ泊
日曜:バックハー日帰りツアー             サパ泊
月曜午前:マーチャ・タフィン散策
月曜夕刻:バスでラオカイへ
月曜夜:夜行列車でラオカイ発
火曜早朝:ハノイ着



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March 09, 2010

市場を歩こう ~ベトナム・サパ~


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サパの中心にあり、一番賑わうのがこのサパ市場。
屋根で覆われているため、雨の日でも安心。

市場を突き抜ける通りを境にして、半分が生鮮食品と食堂エリア。
もう半分が衣類や雑貨・土産物エリア。
さらには2階部分もあり、そのほとんどが衣料品店。

ぶらっと歩けばさほど時間はかからないけれど、なんだか市場って良い。
観光客相手だけでなく、そこには市民の生活も溶け込んでいて、ひとつひとつのやりとりが面白く目に映る。


野菜の店。
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手前の鍋には茹でとうもろこし。(無味)
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ベトナムでよく見るランブータン。
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お肉の店。
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これでもかってぐらいに伸びる、伸びる。
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鮮度を求めるなら、こちらで。
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さなぎなのか、イモムシなのか。
でも、魚の店で販売中。
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まさにお買い上げ中。
やっぱり捌いてもらえるのは、安心。
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よく見れば、カエルだった・・・。


食堂は何軒も並んでおり、好きなところで。
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冷えるこの季節(11月)、温かい麺類が体に沁みる。
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手前は煮込み料理、奥はおしるこのようなスイーツ。
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乾物の店。
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衣類の店。
かわいい子供用民族衣装がずらり。
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ミシンでコトコト、全部手作り。
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そして、極めつけ。
この地域で出くわすという光景に、ここサパで、本当に出会う。

一部の中国もそうだが、ベトナム北部もそのひとつ。
「犬肉」を食べる習慣。

サパの市場で出しているお店を1軒発見。

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犬好きで、実家でも犬は飼っているため、不思議といえば不思議な感覚。

でも、牛や豚にしろ、結局は同じことで、たまたま犬を食べる地域があるだけだからか、
可哀相といった感情は意外にも湧かない。

ちなみに、訪れた少数民族の村で、「犬を食べるか」聞いてみると、
「食べるわけないじゃない、番犬よ!」
と返ってきた。

ベトナム北部といえど、実際食べる人はかなり少ない模様。


世界は広い。



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March 01, 2010

少数民族は女性のパワー ~ベトナム・サパ~


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ハノイからの夜行列車で、翌早朝ラオカイに到着。
そこからバスで山を越え、この地サパへとついにやって来た。

旅の楽しみのひとつ、少数民族との触れ合い。
どんな出会いが待っているのだろうか。



サパは歩いても十分周れるほど小さな街で、散策しやすい。

山に囲まれているサパ。
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こんな山奥でも、やはりフランスの薫りが残る。
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メインストリート。
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街を歩いていると、すぐに。

いたいた、少数民族。
この街で見かける多くは、モン族の皆様。

藍色の衣装が特徴で、でも、頭巾はその人その人で違う。
いわゆるスタンダードな帽子を被ってる人もいれば、カラフルな布を巻いてる人もいて、
これがモン族のおしゃれポイントなのか。


そして、見かけるのは女性ばかり。
女は強し。

モン族同士のコミュニケーションの場でもある。
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広場に露店を出して商売。
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もはや土産用の男性帽。
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そして。
来たぞ、物売り攻撃。

「要らない」と言えばすぐ諦める、なんて思ってたら大間違い。
あの手この手で何か買わせようとしてくるのだ。


会話の流れは、ほぼ100%全員同じ。
(会話は英語)

女性:「どこから来たの?」
俺:「日本ですよ。」
女性:「何日間サパに泊まるの?」
俺:「3日間です。」
女性:「何歳なの?」
俺:「〇〇歳。」

少し間をあけて・・・

女性:「これ要らない?」


強引・・・。

到着当初はこの流れを把握していなかったため素直に答えていたが、分かってくると、
「どこから来たの?」の時点で構えに入る。

もう後は、「要らない、要らない」を繰り返すしかない。
へたに商品のことでも聞いてしまえば、もうおしまいだ・・・。

けれど、段々とこのやりとりが楽しくなってきたりもする。


一人で攻めてくるのはまだ楽。
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団体攻撃を受けると、手強い。
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買ってネ!
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最悪、こうなれば逃げられない・・・。
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サパへ行くのは少しばかり時間がかかるけれど、でも、良かった。



小さな街でも、ちょっとした交通事故が発生。
幸い、大きなケガもなく、無事で良かった。
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ホーチミンの都会にあるエネルギッシュとは違うけれど、ここサパも確かにエネルギッシュ。

一味違うベトナムを味わってみませんか。



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February 25, 2010

あの列車に乗って ~北ベトナム~


カンボジアから再びベトナムへ。

シェムリアップからベトナムの首都ハノイへ向かい、1泊。
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ハノイはさして目的もなかったため、最低限の1泊にとどめ、翌日夜は列車旅。

日本でも夜行列車はどこかわくわくするのに、それが海外だとすれば、わくわくしないはずがない。


向かうのは、中国との国境に近い地域。
その辺りは少数民族が今なお多数暮らしており、是非ともその生活を垣間見たい。

ハノイからラオカイ(国境町)まで夜行列車で移動。
翌早朝、ラオカイからサパへバスで移動。


「深夜特急」を思い出す。
なんだかノスタルジックで、アドレナリンが出る気分。
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とはいえ、実はこの列車、半ば観光列車と化していて、地元民はほとんど乗らない。
乗るのは、専ら観光客。

2人部屋、4人部屋、6人部屋とあり、もちろん人数が多い方が安く済むのだが、こういう時は無難に中間。

清潔で快適なコンパートメント。
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ベッドシーツもすっきり。
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さらに、ミネラルウォーターや歯ブラシ・一口菓子のサービス付き。
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約9時間。
夜ごとコトコトと列車は走り、やがて朝を迎える頃、ラオカイ駅に到着する。


ちなみに、今回同室だったのは、
往路:スイス人夫婦・ドイツ人1人旅男性
復路:ドイツ人1人旅男性・ベトナム人ガイド2人。


復路は皆で、ベトナム版大富豪をして大盛り上がり!
(日本の大富豪よりルールが厳しい・・・)

触れ合うって、素敵なこと。



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December 04, 2009

日帰りメコン ~南ベトナム~

昔地理で習った記憶がある人も多いはず。
アジアの大河メコン川は、ベトナムで海へと注ぐ。

この河口地帯をメコンデルタと呼び、はたまた農業・漁業が盛んな一帯。

観光上最も有名なのは、水上マーケットが盛んなカントー。
もちろん、俺も時間があれば行きたかったのだが、ひとまず今回は雰囲気だけ、ということで参加。

『メコンデルタ(ミトー)日帰りツアー~日本語ガイド版~』

各種旅行会社がやっている中、日本語ツアーとしては最も安い某社に参加。($25)
英語ツアーにすれば$10とかなり安くなるが、前日予約に行った際、「日本語ツアーは今のところ6人」と言われ、
それならばゆったり行けるかと思い、日本語を選択。


実際ツアーは、計8人。
(日本人女性2人組×3、男1人旅×2)

とは言え、ホーチミン・ミトー間のバスは英語ツアーと同乗・・・。


メコン川はどっぷりと茶色く、混沌としたイメージ。
どっしりと存在感に溢れている。

ツアー内容はこんな具合。
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ホーチミン→ミトーをバスで移動。

その後、小型船でメコン川の島巡り。
・ココナッツキャンディー工場見学
・エレファントフィッシュ(象耳魚)の昼食
・手漕ぎ船体験
・果樹園でのフルーツ試食
・よくわからぬ音楽鑑賞
・ハニーティーの試飲
・ニシキヘビを巻いての写真撮影

ミトー→ホーチミンをバスで移動。
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ミトーから小型船。
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ドクドクと流れる。
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島に入ると水路のよう。
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ココナッツキャンディー工場。
工場と言っても、これぐらいの規模。
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口を動かしながら、でも手は動く。
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このカバン、邪魔だと思うのは俺だけか・・・。
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これがエレファントフィッシュ料理。
カリカリに揚げてあり、見た目は少し悪いが、味はたんぱくで良い。
生春巻きスタイルでいただく。
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手漕ぎ船は、4人の客と2人の船頭さん。
船頭さんは大概女性で、客も実際に手漕ぎ体験をできるが、結構な力仕事。
俺は少しやったら、もう満足。
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道中、一度高さのない橋の下をくぐる。
俺ら客は皆かかんだ姿勢で橋に挑んだのだが、この船頭のお姉さん、なんと橋に頭(かぶってる笠)をぶつけ、
見事な様でスッテンコロリン。
さらには川へ・・・。

プロが、そんな・・・、と絶句。
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気を取り直して、果樹園。

マンゴーの木。
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こちらはパパイヤ。
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そしてこれがドラゴンフルーツ。
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バナナ。
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ザボン。
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フルーツの試食。

上奥から時計回りに、龍眼、パパイヤ、パイナップル、ザボン、ドラゴンフルーツ。
ザボンとパイナップルが一番旨かった。
真ん中は唐辛子入りの塩で、これを少しつけて食べるのが向こうスタイル。
スイカに塩をふるのと同じ理由。
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程よく甘いハニーティー。
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この子たちの甘さ。
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ニシキヘビ。
俺は昆虫・爬虫類系がどうも苦手で、もちろん蛇も歓迎しない。

けれど、ツアーで仲良くなったもう一人の日本人男性(30歳バックパッカー)と、
「せっかくだし、やろうぜ!」
となり、勇気を振り絞っての挑戦。

意外と、肌が固くなかった・・・。


ホーチミンとは全く違うベトナムを垣間見ることができるこのツアー。
時間がなくても是非メコンデルタへ行こう。


余談だが、ホーチミン・ミトー間の道路沿いにはたくさん現地のカフェが並び、そこには必ず
ハンモックがずらりと掛かっている。

ドリンクを頼み、あとはハンモックに揺られてひたすらのんびりするのだそう。
緩すぎて羨ましい・・・。


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December 01, 2009

エネルギッシュ・マーケット ~ベトナム・ホーチミン~

ホーチミンで観光客が必ず訪れる。
ホーチミンのエネルギーが集結した場所、それがベンタイン市場。

今回デタム地区に宿泊していたため、そこからこの市場へ行くには、車やバイクが次から次へと
駆けていく大通りを渡らなければ辿り着けない。
まさに、行く前から必死・・・。


市場は屋内型で、雨でも心配ご無用。
幸い、滞在中雨は一度も降らなかったけれども。
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ちなみに、この手前の家族、こんなところでドリアン大会。
が、市場は色んな匂いが混じっており、もはやドリアンを食おうが迷惑にはならない・・・。


市場の半分は衣類店。
けれど、目に止まるのは専ら食材関連。

ベトナムといえば、のコーヒー屋。
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ナッツ類やドライフルーツも有名。
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市場の一部は食堂街。
こういう場所で食うのがまた、美味い。
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そして、市場の北側は少し開放的になっており、こちらが生鮮品売り場。

緑が多い八百屋。
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これは何かと思いきや、カニの身屋。
丁寧に分けている。
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足だらけの豚足屋。
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カエルは活きが良いものをどうぞ。
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ベンタイン市場は昼だけではない。
夜は市場周辺に屋台が出現し、地元の人と観光客とで賑わいを見せる。

こんな風にして、バイクで駆けつけ一杯。
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豪快に炭火で焼くと旨い。
これは、串焼き肉とエレファント・フィッシュ(象耳魚)。
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貝類はとても人気で、酒の肴に最高。
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朝から晩まで人でごった返し、色んな物、色んな声、色んな匂いが漂い続ける。
ホーチミンへお越しの際は是非、そんなベンタイン市場へ。
(スリ・ひったくりには十分注意)


ちなみに、この市場では、
「あんたたち、日本人で一番ケチね!」と言われるシーンもあった。


現地で知り合った日本人バックパッカーとその夜、ベンタイン市場を散策。
2人ともこの先まだ旅は長く、土産を買うつもりはなかったけれど、何かいいものがあれば、と軽い気持ちで市場内を散策。

商品見ていると、おばさんが声をかけてきて、
「コーヒーもあるよ」
と言うから、「じゃあ、見るだけ見るか」とついていく俺たち。

「試飲も無料でOK」とくるから、
「ほんとに無料だよね、買うわけじゃないよ。」と念を押す。
そうしたら、「試飲」という以前に、普通に店からコーヒーのデリバリーが到着・・・。

でも、あくまで、試飲。

そこから、おばさんは何か買わせる為に必死。
俺らはコーヒーを飲みながら、
「あれは何?これはいくらなの?」などと、聞くだけ聞く。

物によっては買ってもいいか、とも思ったが、慌てることはない訳で、結局おばさんの販促攻撃を20分ほど受け続け、
「うん、でも、これもこれも今はいらないや。」と断れば、
「はい、帰れ」
と手でジェスチャーされ、恐ろしい顔に豹変。
急いで店を後にする俺たちだった。


それとは別に、市場内で女の子が何度も何度も声をかけてくる。
何も買っていないのに、「モイッコカッテ!」と、なんだかんだ売りつけようとしてくる。

「まだ何も買ってないよ、ごめんね、要らないよ。」
とあしらい、一度去るが、どこからともなくまた再び突如現れ、同じ攻撃を仕掛けてくる。

それを繰り返すうちに、やがて同行していたバックパッカーが、
「かわいいから一枚写真撮らせてね。」とパシャリ。

「じゃあ何か買ってよ、ワンダラー」
とくるが、特に買わず、そしたら案の定、「イジワルーー」だのなんだのと言われる。


なんとか振り切り、2人で「終わったな・・・」と言いながら歩いてると、おや・・・。


販促攻撃を頑張っていたおばさんと、さっきの女の子が一緒に。
「親子かい!!」

ばれちゃまずいと顔を伏せて歩くも、時既に遅し。
見つかるや否やおばさんに言われるわけだ。

「あんたたち、日本人で一番ケチね!」



ベトナム・カンボジア旅行、3日目夜の出来事だった。


at 14:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 30, 2009

混沌アジア ~ベトナム~

元フランス領の空気がほんのりと漂う国、ベトナム。

されど、ここはれっきとしたアジア。
そう、ここはベトナム。



街を歩けば、四六時中のクラクション。
どこへ行ってもクラクション。
ハノイ、ホーチミンでは、聞かない時はないぐらい。

もちろん、道路を横切る時はある意味命がけ。
幸い俺は、なぜか最初からうまく渡れてしまったのだが・・・。


さあ、どう渡ろうか。
R0012612.JPG
(撮影:ハノイ)

スキを見つけろ。
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(撮影:ホーチミン)

観光客ツアーのシクロ行列。
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(撮影:ハノイ)

おっと、危ねい。
いや、これは全く危なくない、日常の光景。
R0012610.JPG
(撮影:ハノイ)



そして、天秤量りのように荷物を担いで商売をする人。
特にハノイでたくさん見かけた。
R0012575.JPG
(撮影:ハノイ)

R0011735.JPG
(撮影:ホーチミン)

はたまた、路上屋台は昼夜問わず。

バイン・バオ(ウズラ卵入り肉まん)屋。
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春雨入り揚げ餃子屋。
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専ら屋台や安食堂で食事を済ませた俺。
安くて早くて美味ければ、文句はない。


では次回。
ホーチミン最大規模の市場、ベンタイン市場を覗いてみよう。


at 13:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 28, 2009

ヨーロピアン・アジア ~ベトナム~

今回の旅のルーティング。
こんな感じで巡る。
ベトナムカンボジア地図.jpg

ベトナム・カンボジア間を空路にしたため、その分金はかかったが、そこは時間を金で買った部分。
とは言え、ホーチミン→シェムリアップ間の便は3時間遅延のだが・・・。


今回、マイレージを使用して大韓航空を利用。
ソウル→ホーチミン線の機材は素晴らしく、いまどきエコノミーにパーソナルテレビがあるのは
当たり前だが、その画面が大きく、そしてきれい。
リモコンは通常肘掛けの横におさまってるが、それも座席背面におさまっている。
エコノミーでこの機能は十分と言える。

R0011690.JPG

R0011694.JPG



さて。

ベトナムといえば、元フランス領。
が故に、街並みのそこかしこにヨーロッパな雰囲気が漂っている。
アジアとヨーロッパのミクスチャー。

上海の外灘やマカオなんかもヨーロッパ調だが、またそれとは違う雰囲気。

サイゴン大教会(ホーチミン)
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ハノイ大教会(ハノイ)
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中央郵便局(ホーチミン)
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こんな建物を目にすると、少し心が落ち着く。



と言いたいところだが、国はアジア。
そうベトナムと言えば・・・。


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