2012年01月13日
雁坂トンネル有料道路(1)
国道140号線(埼玉県熊谷市〜秩父市〜山梨県甲府市〜富士川町)の埼玉山梨県境を貫く山岳トンネルとして、山梨県道路公社が運営する雁坂トンネル有料道路があります。これまで登山道としての雁坂峠しかなく、国道の県境部分は未開通でしたが、平成10年に悲願の開通を果たしました。
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一般国道としては最長となる6,625mのトンネルで、歩行者や軽車両(自転車など)、小型特殊は通行できませんが、原付は通行可能です。そこで50cc未満の原付一種(要するに普通のスクーターです)で訪問してきました。
高速道路も含めれば、関越トンネルなどの長大トンネルがありますが、原付は通行できないため、雁坂トンネルが原付で通行可能な国内最長のトンネルとなります。制限速度30km/hで走行すると、通過に約13分半もかかる長さです。
有料道路だけあって路面状況は最高でした。途中通ってきた、国道299号線の正丸トンネルの方が貧弱なくらいです。埼玉県側から山梨県側へ抜けると有人の料金所があります。原付には無縁ですが、ETCは使えません。
70円の通行料金を支払って「軽車」と印字された領収証を貰います。次回の記事でも触れますが、これは「軽車両等」という通行区分による表記です。普通車の通行料金は710円で、中央道から関越道花園ICまでショートカット可能なメリットがアピールされていますが、圏央道の開通や、最近まで行われていた休日高速1000円などの影響も受けて、利用は伸び悩んでいるようです。
料金所横には、中に観光パンフレットがたくさんありますと書かれた管理事務所があります。ここでお土産?を購入します。(続く) 2011年12月14日
スカイマークの経由便搭乗券(2)
以前もご紹介しましたが、スカイマークの羽田〜旭川線の経由便搭乗券です。往路はAIR DOを利用しましたが、復路は定番のスカイマーク利用となりました。
前回ご紹介した様式と比べて、年齢/性別(男=MR)欄が大きめに表示されるように変更されています。同社のバーゲン型運賃で購入された航空券が、ネットオークション等で取引されている実態を牽制する目的があるものと思われます。
自動チェックイン機で発券した搭乗券ですが、預ける手荷物のタグも出てきて、旅客自ら手荷物に貼る仕組みになっており、少々戸惑いました。
なお、羽田-旭川線(千歳経由)は10月下旬で撤退し、現在は成田-旭川線が設定され、980円のバーゲン運賃が話題になっています。
池袋から見ると、羽田空港と成田空港までの所要時間は互角で、池袋〜日暮里〜空港第2ビルで最短47分(山手線11分+スカイライナー36分、待ち時間含まず)となります。
運賃料金は成田空港までの方が約2,000円弱高くなりますが、この差を埋める運賃がスカイマークで設定されているため、十分魅力的な選択となります。
また、スカイマークではハッピーサンデーキャンペーンを今年6月、7月、10月の日曜日(一部)に設定していました。これは、発売席数を制限せず、全席を普通運賃1万円として提供するもので、極めてわかりやすい運賃体系となっています。
東日本大震災後に発売されたJR東日本パスは、大盤振る舞いの1日乗り放題でしたが、東北新幹線でも同様な企画があれば面白いのではないかと思います。
搭乗した10月2日は設定日でしたが、千歳からの需要が圧倒的なため、旭川からの乗客は多くありませんでした。
日曜夕方の羽田ゆきであれば、旭川からの直行便を十分埋めるだけの需要がありながら、経由便という設定が裏目に出た結果となります。
余談ですが、10月2日は道内に冷たい寒気が流れ込み、三国峠(標高1,139m)では雪が降りました。2日は北見から十勝北部をかすめつつ、足寄町芽登−(道道468号線)→清水谷−(国道273号線)→上川というルートを採りましたが、清水谷から国道273号線に入ると「三国峠 雪 夏タイヤ走行不可」という絶望的な電光掲示が出て焦りました。
糠平に入ると大雨になり、三股山荘を過ぎて本格的な登りにさしかかると次第に雪に変わっていきました。三国峠の駐車場は、季節外れの雪景色を見る車で混雑していました…。
峠を越えると雪はすぐ止み、晴れ間も時々見えていたのですが、層雲峡を過ぎて上川市街に入る直前で、大粒のひょうのお出迎えもあり、最終日は不安定な天候に苦労させられました。※1枚目の写真は、別の季節に撮影したものです。
2011年12月08日
ADO搭乗案内書
AIR DOの搭乗案内書です。チケットレス決済で、空港の自動チェックイン機で発券されたものです。ANA系列では、JAL系列より小型で紙質が薄い感熱紙が用いられています。
きっぷ収集としては少々残念ですが、搭乗券の電子化という昨今の流れに反するかのように、搭乗までに様々な紙が出てきます。
セキュリティーゲートでは、搭乗案内書に印字されたQRコードを読み取りますが、ここで「搭乗口案内」なる無地のレシートが出てきました。搭乗口が大きく表示されており、セキュリティーゲート通過までに搭乗口が変更になった場合に、旅客に通知する意味を担っているものと思われます。
搭乗口では、さらに赤地紋の搭乗券が出てきました。今度は座席番号が強調されています。
個人的に恒例になった旭川行きですが、今回は往路にスカイマークではなくAIR DOを利用しました。(復路はスカイマークです。)これは、前泊の安ホテル代を考慮して、スカイマークとほぼ同額で、朝一番からレンタカーに乗れる点が決め手になりました。
スカイマークは千歳経由便となってしまったことで(当時)、旭川までの運賃が千歳までより安く設定できなくなってしまった副作用があり、今回はAIR DOが割安でした。
搭乗案内書と同時に発券される領収証を掲載しましたが、3日前の決済でこの値段には十分満足できました。
2011年12月01日
標津線・西春別駅
前回の光進駅に続き、標津線・西春別駅(にししゅんべつ、野付郡別海町)です。標茶から進んできて、初めての大きな集落となります。駅跡は裏手がスケートリンク場に転用されているほか、バス待合所や別海町鉄道記念公園として整備されています。
公園内には、鉄道資料館があって、標津線に関する資料が展示されています。無料でかつ無人で公開されていました。
館内には、西春別駅を模したミニコーナーも設置されていました。現在の道内でも、立て札式の改札案内が残っているところが数駅ありますが、最近はLCDを使った安価な表示機が導入できるため、立て札式は懐かしいアイテムとなりつつあります。
その他にも、旅客制度的に興味深い資料や乗車券類が展示されていました。切符は展示すると、焼けて地紋が消えた状態になってしまうのが残念なところです。
公園内にはキハ22やSL、除雪車が展示されているほか、町内各駅の駅名標が残っています。
代替バスの待合所では、乗車券の発売は行われていませんが、小柄で無駄な感じがせず好感が持てます。行灯式の停留所ポールが主要駅を示している感じがします。
現在は、訪問時より少しバスが減ってしまったようですが、廃線時とほぼ同じ水準の本数を維持できています。しかし、釧路⇔中標津の公共交通機関として見れば、標茶で乗換が必要なところにデメリットを感じざるを得ず、高規格に整備された国道272号線経由が一般的になってしまった今では、代替バスの運行形態についても議論の必要がありそうです。
乗車券類として、昭和44年に発行された補充片道乗車券を掲載しました。当時は東京都区内ゆきなら常備券が設備されていたかもしれませんが、豊橋までは補片での発行になっています。「五十石、芦別、苗穂、函館、東北」のゴム印が用意されるほどの需要があった時代が信じられません。
廃線時まで有人だったため、硬券入場券はJR140円券まで全て揃います。
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余談ですが、市街地の字名は「西春別駅前」となり、現在も駅前の表記が残っています。「西春別」という集落は別に存在し、駅前から国道243号線を南東へ4kmほど進んだ所にあります。
そのため現在でも、この写真のような「10km 西春別駅前→」といった青看が現存しています。(国道272号線から泉川駅跡へ向かう途中で撮影)
《訪問日:平成21年9月》
《訪問日:平成23年10月》
《訪問日:平成23年10月》
2011年11月10日
標津線・光進駅
前回の泉川駅に続き、標津線・光進駅(こうしん、野付郡別海町)です。現在でもコンクリ製のプラットホームが残されています。下の地図の通り、駅は町道?農道?と交差した地点にありました。
左上の写真は、道路から駅跡に向けてカメラを向けていますが、ホームは全くといって良いほど見えません。事前に情報がなければ、駅跡であることを見落としてしまいそうです。
実際に以前、平成21年9月に訪問を試みた際も、情報に乏しく発見できませんでした。
廃線から時間が経過していることや、緑が多い季節の探訪が難しくなっていることを痛感します。
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接近してようやくプラットホームが姿を現しました。しかしながら緑が多く、全景を眺めることすら困難な状況です。以前ご紹介した、白糠線・上茶路駅と同じように、ホームの下から木が伸び放題になっています。
上茶路駅はホームも広く屋根があったため、ホームに登ることができましたが、今回は登ることはできませんでした。
廃線が白糠線(昭和58年)より遅く、ホームの状態は上茶路駅より良好だっただけに残念でした。
道路と接するホーム端には階段跡があり、現役時代には待合室の小屋もあったようです。国鉄時代の昭和42年には、既に仮乗降場から駅へ昇格しており、入場券が存在すれば20円券からあることになりますが、残念ながら廃線まで無人駅だったため、入場券はありません。
廃線時に作られた記念的な硬券入場券でも、同駅の入場券はありませんでした。天北線・寿駅のように、D型観光入場券が作られた例もあっただけに残念です。
道路の反対側(中標津方)では、重機が入って何か行われていました…。《訪問日:平成23年10月》
2011年10月27日
標津線・泉川駅
昨日に引き続き、標津線・泉川駅(いずみかわ、野付郡別海町)です。多和駅から標津線は山を越え10kmほど進んで泉川駅へ至ります。
過去の航空写真と比較すると、このT字路の先はすぐ駅前となり、道路は標津線の線路に遮られるように切れていたようですが、現在では道路が貫通しています。
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現在の航空写真は上記で、左下の標茶方から右上の中標津方へと廃線跡が確認できます。
泉川駅も跡形もなく消えており、駅前に唯一残った物件が「↑泉川駅0.1km」の道路標識でした。「駅」の文字がテープで隠されているのが印象的でした。
駅付近には、標津線代替バスとなる阿寒バスの立派な待合室が鎮座しています。停留所のポールは立っていませんでした。
ドアが半開きになった状態でクモの巣が張っていました。周囲には殆ど人気を感じられず、ほぼ無人地帯になっています。
多和駅から泉川駅まで、標津線を沿って走る道路はありません。そのため標津線廃止に伴い、一部区間の道路を整備したうえで、代替バスは道道13号線〜道道951号線〜道道830号線と大きく迂回して泉川へ到達します。
起伏のある直線道路を代替バスでゆっくり走るのも素敵だと思います。
そのほか、駅の中標津方に橋が残っていました。廃止から20年以上が経過し、遺構も数少なくなってきているなか、廃線跡を直接感じられる貴重な存在です。駅の無人化は昭和61年と比較的遅く、硬券入場券は国鉄140円券まで揃います。
《訪問日:平成21年9月》
《訪問日:平成23年10月》
《訪問日:平成23年10月》