NPO法人キャリア解放区・代表理事の納富です。
ブログ始めることにしました。
どうぞよろしくお願いします。 

さて、本日キャリア解放区の独自サービス第1弾として、
就活アウトロー採用2014が正式にリリースされました。

バブルが崩壊し、成熟社会が到来したと言われて20年以上が経ちました。
新しい働き方や就活一括採用の是非など、議論は今も尽きる事がありませんが、
それら議論を踏まえ、多くの人が実感できるほど現実が変わったとは思えません。

僕は新卒一括採用を全否定するつもりはありません。
企業が合理的だと判断するならば続ければいいと思うのです。
(企業は市場で評価されるだけなので)

ただし、合理的ではないと感じている企業も
ベンチャー企業を中心に出始め、
色々模索し始めていることは事実です。

それは若者たちも同様です。

今日よりも明日が良くなる、成長できると信じる事ができた時代は、
1日でも社会に出て働く事に明確なメリットがありました。

「グタグタ言わずにとにかく働け」

正社員になって働きさえすれば、
昇給し、結婚でき、クルマが買え、家を買う事が出来ました。

グタグタ言うことがバカらしくなるくらい合理的で企業・労働者ともに
利益を享受できた時代がありました。
 
 バブルが崩壊し、低成長時代に入った日本において、
とりあえず働け、では若者が動機付けされなくなってきました。

高度経済成長時代のシステムがもはや合理的でないことを、
直感として理解し始めたからです。

本来、「ゆとり教育」とは、このような社会的ロールモデルなき成熟社会において
どうサヴァイヴするかの答えは「自分自身の中にしかない」と前提で、
その答えを試行錯誤しながら模索する、ということが大きなテーマであったはずです。

教員の質や保護者の理解が足りなかったという点もあったかと思いますが、
社会背景を理解できない人たちが「バカが増えた」「ゆとり世代」とうレッテルを貼り
ゆとり教育は失敗の烙印を押されてしまいました。

同じ価値観を持つクラスタの中で勉強しかしてこなかった若者たちが
大学3年生になり、周りに流されるように、自己分析や業界研究をしても
ただ戸惑うだけだと思うのです。

もちろん、それ以前に多様な価値観に触れ目指すべき「何か」が
分かっている若者もいるでしょうし、
器用に立ち振る舞って内定を取る若者もいるでしょう。

ただ、そうではなく不器用で多様な経験もない若者が、
「自分とは何者か」について、立ち止まって頭が爆発するほど考え、
試行錯誤するというのは、決して不自然なことではなく、
むしろ自然なことに思えます。

空気を読むことがスキルとして評価される日本において、
立ち止まることは勇気が要ります。

アウトロー採用で想定している若者たちは、
決して就職できなかった「弱者」ではありません。

既卒で就職していないという事実だけにフォーカスし、
「就職出来ない弱者」と決めつけた瞬間に「弱者」は誕生します。

そのような若者たちに、
施しを与えるようにスキルやマナー支援をしようとしても
彼らの心は動きません。

そうではなく、立ち止まった勇気を認め、試行錯誤しやすい「場」を提供し、
内発的動機を引き出すことが就活アウトロー採用のミッションです。

もちろん、この場で参加者全員の内発的動機を引き出せる事は難しいですし、
もし万が一引き出せたとしても、全員が就職するようなことはないでしょう。

働くことは尊いことですが、その手段は就職だけではないからです。

このサービスも決して完成されたサービスではありません。
既存の就活フォーマットを廃止する、ということは、楽なマッチングではなく、
ゼロからの提案になるので、むしろ大変困難なやり方です。

完成された時点で、ここに最適化しようとする人たちが現れてしまうと本意ではりません。

この不完全さに魅力を感じてくれる若者や企業様と模索しながら、
カオスを作り続けていきます。

ぜひ、こんなマニアックでマイナー就職サービスを応援してくださると幸いです。

どうぞよろしくお願いします。