敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。

あの人気馬はなぜ負けたのか?
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敗因分析ができれば次に買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

宝塚記念2017

宝塚記念 2017 レース回顧・結果:サトノクラウン、ミルコのフェイクでキタサンを煽り、その流れでポテンシャルを出し切って完勝!

毎週日曜の22:00からツイキャスでの宝塚記念回顧ライブとなります。ラップや騎手など様々な観点から次のレース予想に繋がる回顧をお届けしますので、ぜひお聴きください。ライブ前にコメントで質問、レースの流れで気になったこと等を書き込んでもらえたらありがたいです!
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2017 宝塚記念(GI) 阪神芝内2200m稍
レース回顧・結果

2:11.4 60.6-59.1 S^1
12.5 - 11.1 - 11.6 - 13.1 - 12.3 - 11.7 - 11.6 - 11.8 - 11.7 - 11.8 - 12.2

 宝塚記念の全体像の読みとしては結構近いところにあったとは思う。逃げ馬が読めなかったけどキタサンが番手~2列目外で様子を見ながら、それをサトノクラウンが突くことでレースの動き出し自体は早くなり、馬場も悪くはなったので早いラップを踏ませずの完全なポテンシャル特化戦。馬場を考えると6Fでこれだけ長く11秒半ば~後半を維持し続けるのはポテンシャルが非凡でないと戦えない。ゴールドアクターを拾えなかったけど、まあこれに関してはちょっと難しかったかな。いずれにせよスローロンスパで典型的なポテンシャル特化戦。


1着サトノクラウン


 11番枠からやや出負けしたがそこからも急かさずじわっとリカバーしてキタサンブラックを意識できる中団ぐらいでまずは進めていく。前半は無理をせず、1~2角でペースダウンしたところで上手く取り付いてと結構理想的にリカバーして向こう正面では好位の外。そのままの勢いでキタサンブラックの外まで並びかけてここでキタサンに仕掛けのスイッチを入れさせて自身は後退とトラップを仕掛ける。3~4角では好位列でキタサンの一つ内、ペースが上がったところで無理なく楽に追走、4角でもキタサンブラックの直後を通せる選択を持って少し仕掛けを待ってスッと進路を取って直線。序盤で一気に突き抜けると後はポテンシャルの塊であることを示し、最後まで誰も寄せ付けなかった。


 この馬に関してはずっと一貫して言ってきていることだけど、後半のポテンシャル特化戦なら現役最強の可能性がある馬だったと。そしてそれを最強とまではいわないも高いレベルであることを証明してくれたという形。まあキタサンブラックが沈んだので何とも言い難いし、2着が完璧に立ち回ったと言ってもこういう展開が合わないゴールドアクターだったから難しいけど、このメンバー構成で雨で渋った中でのポテンシャル特化戦なら当然自信はあった。仮に万全の状態のキタサンブラックが相手でもこの展開なら捻じ伏せていると思っているけどね。ただ、思い返してもらえればいいと思うんだけど、皐月賞の時にルメールに対して向こう正面で動かなかったことで要所で置かれたのが敗因としては大きいって書いてたと思うんだが、要はこういうことなのです。レース全体のスイッチを入れてしまえば終始11秒台半ば~後半ラップをこれだけ踏めるわけで、これを活かさない手はない。緩い地点からトップスピードに乗せるのが苦手な馬なので、こういうポテンシャル型は早めに仕掛けることで5~6Fで分散して他の鋭さを削ぐ。そういった意識が必要になる。今日のミルコに関しては100点満点の騎乗ですよ。向こう正面で勝ったな、と思えるぐらい完璧やった。それと、昨年の宝塚記念では伸びなくて今年は完勝した。一見馬場も悪くてタフな競馬でごっちゃにしがちなんだけど、昨年は2秒近いハイペースで後半のポテンシャルを前半の基礎スピード面で削がれてしまったと考えるべき。今年は入りがそこまで速くなくてしかも中弛みで取り付いたこの馬としては前半急かさずいい位置を取れた形。前半の入り方、中盤のリカバーからのフェイク仕掛け、キタサンをそのトラップに乗せてからのコース取り、直線での進路の取り方。全てがパーフェクトだった。人馬が噛み合って勝つべくして勝ったと思う。キタサンどうこう関係なしに、今日はサトノクラウンとミルコ・デムーロの日だったと声を大にして言いたいね。


2着ゴールドアクター


 2番枠から好発を切って最序盤は促していたが思った以上に外の先行勢が来るので無理せず外目に誘導しつつ中団馬群の真ん中でどうにでもなる入り方を選択。1~2角で緩んだところで息を入れつつ中団馬群のちょうど真ん中でキタサンブラックを意識できる位置。向こう正面でも掛かり気味だなというところを上手くミルコが仕掛けてくれたことでレースが流れる、そこで中団の中目から徐々に内を意識しだす。3~4角では各馬が急いて仕掛けていく中で一頭だけ無理せず最内に誘導、4角でもリスクがある隊列の中で上手く我慢して直線。序盤で捌いて一気に2列目に並びかけてくると、L1で抜け出したサトノクラウンに食らいつくが流石にサトノとの差はなかなか詰まらずの2着完敗だった。


 The横山典弘。福島で結構こういう競馬をすることが多いんだけど、3角の時点でサトノ・ミルコが動いたことでペースが上がったのを確認してからは老練というほかない内へのシフト、この辺りの切り替え方が速いのが勝負したる所以だね。仮に、このロンスパの流れで外からキタサンの後ろのサトノをマークしながら進めてポテンシャル勝負に正攻法で入って行ったらちょっと難しかったかなと思う。もちろんサトノクラウンに外から蓋をされるような格好ではあったので、その辺も内に絞らざるを得ない状況ではあったけどね。ただ結果的にごまかしを利かせながらしっかりと直線で一足を使って抜け出してきたのは3~4角の立ち回りが大きいと思う。そして内での立ち回りが本来この馬の身上でもあるわけで、2着でもこの辺り上手く適性と展開に対しての判断の良さが結果に繋がったかなと思う。ただ馬券的にはゴールドアクター抜けのひとは多いんじゃないかなぁ。ちなみに土曜の高速馬場状態なら迷わずゴールドアクター本命だったんやけどね。ポテンシャル特化で2着に来るとはちょっと想像できなかったなあ。この感じだと秋の府中開催は侮れん。


3着ミッキークイーン


 8番枠から五分のスタート、そこから無理せず馬なりで中団の中目に入っていき、隊列の様子を見ながら最終的にはゴールドアクターの後ろ、後方寄りで進めていく道中サトノクラウンが疑似仕掛けを敢行したことでペースが一気に流れる中で後方の中目で様子を見つつサトノクラウンの直後を狙って3角。3~4角でもサトノクラウンの直後でしっかりと我慢、4角で手が動いて後方で直線。序盤で鞭が入るがここでの反応は一息。それでも徐々に伸び始めて3列目からL1できっちりと2列目から抜け出し単独の3着を確保した。


 この馬なんかまさに典型的なヴィクトリアマイルが合わなくて宝塚記念のタフな展開が噛み合った馬。昨年のヴィクトリアマイルみたいに超高速でも上がり切って淡々としていたら対応してきたけど、今年のヴィクトリアマイルは雨の影響で仕掛けが遅れる形に巻き込まれていたからね。エンジンの掛かりが遅いし速いラップを踏まされてもいいけど減速地点で伸びてくるのが身上。有馬や宝塚記念で善戦できるんだからポテンシャルは牝馬戦線では最強クラスだと思うけどね、今の段階ではまだ3歳馬は除くが。今日に関してはサトノクラウンの直後を取った段階で色々な意味で好走できたかなと思う。ただ、ポテンシャル特化のサトノクラウンの後ろからポテンシャル特化戦でそれ以上に差し込んでくるのは流石に難しい。ゴールドアクターの様に上手く立ち回るという選択肢もなかったし、まあ無難に乗ってくれたかなと。馬もポテンシャルの高さでここまでやれたのは今後につながるけど、昨年のヴィクトリアマイルの感じから一度天皇賞秋の舞台で噛み合ったときにどこまでやれるか見てみたいけどね。スローになりがちなエリ女を使うぐらいなら流れる可能性もある秋天とかJCとかの方がいいと思う。札幌記念とかでもいい勝負しそうだし、今年の秋のローテがどうなるか。


4着シャケトラ


 6番枠から五分のスタート、そこからじわっと促す程度で楽に先行して2番手を確保し、キタサンブラックより前で主導権を握る。道中も逃げるシュヴァルグランにじわっと競りかけるが決してペースを引き上げるというところまでは行かない絶妙なところでコントロール、しかしこれを崩しに来たミルコによって超ロンスパ戦に持ち込まれる。3~4角でも馬場の良い外目から勝負に来たキタサンブラックを内で前受けして直線。序盤で先頭列からしぶとく粘り込みたかったが流石に甘くなって最後は下がって4着完敗だった。


 ルメール的にはレースをスローに支配したいところはあったと思うし、それをしっかりとやってきたのでこれは好騎乗の部類だと思う。まあ逃げ馬がシュヴァルグランだとは思ってなかっただろうが、キタサンブラックに対しては相当なプレッシャーを与えることができた。3~4角でキタサンが上がってきたときにシュヴァルもシャケトラもポテンシャルがあるから早々簡単に前に入れさせることが無かったし、4角で仕掛けて来た時にも外に入れさせなかった。4着という結果だけど、スローからのポテンシャル戦という日経賞で見せたこの馬の持ち味を考えればこれがベストに近い競馬だったと思う。現状では立て直してロスなくきたゴールドアクターには逆転されたけど、今後も長距離戦線では楽しみな一頭。


5着レインボーライン


 7番枠から五分のスタートを切ったが行き脚が微妙、外の先行各馬も多かったので無理せず後方で進めていくパターン。内に入り込んでロスなく最後方列は岩田らしい選択。向こう正面でサトノが動いてくれたのでその流れで前がペースアップをする中外目を選択して3角。3~4角では大外から動いていく形でサトノクラウンのさらに外。4角ではキタサンブラックの直後を進めようとするがここで少し置かれるような感じになってそのスペースをサトノに取られて直線。序盤で最後方列まで下がりかけたがL1でしぶとく踏ん張って5着までなだれ込んだ。


 ん~…まあ何とも中途半端な競馬にはなったかなあ。まずこの馬の場合ポテンシャル戦でも菊花賞で高いパフォーマンスだったとは言えるがあれは高速馬場。日経賞も窮屈だったので何ともだが、今回も前半スローであそこまで後ろからとなるとポテンシャル特化でサトノクラウンの外から勝ちに行くのは流石にちょっと難しかったと思う。てっきり岩田だし早い段階で流れたなら内のスペースを探しに行くと思ったんやけどね。個人的には札幌記念で底を見せない末脚を引き出したならやはり全体のペースが上がってくれた方が良かったかなと思うし、昨年の宝塚記念のような感じの方が良かったかもしれない。今年はサトノクラウンみたいに後半のポテンシャルに特化した馬が合う競馬になっているからね。レインボーラインの評価が難しいところは、実は前半の基礎スピード面と後半のポテンシャルの、TS持続のバランスの良さで成り立っているというところがあると思う。3000で好走したけど、バランスの問題で考えれば本来は1800~2000ぐらいが一番噛み合うかもしれない。今回はステイヤー色が強いレースになったから、その辺りが噛み合い切らなかった要因にもなると思う。まあ岩田らしくない騎乗にもなったから何とも言えんが。


6着ミッキーロケット
(8人気番外)

 1番枠からまずまずのスタートを切って押して先行策、様子を見ながら外の先頭列の各馬を行かせて控えて好位の中目を確保する。2角過ぎではキタサンブラックを外において自身は内と理想的な位置取りで進め、向こう正面でのサトノの疑似仕掛けでペースが上がったところでシャケトラの後ろをついていく。3~4角でもロンスパで淡々と11秒半ば~後半を刻む中でシャケトラの直母から追いだされるがイマイチ反応がない。4角でも少し置かれるような感じになって3列目で直線。序盤でそこから追われるが手応えはイマイチ。L1まで伸びずばてず、ジリジリとなだれ込むだけの6着完敗だった。


 ん~…。想像以上に不器用なのかなこの馬。展望の段階でも内で置かれることを懸念していたけど、ここまでタフな馬場で早い段階で分散して段階的な加速でなく淡々としたポテンシャル戦だったら内でももうちょっと立ち回れそうなイメージだったけど全然だった。ここでも4角で置かれていたのが痛かったし、ここで別に大きく加速ラップを踏んでいるわけでもないからね。神戸新聞杯にしても日経新春杯にしても阪神・京都の違いはあれど外回りというのはあったし、日経新春杯は早い段階で前受けしていたからね。それでも最序盤でちょっと置かれていたし、機動力にかなり危うさがある気がするな。阪神外回りが合うのは4角下りから一気に行けちゃうからかもしれないし、内回りでコーナーで脚を使う形が良くないかもしれん。シャケトラと比較するとスローになったことでパフォーマンスを落としたと言えなくもないんだけど、それでも京都記念の内容が悪くなかったわけでスローだからと片づけるのも難しいところはある。それよりもダメなときは一貫して要所で置かれている感じなので、コーナリングが拙いのかもしれんね。そこまで悪い流れではなかったはず。


8着シュヴァルグラン(6人気番外)

 5番枠からまずまずのスタート、そこから様子を見ながら進めていたが最終的に誰も行かない、キタサンも来ないのでハナを切る形で進めていく。1~2角で減速して息を入れて向こう正面で外からサトノに煽られたキタサンがペースアップを仕掛けてロンスパ、これを一番前で受ける形。3角でも徐々に馬場の外に誘導しながら先頭をキープ、4角で手が動き始めてシャケトラ、キタサンに交わされて直線。序盤で失速、最後はキタサンがそれ以上に失速したのでこれは交わしての8着だった。


 結果的には前々で目標になってしまったうえでポテンシャル特化戦、6F戦でこうなると難しかったかなと思うが、狙っていたのであればこの選択肢は問題ないというか勝つための手段としてはアリだと思う。天皇賞春でもサトノに対してしっかりとポジションを取って前受したことで一角を崩せたし、今回はキタサンが消極策というのも十分考えられた中でゲートが良かったことからハナを切ったというのは合理的な判断だったと思う。逃げてダメだったかはわからないが今回はサトノクラウンの仕掛けでレース全体の仕掛けが早かったからどうしても厳しかったし、スローバランスではあるけど明確に長距離色が強いこの馬にとって60.6の入りで後半のポテンシャルが削がれていないかどうか?というのもわかりにくい面はある。ただ、一つ言えるのはやっぱり2200はちょっと短いと思うね。スローバランスの流れでポジションを取って甘くなったのは事実だし、春天も阪神大賞典も3000以上で淀みない中で高いパフォーマンス。この辺からも3000でようやく総合的にバランスが良くなる感じなので、2200でこの程度のスローだとこの馬にとってはちょっと速かったかもしれない。今回の福永の騎乗は個人的には良いと思うけどね。キタサンに勝つんだっていう明確な意識を持って入っていたと思うし、リスクはつきものだから。無難に乗って着を拾う必要はこの馬にはないからね。


9着キタサンブラックこちら



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宝塚記念 2017 敗因分析・結果:キタサンブラックは9着と惨敗…状態面もだが超ロンスパでポテンシャル特化戦に持ち込んでしまったのが…

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2017 宝塚記念(GI) 阪神芝内2200m稍
キタサンブラックの敗因分析

2:11.4 60.6-59.1 S^1
12.5 - 11.1 - 11.6 - 13.1 - 12.3 - 11.7 - 11.6 - 11.8 - 11.7 - 11.8 - 12.2

 大阪杯、天皇賞春を勝って春古馬三冠に王手をかけていた1番人気キタサンブラックがまさかの9着に沈んだ。敗因を分析していく。


9着キタサンブラック


 10番枠からまずまずのスタート、そこから武豊も様子を見ながら内には入り込まずに進めていたが、シュヴァルグランが思った以上に主張したので無理はせずに2列目の外で控える形。1角の入り口ぐらいでも減速地点ではあったが少し口を割って首を振るような感じで嫌がるような走り方。そこからコントロールしているところに外からサトノクラウンが突いてきたのでこれで仕掛けの意識をもって3角で勝負に行く。3~4角ではペースが上がっている中で終始3頭分外以上のロスを強いられる。4角で鞍上の手が促されて出口では明確に手が動いて直線。序盤で既に怪しくあっさりとサトノクラウンに突き抜けられる。L1では馬群に沈んでの9着惨敗だった。


 もちろん競馬の流れが全てではないし、少なくともここまで崩れるのにはそれ以外の要因を考える必要は当然ある。それでも、ラップ推移と馬場状態を考えてもかなり後半のポテンシャル特化の競馬になっていて、総合力で勝負したいキタサンブラックとしては前半のバランスは緩かったし、後半も段階的ではなくサトノクラウンに突かれてから一気に上げ切る競馬になってしまった。その結果要所での一足というのを全く残せずにペースが上がった3角手前~4角でロスの多い競馬になってしまった。スロー自体は良い馬なんだけど、そこからの仕掛けを段階的にしてやること、一気に上げ切ることなく4角でしっかりともう一段のギアを使って出し抜くのが強み。ただ今回は6Fで完全なポテンシャル戦に特化してしまった。


 ここまで崩れたのはともかく、仮に状態面を問題ないとしてもこの競馬でポテンシャル特化が得意なサトノクラウンに勝つのはまず難しかったと思う。そういう競馬になってしまった段階で武豊に責任はある。どう乗ればいいかってのは難しい展開だったと思うけど、向こう正面でサトノに突かれたときに必要以上に反応しすぎた感じはするけどね。サトノがあそこで捲って行ったなら仕方がない面もあるし、あそこは我慢して仕掛けのタイミングをコントロールする意識の方が良かったと思う。ただ、序盤から少し気負っていたところもあったし少し走りにくそうにしていた面もあった。そういう感じで馬自体が少しメンタル的に危ういところにサトノクラウンに突かれてしまったので行かせてしまった、という選択なのかなあ…という感じ。


 ただ、もちろんゴールドアクターが内内でロスなく2着なので何ともだが勝ったサトノクラウンはキタサンの近くにいたわけなので少なくとも距離ロスだけが決定的な敗因ではない。ポテンシャル特化でもゴールドアクターが来ているわけなので、これだけで馬券圏外になったというのは個人的には納得がいかない。もちろん勝ちはないなという展開になってしまったし、ロスも多い競馬になったがそれでも良い頃のキタサンブラックなら必ず一足は使って伸びてきていた。厳しい展開だったとは思っているが、ここまで崩れたのは状態面が悪かったと考えるしかないとも思う。天皇賞春の反動が無かったとも限らない、そういう負け方だったなと。なので敗因としては騎乗面でも不満は多いんだけど、単純に馬の状態面がおかしかったかもしれない。馬なりだったと思うがそれでも最序盤抑えていたわけではないしそれで行けなかったからね。その辺りからも状態面が良くなかったと考える必要はあると思う。


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宝塚記念 2017 速報・結果:サトノクラウンが突き抜けた!キタサンブラックはまさかの大敗…

2017 宝塚記念(GI) 東京芝1600m良
レース結果・入線順速報
1位入線11サトノクラウン
2位入線02ゴールドアクター
3位入線08ミッキークイーン
4位入線06シャケトラ
5位入線07レインボーライン
※最終的な着順は主催者JRAのホームページなどにてご確認ください。あくまで目視での暫定入線順としてご利用くださいませ。

 出負けした馬はおらず、揃ったスタートでヒットザターゲットが少し下がる程度。キタサンブラックがひとまず外から様子を見ながら好位、ハナを切るのはシュヴァルグラン、番手にシャケトラがつけるかアチでキタサンの競馬が難しい展開にはなった。キタサンブラックは2列目の外、2列目の中にミッキーロケットが入って内ポケットにクラリティシチー。サトノクラウンが向こう正面でキタサンブラックの外からじわっとペースを引き上げていく形で3角に入る。3角ではキタサンが外から動くような形で先頭列の外々馬場の良いところ、その後ろからサトノクラウンがマーク、レインボーラインも上がってきて直線。


 序盤でシャケトラが先頭、その外からキタサンの更に外からサトノクラウン。キタサンブラックは崩れて内からゴールドアクターがしぶとく抵抗、ミッキークイーンも食らいついてくるが突き抜けたのはサトノクラウン。キタサンブラックは馬群に沈んだ。

宝塚記念 2017 予想:本命11サトノクラウン

阪神11R 宝塚記念(GI) 芝内2200m 稍~重、標準馬場想定
展開予想
 土曜は雨の影響を考えたんだけど、やっぱりほとんど皆無というか超高速状態を問題なくキープしていた。ただ流石に土曜の深夜から結構な雨が降りそうなので、それを考えると流石に悪化するんじゃないかなと。それでも標準からやや高速までで収まるとは思っているんだけど。今年の阪神は通して異常な馬場だからね…。一応広島VS阪神がマツスタでやってたけどあの感じを見ると結構降りそうだ。

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 展開予想はyoutubeに動画をアップロードしましたのでそちらをよろしくお願いします。

2017宝塚記念の展開予想動画+出走予定馬全頭まとめ


 ひとまずキタサンブラックが外から主張、ただ行きすぎないようにゆったりとした入り方を狙ってくる。実際昨年は内枠で今回は外枠なので内の各馬の様子を見ながら、逃げないことも視野に入れつつゆったり行けるだろう。対抗するとしたらノリのゴールドアクターでハナを主張する可能性はあり得るが、キタサンの直後を狙うAプランで出していく次いでのBプラン逃げというところか。サトノクラウンは最近はゲートも良くなってきたしこの枠の並びなので積極的にキタサンブラックの番手を狙ってくる。雨の影響があるので武豊と言えどもペースはそんなに上がらず、恐らく探りながら入ってきて61秒ぐらいのペース、そこからサトノクラウンとミルコが仕掛けていくと思う。その流れでかつ馬場がどの程度か?というところ。ポテンシャル戦になる可能性が高いんじゃないかなとみている(馬場次第で全然違ってくるから前日予想としては非常に難しい…)。61-12-59ぐらいの感覚でスローロンスパを想定したい。

予想
◎11サトノクラウン

〇10キタサンブラック
★ミッキーロケット
△08ミッキークイーン
×05シュヴァルグラン06シャケトラ07レインボーライン
3連複◎〇軸★△×流し
3連単F◎〇→◎〇★△→◎〇★△×

◎サトノクラウン

 ちなみにだけど土曜の馬場の状態なら本来はゴールドアクター本命を考えていた。ただ雨が思った以上に土曜の深夜から降りそうな感じで流石に影響が出ないことはないだろうと。それなりにタフな馬場になってくる、今の馬場でも超高速状態は解消されると思うし、標準に近いぐらいだろう。これなら早い脚を要求されにくくなる可能性が高くなったしこの馬の出番。それと、昨年の宝塚記念は渋った馬場で6着に敗れているが、この時は59.1-61.3と2.2でかなりのハイペース、ポテンシャルよりも前半のパワー型基礎スピードを高いレベルで問われたことで追走に苦労し後方外々からの競馬となってしまった。またその分だけどうしても脚を削がれてしまっていたとみている。実際京都記念連覇はいずれも実質ペースではスローで、その中で後半のポテンシャルを引き出してきた。今年の場合は単騎逃げのヤマカツが60.2-61.3ハイで刻んでいるが、離れた3番手のこのサトノクラウンの位置では大体62秒前後なので実質は大体アバウトで62-59.5ぐらいの感じ、いずれにせよ明確にスローの中で3~4角でじわっと動いてL2で詰めてL1でしぶとく抜け出す競馬。12.9 - 12.4 - 12.3 - 11.9 - 11.8とラップ推移的に途中でヤマカツと入れ替わったので難しいが、恐らく実質はL2最速かなという感じでここでマカヒキには一瞬キレ負けしていた感じ。これをL1の減速地点で踏ん張ってきっちり離した格好でポテンシャルはやはり非凡。香港ヴァーズも展望記事に書いているようにスローからのポテンシャル戦で上手く3~4角で内を立ち回ったと言えどもただ一頭ハイランドリール相手に詰めていった。この辺りからも後半のポテンシャル勝負になれば最右翼。キタサンブラックが昨年の宝塚ばりに飛ばして進めてきたら難しいだろうが、最序盤はどうしてもゆったりという意識が働くだろうと思うし、この枠なのでミルコがしっかりとポジションに拘って、後はキタサンを潰しに3角手前ぐらいからプレッシャーをかけてくれれば。ポテンシャル特化戦ならこの馬がキタサンを喰う可能性は十分あると思う。その面でも馬場は悪化してほしいかな。

〇キタサンブラック

 これ以上は落とせない。今回は初めて圧倒的な1番人気になっているけど、個人的には特化戦でポテンシャル勝負になるとサトノクラウンがかなり強敵だと思っているので(ポテンシャルで最強はタフな馬場ならダイヤモンドよりクラウンかなと思っている)、今回逃げてスローに持ち込む形になると3角以降でサトノクラウンにプレッシャーを受けて加速していく必要が出てくる。これが軽い馬場なら3~4角で速いラップを踏んで外からくるサトノを振り切ることもできると思うが、明確にまとまった雨が降りそうだしそうなるとポテンシャル特化になりかねない。昨年の有馬記念ではポテンシャル戦ではあったが12.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1 - 11.7 - 12.1と上がり切らずに仕掛けを待ちながら4角で再加速するという競馬ができた分、L1の踏ん張りに繋がったと思う。ただポテンシャル特化戦でとなるとサトノが手ごわいのでこの人気で勝ちしか許されない本命を打つというのは難しい。ただ、1倍台前半に応えきれるかはともかく勝ちに最も近い馬ではあると思うし、ポテンシャル特化になったとしても前半のポジショニングの良さも含めてシュヴァルグラン、シャケトラといったところ相手を考えればこちらの方が上の評価をしないといけないかなと。3着までという観点で、余程のことが無い限りはなかなか外すイメージが想像しにくい。悩んだけど対抗にした。むしろ雨が降ってくれた方がこの馬としては安定しやすいとは思うしね。厄介なのは超高速馬場でのTS持続特化だったと思うし。その点でもより崩れにくくなったかな。

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 過小評価を受けている一頭ではあるが、ポイントはゲートになる。ただ今回は小頭数ですぐ外がゴールドアクター、まず当てにしやすい先行馬であると。この後ろを狙って行けばひとまず3列目を確保することは難しくない。ここ2走はゲートが甘くなってポジションを取り切れなかったことが敗因としては大きい。大阪杯は実質ドスローのTS持続特化で後方からではマカヒキやアンビシャスレベルでも苦しいのにトップスピードの質的に足りないこの馬ではちょっと厳しい。京都記念も後方から直線半ばまでジリジリと伸びてはきたが位置取りの差が悪くて最後は伸び切れず。内で器用に立ち回れるタイプではないが、大阪杯は同じ条件でもドスローで速いラップを要求されていたはず。そこで内内で包まれて動けないのはある程度仕方ない。今回は恐らくスローロンスパでポテンシャル戦になるとみているし、そのパターンなら内目で立ち回っても置かれず進めるんじゃないか、というところ。神戸新聞杯2着時がドスローからの12.6 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 11.7と4F戦で外回りにしては分散する競馬になったが直線序盤ではサトノダイヤモンドに肉薄する脚を見せていたし、世代で見てもポテンシャル面は屈指。キングカメハメハの仔で距離もこれぐらいが良いだろう。日経新春杯の内容的にもシャケトラよりこちらを評価したいかな。

△ミッキークイーン

 難しいところだがいずれにせよ出し切ってくればパフォーマンス的には通用していい。有馬記念が善戦と言って良い内容で、61.0-59.4とかなりのスロー、単騎で是で実質は超スローからの12.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1 - 11.7 - 12.1とポテンシャル戦、しかもL3の4角で少し減速ラップという流れ。3~4角で好位列の内目で少し待たされつつ、4角出口でゴールドの直後を取るがここでちょっと置かれてしまって直線でジリジリとという感じ。内内で立ち回ってというのがあまり得意な馬ではないし、要所で動かす意識を持って入ってやらないとこうやって要所で置かれがちになる。これは前走のヴィクトリアマイルは極端にせよ、エリ女でも加速地点で同じ位置にいたクイーンズリングにあっさり差をつけられているように基本的に機動力が無い。なので今回は面白い条件で、サトノクラウンがキタサンブラックマークで潰しに行く可能性が高い。そういうパターンで突っ込んでくるのがこの馬だと思うので、その点は怖い一頭。ただ、敢えて言えばポテンシャル戦では有馬記念でも少し差があったので、できれば高速馬場で早めに仕掛け切ってのTS持続特化でズドンが見たかったかな。その点では雨の程度次第だけど、まあ素材を評価して。

×シュヴァルグラン
 福永の乗り方次第だと思うが、ポテンシャル戦ではちょっと足りない面は見せていて、有馬記念が61.0-59.4で単騎、実質は超スローぐらいの中での12.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1 - 11.7 - 12.1とポテンシャル戦を外から動く形で甘くなっての6着。JCは悪くなかったが61.7-58.9と2秒近いかなりのスローからの12.3 - 11.9 - 11.2 - 11.4 - 12.1とL3最速TS持続戦でL1ジリジリ、完敗の3着。この辺りからも2500以下でポテンシャル戦となるとキタサンブラックには明確に見劣る。距離を延ばしてどちらも比較的平均的に刻んできたここ2走で結果、特に前走の天皇賞春でも積極的にポジションを取ったことで良さが出たわけで、今回は2200で中途半端な枠、前を取れるかは疑問がある。そのうえスローロンスパだと前を取ってきそうな外枠のサトノクラウンの外から勝負に行ってねじ伏せきれるか?は微妙。有馬のキタサンに内容的に惨敗なので、あのパターンを考えると2200では少し難しい。とはいえこの面子だとポテンシャル面では上位なので。

×シャケトラ

 切りたいところを押さえた枠。ただ、日経賞の内容的に見てもスローからのポテンシャル特化戦でかなり強かったのは事実だし、ここでレインボーはスムーズさを欠いた、ゴールドアクターは2段階加速に持ち込めない展開で苦しかったにせよこの2頭を撃破できたのは一定の評価が必要。ただ日経新春杯では平均で流れていたとはいえ2kgの斤量差を活かしてもミッキーロケットを捻じ伏せきれなかったし、現時点ではまだ何とも言い難い。3着押さえまでにしたのはその辺。

×レインボーライン

 ハイペースまで行くと面白いかなとは思っているが、末脚の絶対量そのものは超一流レベルには見劣っている。菊花賞では強い2着だったけど、サトノダイヤモンドに前目から進められてほとんど差を詰められていないし、相手も3000のエアスピネルや劣化したディーマジェ、ミッキーロケットは包まれて上手くポジションを上げられなかったというのもある。JCは後ろ過ぎたのはもちろんあるし悪くない競馬だったがそれでもキタサンブラックには完敗。日経賞は3~4角で待たされたのが響いたし、春天は出遅れが全てだがそれにしても伸び自体が無くてゴールドアクターに見劣ったのも不満。状態面で上がり切ってない可能性もあるし、基本的に厳しい流れの中でも一脚を使ってくる札幌記念の内容を評価しているので、ペースをコントロールされて後方からだとなかなか簡単ではないだろうと。押さえまで。
 宝塚記念予想の際、ご紹介したいのがダービージョッキー大西直宏擁する「ワールド競馬WEB」。大西騎手は実際にサニーブライアンであっと驚く逃げでクラシック2冠を制するなど、G1競走での勝負勘に優れる。曰く、、「宝塚記念は2017年春G1で1番自信がある。この3頭の1点勝負でいい」とのこと!↓↓

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宝塚記念 2017 展開予想動画+出走予定馬全頭まとめ

2017宝塚記念の展開予想動画+出走予定馬全頭まとめ


 というわけで宝塚記念の展開予想動画をyoutubeの方にアップロードいたしました。よろしくお願いします。今年は簡単そうで案外難しいな、というのと馬場が全く読めない。80mm近く降ったっぽいので流石に全く影響が無いとは思わんが、如何せん先週が異次元の超高速馬場だったことと最近は開催中の雨でなければそこまで馬場悪化しないから、決めつけずに土曜のレースをしっかりと見ていきたいね。特にGI週の場合は土曜から日曜でガラッと変わることもしばしばあるし。ただ日曜も雨予報っぽいので…。まあ難しい。以下は宝塚記念の予想用、出走予定馬全頭まとめ+アルファです。



直前追切1週前追切血統データラップデータ枠順考察

ミッキーロケット
ゴールドアクター
スピリッツミノル
クラリティシチー
シュヴァルグラン
シャケトラ
レインボーライン
ミッキークイーン
ヒットザターゲット
キタサンブラック
サトノクラウン



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