※ 2011年9月25日 Myspaceブログ投稿分

2005年7月30日、カシオペアは前年末に引き続いて「Synchronized DNA」とのジョイント・ライブを横浜BLITZで行いました。つまりカシオペアとSynchronized DNAの共演は2回目となるのですが、野呂さんもツインドラムで音が厚くなった事により手ごたえを感じ、再度ツアーを行う事にしたそうです。Synchronized DNAによるツインドラムの凄さは前回書いたとおりです♪このライブも「GONSHIRO GARP」が映像制作を担当して全編収録され、2005年11月2日に「5 STARS LIVE」というタイトルで2枚組DVDで発売されました。後に2009年にはBlu-rayでも発売されています。これもDVDを観ながら書きますね(^^;)
[DVD] http://www.amazon.co.jp/dp/B000B5M7UA
[Blu-ray] http://www.amazon.co.jp/dp/B001QHLLO0

オープニングより「Spread」「Freack Jack」「Halle」「Gypsy Wind」とグルーヴィな曲が続く選曲も冴えていました。「Halle」は鳴瀬さん、ターンできないんです…(^^;)

そもそも「Gypsy Wind」って一体いつ以来の演奏でしょう?(笑)超クラシック曲ですからね(^^;) 野呂さんのエレアコ・ソロから「Golden Waves」に繋がって行く流れも珍しいです(^^) このDVDは画質も音質も今までで最高レベルかも知れませんね。ステレオの左右からお二人のドラミングを別々に聴けるのも面白いです♪

鳴瀬さんはベースソロで1983年作「Bass Quake」のラストに収録されていた「Pink Punk Funk」をそのまま演奏してくださいました!私も以前からこの曲が好きだったので嬉しいですね♪例によって鳴瀬さんは客席を練り歩き(笑)、お子様にアームをつかませて(笑)、寝ている観客も居たりして(苦笑)ふてぶてしいですけど(^^;) それにしても鳴瀬さんのこのソロ、これまでの映像作品の中で一番過激かも知れませんね(^^;) まぁこれが持ち味なんですけど♪ CDでお聴きになりたい人は「HERE COMES THE HURRICANE BASSMAN」でどうぞ♪ http://www.amazon.co.jp/dp/B00005A1G2
そして続いてはドラムソロ、お二人の正確無比のシンクロぶり、ここまで凄いのは初めて観ました。これこそ神技ですね♪

そして野呂さんがダブル・ネックギターに持ち帰ると、本編最後の曲、25分に及ぶ「Universe」が始まりました。野呂さんも持ち帰る手間なくフレテッドとフレットレスを弾き分ける事ができました♪ 泣きのギターがクライマックス感を醸し出していますね。この曲もツインドラムによって益々図太いサウンドになりました。これはやはり5.1chサラウンドで聴かないと本当の迫力が解らないかも知れませんね(^^;)

アンコールの「Fightman」では例によって一人ずつソロを廻していくアレンジで、さすがにドラムは一人ずつでした(^^;) そして最後に「Asayake」「Tokimeki」と続いてライブは幕を閉じました。

本作でもマルチ・アングルモードが収録されています。アングルを切り替えると「Universe」ではART-CGによるプロモーション・クリップ、「Fightman」では「GALVA STUDIO」でのリハーサルの様子、「Asayake」では大阪ライブのリハ・本番・楽屋裏・打ち上げの様子、「Tokimeki」では広島&神戸ライブのリハ・本番の様子がそれぞれ観れます。皆さん和気藹々と楽しそうですね♪ また野呂さんドラム叩いてる~(^^;) それを後ろで苦笑いしながら見ているのが則竹氏…(笑)。面白すぎますね(^^)

実はこのライブのアンコールで曲に入る前に向谷さんのMCがあり、「カシオペアを辞める理由が見当たらないので、当分続くと思います。」とおっしゃった時、観客一同は大喜びでした。野呂さんも鳴瀬さんもにこやかな表情をされていました。この時は観客の誰もが向谷さんの言葉を信じて疑わなかった事でしょう…。しかし……このDVDは、とりあえずはカシオペアの最後の映像作品となってしまったのです…。これほどの完成度なのに…。


一方、野呂さんは和泉宏隆さんと仙道さおりさんとで3人組ユニット「VOYAGE」を結成しました。これはギターとピアノとパーカッションという「低音系の楽器が無い編成」の珍しいユニットで、その都度メンバーのうちの誰かが低音を交代交代で弾く事になりました。ちなみにバンド名の読み方は、野呂さん曰く「ボヤージュ」でも「ボヤージ」でもどちらでも良いそうです(^^;)

そしてVOYAGEは、野呂さんのソロ作「Light Up」と同じサウンドイン・スタジオでレコーディングを開始しました。アルバム収録の全13曲中、野呂さん6曲、和泉さん6曲、仙道さん1曲という内訳なのですが、和泉さんの曲を演奏する野呂さんのギター、カシオペアとは違う趣向が聴けて面白いですね♪和泉さんの曲は決して「Hearty Notes」のようにはならず、違う癒しの世界と言うか、違う暖かさを感じます。ところで「Falcon's Eye」がデビルマンの主題歌みたいだって言ったら和泉ファンに怒られますかね?(笑)

勿論「Nearly」とか野呂さんの曲に切り替わると、やはり野呂節にホッとして安心します(苦笑)…。なんだ「野呂節」ばかり言ってるじゃないか~と思われるでしょうけど(苦笑)、「カシオペア的」と言うよりはマシでしょ?(笑) まぁ…これは長い年月をかけて私の中に築き上げられた、ある意味DNA的なものかも知れません(苦笑)。

こうしてアコースティック・サウンドを前面に押し出した作風に仕上がったVOYAGEの1stアルバムは「Purely」と言うタイトルで、2005年11月23日にジェネオンより発売されました。凄くリラックスして聴けるアルバムですね♪そもそもアコースティック音楽だと、私もそれほどサウンド面であまりどうのこうの言う材料が無いものですから…強いて言えば曲調と理論ぐらいしか無いでしょ?私もそこまで語れるほどの知識は無いです(苦笑)。この程度しか語れなくてすみません(^^;) でも私のお気に入りのアルバムである事は間違いありません(笑)。 http://www.amazon.co.jp/dp/B000BMPXRC

そしてVOYAGEは11月に「アコースティック・ギター・プロジェクト/リビング・ミュージック」と名打ったライブツアーを行いました。12月1日の東京スイートベイジル・ライブが千秋楽となり、これを最後にVOYAGEの活動は終了しました。(早っ!^^;)

そういえば…媒体として残っているものとしては、野呂さんと和泉さんとのセッションはこの「Purely」が最後の作品となってしまったのですねぇ~。これも寂しい話です。そもそもVOYAGEも、もし再結成しようと思えば野呂さんと和泉さんは同じレコード会社ですし、仙道さんだってそのレコード会社のプロデューサーのヴァイオリニストのバックで演奏されてたんでしょ?それなら再結成するのに全く支障は無いですね!って、余計なおせっかいを失礼いたしました。(^^;;)


2005年10月には、鳴瀬さんのソロアルバム「Simple Song Simple Night」が発売されました。こちらはオリジナル1曲を含めたカバー作品集で、加藤明美さんや青木タイセイさん等が参加しています。このアルバムは前作「WINDOW」同様、インディーズ扱いですので、店頭ではなかなか入手できないでしょうが…それでも「WINDOW」同様、カシオペア公式グッズショップでは購入できるようです。更に「iTunes」や「e-Onkyo」で配信で購入する事もできます♪ http://itunes.apple.com/jp/album/simple-song-simple-night/id345696343


2005年9月、いよいよカシオペアも「Synchronized DNA」とのコラボで新作アルバム「SIGNAL」を制作する事になりました。このタイトルは、野呂さん曰く「合図」とか「信号」という意味があるそうで、人間が生きている事自体が、外に向けて自身の存在の信号を発信しているという意味を込めておられるそうです。よって本作は『収録される全ての楽曲が「SIGNAL」を発信するような作品に仕上げたい』という野呂さんのコンセプトにより、ランドマーク・スタジオにてレコーディングが開始されました。

1曲目「Awaken」はサビの"ジャガジャッ、ジャッ、ジャッ"と鳴るストリングスも以前のカシオペアには無かった新鮮なバッキングですよね♪ギターとキーボードが交互にソロを弾いたりして、DNAのお二人も早速1曲目よりタムのフィルインを二人で分けて叩いて真価を発揮しておられます♪「Space Road」のような疾走感を継承しながらも一層派手に仕上がった感触です♪

「Escalation」は鳴瀬さんの故意に音程を外したような(?)ファンキーベースで始まるのが新鮮ですね(^^;) スネアにハンドクラップを混ぜたようなタイトなスネアが引き締まり感を出していてイイですね♪ 旧メンバー時代風の野呂節メロディと言い、「Swear」的なコードバッキングと言い、聴いていて即安心できます(^^) 私はアルバムではこの曲が一番好きですね♪「Life Long Serenade」は野呂さんの歴代のバラード曲の中でも「Twilight Solitude」や「North Sea」の流れを継承したタイプだと思いますが、鳴瀬さんのドゥ~~ンっていう5弦ベースのLowがイイ味を出していますね(^^)

向谷さんの曲「Mist」はまずイントロのシンセのストリングス・アンサンブルが絶品ですよね。ずっとテーマを取り続けるチープなシンセ音も素朴感を出しています♪それよりも向谷さんの曲なのに、サビ部分がやけにカシオペアっぽいんですよすね(^^;) 以前はカシオペアらしさなんて考えずに作曲されていたようにお見受けするのですが、この変化は不思議です(^^;;) そして「Ardent」はまたもやラテン系!(笑) これもシンセのストリングスが最高ですね♪ストリングスが光っているのはこのアルバムの特徴の一つだと思います。則竹氏がリズムをキープする中、神保さんがティンバレス等を叩きまくるのも面白いです(^^)

鳴瀬さんの「心・奥」では風変わりな面白さの曲ですね(^^) このメロディと言いシンセベースといい、一見テクノに聴こえなくもないですが(^^;)…野呂さんと鳴瀬さんのスキャットも聴けます。ドラムはお二人ともティンバレスを使っているようですね。特にクライマックス部分の神保さんのティンバレスやクラーベの炸裂がたまりません(^^)

「ASOBIにつれてって」もいかにも鳴瀬さんって感じのタイトルですが、中身も爆笑ものです(^^;) シンセもギターもベンダーやアームを使い過ぎ!(笑) そして全編シンセがフィーチャーされ過ぎ!(笑) 直前の「Escalation」が正統派の野呂節ですので、この落差がまた激しいです(笑) カシオペアの曲じゃない感じの曲をカシオペアで演奏するとこんな感じになると言うか、従来無かったタイプの曲も刺激になって楽しいですね(^^) 「Pity」は一転して素朴な曲です(^^;) 暖かくて癒されますね(^^)

神保さんの「Will You Love Me Tomorrow?」もスクラッチ風の音とか、潜水艦風のパルス音とか、シンセが多用されている点では風変わりな曲ですよね(^^;) そんな中でも野呂さんのフレットレスギターが心地良く響いています♪勿論ピアノも美しいですが、この曲はやはりギターですよね♪

そしてラストを締めくくる組曲「Past And Future」は"Dawn~Strain~Sorrow~Tested~Mentality~Unlimited"の6つの小曲によって構成されています。当初『ダイナミクスの大きな流れを持った曲を演ってみたい。』と考えた野呂さんは、「現在から、過去や未来へ向けて送るSIGNAL」というイメージを曲として具現化したとの事で、"Dawn"で始まる事からも解るように、時間軸に沿った曲構成となっています♪

先ず"Dawn"は鼓笛隊のリズムでゆったり始まりながらも力強く進んで行きます。イントロを聴いて数秒間、US国歌かと思いましたが(笑)いぇいぇ全然違いました(^^;)ゞ "Strain"では一転してファンキーなリズムへと変わり、ベースとドラムの掛け合いを経て、シンセとディストーションギターによるマイナー調のギミックも聴けます(^^;) これも長時間の曲ならではのメリットですね♪

"Sorrow"では鳴瀬さんの複弦が奏でるメロディによって再び穏やかな曲調へと戻り、そうかと思えば"Tested"では向谷さんのジャジーなエレクトリック・ピアノが延々と弾かれます。そして"Mentality"では泣きのギターソロへと移行し、不協和音のコードを経て(^^;)…"Unlimited"で再びファンキーなリズムに戻り、チューブベルも重なって華やかとなり、最後に厚いシンセブラスが裏のテーマを取って盛り上がる中、曲は締めくくられます。このエンディングは、野呂さん曰く「最後は元気に行こうよ」という思いが込められているそうで、その通りに壮大なエンディングとなりました。

こうして完成した「SIGNAL」は、「CASIOPEA with Synchronized DNA」名義によって2005年12月21日にジェネオンより発売されました。「SIGNAL」を完成させた野呂さんは、「曲のバリエーションという観点では、1曲1曲がそれぞれ比較対象になる曲がないような構成で出来上がったと思います。」との事でしたが、確かにおっしゃるとおり曲調がバラエティで、極端に違い過ぎるようにも感じますね(^^;) http://www.amazon.co.jp/dp/B000BV7UZG

そんな中、私もあえて贅沢を言わせていただきますと、神保さんのドラムがステレオ左側のチャンネルに閉じ込められるのは正直勿体無いですね(苦笑)。つまり二人のツインドラムを聴こうと思えば、ステレオ・チャンネルでは物足りなく感じます。だからといって通常のCDでは、あまりドラムが強すぎると他の楽器が聴こえなくなりますので、ツインドラムのミックスって難しかった事でしょう(苦笑)。やはりツインドラムのCDも出来れば5.1chサラウンド等のDVDオーディオで聴ければ良かったですね(苦笑)。贅沢を言えばきりが無いのですが…それだけ完成度が高いアルバムなのでしょう(^^;)

しかし…カシオペアが「カシオペア」と名乗ってスタジオ・レコーディングしたアルバムは、とりあえずこの「SIGNAL」が最後の作品となってしまいました…。

私も正直申しますと…「Past And Future」の最後が思いっきり不協和音のストリングスでキメられて終わっている点は、変わっているなぁ~と言うか…別の意味で気にならないと言えば嘘になります(苦笑)。それはどういう事かと申しますと…完全に終わり切っていないように感じると言うか、少なくとも『これが最後の作品になる』と思って作られたようには感じないですね。もし仮にこのアルバムが最後の作品なのだと意識して作ったのだとしたら、もっとハッピーエンドな終わり方をする為にメジャー・コードで終わらせると思うんですよ(苦笑)。それなのに、悲壮感さえ漂っていると言うか…少なくともハッピーエンドには感じないです。

なぜ不協和音なのか…私も勝手な推測をして恐縮ですが(^^;)…もしかしてこの不協和音は、微妙にメンバー間で距離感があった事を示していたのですかね?(苦笑) 例えば『この先、カシオペアが進むのか止まるのかも解らない、どうなっていくのか解らない…』という迷宮に迷い込むような、何とも言えない空気があったのですかねぇ…?

しかし、仮にメンバー間に距離感があったのだとしても、この当時の時点では野呂さんもカシオペアを続けて行く意向をお持ちだったはずです。当時野呂さんも「実際コンサートの本数は減っていますが、それで1つ1つのライブの中身は濃くなっています。」とおっしゃっていましたし(笑)、「5 STARS LIVE」の完成度の高さを観ても、とてもカシオペアが終わるようには見えません。もしかして野呂さんは、無意識のうちに「別の意味でのSIGNAL」も発しておられたのでしょうか???


年が明けて2006年1月、カシオペアとSynchronized DNAは「LIVE SIGNAL」と題した全国ツアーを行いました。オープニングの「The Sky」「Looking Up」に続き、なんと「SIGNAL」収録の全曲がメドレーで演奏されました!(驚) 勿論、「Street Performer」「Galactic Funk」「Halle」等も懐かしい曲も演奏されました。このツアーのレポートはHMVのサイトに残っていますのでご参照ください♪ http://www.hmv.co.jp/news/article/602020100/

「LIVE SIGNAL」は1月20日には東京厚生年金会館、そして1月27日に札幌ペニーレーンで全ての日程を終了しました。しかしこの瞬間、このツアーが大変重要な意味を持つものであったとは……おそらく観客の誰もが想像できなかった事でしょうね…。

なぜならその後、カシオペアの国内でのスケジュールが全く公表されなかったのです…。毎年恒例となっていたファンクラブのパーティも事前に告知されていたにもかかわらず、急遽中止となってしまいました。一体、何があったのでしょうか……?

それでも6月28日・29日、カシオペアは4度目の韓国ライブだけは世宗文化会館で予定通りに行いました。何があったのかは知りませんが、あれだけ大歓迎してくださる韓国のファンだけは裏切れなかったでしょうね。勿論、Synclonized DNAと共に5人で訪韓したのは初めてです。「Halle」「Looking Up」「Take Me」「Mid-manhattan」等の懐かしい曲も演奏されました。この時の野呂さんの胸中はいかがなものだったのでしょうか…?

そして奇遇にも同じ6月28日、カシオペアが1999年にパイオニアLDCに復帰した以降のアルバムの中からベストテイクを選んだ「Best Studio Selections~GENTLE&MELLOW」と、同じく1999年以降のライブDVDやCDの中からベストテイクを選んだ「Best Live Selections~GROOVE&PASSION」の2枚がジェネオンより発売されました。これも何故、この次期にベスト盤が発売されたのでしょうか…?
[GENTLE&MELLOW] http://www.amazon.co.jp/dp/B000FI8TZU
[GROOVE&PASSION] http://www.amazon.co.jp/dp/B000FI8U04

その後もやはりカシオペアのスケジュールは公表されませんでした…。


すると2006年8月1日、力シオペアの公式ホームページ上で衝撃の発表がありました!

「この度、突然ではございますが、リーダーである野呂一生より『CASIOPEAの一切の活動を休止したい』という強い意向がありました。メンバー、スタッフの度重なる協議の上、野呂の意思をくんで、心痛の思いではございますが、活動休止を決定致しました。(中略) 野呂が決めた事ですので温かく見守っていただければ幸いです。」

あまりにも突然の事でしたが……当初、この文章中に『野呂さんが決めた』と表現されていた事から、何も知らないファンの間では野呂さんが非難の的になってしまいました…。しかし現実は、決して野呂さんが勝手に休止を決断したという訳ではありませんでした。実は野呂さんにとっても「苦渋の決断」だったようです。

かつて野呂さんは「力シオペアは自分のライフワークです。」とまでおっしゃっていました。それなのに…そのライフワークができなくなってしまった訳ですから、これは余程の事があったとしか考えられません。少なくともサウンドの上ではこれまでも書いてきましたように秀作揃いだった訳ですから、そうそう簡単な理由で活動休止する事など考えられません。…と言う事は即ち、そうそう簡単に再開できない事も意味していました。

思い返せば…1989年の分裂劇の時は、野呂さんも櫻井さんも色々経緯を語ってくださいましたので私も解りやすかったのですが、活動休止が発表された時は本当の意味で「一般向け公式ソース」と言えるものが無かった為、当初は全然真相が見えませんでした。それでも私は、『野呂さんの決意が相当固い』という事だけは解りました。

そもそもプロのバンドの平均寿命は3年~5年と言われているのに、途中でメンバーチェンジがあったとはいえ、20年以上もバンドが続くというのは本当に凄い事なんです。私も色々なバンドを支持してきたとはいえ…20年以上も解散せずに毎年新譜をリリースしてきたバンドは極まれの存在でした。

(おわり)