2017 4/2(日)
第61回 大阪杯(GI) 阪神芝内2000m
予想用・出走予定馬一覧
産経大阪杯2017の予想用・出走予定馬


 長らくスランプの中に入り込んでいたが、白富士ステークスで華麗なる復活を遂げたスズカデヴィアスが大阪杯に出走予定だ。前走の金鯱賞でもそれを証明する3着差し込みと結果を残した実力馬。かつてはラブリーデイと接戦、キズナを封じ込めての京都記念2着という実績を持っていた馬。久々に強敵相手となるが、力を見せられるか。


 完全復活という前提で見てもやっぱり不安の方が多い。ここ2走は個人的にはちょっと恵まれた面はある。白富士Sは内枠でドスローと完璧に噛み合った展開の中で少し待たされた、前走の金鯱賞は新たな一面は見せたがそれでもスローだしあくまでロードヴァンドールとの2着争い接戦までというところ。大阪杯でL1まで食い込み切れるかどうか、スロー専用ではあると思っているのでその辺りを含めても、個人的には阪神2000ではサクラアンプルールを上位に取りたいと。


白富士S(OP) 1着 14頭1枠1番
東京芝2000m良 2:00.6 62.9-57.7 S^5
13.2 - 12.5 - 12.3 - 12.4 - 12.5 - 12.2 - 11.9 - 11.2 - 11.0 - 11.4

 もともとスローで切れ味を引き出す馬で、この白富士Sは展開的にもろに噛み合ってはいる。5.2の超々スローでラップ推移からみても4角で若干加速してはいるがそれでも11.9程度で明らかに直線勝負の割合が強い。1番枠でゲート自体もまずまず良かったが枠が良いので無理せず楽に控えて2列目の内と理想的な位置取りを楽に取れてしまう。そこからは超スローで前に壁と理想的にコントロールできる状況に。3~4角で2列目の内で我慢しながら直線、後は進路を探すだけというところでなかなかできずにまたされて2列目で進め、坂の上りで追い出されてから前の狭いところを突く。L1では先に外から先頭に立っていたサクラアンプルールを捕えての勝利だった。この馬としてはしっかりと要所で動けたというのはあるが、直線勝負に特化したことで絶対的なトップスピードの質を問われたことは大きかったかなと思う。


金鯱賞(GII) 3着 16頭4枠8番
中京芝2000m良 1:59.4(+0.2) 60.4-58.8 S^2
12.6 - 11.3 - 12.6 - 12.2 - 11.7 - 11.7 - 12.0 - 11.9 - 11.4 - 11.8

 この金鯱賞は確かに1.6でかなりのスローだが、白富士Sと明らかに違うのはL6からのロンスパで分散していく形になっている。そしてそこからL2最速でもう一段の加速、2段階加速に近い競馬にはなったと。その分だけ最速11.4とそこまで質的に高いレベルのトップスピードは問われていない。8番枠から坂スタートでまずまずのスタート、そこから無理せずに控えて中団馬群の中で進めていく。道中もスローの中で上手くヤマカツエースの後ろで進めていく。3角手前からペースが上がっていく中でヤマカツを意識しながらその後ろを追走、4角でもヤマカツを見ながら直線で外に出して中団。序盤でそこから追いだされて坂の上りでスッと加速、この地点ではヤマカツエースとの差はじわっと詰めてきていた。しかしL1ではちょっと甘くなってなだれ込んで2着は確保したというところ。この辺りからも段階的に脚を使って要所の脚を引きだせているのでひとまずこういうスローロンスパへの対応力も見せてきた。ポテンシャル面の底上げができているなとは感じた。ただ2段階目の加速でいい脚を引き出せたもののそこから減速する過程ではヤマカツに離されている。この辺りを考えても分散する形でヤマカツエース級相手には簡単ではないなと感じた。悪くはないしこれまでみたいにトップスピード特化型、という認識からは脱却する必要が出てきたかなと思うが、それでもベストではないだろうと思う。


2017大阪杯に向けての展望

 ひとまずタイプとしては基礎スピードを問われない方が良い、トップスピードの質が高いタイプで直線勝負の割合が大きい方が良かった馬。なのでコーナーで分散しながら要所でもう一段という競馬を金鯱賞でしてきたのは一定の評価は必要。ただ、ベストは白富士Sではあると思うし、もっと言えば2着時の京都記念の様にL2最速、直線地点でフルスロットルという競馬が理想。それも出来れば前目で進めたいだろうと。ただ基礎スピード的に無茶は利かないので、前にいって平均ペース以上に巻き込まれてしまうと簡単ではない。またコーナーでの動きの上手さ、立ち回りの上手さを含めても、また相手関係を比較しても個人的にはここではサクラアンプルールの方が個人的には狙いやすい。その点からみても今回は予想的には印を回さない可能性が高いかな。高速馬場巧者なのでBコースに替わって土曜で相当軽くなって、内枠でも引いたら浮上させる可能性はあるけど、現時点でフラットに見ればこの馬よりはサクラアンプルールの方が魅力的に映るかな。




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“今週の注目レース①”
2017年04月2日(日)
阪神11R 大阪杯(G1)
阪神競馬場 2000m(芝)定量 4歳以上オープン

馬は絞れてきましたか?今年悩みますよね?
キタサンブラック、マカヒキがどんな好走をみせてくれるのか。
今年G2からG1に昇格した大阪杯。
ますます楽しみになってきましたね!

昨年は下記結果となり、3連単で12,810円の万馬券となりました。
・・・・・・・・・・・・・・
1着 ○ 9.アンビシャス
2着 ◎ 7.キタサンブラック
3着 × 8.ショウナンパンドラ
4着 ▲ 2.ラブリーデイ
5着 × 4.イスラボニータ
・・・・・・・・・・・・・・
昨年2番人気のアンビシャス、5番人気のキタサン、4番人気のショウナンパンドラですが、
今年はここにマカヒキが参戦し、アンビシャスは人気落ち、
キタサンが1番人気になりそうです。
その他にも、サトノクラウンが首を突っ込む可能性もありそうで・・・
正直展開が読めません。

ということで、大阪杯を予想しましょう!
予想方法はこちらをご覧ください。
参考に、今年一発目のレース、中山金杯の出馬表と結果です。



最近、うまコラボというサイトを利用しているのですが、
これですね。
http://www.collabo-n.com/
出馬表の赤く囲ったところ見て下さい。

ここに、レース前日に1.2.3.4.5.6・・・・って感じで、
“ 今年の中山金杯で ”強い馬を順番に番号をふってくれます。
JRAのオッズはもちろん無視です!
全頭のスピード指数、適正指数、統計データ、血統理論、この4つのデータ
過去5年分をぶち込んで強い馬を順番に教えてくれるので、
つまり、その馬が今強いとか正直関係なくて、他の馬との相性も考慮して、
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と言いつつも競馬は生き物。天候とか馬場状況とか色々あるし、
100%当たるわけじゃないので、参考にしてもらいたい。。。
でも当たる確率は間違いなく高い!という事だけは言わせてもらって、
みなさんに期待を持たせたいと思います(笑

過去の的中・不的中を総合的に集計して、的中率を数値化すると、



どうですか?

ピンときますか、この数値?
複勝的中率93.2%。野球でいうと9割3分2厘。。。
めちゃくちゃな例えですが、要はそういう事です。

ちなみにまじめに言うと、
競馬市場では3連単の平均的中率は良くても10%です。
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