平成27年3月16日判決言渡

平成24年(ワ)32508号 名誉棄損による損害賠償等請求本訴事件

平成25年(ワ)10321号 損害賠償請求反訴事件

主文

1被告池田及び被告アゴラは、原告に対し、連帯して50万円及びこれに対する平成24年11月23日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。

2 被告池田は、インターネット上のウェブサイト「ライブドアブログ」中の「池田信夫blog」(http://ikedanobuo.livedoor.biz/に掲載された別紙掲載記事目録記載の各記事を削除せよ。

3 被告アゴラはインターネット上のウェブサイト「アゴラ」(http://agora-web.jp/に掲載された別紙記事目録記載の各記事を削除せよ。

4 原告は、被告池田に対し、50万円及びこれに対する平成25年5月11日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。

5 原告のその余の本訴請求及び被告池田のその余の反訴請求を棄却する。

6 訴訟費用は、本訴反訴を通じてこれを2分し、その1を原告の負担とし、その余は被告池田及び被告池田及び被告アゴラの負担とする。

7 この判決は、1項及び4項に限り、仮に執行することができる。

 

事実及び理由

第1 請求

1 本訴

(1)被告池田及び被告アゴラは、原告に対し、連帯して2200万円及びこれに対する平成24年11月23日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。

(2)主文2項及び3項と同旨。

(3)被告池田及び被告アゴラはインターネット上のウェブサイト「池田信夫blog」のトップページ及び同「アゴラ」のトップページに、別紙謝罪記事1記載の謝罪広告を、別紙掲載要領1記載の条件で1か月間掲載せよ。

(4)被告池田及び被告アゴラは、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞及びの本経済新聞の各朝刊全国版の社会面広告欄、別紙謝罪記事2記載の謝罪広告を、別紙掲載要領2記載の条件で各1回掲載せよ。

2 反訴

(1)原告は被告池田に対し、2200万円及びこれに対する平成25年5月11日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。

(2)原告は、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞及び日本経済新聞の各朝刊全国版社会面広告欄に、別紙謝罪目録(1)記載の謝罪文を、同目録記載の条件で各1回掲載せよ。

(3)原告は、原告のオフィシャルウェブサイト(http://uesugitakashi.com/)において、別紙謝罪文目録(2)記載の謝罪文を、同目録記載の条件で1年間掲載せよ。

第2 事案の概要

 本訴事件は、原告が、被告池田及び被告アゴラ(以下、併せて「被告ら」という。)に対し、被告らがインターネット上のウェブサイトに掲載した記事により、原告の名誉が毀損されたと主張して、不法行為に基づき、損害賠償金2200万円及びこれに対する本訴状送達の日の翌日である平成24年11月23日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払及び謝罪広告の掲載を求めるとともに、人格権に基づき、その記事の削除を求める事案である。

 反訴事件は、被告池田が、原告に対し、
原告がテレビ番組出演中にした発言により名誉が毀損されたと主張し、また、本訴の提起が違法であると主張して、不法行為に基づき、損害賠償金2200万円及びこれに対する本訴状送達の日の翌日である平成25年5月11日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。


(注)→これ以降、実際の判決文は争いのない事実と争いのある事実の列挙が10ページ分ほど続きます。