ワタクシ、TAGAMI GAMESさんとは縁もゆかりもございませんし、袖の下をいただいたわけでもございませんが・・・


『オレカジ』、とっても面白いです


『オレカジ』は、TAGAMI GAMESさんが初出展された「ボードゲームマーケット2014春」で、他の2つのゲームと共に販売された、ワーカープレイスメント(自分のコマをマスに置いていき、そのマスの指示を実行していく)タイプのボードゲームです。
プレイヤーは王国の大公(とその執事)になり、建物を建てたり、航海に出たりしながら自領を繁栄させ、勝利を目指します


あれは忘れもしないいつだったか・・忘れとるやないの(注:名著『恐るべきさぬきうどん』より)・・
ワタクシ達が、初めてのゲームマーケットに参加するために、サイトで情報収集をしていた時のことです。
新着記事の中で丁寧に紹介されていた、こちらのゲームに目が留まったのでした
細かな造りとステキなイラストに惹かれ、右も左も判らぬまま、人混みに流されながら、『オレカジ』ともう1つの『もぐらの父さん宝を探す。』を買いました。
それ以来、こちらの2つは我が家の大切なゲームとなっております


前置きが長くなりましたが、コチラ
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(協力:ミラコ)
通称『オレカジ』、正式タイトル、『OLE-KAJI 船を出せ! 建物を建てろ! 俺はカジノに行ってくる!』長っ(笑)です。


もうこのタイトルからして可笑しい(笑)
普通、この内容で『オレカジ』と言ったら、「俺が王国の舵を取る!」とかではないですか
それが偉そうに「俺はカジノに行ってくる!」ですからね(笑)
箱絵の大公も、凛々しい姿で海の向こうをビシイッと指差しているのに、左手は紙幣をワシ掴み
ワタクシとユウさんのハートもワシ掴みです

さらに、ゲーム中も笑いの絶えない内容です
航海、カジノ、黒魔術、建物の礼拝堂(神頼み)と、大切な部分でダイス目の判定が必要になってくるのですが、これが成功しないしない(笑)
さらに、ラウンド毎のワーカーの数を決めるのもダイス目なのですが、これが1とか2とかが続くとしょっぱいしょっぱい(笑)
そういう時の為に、ワーカーを売ったり買ったりできる、システムの部分もしっかりと練られているのですが、連続で1が出ると、ゲームがあっという間に終わります

これが箱の横のアイコン。
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最初、あまりに早く終わったので、「1ゲーム30分ね」と思っていましたが、「人数×30分」でしたね
このアイコンもデザイナーの田上さんの手描き
こういう細やかな部分が、ワタクシの心をきゅんきゅんさせるのです(笑)

ゲームボードと得点ボードは小さめ。
パタンと開いても、ちょうどA4サイズ。
学校の下敷きよりすこし大きく、クリアファイルよりすこし小さい、といったところ。(全国の学生の皆様のために)
我が家では猫比で。
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カードも、かなり小さめ。カタンの資源カードくらい。
モッチー「なるほど、これ以上大きくすると、印刷代的に・・」
ユウさん「ちょいちょいちょいちょい」
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海外の大箱に慣れていたのでコンパクトに感じましたが、これはこれで、冬のおこたの上でもできる日本の住宅仕様
ちょっとした旅行やボードゲーム会にも持って行きやすいサイズです

そして本当に綺麗な、イラストの数々
得点ボードはカルカソンヌの草原を思わせ、ゲームボードやカードは、画家で絵本作家の安野光雅さんの『旅の絵本』を彷彿とさせました。
サイトによりますと、デザイナーの田上さんはイラストレーターを志していらしたということで、納得の美しさです。
そしてこのゲームボード、ワーカーのコマがぴったり置けるようになっています
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試し置きですが、ほらこんなにぴったり
イベントカードも・・・
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こんなにピッタンコ(判ります?)
ちなみに、交易・軍事・伐採・採掘の場所の上に、それぞれの襲撃カードを乗せてあります。
カードの背景にも、街の絵が描いてあり、対応する場所に乗せるとボードの絵と合わさるようになっているのです。
このあたりにも、田上さんの並々ならぬこだわりを感じます・・


こんなに素敵なゲームなのですが、説明書の難解さがネックになっている模様
実は我が家でも、最初のプレイ時に、ユウさんの得点がマイナス13点になってしまいました
得点ボードの遥か彼方へ行ってしまった得点マーカーを見つめて大爆笑した後、2人で検証してみると・・

ワタクシ「ユウさん説明書のここに、建物を建てただけで得点になるって書いてある
ユウさん「なにー

そうなんです最初、建物カードを置く場所が示してあるだけの図かと思っていたものは、実は、建物を建てた時に得られる得点の図になっていたのです
どうりで5ラウンド目くらいまで得点が入らなかったわけです(笑)
皆様も、どうぞお気をつけ下さい

そのほかにも、
「技術カードの左上の数字の分まで技術力をあげないと、その技術カードは手に入らない」とか、
「資源は自分の手元に貯めるのではなく、建物の建設時や技術カードの獲得時に計算する」
「資金カードのマーカーとして使うキューブはストックから取って良いが、拠点カードの交易を埋めるキューブは、自分の手元から出さねばならない」
とかが、間違いやすいポイントですかね
資金は、手持ちのチップを使った方が判りやすいかも・・・
こちらは、新しい説明書では改善されている部分もあるようです
TAGAMI GAMESさんのサイトで、新しい説明書がダウンロードできるようになっておりましたので、是非参考になさってください
(しかもカラーになっている

ちなみに、ゲームマーケットで販売された製品で、ボードの裏面に描かれていた解説の図が不評だったとの事ですが、ぜんぜんそんな事はありませんでした
皆様、自分でコピーすれば良いのに
人数分コピーして、プレイヤーの前に置けば、簡易個人ボードになります
実際のカードよりも多少印刷されているカードのほうが小さいのですが、こんなイメージに
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もう1枚の裏面もコピーすれば、カード&アイコンのサマリーに
これで、カードの効果も見やすくなりました。
我が家では好評でしたよ


とにかく、ワーカープレイスメントのゲームでこんなに笑ったのは初めてです
セッティングやルールも、最初は確認しながらになりましたが、覚えてしまえば簡単です。
そしてなにより、ゲームのそこかしこにデザイナーの田上さんの工夫と愛情を感じます。
(おそらく、ボードゲームをデザインされている方は、皆様同じ想いだと思いますが・・


すごろくやさんは以前より、面白い国産(同人)のゲームを取り扱っていらっしゃいましたが、今回、個人的にお気に入りだったTAGAMI GAMESさんのゲームがラインナップに入り、嬉しい限りです
これからも、楽しいゲームがもっともっと広まりますように


オマケ
「もぐらの父さん宝を探す。」のアイコン
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このもぐらさんがまた可愛い
隣のTAGAMI GAMESさんのロゴも可愛い