2006年04月08日

カウンターの要・不要は閲覧者が判断すればいい話

ブログの管理画面を見れば表示されているにもかかわらず、ブログにカウンターの設置を要望するのは、やっぱり「自分のブログの訪問者数を、他者にも知ってもらいたいから」ですよね?
(中略)
ぶっちゃけたハナシ、あまり思いつかんのですよ、カウンターの設置の意味が。カウンターの数値がそのブログの人気を示しているか、というと、そういうわけではないのです。
むだづかいにっき♂:カウンターは要らない

少し前までは僕もこの考えに全面的に賛同していて、アクセスカウンターはあえて設置していませんでした。実際のところ誇示できるようなアクセス数もないですし、他所様と比べられるのが恥ずかしいというのも多分にあるんですが、それよりなにより「うちは1日○○アクセス」とか「○○アクセス達成!」といった「訪問者をただの数字とみなす態度」っていうのがあんまり好きではないんですよね。見てのとおりアクセス解析は入れていますし、アクセスの数字だってかなり意識はしているんですが、それを公表するのはなんだか「アクセス数至上主義」を認めているように思えて、いまいち受け容れがたかったのです。

でもつい先日、興味深いブログを発見して読んでいる時に、そこで無意識のうちにカウンターを探している自分に気付いてしまいました。

ああ、なんだかんだと斜にかまえてはいても、やっぱり他所様のアクセス数は知りたいんだなぁ、と。

自分が「閲覧者の立場で」欲しいと思ったものは基本的に取り入れる方針でやっていますので、これまでの考えは捨てて、さっそくカウンター(訪問者数)のプラグインを設置してみました。

この一連の経緯から思ったのは、「カウンター不要論というのは結局のところ管理者サイドのエゴでしかなくて、閲覧者のことを第一に考えるのであればカウンターはむしろ設置しておくべきではないか。」ということです。たとえカウンターが設置されていたとしても、それが無意味だと思っている人は気にも留めないでしょうから、そこにたいした問題があるとは思えません。逆に、見たい人は好きなだけ見ればいいわけです。もしカウンターが設置されていなければ、これらの人々の欲求は決してかなえられません。少しばかり重くなることを無視すれば、カウンターを設置することは閲覧者の選択肢を1つ増やすことになり、それは単純に考えてプラスといえるのではないでしょうか。

場合によっては、アクセス数の大小によって色眼鏡をかけて見られることもあるでしょうし、その結果よまれない記事が出てきたり、コメントを書きこむのをためらったりする人もいるかもしれません。でも、それによって閲覧者が損をするとしたら、それはその人の自己責任というものでしょう。

このへんは、プロフィールが要るか・要らないかの問題と似ていますね。

もちろん、管理者サイドのエゴが悪いというつもりはなく、「設置がめんどくさい」「アクセス数が少なすぎて恥ずかしい」「数字でへんに判断されたくない」「デザインが崩れるのが嫌」などの理由で置かないのは自由だと思います。ただ、「閲覧者のためにならないから置かない」というのは、カウンターを見るのが大好きな(おそらく一部の)人々の存在を無視しているんじゃないかと思うわけです。

まあ、目立ちすぎるデザインやキリ番イベントの強制、必要以上のアクセス数自慢などは僕だって勘弁して欲しいわけですが、このへんは運営者の好みの問題であって、カウンターが示す生データとは直接は関係ありませんし。

ちなみに最近、カウンターを設置していないのにアクセス数がらみの話題を出す、っていうのが実は一番いやらしいんじゃないかと思っています。「うちは1日○○くらいのアクセスで〜」という話、きちんと裏が取れないとなんだかムズムズしちゃいます。そういうネタを振りたいのなら、トータルアクセスだけでもページビュー集計のものでもいいから、いやもう最悪、数字を不正操作しててもいいから、とにかくカウンターを出しとけと。

そういう意味では、うちもよく「弱小サイトですっ!」って自虐ネタを使いますんで、ちゃんと証拠を出しといたほうがいいですね。

最後にもう1つ。関連する記事をいくつか読んでいて、いちばん心に残ったものを引用してみます。

人がいないブログを毎日巡回するのは虚しい。カウンタがなかったりするとアクセス数が分からず、「見ているのは自分だけ」という錯覚におちいるんじゃないかだろうか。
ましてや当ブログはコメント数が少ないので、本当に人がいないように見える。誰しも一人だと寂しい。
うえぽんSW局:アクセス数は管理人だけでなく訪問者も気にしているかも

うちなんかは、カウンタを提示すると逆に「見ているのは自分だけ」「本当に人がいない」という「確信」を持たれちゃったりするわけで。もともと「今みているのはアナタだけ!」をネタにしていたくらいですし、個人的にはそういう人気のないサイトも好きなので良いんですけどね。

Posted by まの at 23:49 │Comments(8)TrackBack(0)WEB/サイト運営

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/castaway/50450208

当サイトでは、参照リンクのないトラックバックも受け入れています。→トラックバック・ポリシー

この記事へのコメント

yamashin  2006年04月09日 19:42 URL
ここを見ているマニアがこれくらいいるのか!とか、やっぱりこれだけしか見てないのか…、とか思ってもらうためにカウンタつけてます。ウチの場合。
まの(管理人)  2006年04月09日 23:39 
そうか、これはアクセスカウンター兼マニアカウンターだったのか。
Fontaine  2006年04月11日 09:23 URL
あんまし関係ないんですけど
アクセス解析 見とったら、リンク元URLっちゅうのがあって
clickしてみると、ジブンのblogをlinkしてくれてた人が居て嬉しかったっす。小市民的な自慢?!
カウンターも そうゆうジブンの小さな楽しみ、風呂上りのビールみたいなもんかなって思てましたが なんか色々 考える人が居てはるんですねぇ。
まの(管理人)  2006年04月11日 12:05 
カウンターの数字には、ねたみひがみを発生させる魔力がありますからね。

「そんなの気にしたことなかった」って人がいちばん心清らかです。
アクセス数の暗黒面に落ちちゃった人はもちろんですが、
へんに理由をつけてカウンターを置かない人も、結局は数字を強く意識しているわけで。

とくに後者が末期症状を迎えると、「カウンターの意味とは」みたいな記事を書いたりします。
ちゃゆきちゃん  2006年04月13日 06:50 URL
最初につけてたカウンターがぶっ壊れて、カウンター別にいらないかぁーと
思って、そのまま放置してたんですが、
これ読んでからまたつけました(笑)
自分は、人のサイト行って、カウンターみることってあまりないです。
だから、よくキリ番とっても気付かないことがあります。。。
まの(管理人)  2006年04月13日 09:39 
あー、見ましたよー。
クリックしたら、出会い系とかパチスロとかが出てきて笑いました。
おまけに上昇率2倍のXカウンターって。微妙に信用できないんですけどw

ふと思ったんですけど、「キリ番が出ないカウンター」なんてのがあったら、
一部にうけるかもしれませんね。
9997→9998→9998(実は9999)→9998(実は10000)→10001、みたいな。
踏んだのに気付いた時、「報告しなきゃマズイかな?」と悩まなくて済みます。
kuro  2006年04月14日 20:03 
はじめまして・・♪
沢のぼりという題名で、遊びに来ました。
報告まだ読んでいませんが面白そうですね、参考になりそうです。ブックmarkとRssに登録させてくださいね
また遊びに来ます。どうぞよろしくです♪
まの(管理人)  2006年04月16日 11:17 
どーもー。こちらこそよろしくお願いします。
更新がかなり不定期ですんで、RSSリーダーで捕捉しておいてもらえると助かります。