日本の革新的問題点の続編です。

 ある地方都市で市役所の廃棄物処理担当課長さんと話したことがあります。

「実はね、リサイクルと分別収集が始まってから、ごみの量は増えているんですよ。あと10年以内出でうちの市のごみ焼却場はパンクですわ」と・・・。

 私は驚きました。この市は人口の減少、少子高齢化に悩んでいる典型的な地方都市です。

 人口が減り、高齢者が増えているのになぜ、ごみ量だけ増えているのだろう?

 原因は多々あるでしょうが、おそらく過剰包装が主たる原因でしょう。スーパーに言って野菜売り場をみると何でもビニール袋に包まれています。そして、あたかもエコを強調するかのように、「〇〇さんの有機野菜、朝どり一番」なんて写真入りでシールが貼って会ったりします。

 私は何度か海外のコンドミニアムタイプのホテルで過ごしたことがあります。野菜や肉、酒、ジュースなどは地元のスーパーか露天市場に買いに行きます。露天市場は、自分の買い物かばんを持っていけばそのまま品物を入れてくれます。それも量り売り。スーパーもビニル包装などしていません。

 そして紙袋にボンッ、ボンッとレジで入れられて生産です。酒もジュースも瓶のまま。
魚もニュースペーパーや段ボール色の紙にくるくるまかれて、渡されるだけです。

 食った後出るのは生ごみと紙ごみだけです。どうリサイクルして分別するのでしょうか?

 全部焼却です。そのまま埋め立てても問題なさそうです。

 日本の消費構造は無駄の上に成り立ち、その無駄を環境対策だと言って、また税金を投入して、産業化している。

 その金を社会や個人に還元すればもっと日本人は豊かになる。欧米では、この15年ほどで、個人所得は、2から3倍に増えています。25歳で手取り30万円のサラリーマンが、40歳で60万円から90万円ぐらいになっているという計算です。

 えっと思うでしょうが、15年で15年間分の人がリタイヤしているからです。
 アメリカ、イギリス、フランスのタクシーの運転手さんや造船所の技術職の人多くは、リタイヤ後、ボート(クルーザーですよ)を買って釣りやクルージングを楽しむの夢で、結構実現している人は多い。

 映画「リーサル ウエポン」のデニスグローバー刑事もそうでしたね。

 産業で儲かった金の個人への還元と税金の有効利用をすれば、日本人の個人所得は、倍増どころか4倍にはなる。

 個人所得と個人消費が伸びないから、いくら財務省や日銀がアベノミクスの成功を称賛し、好景気だ、失業率が過去最低だ、就職率も大幅アップだ、人手不足だと言っても好景気感が生まれないのです。細かいことでは、もっと書きたいのですが、限がありません。

 環境問題イコール環境産業だということをお忘れなく。

                      行政書士うつみあつこ法務事務所
                       無給、無休スタッフでした