宮崎旅行記③ 小林市のセリ編 です。



①②はコチラ

日本一の和牛が生まれる地へ。 〜全国津々牛牛:宮崎県編①〜 
1日目に見学させていただいた牛飼いさんのお話など。

1日目の夜。主人の会いたかった方々との交流会のお話など。







初めての飛行機や、初めてのホテル泊に大興奮だった娘は、いつもより遅い22時ごろ就寝して、夜中の2時に覚醒しました。夢を見たのか、遊び足りないのか、とにかく初めての体験ばかりで脳が興奮していたのだと思います。
普段は目覚めてもオムツを変えて、隣に寝てトントンしていれば、再びすぐ眠っていたのですが、この夜は違いました。

前の日の4時ころから起きていて、長旅の疲れもあった私たちをよそに、部屋中を駆けずり回り、父さんのベッドと母さんのベッドを行き来してみたり、きゃーきゃー騒いでいます。

父母交代で相手をして、なんとか寝かしつけましたが、たぶん2時間くらいは起きていたのではないでしょうか。
子連れ旅行はこういうことがつきものだとわかっていたし、覚悟もしていたつもりですが、さすがに夫婦二人で疲れました(笑)




そしてあっという間に朝…。セリの日です。
ホテルでゆっくり目の朝食をとり、宮崎県小林地域家畜市場  へレンタカーで向かいました。

都城市のホテルから、小林市へはとても近く移動はスムーズでした。娘も車移動は慣れているので、わたしたちも気持ちが楽です。


家畜市場へついて、主人が購買者の手続きへ向かいます。
そして事務所にあったお客様用の長靴を借りました。


宮崎県は2010年に、口蹄疫【こうていえき】という家畜伝染病が流行し、牛や豚たちが大量に殺処分になった歴史があります。歴史と書くには新しすぎる事柄かもしれませんが。。。
そのこともあり市場内も他地域に比べ、衛生管理への徹底がしっかりしているように思いました。


それから、主人が事前に名簿を見て購入しようと考えている牛の体つきなどを確認するために、セリ上場前の子牛たちが待機しているところへ。
もう見慣れてしまいましたが、たくさんの子牛たちが整列して繋がれている光景、その横に飼い主であるたくさんの繁殖農家さんたちの姿は圧倒されるものがあります。


すると、1日目に牛舎を見学させていただき、とても素晴らしい牛を見せていただいた中村さんに会いました。
少しの間、主人と一緒に牛を見て歩いていろいろ説明して頂きました。
(わたしと娘は、中村さんと主人の後ろをついてチョコチョコ歩いていましたが、娘はたくさんの子牛たちに大興奮です。)

中村さんは、わたしの素人目からしても相当牛をよく見ておられるのがわかります。
ひけらかすわけではなく丁寧にポイントを教えてくださいます。 
ご本人も非常に吟味され、購入する牛を選ばれているのが伺えました。


そして…
宮崎に着いてから感じてはいましたが、セリに上場する牛たちを見て、確信に変わりました。

この地域の牛はレベルが高いです。
平均的に見ても牛が大きい。
それぞれに立派に手入れされ、綺麗な状態で上場しにきています。






セリがはじまり

実際、購買者たちがボタンを押すセリ場にはわたしは10分もおれず(娘が外に出たがったため…)、主人が一人購買に挑んでおられました。


主人を待つ間、セリ場に来られている出店を見て回ったり
(出店の数も多く、唐揚げが美味しかったです)

娘は、繋がれている子牛の間を「もーもーもーもー」と叫びながら


ダダダダダダダダーーー



と何往復も駆け回り、追いかけ回すのに、母は再びグッタリでした…笑。
こんなにたくさんの牛たちを見たことがなく興奮気味だったんだと思います。







市場には、たくさんの繁殖農家さんや購買者さんがおられて、
杖をついたおじいちゃんやおばあちゃんや、子連れの若い夫婦もかなり見受けました。鳥取や島根、岡山のセリではあまり見ない光景です。

長老たちが畜産をいまだ元気に支えていて、さらに若い担い手もたくさん育つ、小林市場。

セリに来ている牛もみなとても立派で、さらには和牛のオリンピックと言われる5年に一度の全共では、宮崎県代表牛が2大会連続日本一に選ばれています。

口蹄疫の伝染から真摯に復興を願いやってこられたんだな…

としみじみ感動しました。





主人は無事、二頭の牛を購入。

昼前になったので、一度セリ場に戻ってみようと、主人のところへ行ったら、ちょうど購入希望の二頭目が上場する直前で、主人がわたしにボタンを押させてくれました笑。滑り込み笑。



どちらもメス♀で血統は

父:耕富士
母:安福久

だそうです。娘がばたつき過ぎて、名簿を見る暇もなく、あとで主人に教えてもらいました。

気になっていた『耕富士』が思ったより安く導入でき、主人はとても満足そうでした。

余談ですが、こうふじって勝手に"幸富士"と書くと思っていたのですが、"耕"という字を使うなんて渋くて気に入りました☺︎




先週、うちの牛舎に無事についた二頭の牛さんたち。初日は長旅疲れと緊張からかおとなしかったですが、今は慣れてきています☺︎

二頭とも、白鵬85の3を種付けする計画です。楽しみです。






次回はたぶん宮崎旅行記最終回。
セリの後見学させていただいた松下さんご夫婦の牛舎と、すごくシュールな像のことなど✏︎