運動不足解消のために筋トレを始める人は多い。
適切な運動は健康を促進させるが、過剰な筋トレは逆効果の恐れもあるとする研究結果を東北大、早稲田大、九州大の共同研究グループが発表した。
そのメンバーのひとり、早稲田大学講師の川上諒子氏はこう話す。
「筋トレと疾病および死亡との関連を長期的に検討した論文を、網羅的に収集・分析した結果、週30~60分の範囲だと、総死亡・心血管疾患・がんのリスクが最も低くなることが判明。
逆に実施時間が週130~140分を超えると、リスクが高くなることがわかりました」
栄養摂取の考え方と同じで、さまざまな種類の適切な運動を無理なく継続的に行うことが大切という。
まずは、自身の体力と見合った運動量を見極めよう。
川上氏は「地域の健康増進施設には、健康運動指導士がいると思うので、自宅でもできる自重トレーニングを基本に自身の状況に合ったメニューを考案してもらうのもいい」と語る。
継続可能な筋トレで、安全な運動習慣を!
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