2006年04月22日

英文の読み取り方 (1)


☆ 英文の勉強も学年が進むにつれて難しく感じることが多くなって来ます。新たに覚えなければならない語句が加速度的に増えて来ると同時に、一つの文が長く複雑になって来る事が原因です。

☆ 中学前半で扱う英文の様に、一つの文が短くて含まれている単語の数が少ない時には、個々の単語の訳語をつなげて意味が通るように考えるだけでも、読み違えることはまずありません。そのため、文の意味を判断する時に、英文をバラして一つ一つの語句の訳語を組み立てる癖がついてしまっている人もいます。語句の意味さえ判れば英文の意味が取れると思っている人も、かなりの数見られます。

☆ 特に、語句の暗記に手抜きをしたと自覚している人の中には、内容が読み取れない長文に出会うと、単語力不足が原因だと判断している人が多いものです。確かに、それも一つの原因ですが、文の構造の点に注意が向けられていないために内容が判らない場合の方が遥かに多いのが実際のところです。

☆ ところが「単語の意味さえ判れば」と思っている人が本気で勉強を始めると、単語・連語の暗記ばかりに力を入れる事になり易く、語句の知識がかなりついてきた時点で初めて「語句の意味が判っても文の意味がつかめないことがあることに気付くということになります。(次回へ続く)  
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2005年12月08日

受験校の選定にあたって

 
☆ 実際に願書を準備する時期になりました。
 具体的にどこに願書を出すかについて悩んでいる人も多い事と思います。
 
☆ 第一志望に合わせて勉強を続けてきて
 模擬試験の判定が安定して合格ラインに達している場合には
 迷うことは無いと思いますが、
 実際にはこういう人は余り居ないものです。
 
☆ 第一志望に不安があると、ランクを下げたくなりますが、
 ここに危険があることも忘れないで下さい。

☆ ランク表を見ると
 受験校を下のランクに移せば
 合格の可能性が高くなるだろうという気になりますが、
 入試問題には出題校それぞれの個性があるので
 必ずしも得点し易くなる訳ではありません。

☆ 長い間第一志望と考えて
 その入試問題に焦点を合わせてきた人にとっては、
 その学校・学部の入試問題が
 一番得点し易くなっているものです。
 又、合格の可能性の判断に使った模擬テストが
 その学校の入試問題の傾向と違っている場合も多いものです。

☆ 受験校を変更したり併願校を決めたりする場合には
 単に偏差値やランク表だけで判断せずに、 
 ー分がどのようなタイプの問題を得意としているか
 △修粒惺察Τ愽瑤硫甬遒量簑蠅覇静世任るか
 L狼璽謄好箸侶覯未自分の志望校について信用できるか
 などを総合して判断することが大切です。

☆ 受験生一人一人の事情は違いますから
 一般的には言うことはできませんが、
 私が今までに見てきた受験生達の例では
 第一志望に思い切って挑戦した人の合格率は
 ランクを下げた人よりもずっと高くなっています。
   
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2005年03月08日

英語の学習法のヒント  〔機

 ☆ 中学校に入って、これから本格的に英語に取り組むことになる人もたくさんいることでしょう。そこで今月は、英語の勉強を始めるにあたって意識しておくべき点について述べてみたいと思います。

 ☆ 一般的にスタ−ト時点では、口頭での言葉のやりとりが授業の中心です。間もなく、単語や文を読む段階になり、すぐに書かされることになります。この時点から、単語のつづりを覚えるという事が問題となり始めます。テストでは、どうしてもペ−パ−が主となりますから、つづりが正しく書けないと良い得点にはなりません。そこで多くの人が、つづりを書けるように覚えるという点に、精力と時間を使い始めます。

 ☆ 単語のつづりを覚えるという事自体は、確かに英語習得の上で重要なことですから、これに時間をかけるのは当然のことだと言えましょう。けれども覚えなければならない単語が増えてくると、発音に注意を払わずに、目で見た単語を書き写すことにばかり気を取られる人が段々多くなってきます。こうなると、能率は上がりませんし、力も伸びません。

 ☆ 言語は音声から始まったものです。それを表記する文字は、ずっと後の
発明品です。文字は音に変えられて初めて言葉となります。特に、アルファベットは、漢字などと違って単に音のみを表す文字ですから、音と切り離してつづりだけを睨んでいても意味は出てきません。言葉を覚えるということは、まず音を覚えるということです。発音と意味をしっかりと結びつけて記憶するのが第一歩であることを意識してください。

 ☆ 文を扱う場合にも音声との結びつきは第一に意識すべきことです。英語を習い始めた段階では、誰でも音読にかなりの時間を割きますが、扱う文が次第に長くなってくると目で見るだけになる人が増えます。黙読でも、頭の中で音声に置き換えた上で意味を取っていれば良いのですが、つづりからすぐに日本語の意味に置き換えようとする人もいます。単語を視覚的に捕らえると、読み違えも多くなります。面倒くさがらずに音読を習慣付けましょう。

  
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2005年02月06日

暗記はどのように勉強したらよいか

 ☆どのような教科であっても、一定の知識を前提として、先の勉強が進められる以上、「覚える」という作業から逃げることはできません。学問の核は知識ではありませんから、勉強の中心も暗記ではありませんが、勉強をする人、特に試験のために勉強する人にとっては、暗記が大いに問題となることは、間違いありません。どうせ逃げられない暗記なら、できるだけ効率の良いやり方を身に着けなければ損です。今回は、そのためのヒントを書いて見ます。

 ☆私が学校で英語を習っていた頃〈もう40年以上昔ですが〉は、宿題として新出単語を何回ずつも書かせた先生がいたものです。テストで間違えたときは何十回ずつも。「何回も書けば、手が覚える」と言われました。勿論、人間だって体で覚えることはできます。しかし、人間の身体能力は犬にはかないませんし、その犬でさえも、一つの芸を覚えるのには、大変な時間がかかるものです。覚えるための方法としては決して誉められたものではありません。確かに、実際に書くことは、つづりを覚えるのに必要な作業です。けれども、おなじ単語を何度も繰り返して書くことは、殆ど無意味です。もう今では、こんな指導はまず見られなくなりました。

 ☆「なかなか覚えられない」と嘆く人はたくさんいますが、実は人間の脳の記憶する能力は大変高いものです。目が何かを捕らえると脳はすぐに記憶してしまいます。「覚えられない」とか「忘れた」というのは、その記憶が引き出せなくなった状態です。脳にはちゃんと入っているのです。その証拠に、幼い頃の忘れてしまっている記憶も、催眠術をかけて巧みに質問すれば、驚くほど正確に出てきます。

 ☆とは言うものの、テストの時に毎回催眠術をかけるわけにはいきません。自分で記憶を引き出さなければならないのです。従って、暗記の勉強のポイントは、記憶を引き出すための手がかりをどうやって与えるかという点です。つまり、覚えようとする人がしなければならないことは「覚える練習」ではなくて「思い出す練習」だということです。

 ☆暗記勉強のポイントが思い出す練習にあるとすれば、一つのことを覚えるのに長い時間をかけるのは賢明ではありません。一回は短い時間で切り上げて、間隔を置いて、思い出せるかどうか試してみることを繰り返すことです。思い出しやすいものもあれば、非常に思い出しにくいものもある筈です。思い出しにくいものについては、次に思い出す時の手掛かりをつけて記憶するように工夫することが大切です。

 ☆一般的には、一つの語だけよりは、関連のある語をグル−プとして覚えるほうが、思い出すための手掛かりが多いことになります。単語の意味を覚える時には、単語集に書いてある意味くらいは全部覚えようとしたほうが楽な筈ですし、単語を覚える時には、まとまりのある句の形で覚えたほうが思い出しやすい筈です。いずれにせよ、練習を繰り返しながら、自分で自分に合った方法を見つけることが大切です。  
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2005年01月12日

入試直前の塾生諸君へ

☆ 推薦で大学・高校が決まった人達が周囲に増えてくると、「自分は一般受験で頑張る」と決意していた人でも、なんとなく焦って落ち着かなくなる事があると思います。

☆ けれども、入試が始まっても、まだ一日ごとに力が伸びているのが受験生です。最後の時期にどれだけ充実した勉強が続けられたかが、合否に大きな影響を与えます。

☆ 「先の結果が心配で落ち着いて勉強ができない」などというのは大変につまらないことです。結果は後からついてくるものです。

☆ 入試がすべて終わるまで、まだ何百時間もある筈です。その一時間一時間を、自分が納得できるように、充実した使い方をすることだけを考えて勉強して行って下さい。  
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