2017 7/12(水)
第19回 ジャパンダートダービー(JpnI) 大井ダ外2000m
枠順・出走予定馬一覧
ジャパンダートダービー2017の枠順


 鳳雛ステークスでは最低人気でまさかの勝利、ローズプリンスダムがジャパンダートダービーに出走予定だ。500万下勝ちも中山1800m戦で先行策からしぶとく抜け出していたが時計的に地味だったのもあって人気にはつながらなかった。それでも前走は勝ちに行って味のある競馬で結果を出してきた。相手は一気に強化するが、この距離延長で再度の番狂わせを演じたい。


 まあ評価が難しいところだが、前走の時計自体はまずまずで同日の1000万下よりは上。同日の3歳500万下でも1:52.4とまずまずの時計も出ていたし、こちらはペースも速かった。なのでまだ何とも言い難い。それとこの枠の並びで前を取れるかどうか。これまで外枠で上手く噛み合ってきていたのもあるので。ただハイペースで面白い競馬ができたのでそういう展開での怖さは考えておきたい。


鳳雛S(OP) 1着 10頭8枠10番
京都ダ1800m良 1:51.9 49.0-50.6 H^2
12.4 - 11.1 - 12.4 - 13.1 - 12.3 - 12.2 - 12.6 - 12.9 - 12.9

 まずは前走波乱を起こした鳳雛S勝ちから振り返る。ペースは1.6でかなりのハイ、ただ4F目で13.1と落としていてそこからの5Fのロンスパという感じで逃げた馬のコントロールの仕方が拙かった感じはある。いずれにせよ基礎スピードとそこからのポテンシャル戦にはなっていて、前半無理をしていない馬は結構楽だった。


 10番枠からやや出負け、外枠でもありなかなか前には取り付けずに中団で入っていく。1角過ぎでメイショウラケーテがハナを奪い取ってから一気にペースが落ち込んだのでここで中団の外からじわっと取り付いて労せず先頭列まで捲っていく。3~4角でも前の2頭を見ながら余裕を持った手ごたえで進めて2列目で直線。序盤でそこから追いだされてジリジリと伸びるが前のサンライズノヴァがしぶとい。しかしL1ではこれをしっかりと捻じ伏せての勝利となった。


 前半の運び方はかなり恵まれた面はある。外枠自体は辛かったが中団より後ろから2角過ぎで大きく緩んだので取り付くポイントがあった。ここで一気に押し上げられたので前中盤で最終的に3角までのポジションと考えれば良い競馬ができた。ただもちろんだがロンスパでL4最速なわけで3角地点から外々を回してしっかりと捻じ伏せたのはポテンシャルの高さが無ければ難しい。前半は結構楽だったにせよ、それでもこの馬自身でもハイペースでは入っているはずで、そこから長く5Fの勝負ができたのは面白い要素。長距離適性自体は秘めていそうな競馬ではあったと。それと中山と比べて時計が出やすい京都で良さが出てきたのでそういうダートの方が合っているというのはあるかもしれない。


500万下 4着 16頭6枠11番
中山ダ1800m良 1:57.2(+1.2) 52.1-50.8 S^1
12.7 - 12.3 - 13.5 - 13.6 - 13.1 - 12.0 - 12.5 - 12.9 - 13.4

 ただ4走前の中山1800mの500万下戦ではここにも出てくるリゾネーターに完敗を喫した。ペースはスローペースでそこからのL4最速ポテンシャル特化戦。完全に後半勝負になったのが前走の鳳雛Sとは違う部分でもある。


 11番枠からまずまずのスタートを切ってそこからじわっと先行争いに加わっていくが、最終的には少し控えて2列目の外。道中ものんびりした流れで無理なく進めていたが向こう正面で流石に捲りが起こってここで突かれる立場で3角。3角最速地点で2頭分外で回す羽目、そこから先頭列を追いかけながら進めるがむしろ置かれて好位列に下がって直線。序盤でリゾネーターに千切られてしまってL1までそれなりには伸びを見せるも4着までだった。


 前半はかなり遅かったし直線ラストの減速地点での伸びはそんなに悪くなかった。ただ速いラップを要求された3角でのロスは痛かったし、勝ったリゾネーターはぶっちぎったので褒めないといけないが後半特化の競馬がもしかしたら合わなかった可能性はある。鳳雛Sのパフォーマンスはなかなかのものだったわけで、時計が出やすい京都というだけでなく流れたことで良さが出た面は考える必要があるだろうと。


2017ジャパンダートダービーに向けての展望

 ゲートに関しては良かったり悪かったり普通だったりでまだつかめない。ただ有力先行馬が多い中で有力馬の中で一番内枠というのはあまり好ましくないかなとは思う。まず前目を楽に獲れるかどうか。ただ前走でも中弛みに上手く取り付けた側面はあるにせよハイペースの中で長く脚を使ってきているので基礎スピードそのものは結構持っていると思う。加えて触れなかったが3走前の中山1800m戦ではコントロールしての一足を引き出せていて、L2最速地点で楽な手ごたえで直線しっかりと抜け出している。高いレベルではないが加速戦でも最低限はやれている。とはいえ、やはり前走の鳳雛Sで大幅にパフォーマンスを上げてきていることを考えれば全体のペースが早い方がいいし、後半勝負の度合いが小さい方がいいだろう。前走はともかく3走前は最低限という感じ。そしてゲートが微妙に読みにくい以上外目の枠からある程度競っていける方が良かったかな。全体が流れてくれれば内枠でも気にならないけど今回はそうなるとも限らない。仮にシゲルコングが出遅れてリカバーしきれず、ノーブルサターンの鮫島あたりがレースメイクするようだとスローもあり得るかもしれない。スローでの後半ポテンシャル勝負では明らかにリゾネーターに見劣っていたし、全体のペースが上がるかどうかが今回は重要になる。メンバーを見ても基礎スピードを高いレベルで持っている有力馬が案外少ないし、ハイペースまで流れてしまえば一発まで警戒したいし、逆にスローなら今回のメンツでは馬券的には苦しいというぐらい扱いに難しい馬だと思う。


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【大井競馬の特徴】
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・右回り/フルゲート16頭
・一周距離:内1400m/外1600m(直線:内286m,外386m)
※一昔前から内枠が有利とされていたが、
近年はそこまで内有利の傾向では無く、外枠でも好走する傾向はある。
しかし、距離によっては内枠が有利。
特に1400mはスタート地点が特殊で内枠が有利になる。
また2000mも内枠が有利。

単純な枠順だけでなく、脚質にも左右される。
差し/追い込み馬の場合、
内枠だとかぶされるリスクが高く有利なのは内枠の逃げ/先行タイプ。

上記の通り、大井競馬場独特のクセがあり、
このクセを掴み展開を読み切る事で、
圧倒的に的中しやすくなるのが大井競馬の特徴となってます。


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