毎週日曜の22:00からツイキャスでの回顧ライブとなります。ラップや騎手など様々な観点から次のレース予想に繋がる回顧をお届けしますので、ぜひお聴きください。ライブ前にコメントで質問、レースの流れで気になったこと等を書き込んでもらえたらありがたいです!
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2017 エリザベス女王杯(GI) 京都芝外2200m良
レース回顧・結果

2:14.3 62.0-59.5 S^2
12.5 - 11.3 - 12.7 - 12.8 - 12.7 - 12.8 - 12.9 - 12.2 - 11.6 - 11.2 - 11.6

 う~ん…結局エリ女はエリ女か…という感じの流れになってしまったなあ。今回は流石にもう少し仕掛けの意識を強く持ちたい馬が揃ったから3~4角での勝負になるかと思ったんだが、近年の傾向通り、結局L2の直線前半最速になってしまったなあ。マキシマムドパリもこれで4着だからいいような悪いような。もうちょっと勝負に行ってクロコスミアを潰しに行く形ならどうなっていたか?というのもあるけど、まあ展開なんだから後から言っても仕方ない。いずれにせよ、ポジショニングと後半のギアチェンジ面を問われていたなという感じ。スマートレイアーが飛んだ理由もモズカッチャンが来た理由もある程度納得だけど、それでも力的には侮っていたかな。上位はこの展開なら納得がいく面々かな。


1着モズカッチャン


 5番枠から好発、スッと出てそこから様子を見ながら最終的には内のスペースが空いていたのでじわっと内目に入ってトーセンビクトリーの前。そこから少し掛かり気味にはなるがコントロールしつつ入っていく。道中も超スローに近いレベルなのだが向こう正面では落ち着いていて楽に3角に入っていく。3~4角でもまだ前がペースを引き上げない中でまえにスペースを保った状態で仕掛けを待ちながら4角でそのスペースを詰めて勢いに乗せて直線。序盤でクロコスミアの直後を取ってここでジリジリと伸びてくる。L1ではクロコスミアが甘くなったところをしぶとく伸びてきっちりと捕え、ミッキークイーンの追撃も凌ぎ切った。


 参りました。強かったなというのはあるけど、やっぱりミルコだよね。モズカッチャン自身オークスでは完璧に噛み合う流れになった中で直線入りでスッと伸びてきたんだけど、やっぱり今回はレース全体の仕掛けを前のクロコスミアがコントロールしていてL2に集中してきた。だからギアチェンジ面はオークス時より明らかに問われているんだが、ここではやはりちょっと伸び切れなかった。ただ、ミルコが前にスペースを置いて4角辺りからはそこを活かしながらスピードに乗せて直線に入ってきていたのでここまで置かれず、最後届いたかなと思う。L1の地点で2馬身差を差し切る形なので多分L1ではほとんど減速していないと思うし、そしてミッキークイーンも仕掛けが遅い流れになったので出し切れなかったところにちょうどいいバランスで勝ち切った。こういうのをまさに紙一重というんだと思う。スペースを詰め過ぎてちょっとでも仕掛けの意識が遅かったら直線では出し抜かれていたと思うし、逆に3~4角でペースが上がってしまっていたらミッキークイーンやスマートレイアーが出し切れて手ごわかった。まさにこのバランスしかないというところにミルコの要所までの進め方だよね。馬も強かったけど、やっぱりミルコ…ってなっちゃうね。安易に消せんし、消したらあかん。この辺が競馬センスって奴。いるべきところにいて、動くべき時に動ける準備をしている。流石です。


2着クロコスミア


 4番枠から好発、じわっと促す程度でハナを主張したが内から一気にクインズミラーグロが行き切ったのでこれを行かせて番手、しかし3番手以降は離してと理想的な入り方。道中も前のクインズミラーグロを見ながら進めつつペースをかなりのスローにコントロール、3~4角でも各馬が仕掛けの意識を持たずじわっと、という流れで馬なりに近い形で仕掛けを待って直線。序盤で一気に出し抜く脚を披露しここで一旦は和田竜二久々の中央GI制覇か?と過らせたものの、ラストにミルコが襲い掛かり現実は甘くない、2着惜敗だった。


 このレースに関してはクロコスミアのレースになったとは思っているし、その点では和田がレースを支配していたと。その流れの中でミルコに完璧にしてやられた。仕掛けのタイミングも直線入りまではっきりと待てていたし、外からマキシマムドパリが上がってきたときにも焦らずに仕掛けず直線まで待ったことで得意のギアチェンジでスッとトップギアに入れて出し抜いた。ただ、どうしてもトップスピード戦になるとL1は甘くなるので最後は捕えられてしまったかなと。ある程度タフな馬場でも札幌でやれていたのが大きいし、あれで距離も持ちそうだなと思えたので馬券的にこの馬をしっかりと拾えていたのは良かった。コントロールしての一足が魅力だからこういう競馬になりやすいエリ女は合っていたと思うし、鞍上も会心の騎乗だったと思うんだけどね…勝てないときってのは完璧に乗っても勝てないから。これを続けて行けばオペラオー以来の中央GI制覇につながると思う。そろそろ報われてほしいと思う。ただ、そういったところをきっちりと勝つミルコとモズカッチャンを褒めるべきかな。


3着ミッキークイーン


 10番枠からまずまずのスタート、無理はせずに控えて中団で進めていくが少し掛かり気味かなという感じの入り方ではある。向こう正面では外めからいつでも動けるよ、という感じで中団外で3角。3~4角で前の動きが地味、という中でまだ仕掛けを待っているような感じになる。流石に4角では外のジュールポレールの後ろからじわっと加速しながら4角出口で追い出して直線。昨年よりも伸び始めが速く好位まで取り付いてくる。L1で決定的な脚を見せてくるが最後は及ばなかった。


 まあ、昨年よりは良かったと思う。ただ結果的にこういう展開になってしまって4角からのゴーサインで、となると流石に届くには難しい。この馬自身L1までそこまで落とさずには入っていると思うし、L1で2馬身半~3馬身ぐらいかな、というところを時計差なしまで詰めてきているので、11秒前半の脚を使ってきている。ただL2でも詰めてきているので多少の減速はあったかな。L2で10秒台後半に近い脚を使えていると思うがこれは昨年と違って直線までにエンジンをかける意識をもてたこと。これは最低限だったかな。ただトップスピード戦よりロンスパポテンシャルで良さが、という馬だけに浜中は最後の最後までこの馬を自分で勝たせに行く、というような選択を取れなかったかなという点ではもどかしさは残るけど…まあ最低限3着には来てくれたから。出し切れれば強いんですよこの馬は。前目内目で立ち回った機動力あるタイプが上位の中で一頭だけ差し込んできたのは立派。昨年よりは一段時計が掛かって標準馬場になっていたのも良かったと思う。


4着マキシマムドパリ


 15番枠からまずまずのスタートを切って外枠から積極的に先行策、最終的には内の2頭が離していくのでそれを見ながら離れた3番手と理想的な入り方で序盤を進めていく。向こう正面でも2頭を見ながら少し離れた3番手で集団を率いつつ理想的に3角に入っていく。3角でじわっと促しつつ前との差は詰めていくが一気にではなく前に仕掛けをコントロールされる形。4角で促されるが出し抜かれ気味に直線。序盤でやはりキレ負けしてそれでも食らいついて2番手をキープ。L1もクロコスミア比較で見れば差は詰めて踏ん張っていたが及ばずの4着だった。


 勿体ないなあ、ってのが正直な感想かな。3角手前までの入り方に関してはほぼ完璧だったと思う。ただそこから3~4角でペースを上げ切れず、つまり仕掛けを加減しながらになって前にプレッシャーを与えられなかったからクロコスミアに待たれてしまって直線での勝負、という形になった。L1出も伸びてはいたようにこの馬自身はまだ余力があったんだが結局はそこからの加速とトップスピードの質で見劣ったという感じ。この馬の場合基本的にはポテンシャルが武器にはなると思うので3~4角でもう少し強めに仕掛けて分散していく意識が必要だったと思うけどね。そういう競馬ができていたらペースもドスローだったしクロコスミアに対しては相当なプレッシャーをかけられた。面白かったかもしれないなとは思うが、まあ出し切って良いタイプも多かったからその辺りは着順としては難しいかな。追い切りが良かっただけにこの馬の良さを完全に出し切ってどこまで、というところを見たかったのはある。ただ最序盤から中盤までは完璧といって良いぐらい良かったし、まあ全体で見れば好騎乗だと思う。出来も良かったし、これだけやれるってのが分かったのは収穫。


5着ヴィブロス


 16番枠からまずまずのスタート、そこからコントロールしつつ好位の外で進めていく。ただいいスタートを切ってポジションを取ってかなりのスロー、というところで結構掛かりながらの競馬。向こう正面でもポジションは良いのだが折り合い重視でポジションを落として3角。3角では好位列の中目で我慢我慢、それでも4角ではスペースがあったのでしっかりとそこを使って直線で外に誘導。そこからの反応が遅くてジリジリしか伸びない。L1でもいい脚を出し切れず、スマートレイアーにも肉薄されて辛うじて掲示板は確保した。


 ん~…前走の府中牝馬Sで結構反応できたからこういう展開でもやれると思ったんだが、クロコスミアに対してこれだけ差をつけられるとは正直思わなかったかな。秋華賞も結構高いパフォーマンスで後半勝負のTS持続でもやれると思うし、ドバイでもタフな稍重でやれていた。ん~ここまで伸び切れなかったのは敗因がどこにあるのかって決めるのはかなり悩ましいところかもしれない。ただ、やっぱり本質的にはあまりギアチェンジを問われるのが得意ではないのかもしれないし、今回は掛かりながらの競馬にはなっていたからね。ドスローなので仕方ないというのもあるし、正直決定的とは思わない。本当に敗因をこれといえず、何とも言えないってのが正直なところで、実は相手がこの条件で強かったともいえるかもしれない。ミッキークイーンはかなり強いと思っているから、それが一応今回は4角出口から出し切ろうとして届かなかったということは上位2頭はやっぱり強いと思うんだけどねえ。この馬も単純に力で少し見劣ったのかも?まあ、いろいろ考えてしまうけどまとまらない。


9着リスグラシュー


 6番枠からやや出負けしてそこから内目に入って行って中団で進めていく。道中もさらに下げて後方に近いところでクイーンズリングの直後で進めていて折り合い重視。3~4角でも最内を立ち回っているが前にクイーンズリングを置いて進路がない状況で直線。序盤で加速したいところで置かれてしまって鞭が入るが伸びない。L1で進路がない状況で外に誘導、そこからは伸びてきたが9着完敗だった。


 馬に関しては思ったよりやれたな、という感じ。福永は土曜の場合は糞だなと思うけど、このエリ女に関してはある程度仕方ない。ゲートが拙かったし、クイーンズリングが結構フラフラしていて最終的にはその後ろからになって、そこから向こう正面以降で外に出すのは難しい隊列。誰かが動いてくれることを期待して最内に絞ってギャンブルというのはある程度仕方ない。ただ、この馬の適性的にやっぱり直線で加速となってしまうとギアチェンジで見劣るからこういう競馬では難しいね。L1ではそれなりに来ていたし、まあ勝ったのがモズカッチャンなわけなので、意外とこの世代牝馬のレベルが高かったのか、というところになる。この世代は評価が非常に難しいんだよなあ。強いと思ったり、でも結果が出てほしい馬の結果が出なかったり、と思えば秋に差し掛かってからは勝ちまくったり。リスグラシューの場合は今回は噛み合わなかったけど、どこかでチャンスはありそう。


9着ルージュバック


 17番枠からやや出負け、結局は中団より少し後ろでジュールポレールの後ろで入っていくことになる。道中も後方馬群の中で進めて少し下げてミッキークイーンの後ろでジッとしていて3角。3~4角でミッキーウイーンが動く中でその内目で馬群の真ん中促しながら直線に入る。序盤で反応できずに進路がなくなったので大外。そこから激しく追って確かにそこそこ伸びてくるが時すでに遅し。


 これがムーアやで。上手いなんて幻想で、ミルコやモレイラの方がよほどレースの流れに対応してくる。ムーアができるのは流れに乗ってジッとして狭いところを通して嵌れば来る。岩田や戸崎の上位互換みたいなイメージでいいと思うし上位かどうかすら怪しい。だからルージュバックみたいにトップスピードにゆったりと乗せてやらないといけない馬で動く意識を持てないから直線勝負で出し抜かれて進路取られて外に出してから伸びてくるって感じで、じゃあ最初から外から勢いつけて入って行けよって話で。ムーアスタイルに馬と展開が合えば鮮やかに突き抜けるしそうでなければそうでない。福永だってドバイや秋天のジャスタウェイで鮮烈に勝っているわけで、嵌れば強烈に突き抜けられる。例えばスノーフェアリーなんかでも別にムーアだからってよりスタイルが嵌ったから鮮やかで、嵌らなければ対応できない。ハッキリ言って流れを読む・作る力は皆無でしょう。今回もルージュバック自体はこの流れで外からしっかりと勢いづけてやれば馬場が重めでもトップスピード戦になっていたのでチャンスはあったと思うんだけどね。前走みたいに3~4角で一気にミラノが引き上げきってくれれば内目を立ち回っても勢いがつきやすいからいいけど、今回みたいに直線入りが最速であんな競馬してたら反応ができない。そういうケースに対応しようと思おうともしないからずっと一緒なんだよムーア。騎乗が上手いかは騎手じゃないから知らんが、少なくとも競馬は下手。馬に関しては前走が噛み合っていて、超高速馬場で超早仕掛け。エンジンがかかってからが勝負なのと、トップスピードの質を最大限に高めたいタイプなので、馬場が影響した面も少しはあると思う。ただ、やはりそういう勢いをつけきれない競馬になったのが最大の敗因で、一言で言えばムーアと合うタイプじゃない。


12着ディアドラ


 11番枠からやや出負け、そこからポジションは特に主張せず後方で進めていく。道中も最後方に近い位置で進めているが促しつつでもあまりついていける感じではないまま3角。3~4角でも後方で中目を追走、4角で外に誘導しながらだが直線の入りで好位列との比較で置かれる。そのまま良いところなくなだれ込んでの12着惨敗だった。


 ん~…オークスや秋華賞の比較で見た時に、ここまで伸びあぐねるのはちょっと理解に苦しむレベルかな。この馬も勢いをつけた方が良いタイプではあると思うけど、それでも紫苑Sでは来ていたし、オークスでも4F戦で上手く立ち回ったとはいえ直線では反応できていた。秋華賞が重馬場の消耗戦で上手く立ち回った分の勝利としても、オークスで単純なトップスピードの質、持続力ではモズカッチャンと比べてそこまで見劣らなかった。まあ今回はポジションが最悪過ぎたのでどうしようもない面もあるけど、モズカッチャンやリスグラシューとの比較で考えると流石にL1でもうちょっと来てくれんと…というのはある。その点で夏の札幌から使い続けてきたのはあるので、その辺りも影響しているかもしれない。



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