2007年12月24日

オワータ

 ようやく卒論終了。
 なんか最後は書いたってより出したって感じでしたが。

 あちらの大統領様に関しては、こっちでもトップニュースになってるぐらいですし、ちょっとだけ。
 李明博新大統領は、言ってみれば田中角栄的な人物なので、経済を立て直すことには成功するかもしれませんが、そのあとに日本と同じく借金まみれでひいこら言う時代が続かないとも限らない、って感じではないかと思います。
 半島を横断する大運河なんて、コストのわりに効果が低すぎると思うんですけどね・・・。まあ当面は北や日米中との外交などのほうがニュースになりやすいと思いますので、まずはお手並み拝見といきましょうか。  

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2007年11月23日

あっちの政治の近況

 ずいぶんとあっちのネタも放置気味だったんで、大統領選挙の現状とか。

 大統領選挙を有利に進めている野党ハンナラ党のほうは、予備選で李明博に候補を一本化。朴槿恵は支援に回ることを表明・・・とここまでは順調だったんですが

大統領選:李会昌氏は党員の非難を克服できるのか(上)
大統領選:李会昌氏は党員の非難を克服できるのか(下)

 突然、前回、前々回と大統領選挙にハンナラ党から立候補して落選した李会昌が離党して立候補を表明。ハンナラ支持層が割れるという事態に。朴槿恵は李会昌からの協力要請は断ってますが、李明博を全面的に応援するでもないという微妙な位置取り。

 これで得をしそうなのが与党大統合民主新党の鄭東泳ですが、支持率で李明博、李会昌に続いて3位という依然厳しい情況。ただ、野党の両候補とも金銭に関する疑惑を抱えていて、票が割れた上にその問題が大きくなってくれば、どう転ぶかまだ不明瞭。鄭東泳が第3党の民主党と候補の一本化ができれば、なんとか道が開けるかもしれません。  
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2007年10月08日

空手形乱舞

 まあ、この話題は新聞でも大きく取り上げられたので少しだけ。


南北首脳会談:財源検討せず経済協力提案した韓国政府

 盧大統領は5日、臨時国務会議(閣議)で、「多額の費用がかかるものはないと思ったが、(今後は)費用問題も議論されることになる。このため、実際にどれだけの期間にどれだけの費用がかかるかをはっきりとまとめて、南北間で明確に整理しなければならない」と述べた。

 とりあえず手形はばら撒いてきたけど、総額はまあこれから計算してみよっか、って感じみたいですね。つーかそんなもん行く前に算出しとけと・・・。
 政府は民間企業の投資という形や、国際協力基金など政府の腹の痛まない格好での支援を当て込んでいるようですが、一部はそれに応じて出すところはあるにしてもまあかなりの部分を政府がなんらかの形で出すことになるでしょうね。


 ちなみに費用の予想は
 南北首脳会談:経済協力事業、費用推算額に差がある理由

 民間のシンクタンクは1兆3700億ウォン(約1740億円)と予想し、野党ハンナラ党では30兆5300億ウォン(約3兆8785億円)とそろばんを弾いてます。
 



 そしてその費用の出所ですが、一重が二重になるように簡単に国家予算が増えるわけもなく、増税or国債増し増しの2択となっております。
 当然のごとくその費用は次期政権がなんか適当にがんばればいいんじゃないのぉー?的な雰囲気。どちらにせよ、次期政権は困ったことになりそうな予感です。



南北首脳会談:NLL問題で食い違う見解(上)
金国防長官「何も変わっていない」

南北首脳会談:NLL問題で食い違う見解(下)
李統一部長官「今の状況では緊張緩和は難しい」


 もうひとつ注目してた、NLL問題、つまり半島西の黄海の境界線問題ですが、金国防長官は譲歩してはいないと言い、李統一部長官は状況によっては譲ってもいいかも、と主張するという政府内で発言が食い違う事態に。
 ただ、統一部長官は今回の南北首脳会に同席した一人だったため、そちらの話のほうがより信憑性があると目されてます。

 黄海を経済協力の拡大により平和の海にしようという従来の進歩派=与党の主張と、境界線は安全保障上重要だから一歩も譲るべきでないという保守派の主張の激突ですな。

 貿易の拡大により戦争を根絶させるというちょっと古い考えな感じもしますが、これはこれでありだとは思います。それに韓国国民がどう判断を下すかはまた別の問題・・・そういやそろそろ与党の統一候補も決まるのでそっちに今度は注目ですかね。  
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2007年08月14日

夏のバカンス平壌ツアー

 あちらは南北首脳会談の話題でもちきりなので、まあその話題から。


南北首脳会談:韓国政府、NLL再設定に柔軟姿勢
 南北共同事業の拡大を通じた対北支援なども話題になってますが、今一番議論になってるのはこれですかね。
 NLLは韓国側が主張する半島西側の海の国境線みたいなもんです。北朝鮮はこれを認めておらず、それを巡って軍事衝突も何回かおきてますが、基本的には守られてました。で、北朝鮮はずーっと前から見直しを求めてたんですが、それが今になって与党や閣僚から見直もまあありじゃないの?と言った発言が出ており、批判の対象になってます。

 まあそんなに大きく動かせと言ってるわけでもないので、漁業など経済的な問題はそれほど大きいわけではないんでしょうが、領土じゃないですが領土を切り売りするようなことは問題があるでしょうね。
 恐らく核問題の解決と引き換えなど、交換条件をつけるでしょうから、実際に行われる可能性は低いとは思いますが。


韓国発「嫌韓」ブログ、光復節控え話題沸騰(上)
韓国発「嫌韓」ブログ、光復節控え話題沸騰(下)
 内容は日本マンセー、アンチ半島100%と、ネトウヨを具現化したらこんな感じですかね、みたいなもの。歴史のことから始まり、果ては日本の女子高生のほうが綺麗だ、などといったネタまで。

 で、気になるのは誰が書いてるかということですが、プロフィールは「朝鮮人を生化学実験に使うため朝鮮に来た朝鮮総督」だとか。管理会社は表現の自由の範囲内なので実名などは公開できないという、まあ常識的な立場。

 というわけで推測するしかないのですが、まず最初に思い浮かんだのは、アンチ日本のあちらの人。ハングルはわからんので直接読んだわけじゃないですが、書いてる人は嫌韓話は一通り抑えてるようで、そこそこの知識はある模様、というより日本人だとしたら詳しすぎませんかねコレ。
 まあハングルが読めるんだからちょっと調べようと思えば調べれるので、ここは突っ込むところじゃないかもしれませんが。

 もひとつ疑問なのが、要人暗殺などを行った独立運動家の人物を貶めるためにビンラディンを偉大な人物と持ち上げていること。これはちょっと、馬鹿っぽさを演出しようとしてやりすぎた感がするんですよね。
 そして、HPの一部に東条英機の写真が。たぶん流れからするに東条英機も持ち上げてるんでしょうけど、日本人だとするならもっと他の人物持ち上げませんかね。そのへんがちょっと引っかかる。

 そして一番疑問なのが、韓国では英雄とされる女性独立運動家に旭日旗を持たせてるというイラストが掲載されており、記事の上のほうで見れますが、この絵のタッチが非常に半島っぽいんですが・・・。他の関係ない絵と旭日旗をあわせたコラって可能性もないではないですけどね。

 
 もう一つの可能性としては、批判というか注目が集まることを楽しんでる愉快犯。いわゆるひとつの釣りですね。自分の意見を述べるとか、それを人々に主張するという感じよりも、あちらの人が怒りそうなネタに走りすぎてる気が。


 最後に実は本当にネトウヨという可能性ですが、これは独断と偏見によりなさそう。まず本当にガチガチのネトウヨというものが存在するとすれば、ハングルをブログが書けるほどマスターしてないと思う・・・。



30代のNHKキャスター、3カ月で白髪に…その理由は?
 見出しでもしや!?と思いましたが、やっぱり麿でした。朝鮮日報でも心配されるとは、ワールドワイドなアナウンサーになったもんです。

 説明すると、現在NHK平日の昼〜6時のニュースまでを担当する登坂淳一アナのことで、顔が公家っぽいということで麿というあだ名が勝手につけられてます。
 それまでの休日担当で週に二日しかテレビの前に出なかった時は問題なかったのですが、4月からの配置換えで平日担当になり、TVの前に出る回数が急激に増えたとたん髪が白くなりはじめ、心なしか頬もこけた様子。

 2chでは、NHK内いじめ説、病気説、元々白髪だったが染めるのをやめた説、そもそも週5は無理だった説など飛び交っており、NHKにも数百本の問い合わせがあったなどとの話も。今のところNHK側はノーコメントなので真相は不明。

 普通NHKなら黒く染めるよう指導しそうなもんですが、放置されてるのが謎。本人たっての希望とかなんでしょーか。  
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2007年08月07日

避暑地あっつー

 工事中で密閉された上に、ペンキの匂いがするアパートよりましとはいえ、この狭い本州をちょっと上に行っただけで涼しいなんてことはありませんよね、ええ。
 そろそろ会社のほうへ挨拶に行こうかなーみたいな雰囲気。


 国内のほうはとりあえず内閣改造と臨時国会を待ちますか。というわけで大統領選。


“孫鶴圭+鄭東泳”が民主新党を発足…85議席、院内第2党
 ウリ党離党組みと、ハンナラのトップ2に次ぐ支持を集める孫鶴圭氏が合流した新党が誕生。しかし、訴えていた与党系勢力の結集というお題目には様子見を決め込んだ議員が多く、依然与党系はウリ党、ウリ党の一部と民主党がくっついた中道統合民主党などバラバラのまま。
 大統領選挙でハンナラ党の候補に勝つためには勢力の結集が必要ですが、今のグループのトップにはなれそうだが、合併して予備選やったら負けそうって人々は微妙な立ち位置に。まあただ負けるよりはいいと思いますけど。


崔太敏報告書:暴露記者会見共謀で李陣営関係者を逮捕
 そんな中でこんな記事。
 ハンナラ党での予備選を前にして、激しくぶつかり合っているている朴槿恵氏と李明博氏ですが、また一戦勃発。

 朴槿恵氏と親しかった人物の不正を告発したものの、捏造だったとして逮捕された人物に資料を渡すなどしたとして、李明博氏の側近議員2名が逮捕。なんだか記事がそれほど大きくないんですけど、これって大問題な気がするんですが。
 李明博氏は他にもソウル市長時代も含めて、不正疑惑は少なくないほうなので、李氏がハンナラ党の候補に選ばれたとしたら、選挙直前にそれらの疑惑を突いたネガティブキャンペーンが行われるでしょうね。というか与党はそれしか勝つ方法がナッシング。  
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