コニーが打つ準備に入っていたとき、キャサリンは空の雲行きが悪くなってきたのに気づいた。最初のティーショットを終えて、カートに乗り込んだ。ついさっきまで素晴らしい天気だったが、雲行きが怪しくなっており、むし暑くなってきたようだった。最初の一打は、二人とも狭いフェアワェイに打ち込んでいたが、キャサリンのセカンドは大きく右へ曲がり、茂みの中に入っていった。コニーはキャサリンを降ろし、キャサリンは自分のボールを探しに茂みに入っていった。ボールを捜すために誰も助けを呼ぶことが出来ず、キャサリンはぼやきながら、しばらく7番アイアンで茂みを掻き分けてボールを探していたが、ついにあきらめた。彼女は、他のボールで再スタートするために、バッグを積んであるカートをこちらに運転するようにコニーを呼んだ。しばらくしてコニーが運転してきたが、明らかに遅れていることに対して不機嫌になっていた。キャサリンは違うボールを落として、再スタートした。

そのホールが終わると、コニーはスコアカードに記録を始めた。キャサリンのほうを振り返り、言った。「ちゃんとロストボールのペナルティもカウントしてね」「あんたは自分のスコアだけ気にしてればいいのよ、ビッチ」キャサリンは言い返した。「それじゃあダブルボギーね」コニーは答え、ほくそ笑んでスコアを記録した。「わたしの拳骨であの女の顔を殴ったらどんなに気持ちがいいかしら」キャサリンは考えていた。カートに戻って、居心地悪く、黙り込んだ。雲はますますニューメキシコの空をどんよりとさせていた。次のグリーンでは、キャサリンは、コニーが自分のパットの位置を測るために、堂々とキャサリンのラインの上を歩いているのに驚いた。「すいません、そこ、ライン上ですけど。このスラット」コニーははじめて気がついたようにあたりを見回した。「あら、ごめんなさい」コニーは動く前に、反省の色を全く示さずに、つぶやくように言った。

次のホールでは、キャサリンは「次は私の番だわ。」そう力強く言って、ボールを置いた。コニーは驚いたように目を回したあと、キャサリンに場所を譲るために、自分のボールを取って前かがみになった。コニーは前かがみになりながら、同伴プレイヤーに、露骨にレースのパンティを履いたお尻を見せつけた。「わたしはあんたと違ってマナーは守るわ。この牝豚」キャサリンは、ティーショットを打つ準備をしながら言い放った。「なんていった?」コニーは怒り気味に言った、二人の女は向かい合って睨みあった。「聞こえたでしょう」キャサリンは言った。二人はしばらくの間にらみ合っていたが、遠くに雷が鳴るのが聞こえた。互いに飛び掛ろうとしたが、他のグループに見られることを意識して、何とかその衝動を抑えた。しばらくして二人とも不満げにうなりながら、その場を離れ、キャサリンはショットを放った。

プレーが進むにつれ、お互いスコアを報告する以外は沈黙を続けた。コニーは全てのグリーン上で、ボールと取るために体を曲げて、わざとお尻をキャサリンに見せつけた。キャサリンはこの行動に怒りを感じていた。彼女は言葉では聞こえないが、明らかに態度で馬鹿にしている行動に我慢できなくなっていた。二人の沈黙のプレーは続いていたが、空気はますます重くなり、雷もだんだん近くで聞こえるようになった。
8ホールが終わり、カートに戻った。横に並んで座っていたが、キャサリンは彼女の同伴者に対する嫌悪に耐えられなくなっていた。二人は横に座ったまま長い間、激しくにらみ合っていた。雷は段々と大きくなり、小雨がぱらついてきた。雨が降り始めたことでにらみ合いは終わり、空を見上げて、コニーはアクセルを踏んで次のグリーンに向かった。

コースを回りながら。キャサリンは今までのゴルフ経験で最悪のゴルフに違いないと考えていた。小雨はいっこうにやむ気配がなく、逆にひどくなってきた。二人はお互いに対する嫌悪感をあからさまに表現するようになっていた。17番ホールで状況はさらに悪くなってきた。二人が同時に後部シートのゴルフバッグを下ろそうとした際、コニーはわざとお尻をキャサリンにぶつけた。すぐに二人は互いをにらみ合い、体を押し付けあった。コニーは言った「やりたいの?」「かかってこい、カント」キャサリンは言い返した。言いながら、体をぶつけ合い押し合った。だが、雲行きはさらに荒れ模様になり、雨も激しさを増した。二人はしぶしぶ分かれ、不平を漏らしながら、カートに戻った。雨は激しく降り注ぎ、風も強くなってきた。

運転席にいたキャサリンは、
17番と18番の間の木陰にある小さな休憩所にカートを向けた。コース上にはいくつかの休憩所が設けてあった。だが休憩できるような場所はなく、ほとんどスペースがないトイレだった。簡易トイレとほとんど大きさは変わらなかった。でも二人の女は車から飛び降り、中に入って、扉を閉めた。中に押し入って、暗くて狭い場所で息を荒くしていた。二人とも雨でびしょ濡れになっていた。キャサリンはドアに寄りかかっていた。そしてコニーはトイレの壁に背中をつけていた。二人は6インチ以下の距離にいた。「くそったれ。あんた、どうしようもない腐れマンコね」コニーが罵った。「わたしのマンコのことなんかほっといてよ、このスラット。あんたのよりはずっとましだわ」キャサリンは答えた。二人はとても近いところに立っていたが、ほとんど相手が見えなかった。小さな屋根の端から、やっと暗い日光が差し込んでいるだけだった。屋根のほうに空気の穴がある以外は換気扇もなかった。二人の女の感情と同様にその場所も急激に熱くなってきた。お互いさらに顔を近づけた。「ファッキングスカンク」コニーは罵った。「かかってこい、ビッチ、あんたと私で、今すぐ決着つけようじゃないのさ」キャサリンは挑んでいった。「それじゃあ、始めましょう。この商売女」コニーが答えたの同時に、二人は体をぶつけて髪の毛を掴んだ。